アベンジャーズ/エンドゲーム

登録日:2019/05/19 (日) 20:47:50
更新日:2024/03/14 Thu 08:52:37
所要時間:約 40 分で読めます




◆アベンジャーズ/エンドゲーム






WARNING


この項目は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレをしています。

本作は、ほぼ全編のあらすじにネタバレがありますので、未見の方は、直ちにブラウザバックで退避してください。



























繰り返します。未見の方は、ブラウザバックで退避してください。






























AVENGE THE FALLEN



最強の、逆襲(アベンジ)へ―――。


アベンジャーズが終わる。新たな希望のために。





概要


『アベンジャーズ/エンドゲーム(Avengers:Endgame)』とは、19年製作の米映画。
MARVELコミックヒーロー映画化シリーズ、マーベル・シネマティック・ユニバースの映画通算22作目にして、フェイズ3の第10弾。

本作は、18年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編であり、前作の直後を舞台とした作品。
撮影は『インフィニティ・ウォー』と同時進行で行われ、同じ現場で連続して二作品の撮影を行うこともあった。
過去に類を見ない規模でトップスター達が共演することもあり、スケジュール調整も難航したとのこと。
製作発表当初は『インフィニティ・ウォー Part2』と名付けられ、前後編を意識づけられていたが、「ストーリーに区別がある」という理由で別タイトルがつけられた。
ちなみに、「エンドゲーム」とは「大詰め、終盤戦」という意味。また、チェス用語で「駒が少ない状態での終盤戦」という意味もある。
これは、前作におけるドクター・ストレンジのセリフや『エイジ・オブ・ウルトロン』でのトニー・スタークのセリフでも登場しているキーワードである。

そして、本作は『アイアンマン』から始まったMCUのフェイズ1~3の22作、通称「インフィニティ・サーガ」を総括した集大成というべき作品であり、全作を見終えてから望む本作の感動は想像を遥かに超える。前作以上に秘密主義が徹底され、作品の具体的な詳細自体が公開まで伏せられていた。当然、全編に渡って重要展開のオンパレードであるため、予告編においても徹底的にネタバレが廃されており、特に初期の予告映像は冒頭15分以内の映像を中心に構成され、未完成及びフェイクカットや本編未使用シーンも多く含まれている。
詳細についてはここでは省かせていただくが、本作の鑑賞後は、間違いなく『アイアンマン』から再び見返してみたくなることだろう。
展開以外にも歴代作品の小ネタが随所に散りばめられているので、他作品を見返したら再度本作を鑑賞してそれらを探してみるのも楽しみ方の一つ。
なお、フェイズ3の最終作は本作ではなく直後に公開される『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』である。
本作での出来事をスパイダーマン/ピーター・パーカーがどのように受け止め、心を整理し、フェイズ4「マルチバース・サーガ」への橋渡しを行うのか見届けよう。

監督は前作に引き続きアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。
脚本はクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーのコンビで、両名は共同製作にも名を連ねている。

シリーズ最長の3時間という上映時間だったにもかかわらず、本作の公開初日3日間の興行収入は北米だけで3億5000万ドルを突破し、歴代新記録を樹立しただけでなく、全世界興行収入は最速の記録で10億ドルを突破。
さらに、公開11日で『タイタニック』が記録を保持していた全世界興行収入歴代2位(21億8900万ドル)の座をあっさり奪い取ってしまった。
そして、2019年7月21に親会社のディズニーより累計興行収入が27億9020万ドルに達したことが発表され、10年近くに渡って王座を守っていた『アバター』(27億8800万ドル)を抜いて全世界興行収入歴代1位の座に就いた。

週末の累計興収ではなく観客動員数で映画のランキングが決まる日本では、『インフィニティ・ウォー』が世界で唯一ランキング1位を逃してしまった事もあり、今度こそ動員数1位を達成できるか注目されていたが、
いざ公開されるとオープニング3日間の興行収入が14億円を突破し、その後も7日間で30億円に届き、11日間の累計は40億円にも及んだ。
そして、公開初週の観客動員数ランキングで1位となり、遂に全世界同時1位という快挙を成し遂げた。
日本では一見さんお断りのイメージが強く、新規層の取り込みが課題となっていたMCUだったが、本作に備えて過去作品で予習した新規ファンも多数いたらしく、最終的には前作を大きく上回る61億円を記録した。





