登録日：2019/06/11 Tue 13:02:02
更新日：2024/01/21 Sun 23:06:01
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覚えておけ！この星は元々我々ドルイドンの物だ！必ず返してもらう！！
【概要】
遥か古代の時代からリュウソウ族と激しい戦いを繰り広げてきた邪悪な戦闘民族の末裔。
6500万年前に地球に巨大隕石が衝突した際に
地球を見捨てて宇宙に脱出していたが、
長い歳月を経て『人間からマイナソーを生み出す』『地球のエネルギーを吸収してパワーアップする』などの進化を果たし、再び地球に舞い降りた。
目的は
『人類を滅ぼし、地球を支配する』ことだが、よく見られる『数ある星の中から地球を狙ってやってきた』という訳ではなく、
本人たちはあくまで『地球は元々我々のものだ！』と主張しているので、彼らの視点から見れば『
故郷の奪還』とも呼べるかもしれない。
第7話によれば彼らは地球以外の惑星を侵略し宇宙人を隷属させている様子。
当初は特定の拠点を持っていなかったが、中盤以降は何処かの地下駐車場の片隅を勝手に占拠して飾りつけした簡易拠点を作り、そこで作戦指揮を執っている。
ワイズルーの趣味が反映されているためか、なぜかミラーボールが設置されていたりなど割と派手め。
普段食事をどうしているのかは不明だが、第19話でワイズルーとクレオンが小学校で
給食を（勝手に）食べていた事から、普通に人間の食事が食べられる様子。
【用語】
マイナソーが人間のエネルギーを吸い尽くし、成長し切った巨大化形態。
つまり、倒すのに時間がかかればかかるほど、より大きく、より強くなってしまうという厄介な特性を持っている。
しかし逆を言えば、等身大状態で倒してしまえば復活の手段がないため、そのまま消滅するということでもある。
これにより、本作では従来のお決まりだった『倒した敵が自身の能力、または第三者の介入で復活・巨大化』するという流れがない。
ドルイドンの幹部格が有する固有能力。特定の方法によって自力で巨大化する。
【構成員】
【首領】
登場話：第40話～第48話(最終回)
大昔にリュウソウカリバーの力で封印された「ドルイドンの母」。
【幹部格】
宇宙から襲来し、地球侵略の前線指揮官を務めるドルイドン族の残党達。
各々「〇〇級幹部」という肩書を持つが、良くも悪くも全員非常に我が強い為チームワークは基本的に
劣悪。
同族でありながら『逃げた』『負けた』の煽り合いと喧嘩腰がデフォルトであり、幹部間での協力し合うような事は見られず、地球を自分だけのものにするべく動く為対立気味。
仲間というよりは「競争相手」と言った方が正しく、協調性の無さ、足並みの揃わなさもさることながら、一つの目的の為に幹部が一途団結する素振りすら見せない。
総じて結束力は
チームワークの悪さで有名な次元戦団バイラムと同レベル、もしくはバイラム以下。
一方で幹部同士は互いに実力だけは認め合っており、利害が一致さえすれば仕方なしに共闘するなど、露骨な脚の引っ張り合いや、身内同士の潰し合いがないのがせめてもの救いか。
全員がチェスの駒をイメージしたデザインなのが特徴。
ルーク級
声：
中田譲治
登場話：第1話～第6話、第21～22話
比類なき怪力を誇るドルイドン族のルーク級幹部。
「ドルイドン最強」を自負し、砦のような重厚な鎧を着込んだ戦士。
詳細は
項目にて。
声：
稲田徹
登場話：第14話～第16話、第27話～第39話
ドルイドン族第2のルーク級幹部。
短い登場期間だがリュウソウジャー
（とクレオン）を大いに苦しめた。
しかし実は生存しており、第27話で地球に戻ってきた。
詳細は
項目にて。
ビショップ級
声：
緑川光
登場話：第7話～第14話、第17話～第20話、第22話〜第42話、第46話～第48話(最終回)
