ジムⅢ/ヌーベル・ジムⅢ

登録日:2011/12/25 Sun 11:51:38
更新日:2024/03/21 Thu 21:06:48
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ジムⅢ及びヌーベル・ジムⅢとは、『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』などガンダムシリーズに登場する量産型MSである。






ジムⅢ

GM Ⅲ

【性能諸元】

型式番号 RGM-86R(宇宙用)
RGM-86G(地上用)
所属 地球連邦軍
エゥーゴ
カラバ
ネオ・ジオン軍(鹵獲機)
開発 地球連邦軍
カラバ
生産形態 量産機
頭頂高 18.0m
本体重量 38.6t
全備重量 56.2t
出力 1,560kw
スラスター推力 20,300kg ×4
総推力 81,200kg
センサー有効半径 10,900m
装甲材質 チタン合金セラミック複合材(一部ガンダリウム合金)
武装 60mmバルカン砲 ×2門
ビームサーベル ×2
ビームライフル
肩部ミサイルポッド ×2基
腰部大型ミサイルランチャー ×2基
シールド
ビームジャベリン
主なパイロット 地球連邦軍一般兵
エゥーゴ一般兵
カラバ一般兵
ダカール守備隊
トリントン基地一般兵
ネオ・ジオン一般兵
ドゥーエ・イスナーン
ダニー・セケンド
ガイウス・ゼメラ
ボッシュ・ウェラー
傭兵



【機体解説】

グリプス戦役終盤から終結後にかけて配備が進められた地球連邦軍の主力MS。
型式番号は基本的に「RGM-86R」が用いられるが、一部の媒体では地上用を「RGM-86G」とするものもある。

ジムのマイナーチェンジ機であったジムⅡの後継機である。
次世代機のジェガンがジムシリーズとネモの混血であるので、ジムの直系としては最後の機体となる。
本機の立ち位置については長らく「基本は残ったジムIIを改修、新造機についてはヌーベル・ジムIIIとして区分」という事になっていたが、
近年の資料では「素のジムIIIも新規生産機、一部ジムIIからの改修機もある」という形になっている。


グリプス戦役の終結後、ティターンズの崩壊によって彼らが主導していた兵器開発が軒並み中止かストップ、エゥーゴやティターンズに比べて旧態然としたMSが主力の連邦正規軍はこれを憂慮したが、代わりを探そうにもエゥーゴにおいてジム相当の主力MSの役割を果たしていたネモも、拡張性の低さや装甲が全てガンダリウム合金ゆえのコストの問題から主力として運用するには難のある機種であった。

そこで、正規の主力量産機(=ジェガン)開発までの繋ぎの延命策としてジムⅡをベースとした改修計画「GMⅢ計画」が推進された。
開発に関しては不明瞭な点も多く、「カラバによる単独またはカラバとアナハイム社の共同開発した機体を組織統合後に連邦正規軍でも採用した」とする説、「最初から連邦軍も関わっていて正規軍、エゥーゴ&カラバと平行して運用されていた」とする説などあまり明確にはされていない。

GMⅢ計画そのものはグリプス戦役半ばにはかなり進められていたようで、「ハイザックやジムⅡに物足りなさを感じた為にその代替機として発案された」「不採用とされたパーツが反ティターンズ組織に流される」「グリプス戦役末期にはジムⅡから機種転換した正規軍の部隊が現場に復帰する」「ペズンの反乱事件(グリプス戦役末期~第一次ネオ・ジオン抗争序盤と同時期)の際に複数の勢力で大規模なジムⅢの部隊が編成されている」など、ティターンズの壊滅直前には実機の配備が始まっており、ティターンズ崩壊後に慌てて始められた計画ではないと思われる。


その設計にはガンダムMk-Ⅱバーザムの技術が応用されていて、機体の3割強はMk-Ⅱと同じパーツが使用されている。
腕・脚部の部分的なムーバブルフレーム化や装甲材質及びセンサーの大幅強化など、全体的に性能は飛躍的に上昇した。
特にバックパックはMk-Ⅱの物の量産タイプで、ジムⅡに比べて総推力は1.3倍以上、推力重量比は1.05から1.44へと大きく増加している。
なんとカタログスペック上はリック・ディアス百式マラサイ、そしてガンダムMk-Ⅱとほぼ同等の性能を発揮できる。
アビオニクスや制御系には旧ジオン系の技術を取り入れており、頭部も新型に交換されている。
なおMk-Ⅱと違い腕部・手部エネルギー供給回路は堅持しており、ビーム系武装に専用装備以外使えないという事も無くなっている。

このように従来のジムタイプの設計から大きく手が入っており、「改修によるバージョンアップ」といっても手足・頭部・バックパックの総取り替えになるので、とても安価・簡便にとはいかなかったであろう。
但し、中心となる胴体部分(胸部・腹部・腰部)はジムⅡからほとんど変わっていない*1
A.O.Z.Ee-BOOTではジム改ベースのジムⅡから更に改造されたと思しきジムⅢが僅かながら系譜図に描かれている。