ストーリー


宇宙に散らばったインフィニティ・ストーンを使って全宇宙の生命を半分に減らそうとしたタイタン人・サノス。
トニー・スタークやスティーブ・ロジャースらアベンジャーズがバラバラの状態ながらもそれを阻止しようとしたが、結果は失敗。
サノスは望み通り指を鳴らし、全宇宙の半分の生命が塵となった。その中には、アベンジャーズのメンバーも含まれていた。
…最強を謳っていたアベンジャーズは負けたのだ。完膚なきまでに。

その後、残り少ない燃料で宇宙を放浪し、死を待つばかりだったトニーとネビュラだったが、地球出身の宇宙戦士キャプテン・マーベルに助けられ、無事地球へ帰還する。
アベンジャーズは失われた命を取り戻すために必要なストーンの奪還を目的に、サノスの居場所を捜索していた。しかし、トニーはサノス戦の敗北や仲間達の消滅による無力感から協力を拒み、それらによる苛立ちや『シビル・ウォー』での遺恨からスティーブを一方的に責めてしまい、他のメンバーと決裂してしまう。
そして、ネビュラの証言とロケットによるストーンの反応の感知でサノスの居場所を掴んだ生存者一同は、宇宙に出てサノスのいる星へと向かう。
だが、そこで待ち受けていたのは絶望的な事実だった。



登場人物


アベンジャーズ


演:ロバート・ダウニーJr/吹き替え:藤原啓治
かつて垣間見た宇宙からの外敵に立ち向かおうとしたが、力及ばず敗北してしまった天才エンジニア。
惑星タイタンからガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのベネター号に乗ってネビュラと共に当てもない放浪の旅に出ていたが、燃料も酸素も尽き死を覚悟したところをアベンジャーズに加勢したキャロルに発見され、宇宙船ごと運ばれて地球に帰還。ペッパーらに出迎えられる。
だが、サノス戦の敗北とピーター(パーカー及びクイル)やストレンジ達を目の前で失った事による心の傷は深く、それらによる苛立ちも相まって『エイジ・オブ・ウルトロン』及び『シビル・ウォー』でのスティーブの発言を巡り、「団結して戦うと言ったのに現れなかった」と、八つ当たり同然に彼を激しく責め立て、リパルサー・トランスミッターを三行半として突きつけるなり昏倒してしまった。
身体が衰弱状態と相まって、サノスへの殴り込みには不参加だった。

演:クリス・エヴァンス/吹き替え:中村悠一
仲間の死を前にして心が折れそうになっている超人兵士。今作の序盤でようやく髭を剃った。
長らく絶縁状態だったトニーと再会し、お互い上手く接しようとするが、苛立つ彼からの糾弾に言い返すこともできず、再び決別してしまう。
そして、失った命を取り戻すためにサノスへの報復を誓い、一同の指揮を取る。
『シビル・ウォー』で亡くなったペギーの写真を未だに大切に持ち歩いており、心の支えとなっている。

演:スカーレット・ヨハンソン/吹き替え:米倉涼子
スティーブのメンター役を務める女スパイ。
サノス襲撃作戦を前に気を張りつめているスティーブを心配している。

演:マーク・ラファロ/吹き替え:宮内敦士
未だにハルクと決裂中のガンマ線科学者。まだハルクバスターが手放せない。
サノスへの奇襲には弱気な態度を取っていたが、いざサノスを目の前にすると開き直った彼の態度に怒りを爆発させる。

演:ドン・チードル/吹き替え:目黒光祐
トニーの旧友である空軍大佐。
宇宙から帰還してきた親友が神経を張りつめているため、かなり心配している。

  • ロケット・ラクーン
声:ブラッドリー・クーパー/吹き替え:加藤浩次
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー最後の生き残りのアライグマ。
仲間全員を失い*1悲嘆に暮れるが、すぐに表向きは平静を取り戻し、いつもの減らず口を叩く。
異星人代表として初宇宙のアベンジャーズメンバーを先導する。

  • ネビュラ
演:カレン・ギラン/吹き替え:森夏姫
タイタンでトニーと共に生き残ったサイボーグ女戦士。
トニーと一緒にベネター号での漂流生活を共にし、機械の知識などで彼に手を貸しながら絆が芽生えた。
その後、救出後はアベンジャーズに協力し、過去に聞いたサノスの居所を教えるなど貢献。
憎き義父・サノスに再会した時、牙を抜かれたような彼から「今まですまなかった」と謝罪され、複雑な想いをよぎらせる。
二人の間に愛は本当になかったのか。それは当事者にしかわからない。