ドルイドン族のビショップ級幹部。
マジシャン風のドルイドン族。
詳しくは
個別項目を参照。
声：ボルケーノ太田
属性／ビショップ級幹部
分類／ドルイドン族
身長／189cm
体重／278kg
分布／閉ざされた迷宮
経験値／248（忍者）
登場話：第33話
虚無僧や黒い忍者のようなドルイドン族のビショップ級幹部。
ワイズルーとは対照的に自己主張はほぼ皆無で、口数も少なく極めて寡黙。
顔も金属質の面頬に覆われ表情すら読み取れないが、実際の素顔は醜悪で生々しい昆虫じみた奇怪な顔。
面頬が外れた後は荒々しい言動を露にしていることから、実際の性格は非常に好戦的。
寡黙すぎるが故に他のドルイドン族とはあまり反りが合わなかったようで、無言のまま態度だけで意思を示そうとするせいでガチレウスに怒られたり、
ワイズルーからは「気に入らないが腕は立つ」と語られている。
忍者刀のような剣を武器とし剣の技量も高いが、最大の特徴は左胸のバックル。
バックル内部は迷宮のような特殊な異空間になっており、この中に敵を幽閉する不思議な術を得意とする。
迷宮に捕らわれた者は迷宮に潜むウデンの分身に襲われることになるが、分身に抵抗した場合分身のウデンと戦えば戦うほど技と力を吸収され続けた後に死に至る。
更に内部に捕らえた者から奪ったエネルギーを基に現実世界のウデンもパワーアップし、分身が受けた数多の技を現実世界のウデンはトレースして自在に使いこなしてしまう。
捕われた者達は分身と戦うこと自体が罠でしかないが、かといって無抵抗のままでいれば分身のウデンの手に掛かって結局死ぬ。
これまで出てきたドルイドン族の中でも飛び抜けて反則的な能力の持ち主といっても過言ではない。
地球に来訪して早々リュウソウジャーの刺客として接近。
自らの術でバンバとナダ以外のリュウソウ族を封じ、奪った技と能力で二人を翻弄し、ついにはバンバすらも迷宮の中に閉じ込める。
しかし、奮起したナダの不屈の攻撃によりコウが迷宮から脱出したことで形勢が逆転。
逆転の代償と言わんばかりにナダに致命傷こそ与えるものの、ナダの亡骸とガイソーグの鎧が「マックスリュウソウチェンジャー」へと変化。
これを用いて変身したマックスリュウソウレッドの猛攻に終始圧倒され続け、エバーラスティングクローで貫かれ
巨大魔強化すら披露できずに爆散。
ドルイドン族幹部でありながら
最速の1話で退場する羽目になった。
デザイナーの久正人氏によると、ワイズルーと同じチェスのビショップ（僧侶）がモチーフ。
他の僧っぽいものないかと考えていたところ、『
ニンジャバットマン』の漫画を書いていた時期と重なっていた事もあり、虚無僧を思いつき取り入れたとのこと。
声：？？？
これからは我が主人、プリシャス様の時代だ。今のうちに身の振り方を考えておけ。
登場話：第41話〜第45話
属性／ビショップ級幹部
分類／ドルイドン族
身長／189cm
体重／281kg
分布／封印の間
経験値／310(サデン)
プリシャスの超側近とされるドルイドン族のビショップ級幹部。
外見は頭部がオレンジから緑色になった事や装備品の位置が反転している以外はウデンと全く同じ。
ウデンとは対照的に非常に饒舌で、味方に声を掛けたり敵を挑発する等といった行為を取る。
だがよく喋るようになった分性格は陰湿かつ横暴な卑劣漢。
部下であるクレオンの意見など一切聞く耳を持たないどころか邪魔しようものなら躊躇い無く切り捨ててくる横暴な人物。
特殊能力に長けたウデンとは逆に特殊能力を使わず、高速の剣技で敵を圧倒する戦闘スタイルを持つ剣の達人。
また左腕から刺弾を連射し攻撃できる。
戦闘では高い剣技に加えて、一般人にわざと攻撃を仕掛ける事でリュウソウジャーに一般人を庇わせ、効率的にダメージを与え苦しめるなど、人間の情の付け込んだ悪辣な戦術を取る。