ジムシリーズ譲りの汎用性の高さはもちろん引き継がれているが、本機は各部にラッチを設けることでオプションの外装化を図っている。
これによって、多種多様なミサイルランチャーを増設して支援MSとして運用したり、Gディフェンサーを装備して戦力を底上げしたりする事も可能になった。
かつての様にわざわざ砲撃支援型高機動重装型といったカスタム機種を製造せずとも、
オプション換装によって一機種のみで様々な用途・任務に対応可能となり、多様性が高められた設計であると言える。
これらのオプションはパージが可能なので、撃ち切ってもデッドウエイトにはならない優れ物。
スタークジェガンはこの部分を参考に開発された。


総合的な性能はガンダムMk-Ⅱに匹敵するとされ、ガルスJズサドライセンのような火力を始めとした性能が飛躍的に上昇していったネオ・ジオンの高性能MSとも互角以上に戦えるだけの性能を発揮できた。
量産機として必要十分な性能と、量産機たるに相応しいコストや整備性を備えた、「優秀な主力量産機」と呼べる立派な「ジム」である。

またジェガンの配備が進んでもジムⅢが全て廃棄された訳ではなく、数十年後まで長期間にわたって運用されている。*2
配備から五年後の第2次ネオ・ジオン抗争時にもまだまだ現役であり、νガンダム達と共に落下するアクシズを支えた。
地球の危機に、典型的なジム顔・ジム型のMSが最新鋭のガンダムのもとへと駆け付けた熱い場面である。


それからさらに三年後の宇宙世紀0096年ガンダムUCにも登場。若干ヌーベル・ジムⅢに近いデザインになっている(理由は後述)。
ラプラス戦争時にもいまだ現役であり、補給艦の護衛を担当したロンド・ベル隊に所属するジェガンのシールドを装備した機体や、ネモやジムⅡ等と共に抵抗しているダカール防衛隊所属のビームジャベリンを装備したエゥーゴカラーの機体、トリントン基地所属のデザートカラーの機体が確認されている*3
装備更新が後回しにされていると思しきダカールやトリントン基地等の辺境地域では、指折りの性能と整備性を誇るジムⅢは、主に指揮官用の機体として活躍しジオン残党軍に抵抗していた。
やられ役に徹していたジムⅡやネモ*4と違って一定の見せ場はあり、ボロッカスにやられる連邦軍の一般機の中でもまだ優遇されていた方ではあった。
とか言ってたらボッシュ・ウェラー専用機の販促動画にてギラ・ドーガ3機に対して無双するシーンが描かれた。非常にかっこいいのでジムⅢファンは必見である。


その後宇宙世紀も110年代にも達すると流石に旧式化著しく、ホビーMS・作業用モビルワーカー(MW)として軍から民間へと放出されて傭兵などで運用されていた。


カラーリングは、連邦軍所属機は赤基調のジムカラー、エゥーゴ及びカラバの所属機はエゥーゴ所属のジムⅡと同様の緑基調。
……だったはずなのだが、上述の一連の映像作品において、連邦軍に所属するはずの機体もなぜかエゥーゴカラーで登場している。
どうも連邦カラーの機体はあまり出回らなかったらしく、エゥーゴ・カラバが合流した後もそのまま使用していたようである。
そんな訳で連邦カラーは一部のゲームにしか登場しておらず、ほぼ死に設定となっていた。
しかしプラモデル「ボッシュ専用機」が「エンブレムを貼らないことで連邦軍所属機カラーになる」ということで少しだけ拾われた。


ゲームブック『シャアの帰還』では、チバシティの連邦軍工業基地に配備されているものが、アウドムラを占拠するために侵入したシャアの敵として立ちはだかる。
シャアはこいつに対抗するため、基地内に並んでいるリック・ディアスギャプランリゲルグのうちどれかを奪う事になる。




ヌーベル・ジムⅢ

NOUVEL GM Ⅲ

【性能諸元】

型式番号 RGM-86R
所属 地球連邦軍
エゥーゴ
カラバ
エイノー艦隊
エアーズ市民軍
開発 地球連邦軍
カラバ
生産形態 量産機
頭頂高 18.42m
本体重量 42.30t
全備重量 68.22t
出力 1,620kw
スラスター推力 20,300kg ×4
総推力 81,200kg
センサー有効半径 10,900m
装甲材質 チタン合金セラミック複合材(一部ガンダリウム合金)
武装 60mmバルカン砲 ×2門
ビームサーベル ×2
ビームライフル
肩部ミサイルポッド ×2基
腰部大型ミサイルランチャー ×2基
シールド
主なパイロット 地球連邦軍一般兵
エゥーゴ一般兵
カラバ一般兵
エアーズ市民義勇兵
レックス・ファビオ