  • キャロル・ダンヴァースキャプテン・マーベル
演:ブリー・ラーソン/吹き替え:水樹奈々
宇宙を股にかける地球出身の最強の女戦士。
フューリーのポケベルからの緊急コールに応えて地球に飛来し、アベンジャーズと合流。その後、漂流中のトニーとネビュラを探し出し、ベネター号ごと地球へ連れ帰った。
そのスケールの大きさと直情型なのは相変わらずで、まるでコンビニに行く感覚でサノスを殺しに行こうとする、アベンジャーズにとってはちょっと困りものな人物。
彼らから見れば今まで影も形もなかった“新人”であり、ローディからも「今までどこへ行っていた」と苦言を呈されたが、これに対して「宇宙にはヒーローがいない星、必要としている星が山ほどある」と返した。
身体一つでサノスを(弱っていたとはいえ)羽交い締めにして身動きできなくさせるほどの超怪力を持つ。
ちなみに本作の撮影は『キャプテン・マーベル』より先に行われた。

演:クリス・ヘムズワース/吹き替え:三宅健太
国も、戦友も、両親も、そして弟も失い、失意のどん底にあるアスガルド王。
復讐に身を捧げたにも関わらず、サノスを倒し損ねて「指パッチン」を許してしまい、彼へのリターンマッチに執念を燃やしている。
ストームブレイカーでサノスの腕を切断してガントレットを奪取したかに思えたが、結局それもまた無駄に終わってしまった。
怒りの行き場をなくした末、無抵抗のサノスの首を刎ね落とし、失意のまま立ち去ってしまう。その明らかに無意味な行為に、ロケットすらもドン引きしていた。
ワカンダでサノスを完全に倒せていたら多くの命を救えていたかもしれないという後悔だけが心の中に残り、もはやかつての誇り高き戦士としての姿はなかった…。

演:ジェレミー・レナー/吹き替え:宮迫博之
弓使いとマイホームパパの二つの顔を持つ男。
チームキャップに加勢しソコヴィア協定に違反した罪で、司法協定を結んで自宅軟禁中だった。(そのため前作には不参戦)
父親に専念して家族との時間を大切にしていたが、映画開幕時における一家の団欒中にサノスによる「指パッチン」が起こり、自分以外の家族全員が消滅してしまう。
吹き替え担当の宮迫氏は本作関係の宣伝には不参加であったためか、出演は公開まで伏せられていた。
更に公開後には闇営業関係の不祥事が判明し、『アラジン』の羽賀研二や『アナと雪の女王』のピエール瀧のように、吹き替え音源の差し替えも危惧されていたが、今回の事例では宮迫氏が逮捕されたわけではないためか、ソフト発売やデジタル配信も劇場公開時の吹き替えのまま予定通り行われた。


周囲の人々


  • ペッパー・ポッツ
演:グウィネス・パルトロー/吹き替え:小林さやか
トニーと苦楽を共にした妻。
行方不明となった夫の安否を案じてアベンジャーズ本部で待ち続けていたが、トニーの帰還直後には彼を真っ先に出迎えた。
スティーブやバナー、ソーといったアベンジャーズの面々と直接共演したのは意外にも今回が初である*2
前作まで吹き替えを担当していた岡寛恵が機能性発声障害の治療に専念するため降板したのに伴い、本作では小林女史が急遽引き継いだ。

  • ローラ・バートン
演:リンダ・カーデリーニ/吹き替え:加納千秋
  • ライラ・バートン
演:エイヴァ・ルッソ/吹き替え:清水詩音
  • クーパー・バートン
演:ベン・サカモト/吹き替え:ラヴェルヌ知輝
  • ナサニエル=ピエトロ・バートン
演:ケイド・ウッドワード/吹き替え:吉田奏佑
クリントの大切な家族。
仕事で留守しがちな父親だったが、ようやく訪れた平穏を噛みしめていた。
なお、ライラはクリント直々に弓を教わっている模様。
だが、全員がサノスによる「選定」に選ばれてしまい、まさしく団欒中にクリントの目の前で塵と化してしまった。