演：永井大
実は本物のサデンは本編の300年前に倒されており、その鎧(外殻？)を倒した相手であるマスターブラックがプリシャスに接近するためずっと着込んでいた。
化けの皮の怪人バージョン
ナイト級
CV:
朴璐美
登場話：第34話～第46話、第48話(最終回)
宇宙より襲来した新たなドルイドン族幹部。
ピエロや
トランプのジョーカーを彷彿とさせる姿で、声や体形、仕草も含め中性的な人物。
エラスによって生み出された新たなドルイドン族であり、プリシャスの弟。
詳しくは
個別項目を参照。
キング級
登場話：第44話～第47話
属性／キング級幹部
分類／ドルイドン族
身長／194cm（巨大魔強化身長／47.5m）
体重／291kg （巨大魔強化体重／712.9t）
分布／大暴走の丘
経験値／909（キング）
エラスによって生み出された新たなドルイドン族。
刀剣と和風の甲冑が混ざった刃の鎧を纏う鎧武者のような外見を持つ。
右手が刀そのものになっており、左手は人間と同じ5本指を持ち、常に刀を握っている。
顔は厳つい髭面の男性であるが、生まれたばかりな為赤子のように泣き叫んでプリシャスの命令に従い暴れ回る。
右腕に大太刀、左手に小刀を装備した無敵の二刀流で武装。剣を振ってエネルギーの渦を発生させて、巨大にパワーアップする巨大魔強化も使いこなす。
しかし神殿のエラスの胎動にに反応する様に、胸部のドルイドンのエムブレムを突如剥がして凶暴化。
プリシャスの制御から外れてエラスの意志の元敵味方見境無く攻撃し始める。
見兼ねたプリシャスが心臓を奪ったことで一時的に大人しくなったものの、撤退後に再度暴走しプリシャスを襲ったため、心臓のカードごと肉体を貫かれバラバラに崩壊した。
その後エラスが地球中の人々を眠らせた際に、覚醒者を始末するための監視役として新たに生み出される。
起きていたワイズルーやリュウソウジャーを始末しようとするが、リュウソウジャーとの交戦中にキングキシリュウオーに踏み潰されて画面の後ろの方であっさり死亡した上に、そのことを作中で一切触れなかったため気がつかない視聴者が続出した。
仮にもキング級なのにこの扱いの悪さは一体……。
【外部協力者】
ドルイドン族に協力するキノコのような宇宙人。
登場話：第12話～第33話
ドルイドン族の怨念が宿った彷徨う鎧。
リュウソウルのナイトモードを人間大にしたような姿を持ち、ガイソーケンと
盾を装備している。
『
スーパー戦隊最強バトル!!』に先行登場しており、あちらでは最終的にトワのハヤソウル攻撃で文字通り粉砕されたが、
その時は戦い慣れしていないリタが強引に着ていたため本来の強さを発揮できていなかった可能性も高く、最終的に何者かに回収されている。
本編では第12話のラストから登場。
ディメボルケーノの封印を解き、ワイズルーの手に落ちるようお膳立てしていたらしい。
最終的にリュウソウジャーに取られたことを鼻で笑うなど、性格も若干変化している。
ワイズルーのエンターテインメント性を重視する性格を熟知しているなど面識はあるようだが、同じ構成員であるクレオンは彼の存在を知らなかった様子。
基本的に幹部間の仲がよくない当組織内においても、ワイズルーからは「できれば関わりたくない」と嫌悪感を露わにされ、
普段人に関心を示さないガチレウスでさえも感情的になるなど、特に顕著。
13話での澪子のセリフから察するに、どうやら中の人物はかつてのリュウソウ族の英雄だったらしいが……
その実態は6500万年前のリュウソウ族の長・ヴァルマが作り出した「竜の鎧」ともいうべき代物。
この時代にはまだリュウソウジャーが存在していなかったため、リュウソウジャーのプロトタイプというべき存在でもある。
ガイソーケンをシステムの核とし、ガイソウルを装填することで召喚され、自動的に装着される。