【機体解説】

先述した通り、ヌーベル・ジムⅢとはジムⅢの新規に設定・生産された機体のことを指す。
ちなみに「ヌーベル」とはフランス語で「新しい」という意味。
主に『ガンダム・センチネル』に登場した。


こちらはガンダムMk-Ⅱのパーツが改修タイプジムⅢより多く使用されており、ジェネレーターもさらに強力な物に換装されている。

改修タイプのジムⅢとの差異は

  • 頭部をバルカン砲の装弾数増加・センサー強化を図った新規設計の物に変更
  • 前腕部など一部パーツや武装をガンダムMk-Ⅱから流用
  • ジェネレーターの高出力化
  • 出力アップに伴い胸部ダクトを4基に倍増、コックピットハッチの装甲も強化
  • フロントアーマーに出力強化システム・ユニット(ガンダムのヘリウムコアの改良型)を装着
  • アンクルアーマー後端にフィールドモータ・アンプリファイアを装着

等々が挙げられる。

この強化により、性能的にはよりガンダムMk-Ⅱに近づき、簡易量産型と呼ぶべき物となっている。
また既存のミサイル類に加えて、ビームライフルなどの携行火器もMk-Ⅱの物を流用したことで不安のあった継戦能力が改善された。

新規設計の頭部や4基に増えたダクト等によってマッシブになった体型が特徴的なので、
一見すると改修型とは同じジムⅢとは思えない機体に見えるが、追加されたパーツを外すと頭部と腕部以外は改修タイプとあまり変わらなかったりする。


ガンダムMk-Ⅱの量産機には既にバーザムや、よりMk-Ⅱに性能を近づけたバーザム改が存在するが、
あちらが「ガンダムMk-Ⅱの設計を流用して開発された量産機」であるのに対してジムⅢは「既存の量産機にMk-Ⅱの技術を投入した改修機」という真逆のアプローチである。
ティターンズやニューディサイズの壊滅に伴って歴史の影に埋もれていったバーザム系に比べてヌーベル・ジムⅢは少数ながらもジェガン採用まで生産が続けられ、バーザムとは好対象の機体に仕上がっている。

しかし、大きく強化されたぶんコストも高騰してしまっていたために改修型に比べて生産機数は多くなく、
後期生産型はジェネレーターをネモの物に換装した廉価版となっていたが、結局ジェガンの登場によって配備は限定的になってしまった。


ネモの後継機として主にルナツーなどの宇宙基地に配備されていたとされ、ペズンの反乱時においては討伐部隊の主力として連邦軍と、
ニューディサイズに寝返ったエイノー艦隊、ニューディサイズに協力する月面・エアーズ市の義勇軍で使用され、同型が敵味方に分かれて戦った。


メタな視点でも『ガンダム・センチネル』の権利の都合で映像作品への登場や、プラモデルの発売などは無い悲劇の機体でもある。
いちおう、漫画作品『機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ』にも登場しているぶん、他のマイナー機よりは救いはある方だろう。




【武装】

  • 60mmバルカン砲
連邦軍系MSお家芸の頭部に2基設けられたバルカン砲。
コンピューターの関係で外装式にせざるを得なかったガンダムMk-Ⅱとは異なり頭部内装式に戻されている。

ヌーベルジムⅢは頭部が新規設計で拡張されている為、装弾数が増加された。


  • ビームライフル
ジム系やネモ系が幅広く使用していたBOWA BR-S-85-C2タイプと同じデザインだが、ジムⅢの物は改良されて百式並みに出力強化(1.9MW→2.8MW)と軽量化が図られている。
但し仕様は内蔵E-CAP方式のままなので、出力が高いとはいえEパック方式に比べて継戦能力には問題がある。*5
後にフォアグリップをスティック型のEパックに変更した改造型も開発されたが、あまり製造数が多くなかったらしく普及には至らなかった。*6
とはいえ完全に出回らなかった訳ではなかったようで、取り回しの良さからスタークジェガンがこのEパック式に改造したライフルを装備したケースも見られた。

ヌーベル・ジムⅢはガンダムMk-Ⅱと同型のXBR-M-86型ビームライフルを装備。
これにより火力の底上げと継戦能力の向上に成功した。

この他、ジェガンのビームライフルも使用可能。


  • ビームサーベル
バックパックに合わせ、こちらもMk-Ⅱと同型の物(角柱型グリップ)を2本装備。。
但しビーム発振器はMk-Ⅱ用のやや特殊な機構ではなく一般的な量産品を用いており、誤差程度ではあるが出力が低下している。*7


  • 肩部ミサイルポッド
両肩用の増設ミサイルランチャー。
火力重視の中型ミサイル4発を搭載したノーマルミサイルポッドと、制圧力重視の小型ミサイル15発を内蔵したオプションミサイルポッドの2種類が用意されていた。