「指パッチン」前後における死者、行方不明者


  • ロキ
  • ヘイムダル
サノスの襲撃を受け死亡。

  • ガモーラ
ソウル・ストーンを手に入れるためにサノスに崖から突き落とされ死亡。

  • ヴィジョン
額のマインド・ストーンをもぎ取られ死亡。

  • ドクター・スティーヴン・ストレンジ
  • ピーター・パーカー/スパイダーマン
  • ピーター・クイル/スター・ロード
  • ドラックス・ザ・デストロイヤー
  • マンティス
タイタンにて「指パッチン」により消滅。

  • バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(ホワイトウルフ)
  • サム・ウィルソン/ファルコン
  • ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ
  • ティ・チャラ/ブラックパンサー
  • シュリ
  • グルート
ワカンダにて「指パッチン」により消滅。
シュリの安否は前作の作中では明確にされなかったが、キャラクターポスターでは死亡・消滅組に割り当てられており、ティ・チャラたちと同様に消滅していた設定が判明した。

  • スコット・ラング/アントマン
  • ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ
  • ハンク・ピム
  • ジャネット・ヴァン・ダイン
サンフランシスコでの実験中、ピム親子が「指パッチン」により消滅。量子世界に残されたスコットは行方不明となる。

  • エリック・セルヴィグ
「指パッチン」により消滅したことが判明した。

  • レディ・シフ
  • ベティ・ロス
ルッソ兄弟のインタビューで消滅が発覚した。
ベティの消滅をバナーが知っていたのかは触れられなかったが、結果的にアベンジャーズの仲間達以外では数少ない理解者を失ってしまった。
仮に知っていたとしたら、サノスに対して相当激怒していたのも無理はないが。

  • ネッド・リーズ
  • ミシェル・ジョーンズ
  • フラッシュ・トンプソン
  • ベティ・ブラント
  • ジェイソン・イオネロ
ピーター・パーカーの学友たち。
『ファー・フロム・ホーム』の作中及びジョン・ワッツ監督の発言から消滅が判明した。

  • シャロン・カーター
  • サディアス“サンダーボルト”・ロス
  • ジェーン・フォスター
  • ウォン*3
2019年12月に解禁されたオリジナル脚本で消滅が判明した。


  • ニック・フューリー
  • マリア・ヒル
ニューヨークの街中にて「指パッチン」により消滅。
だが、切り札としてキャロルを呼び寄せていた。



農夫、あるいは虐殺者


演:ジョシュ・ブローリン/吹き替え:銀河万丈
「宇宙の救済」を夢見ていたタイタン人。
インフィニティ・ストーンを六個全て集め、娘や部下を犠牲にしながらそれを達成し、「全宇宙の生命を半分に減らす」ことを成し遂げた。
その「指パッチン」直後すぐにスペース・ストーンを使って空間移動をして行方を晦まし、3週間居所を掴めずにいた。

前作で目的を達成した後、遥か彼方の名もなき惑星で引退した老人よろしく農場を営みながら静かに、簡素な生活を続けていた。
だが、ストーンを奪取するべくアベンジャーズが強襲した頃には、「指パッチン」の影響で体の半分をやられており殆ど抵抗できる力はなかった。
それは、ストーン6つを同時に装着した反動と、直後にソーから受けたストームブレイカーによる一撃のダメージ、そして既に無用の長物と化したストーンを悪用されることを防ぐために6個全て破壊した衝撃によるもの。
腕を切断されてもなお、自分の所業をやはり「宇宙のため」と信じて疑わず、「私は絶対なのだ(I am inevitable)」と断言しアベンジャーズを辟易させる。
全てやり切り、ネビュラに初めて労いの言葉をかけたその時、ソーによって首を刎ねられ死亡。
全宇宙を振り回した男の、あまりに呆気ない最期だった。