元々はドルイドンからリュウソウ族を守るために作り出され、製作者のヴァルマ自身が着用していたが、
徐々にその強大な力に魅せられてしまい、いつしか彼の地球侵略のための破壊兵器と化してしまった。
鎧本体やヴァルマ、現在の装着者も含めて、守るべき筈のリュウソウ族に牙を剥く存在という本末転倒なものになり下がってしまっている。
第20話ではリュウソウジャーが続々と捕らえられた中で一人残ったトワに襲いかかり、
彼が取り出したハヤソウルをはたき落とすと
「力は頼るものではない。生かせ」と説いて去っていった。
その言葉は、行方を絡ましている
バンバとトワのマスターが残した言葉だった……
そして、
その正体は……
【マイナソー】
今作における
「今週の怪人」枠。
詳細は
項目を参照。
【その他】
今作の
戦闘員枠。
戦闘用に作り出されたホムンクルスで、兜を被り、
槍と盾を装備した騎士のような風貌。
リュウソウジャーに槍を奪われて蹴散らされることが多い。
戦闘用故か「ドルン」としか喋らないがちゃんとした魂があり、アラクネーマイナソーのルールをちゃんと理解し守れるくらいには賢い。
一方で幹部からの扱いはことごとく悪く、ワイズルーには盾にされたり踏み台にされたり、
3体ほどタンクジョウ復活の生贄にされ、ガチレウスには強制正座でクレオンと共にパワハラ紛いの説教を受け、
クレオンから八つ当たりで前述のジャックオーランタンマイナソーの素体にされるなど酷使されており、最下級兵士の悲哀に溢れている。
……と思いきや第33話ではジャックオーランタンマイナソーの件で
徒党を組んでクレオンを囲い込み謝らせていたりと感情豊か。
モチーフはチェスの駒の一種であるポーン。
属性/竜型モンスター
分類/宇宙怪獣
身長/59.0m
体重/886.9t
分布/宇宙
登場話：第34話～
悪魔的なサイボーグ手術で全身を強化された
宇宙恐竜宇宙凶竜で、プリシャスお気に入りのペット。
屈強な肉体と西洋甲冑のような装甲、巨大な一対の翼、巨大な一本角が特徴の恐竜みたいな外見。
武器は角を発光させながらエネルギーを増幅して放つ激しい電撃。
巨大な翼で空を自由に飛翔し、身体を覆う装甲はキシリュウオージェットの攻撃を容易く弾き返し傷一つ付かないほど頑強。
普段は
特殊なカプセルハウスに次元圧縮されて格納されている。
凶暴ながらプリシャスには従順で、プリシャスに
「ハウス」と言われれば素直にカプセルハウスに帰っていく。
プリシャスが「リュウソウジャーだかなんだか知らないけど、敵じゃない」と豪語するだけあり、プリシャスの命令に従いこれまでに100を超える星々を滅ぼしてきた恐るべき大怪獣。
劇中では隕石のように襲来すると。角から放つ電撃でたった1分で街1つ消し去るとんでもないパワーを発揮。
撃退の為駆けつけたキシリュウオージェットさえも容易く一蹴して変形解除に追い込むが、プリシャスの命令に従い追撃することなくカプセルハウスに格納された。
その後試練の断崖での3日間の修行で強くなったリュウソウレッドに追い詰められたプリシャスの手で再度召喚されるが、
修行の果てに手に入れた新たな力『キングキシリュウオー』の前には手も足も出ず、最後は『キングキシリュウオービッグバンエボリューション』を浴びて月に叩き付けられ爆散した。
【余談】
デザイナーは『
宇宙戦隊キュウレンジャー』『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』に引き続き久正人氏が担当。
組織のマークは市松模様が描かれた怪物の顔。
幹部及びドルン兵のモチーフは
チェスの駒となっている。
追記・修正は「この項目を追記・修正したい」という願望を思いつめたマイナス感情を持っている人がお願いします。
最終更新：2024年01月21日 23:06