  • 大型ミサイルランチャー
両腰に増設可能なミサイルランチャー。
こちらはよりネオ・ジオンの重MSとの戦闘を想定した大型の高性能ミサイルが1基あたり2発、合計4発装備されている。
ミサイルには4枚の高機動プレートとマルチシーカーが備わっており、ミノフスキー粒子の影響下でも長射程で高い誘導能力を発揮し、重MSも一撃で破壊する威力を誇る。

ヌーベルの方の設定画によれば、サイドスカートのランチャーを用いずともコネクタを介してバックパック上部に直付けすることも可能らしい。


  • シールド
初代ジムから変わらないデザインのルナ・チタニウム合金製シールド。
ジムⅡの物の改良型で、軽量化しつつ耐ビームコーティング剤の改善などが図られている。

ヌーベル・ジムⅢはガンダムMk-Ⅱと同型のRX・M-Sh-VT/S-0001型シールドを、ロンド・ベル隊のアイリッシュ級戦艦オアシス所属機はジェガンのシールドを装備していたので連邦規格の物なら大体は使えるようだ。


  • ビームジャベリン
『UC』に登場したダカール防衛隊の機体が使用。
ダカールを襲撃したジオン残党のMSを市街地で爆発させずに撃破するために持ち出したものと思われる。
これ自体はガンダムの時の様な伸縮機能の無い量産モデルであるらしい。

なお、バックパックのホルダーに自前のビームサーベルが2本とも付いたままで、かつビームジャベリンのグリップは角柱型ではなく円筒型なので、明確に標準武装ではなくオプション武装である事が分かる。


この他にも、連邦軍規格のMS用火器は概ね使用できると思われる。




【ジムⅢのバリエーション】

ジムⅢ G型

型式番号 RGM-86G

ジムⅢから宇宙戦用装備を廃した陸戦仕様のジムⅢ。
外見は通常と全く同じ。

カラバ時代のボッシュは本機に搭乗して戦果を挙げたという。



早期警戒型ジムⅢ

型式番号 RGM-86EW

PCゲーム『機動戦士ガンダム リターン・オブ・ジオン』に登場した早期警戒型。
強力な索敵システムを積んだバックパックと後方支援用のミサイルを搭載している。

が、やはりコストの問題で生産数は少ない。



EWAC-ジムⅢ

型式番号 RGM-86E

こちらはPCゲーム『機動戦士ガンダム アドバンスド・オペレーション』に登場。
コンセプトは早期警戒型と同じ。



ジムⅢ 陸戦用重装型

型式番号 RGM-86T

漫画『機動戦士ガンダム ジオンの再興』に登場。
フロントアーマーが大型化し、両肩部のミサイルポッドも形状が変わっている。



ジムⅢ・ディフェンサー

型式番号 RGM-86+FXA-05D

フォトストーリー作品『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者 審判のメイス』に登場。
ジムⅢにGディフェンサー合体させたもの。
Gディフェンサーを装備する試みはネモでも行われたが、ジムⅢはバックパックがMk-Ⅱと同型なので改修なしにそのまま合体可能であった。
『A.O.Z.RE-BOOT』の系譜図を見るにミサイルポッド類の併用も可能な模様(可動域は狭まるだろうが)。

性能の向上は著しいが、Mk-Ⅱと違って最初から合体状態で運用しているため、唯でさえ狭いサラミス改の母艦の格納スペースが余計に圧迫されてしまう。

作中ではサラミス改級デルフォイのガンダム[グリンブルスティ]に随伴出来るMSとして2機が配備。
デルフォイのMS部隊長エスター・マッキャンベルと本作ヒロインのアイリス・アリスンがパイロットを務め、ネオ・ジオン残党と反連邦テロ組織カメラードの起こした「審判のメイス」作戦の阻止に尽力した。
漫画版では主人公のヨーン・ユルヤナも搭乗、ガンダムチーム……に偽装した宇宙海賊のパチモンガンダムチームと戦った。



ジム・ナイトシーカー (ヴァースキ大尉機)

型式番号 RGM-79V


特務部隊ナイトイェーガーの中隊長ヤザ…ヴァースキ・バジャック大尉のナイトシーカーはジムⅢがベースとなっている。

ビームダガー、ビームサーベル、フェダーインライフル、ハイザック用シールド、さらに奥の手として海ヘビを装備し、
ユーマのゲルググを相手に野獣の如き暴れっぷりを見せた。

ギャプランに乗り換えてからはしばらく出番が無かったが、
宇宙に上がってからは頭部とバックパック、武装をジェガン系の物にアップデートした「ジム・ナイトシーカー(宇宙仕様)」として再びヴァースキの乗機となった。
中でもヴァースキ専用機の仕様は他の隊員機と異なり、バルカンポッドがマーカーポッドと組み合わせたものになっていて、ライフルも後のM型・R型の試作品を用い、腕部にもR型に近い仕様の連装グレネードランチャーを備える。