追記・修正は仇敵の首を刎ねてからお願いします。














以下、致命的なネタバレがあります。十分にご注意ください。








































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FIVE YEARS LATER

5年後










ストーリー・2

サノスの死から、5年が過ぎた―――
全世界同時大量消滅事件の爪痕は根深かったが、人々は次第に喪失から立ち直ろうとしていた。
そうした中で、アベンジャーズは散り散りとなっていたが、一部のメンバーはナターシャを中心として細々とした活動を続けていた。
そんなある日、行方不明になっていたスコット・ラングがスティーブとナターシャの前に突然姿を現す。
彼は量子世界に潜っていたが、その間の体感時間は5時間しか経っていなかったという。
その原理を利用・応用すれば、過去へと遡り、インフィニティ・ストーンを再度集めることができるのではないか?
そう仮説を立てたスティーブ達は、トニーに協力を依頼するが、新しい家庭を作っていたトニーは現在の生活を守るために拒否する。
だが、自分を慕っていた少年のことを思い出した彼は、意を決してスティーブと和解し、タイムトラベルの技術を完成させる。
やがて、一人、また一人と集まる、かつてのアベンジャーズの仲間たち。
そして、装置が完成し、彼らは誓い合う。「何を犠牲にしても(Whatever it takes)」、ストーンを手に入れ、失われた人々を取り戻すことを。
時を超えたアベンジャーズの作戦「タイム泥棒作戦」が始まる。



登場人物


アベンジャーズ


  • スティーブ・ロジャースキャプテンアメリカ
人々の喪失の傷を癒すため、グループセラピーを主催し市民の再起を支援していた。
自身も前に進もうと努力していたが、内心は進めない気持ちで一杯だった。
そこへスコットからタイムトラベルの話が舞い込み、藁をもすがる思いでそれを進めようとする。
協力を仰いだトニーには当初は拒否されたものの、気持ちを改めた彼からの言い出しで和解し、長い間手放していたトレードマークの円形盾を返還された。

  • トニー・スタークアイアンマン
愛妻・ペッパーとの間に娘モーガンが産まれ、ついに父親デビューした。
湖畔のそばのログハウスで家族三人、慎ましく生活していたが、スティーブからタイムトラベルの協力を頼まれる。
家庭を理由に断ったものの、ピーター・パーカーのことが頭に浮かび、その夜にタイムトラベルの理論を完成させる。トニーが一晩でやってくれました。
タイムトラベルを実行に移すかどうか、現在の幸せを失う可能性に思い悩むが、ペッパーからの後押しもあって作戦決行を決意。
大急ぎで基地に赴いた後、スティーブに仲直りを申し出、ようやく和解した。*4

  • ナターシャ・ロマノフブラック・ウィドウ
アベンジャーズの活動縮小後、中心となって支部のメンバーと連絡を取り合っていた。
しかし、変わり果てた世界、バラバラになったかつての仲間という現実に心が折れそうになってしまう。
アベンジャーズの面々は彼女にとって大切な家族そのものだったのだ。
かつてのパートナーだったクリントの凶行を知ると、それを止められなかった自分を悔い、彼の心に寄り添おうとする。

  • ブルース・バナーハルク
二度にわたる敗北から自分の未熟さを思い知り、長い間にわたる実験の末、ハルクの脳と筋肉をバナーのそれと融合させることに成功。
その結果、少し小さくなったハルクが服を着て日常生活を送れる状態までになった。
ハルク化するようになった当初は、彼を病気のようなものと思うほど神経質だったバナーだったが、今では自分の一部として認め、すっかり明るくなり子どもたちからサインを求められるほどの人気者になる。
アベンジャーズ内でも、ムードメーカー的な役回りを果たすようになった。
無論その頭脳も健在であり、一度協力を拒否したトニーに代わりタイムトラベル技術の開発を引き受ける。
脚本を担当したクリストファー・マルクスとスティーブン・マクフィーリーは2023年時のブルースの姿を「スマート・ハルク」と呼称している。

  • ソー
サノスへの完全敗北と様々な喪失、止めに無抵抗のサノスを殺したことで完全に心が折れ、新アスガルドの自宅に引き籠って酒浸りになってしまった。
そんな自堕落な生活を続けた結果、自慢の鍛え上げられた肉体はたるみ、腹は突き出たメタボ体型にまで落ちぶれてしまう。
常にヘラヘラした笑みを浮かべる躁状態だが、サノスの名前を出すとトラウマが蘇ってくるようだ。
バナーとロケットから気楽に誘われる形でタイム泥棒作戦に参加し、元カノ・ジェーンの過去と直面することに。