後にシャアとの戦闘で大破し、ヤザンはゴップが調達した専用ガンダムMk-Ⅱに乗り換えることになる。

なお、ジムⅢがベースなのに型式番号が「RGM-86RV」でないのは、
「グリプス戦役(大規模な内乱)後の特務の任務上、時に味方のIFFすら欺瞞しなければならないためにあえて型式番号の登録をしなかった」と推察されている。



ジムⅢ・パワード

GM Ⅲ POWERED

型式番号 RGM-86RF
頭頂高 18.6m
全備重量 64.6t
出力 1,560kw
装甲材質 チタン合金+一部ガンダリウム合金
武装 頭部バルカン ×2
ビームサーベル ×2
ビームライフル
シールド
腰部高性能2連ミサイルランチャー
主なパイロット ウバルド・モリーナ

漫画『機動戦士MOONガンダム』に登場。
ロンド・ベル隊所属のクラップ級巡洋艦ラー・ギルスに配備されたベテラン向けの改修機。

無重力下での白兵戦を主体としており、頭部には耐弾性の強化を兼ねた複合センサー搭載のバイザーユニット、胴体には耐ビームコーティング仕様の増加装甲、両肩には推力を強化した増加ショルダースラスターを追加した。
上半身を重点にした改造から「パワード」の名が付けられたという。
ちなみに名前の・(中黒)はあったりなかったり表記が安定しない。

パイロットはラー・ギルスMS部隊隊長のウバルド・モリーナ。
「P(パパ) 001」のコールサインで呼ばれる。

なお、部下4人の乗機(P 002~P 005)は普通のジムⅢだが、カラーリングが暗めの赤とグレーのツートンで、
左肩がそれぞれのパーソナルカラーで塗装されているという特徴的なものになっている。
当然、赤いのもいる(但し、暗い赤なのに左肩だが)。



ジムⅢパワードFA〈ブルドッグ〉

GM Ⅲ POWERED FULL ARMOR〈Bulldog〉

型式番号 RGM-86RF・FA
頭頂高 18.8m
全備重量 77.1t
出力 1,560kw
装甲材質 チタン合金+一部ガンダリウム合金
武装 ダブル・ビームライフル
ダブル・ビームサーベル
背部ビームキャノン
胸部内蔵ミサイルランチャー
主なパイロット ウバルド・モリーナ

重装甲・重火力パーツを装着したジムIIIパワード。
ラー・ギルスにおける最終兵器という位置付けで、その外観から ブルドッグ の愛称を付けられた。

系統としては連邦軍のFSWS計画の流れを組む、即ちフルアーマーガンダムの発展形。
武装の配置も似ているが、こちらは防御力よりも「打ち負けない」ことをコンセプトに置いて火力、防御力、機動力を強化している。

元々増加装甲の研究は連邦軍のニュータイプ部隊用に研究が推進され、耐実体弾用の装備として発展していたが、グリプス戦役頃にもなればビーム兵器の普及によってアドバンテージが見込めなくなっていったために開発が停滞していた経緯がある。
しかし耐ビームコーティング技術の向上が再び増加装甲に存在意義を与えた。
結果として開発されたのがこの増加装甲であった。
だが、この装備を使うパイロットの練度を込みで考えたら普通のジムIIIを2機用意した方がより戦力になると判断されたためにあまり多くは生産されなかった様子。
なお、増加装甲自体は汎用増設装備でノーマルのジムIIIにも装着可能。



ジムⅢビームマスター

GMⅢ BEAM MASTER

型式番号 RGM-86RBM

ガンダムビルドダイバーズ』に登場するガンプラ
ユッキーことヒダカ・ユキオがビルドし、使用する。
詳しくは項目参照。



ジムⅢ(GBG所属機)

漫画『機動戦士ガンダムF90 FastestFormula』に登場。
傭兵集団GBG*8の使用する黒いジムⅢ。

本来のジムⅢは物語の舞台である宇宙世紀0112年では旧式もいいところだが、これらの機体には装甲、アビオニクス、ジェネレーター、スラスター等にジェガンJ型クラスの最新機材が用いられるなど中身にはかなり手を加えられており、グスタフ・カールはおろか次世代MSで機動性に天地程の差があるへビーガンをも圧倒する性能を持つ。

複数機が存在しているが、傭兵らしく装備はガンダムMk-Ⅱのものだったりジェガン系のものだったりとバラバラで、所属機も改修型ジムⅢとヌーベルジムⅢの混成となっている。
内1機は改修型にフルアーマーガンダムの増加装甲を纏っていた。

ランデッガー重工のCEOであるオイエル・ランデッガーに雇われて第13実験船団チームBを襲撃、F902号機がオイエルの乗るMSティグリスと一騎打ちとなるように仕向けた。



フルアーマー・ジムⅢ

型式番号 RGM-86R-FA

こちらもGBGが運用していた機体で、ブルドッグとはまた別のフルアーマータイプ。
こちらは連邦軍が制式に開発したものではなく、ニュータイプに興味を持つ何処かの団体がGBGに貸与したもの。
見た目はほぼフルアーマーガンダムの増加装甲を装備したジムⅢ(若干だが腰部装甲の形状が異なる)だが、やはり中身は別物と思われる。



ジムⅢエウリュアレ

型式番号 RGM-86RN
頭頂高 18.8m
重量 87.7t
武装 60mmバルカン砲 ×2門
有線ビット ×10基
主なパイロット マトリカ・ヴィカラ

ジムⅢを素体に有線式ビットを搭載した改造機。
祖型となったのはなんとあのどマイナー企画『MSV90』に登場したNT専用プロトタイプガンダムで、頭部とカラーリング以外はそのまんまな姿をしている。

ジオン共和国の解体後に流出したムラサメ研の技術を用いて開発されているが、何者によるものかは不明である。
少なくともサイコミュ系にアクシズの技術者が係わった形跡があるらしい。

これもGBGに貸与されて「傭兵による独自改修」という体でデータ収集を行っていたようだ。



エウリュアレ改

型式番号 RGM-86RNbis

ホビー・作業用に払い下げられたジムⅢに闇ルートで流通したエウリュアレへの改造パーツを組み込んだ、言わば「量産型エウリュアレ」。
外見はエウリュアレと同じだが、常人でも扱えるようにサイコミュが準サイコミュに変更されている。

各自治コロニーの防衛軍などに出回ったらしく、この機体の登場で準サイコミュの見直しがされたとされ、後のベスパが有線オールレンジ攻撃を研究する一因になったという。



ヌーベル・ジムⅢ 後期生産型

型式番号 RGM-86R

呼んで字の如くヌーベル・ジムⅢの後期生産型。
先述したようにジェネレーターをネモと同型の物に変更してコストを抑えているが、けっきょく生産数は伸びなかった。

しかし、一部の部隊ではジェガンの制式採用後も主力として運用され、第二次ネオ・ジオン抗争ごろまで第一線で活動していたという。



ボッシュ・ウェラー専用機

ロンド・ベル隊の隊員にしてカラバ以来のアムロの部下であるボッシュ・ウェラー少尉の専用機。
見た目は連邦カラーのジムⅢ*9で、一般機との違いは彼のパーソナルマークと階級章が描かれている程度。

カラバ時代に搭乗していたG型を改修したもので、既にロートルであったがボッシュ個人のツテでアナハイム社から試作パーツを入手して「強襲用MS」としてカスタマイズしている。
カラバの頃からの長い付き合いだったが、5thルナ攻防戦でギュネイのヤクト・ドーガに撃墜され、以降はジェガンに乗り換えたとされる。

ちなみに60歳になったボッシュはロンド・ベルでの戦いを部下達に語る好々爺となっているが、その際の決まり文句が「ジムⅢに乗ってアムロさんと共に戦った」というものである。
彼は後にジェガンにも乗るのだがそれを差し置いてジムⅢ搭乗を優先して語る辺り、この機体を割りと気に入ってたのだと思われる。*10



ゲーム等での扱い】


このジムⅢは特徴的な外見をしており、外付けのミサイル装備、0088年における連邦の唯一の量産機代表みたいなポジションのためか、
昔のガンダムゲームではスルーされることが多かったジムⅡに比べると圧倒的に出番が多く、
アクション系のゲームによってはミサイルの連射が強力だったりと侮れない機体になってることも多い。
機体性能もジムⅡ(ゲームにいれば)より一回り強くなっているのがステータスの数値で実感でき、ネオ・ジオンのMSと渡り合えるというのも伊達ではない能力をしている。
特に「ガチャポン戦士4 ニュータイプストーリー」ではあろうことかジェガンより強い*11


Gジェネシリーズ

ドライセン等のMSに比べれば半歩譲る物の、盾を装備し多段ヒットのミサイルがあるため頑張れば戦力になる。
ゲームによっては出ないときは出ないが、出ればそれなりに活躍する機体となっている。


スパロボシリーズ

ジムⅡを飛び越えて*12旧ウインキー時代に参戦しており、
Fの序盤では「主役級のMSが不在なので」「ミサイルランチャーがビーム軽減効果を持つ敵に有効なので」といった具合で使用される。
但し終盤で宇宙に上がる際にパイロットがいないと勝手に廃棄され、代わりに資金になる。使い続けたいなら誰か乗せよう。
特に第4次Sでは廃棄されず地形適応がガンダムMk-Ⅱより優れているので、序盤では結構活躍する。
もっとも第4次、特にF完結編は後半の難易度が鬼畜なので、フル改造しても反応値が真っ赤で打たれ弱い本機が活躍することはまずないが。
ついでに戦闘アニメがぬるぬる動くようになったαシリーズ以降まったく音沙汰がなくなった…。*13
なお、ヌーベル・ジムⅢの方は版権の問題もあってか、ゲームでも目にすることは稀である。


ギレンの野望シリーズ

「脅威」から参戦。
ネモ以上ジェガン未満の性能を持ち、生産性がほどほどにいい量産機。
性能はクリアまで十分戦える物を持っており、うまく運用すればギラ・ドーガとも正面から戦える。
ゲーム的にジェガンが量産できる程にゲームが長引く事は少ないので、本機が連邦系での最終量産機になる事も多い。
ジムⅡから改造でアップグレードできるので、同機が残っていると即戦力となる。
通常のA装備とミサイルポッドを装備したB装備があり、ミサイルでは射程2の間接攻撃ができる。前線での間接要員不足や、損傷した部隊をB装備にして援護に用いるなどの柔軟な運用ができる。


機動戦士ガンダムバトルオペレーション2

関連機体が多数参戦している。

ジムⅢは地上適性持ちの400コスト汎用。各基本性能は平均レベルにまとめられておりこれと言って強みも弱みもない。
即よろけ武装がヒート率90%の主兵装と単発かつ弾速の遅い腰部ミサイルしかないのでよろけを取る手段がやや低め。肩部ミサイルはバルカンよりは幾分マシな追撃武装。
総じて器用貧乏な機体で、基本的なことは一応できるけど何か今ひとつ足りないと言う典型的な400コスト汎用の一つ。よく言えば無難な立ち位置。

ジムⅢ[近接戦仕様]は地上適性持ちの450コスト強襲。イメージとしてはガンダムUC4巻冒頭のダカールでジュアッグにジャベリンを突き刺した機体。
ミサイル類を取っ払って控えめになった耐久性と壊滅的な射撃戦能力と引き換えに、優秀な足回りといわゆるチャージ格闘となるヘビーアタック及び応用が効く2種格闘を獲得した。
何かとシステム頼りが多かった同コスト帯強襲環境においてシステムに頼らずとも動ける立ち位置を確立した。
現在は同ポジションにネロ・トレーナーが君臨しやや肩身が狭いか。一応地上適正と即撃ち即よろけ武装、2種格闘で差別化はできている。

ジムⅢパワードは宇宙適正持ちの450コスト汎用。主兵装が相変わらずヒート率90%で使いづらいが、体格の割に耐久性能が非常に高い。
タックル関連のスキルが盛りに盛られたゴリゴリのインファイターながら、地味に副兵装でジム・ライフルを持つ。
実装当初は格闘連撃を持たないこと等から控えめな評価だったが、前述のネロ・トレーナーを止めやすい事から評価が向上し、ガルバルディβジェダと共に同コスト汎用御三家の地位を獲得した。

ジムⅢパワードFAは宇宙適性持ちの500コスト支援。主兵装は専用2連ビームライフルに変わり、更に豊富な副兵装により射撃能力は上がった
支援機ながらジムⅢパワード譲りの格闘能力を引き継ぎ、遠近共に隙のない機体…にはならなかった。肝心の射撃火力がお粗末で、副兵装も数こそ多いが実用レベルは少ない。
確かに支援機としては目を見張る格闘火力と格闘戦での粘り強さを持つが、そもそもこのゲームでチームとしての理想のゲームメイクをした場合支援機が格闘戦をすることはまずないと言うアンマッチさも問題。

ジム・ナイトシーカー(V)*14は地上適性持ちの500コスト強襲。
主兵装は即撃ち即よろけだが元が400コスト向けでパワー不足なジムIII用BRと、付属ビームサーベルが付くが射撃時静止が必要なフェダーイン・ライフル[先行型]から選択。
ステルススキルを持ちレーダーの死角から奇襲が可能。相手汎用の隙をついて3種~4種格闘を絡めた必殺コンボで支援機を落とす機体。
一方でステルススキルはチームプレイとして考えると連携難易度が高く、後述の主兵装がより使いやすい宇宙戦仕様の方が人気。
そもそもステルススキル持ちは基本性能が同コスト同カテゴリから落とされる傾向にあり本機もその例内だったが、23年9月の調整で攻撃性能はむしろ高いほうになった。

ジム・NS[宇宙戦仕様](V)は宇宙適正持ちの500コスト強襲。
主兵装は弾数制即撃ち即よろけの専用BRと、射撃時静止こそ同じだがチャージは移動しながらできるようになったフェダーイン・ライフルから選択。
ステルスを失った代わりに得た優秀な基本性能に加えて、フェダーイン・ライフルの長距離火力&蓄積よろけ性能が同コスト環境支援機(ドム・ノーミーデス、ズサ、ジャムル・フィンetc)によく刺さっており長らく500コスト強襲筆頭。
(一時期シュツルム・ガルスが大暴れしたこともあったが、あちらは弱体調整を受けて大人しくなった)




【ガンプラ】

『ΖΖ』放映時には発売されなかったものの、後年にHGUCで発売された。
◎HGUC 1/144 ジムⅢ
2011年7月発売。ジムⅡと金型を共通している部分が多いが、全身のミサイルの存在感もあってごつく見える。
肩部ミサイルポッドはノーマルミサイルポッドが採用され、射出口の開閉をパーツ差替えで再現。
全体的な色分けは中々にできているが、腰部ミサイルは壊滅的で細かな塗り分けは必須となる。またこのミサイルを装備するとバックパックと干渉するので、若干だが腰部の回転に影響を及ぼす。
脹脛のパーツなどに肉抜きが目立つが、全体的に難度は低くモデラ―としての練度を高めるためにチャレンジするキットとしては優秀。

自前のバックパックにはGディフェンサーとの合体ジョイントは無いが、接続がガンダムMk-Ⅱ(旧版)と同じなので交換すればジムⅢディフェンサーも再現可能。
何気にロングライフルが無改造でもしっかりと銃持ち手にマッチする*15のが嬉しい。

◎HGUC 1/144 ジムⅢ(ユニコーンデザートカラーVer.)
プレミアムバンダイ限定品。2012年7月発売。
成型色がガンダムUCで登場したデザートカラーに変わったほか、腰リアアーマーと脹脛とシールドの形状が変更されている。

◎HGBD 1/144 ジムⅢビームマスター
2018年4月発売。
HGUC ジムⅢをもとに成型色変更とランナー追加により、「ジムⅢビームマスター」を再現した商品。
同梱の武器であるチェンジリングライフルを単体商品にした「HGBC チェンジリングライフル」も発売された。

◎HG 1/144 ジムⅢ (地球連邦軍仕様/ボッシュ・ウェラー専用機)
GUNDAM SIDE-F限定品。
成形色が連邦カラーの紅白に変更されてボッシュのパーソナルマークを再現したマーキングシールが付属する他、色分けの関係でUC版の新規パーツが一部使用されている。

◎HG 1/144 ガンダムベース限定 ジム/ジムⅡ/ジムⅢ セット
ガンダムベース限定商品の歴代ジム詰め合わせセット。
付属品はマーキングシールがデカールに変わった以外に変更はないが、ジムⅢは成形色の白い部分が緑がかったカラーリングに変更されている。




【余談】

  • デザインはカトキハジメ氏、クリンナップは佐山善則氏によるもの。
    カトキ氏のデザインでは太めでヌーベル・ジムⅢに近いものだったが、佐山氏がクリンナップした際に細めの体型となり、一部のデザインが変更された。
    実際、『機動戦士ガンダムUC』に登場するにあたってカトキ氏がリファインした物は一部デザインがヌーベル・ジムⅢに近くなっている。
    ヌーベル・ジムⅢはそのジムⅢの初期デザインが流用されており、センチネル版の後期生産型ジムとガンダムがベースとなっている。

  • ジム・ナイトシーカー(宇宙仕様)はヴァースキ機のみ設定集に記載されているが、腰部アーマーが前後逆になっている。









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最終更新:2024年03月21日 21:06

*1 腰部を除いた胸部から腹部までなら初代ジムとほとんど変化がない。

*2 ジムシリーズ、ザクシリーズ共に保有兵器の管理が肥大化している宇宙世紀ではよくある事である。

*3 戦闘の規模縮小に伴う軍縮や、地球に残っているジオン残党の機体の多くが一年戦争時の物なので、スペック上では十分からか?

*4 しかし、ネモもジュアッグやガルスKにダメージを与えているシーンもあるため全く活躍してなかった訳ではない

*5 撃ち切ってもリチャージされるが、次弾が発射可能になるまで約15秒かかる。

*6 ジェガンがロールアウト間近か既に普及済みかしてわざわざ旧式のライフルを作り直すうま味がなかったものと思われる。

*7 ガンダムMk-Ⅱ:0.45MW ジムⅢ:0.4MW

*8 「Gleam Black Guns」。「煌めく黒い銃」という意味

*9 カラバカラーから塗り直したらしい

*10 ジェガンに乗っていた際に悲劇が起こった為にその事は語りたがらないとも考えられるが

*11 正確には「ジェガンとギラドーガがやたら弱い」

*12 既にネモがいるためだと思われる

*13 ZZの参戦が減っていたり、主役級ロボの戦闘アニメで手一杯で、味方が使える量産機そのものが減少傾向にあり、UCが参戦しててもジムⅢは現在出てきていない

*14 Vはヴァースキ機の意味

*15 REVIVE版Mk-Ⅱはハンドパーツが合わない