  • クリント・バートン/ローニン/ホークアイ
家族が全員消滅して絶望するあまり、八つ当たりで「サノスに消されなかった悪党」を対象とした辻斬り殺人鬼ヤクザスレイヤー「ローニン」に成り果ててしまった。
武器は刀になり、主に麻薬カルテルやヤクザをターゲットに殺戮を繰り返していた日本語は壊滅的に下手。
メキシコの麻薬組織が壊滅した痕跡を目の当たりにしたローディは、あまりに残虐な手口にすっかりドン引きしていたが、ナターシャは彼に寄り添えなかったことを後悔していた。
ネオサイタマ東京のヤクザを壊滅後にナターシャと再会し、仲間に戻るように説得されるが、正義のない殺しを続けた自分にヒーローの資格はない事にも気付いていた。だが、家族を取り戻せる可能性を示され、迷いながらもアベンジャーズに合流する。荒んだ生活の影響か、自らタイムトラベルの実験台に志願したりと自暴自棄な態度を取っていたが、実験の成功でようやく希望を取り戻せた。

演:ポール・ラッド/吹き替え:木内秀信
アントマン&ワスプ』エピローグでの量子世界に潜る実験中にサノスの「指パッチン」が発生し、ピム一家が消滅したため量子世界に閉じ込められてしまった。
その後、量子トンネルを積んだバンは5年間も倉庫に眠っていたが、ネズミがトンネルの装置を動かしたために5年ぶりに現実世界に帰還する。
しかし、彼にとってそれは体感5時間程の出来事で、変わり果ててしまった世界に驚愕し、大きくなった娘キャシーに再会。
その出来事を基にして、タイムトラベルのアイデアをアベンジャーズに持ち込み、インフィニティ・ストーンの収集作戦を企てる。
初めて会う異星人や重要アイテムの存在に置いてけぼりを食らいがちで、幼児化したり老化したり、ネビュラからは出会い頭にバカ呼ばわりされ、ロケットからはナメられたりと散々な目に遭う。

  • ジェームズ・“ローディ”ローズウォーマシン
地球の各地で治安維持を続けていた。
タイム泥棒作戦ではサノスの被害を未然に防ぐために、
赤ん坊のサノスを殺すと言うトンデモない提案をしたが、当然仲間たちからは反対された。*5
意外と映画マニアな一面を覗かせた。

  • ロケット・ラクーン
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの残党として銀河の治安維持を続けていた。
タイム泥棒作戦でもメカニックを担当し、トニーとは何かと息が合う。
相変わらずの減らず口でアベンジャーズにも溶け込み、ソーの損失を理解して彼の心に寄り添った。

  • ネビュラ
ロケットと共にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの活動を続けていた。
顔のパーツの一部をガーディアンズカラーの金色に変えている。
地球のメンバーともすっかり親しくなったようだ。

  • オコエ
演:ダナイ・グリラ/吹き替え:斎賀みつき
ワカンダの代表としてナターシャと連絡を取り合っている。
国王の喪失から立ち直っているが、立場上ワカンダからは離れられずにいる。

  • キャロル・ダンヴァースキャプテン・マーベル
宇宙中を飛び回り、怪しい船にカチコミをかけたりしている。
髪をベリーショートにカットし、さらに快活な印象となった。
行動範囲が広いので、なかなか地球に顔を出すことができないようだ。


周囲の人々


  • ペッパー・ポッツ
トニーと仲睦まじい一児の母。
山奥の湖畔で野菜作りをしながら静かに生活していたが、スティーブの来訪からタイムトラベルのことが頭から離れなくなったトニーに気付き、彼の心の声を察知して後押しする。
彼女にも、夫は止められないことを分かっていたのだ。

  • モーガン・スターク
演:レキシー・レイブ/吹き替え:新津ちせ
トニーとペッパーの最愛の娘。5歳。
トニーに似て機械いじりが好きで、よく彼のガレージに忍び込んで遊んでいる。
基本的に素直だが汚い言葉も覚え始めたお年頃。最近の口癖は「3000回愛してる」。
ちなみに、原作コミックスでは「モーガン・スターク」はトニーの従兄弟でヴィランである。

  • キャシー・ラング
演:エマ・ファーマン/吹き替え:イブ優里亜
スコットの娘が成長した姿。14歳。
あどけなかった女の子も、大人びた少女に成長。
ずっと死んだと思っていた父が目の前に現れ、感激の涙を流しながら再会の抱擁を交わした。
母のマギー及び養父のジム・パクストンは未登場で、生死についても言及されなかった。

  • ヴァルキリー
演:テッサ・トンプソン/吹き替え:沢城みゆき
ヘラとの戦いでソーと組んでいたアスガルドの戦乙女。
現在は地球に設立された新アスガルドで、漁師をしながら市民の暫定的リーダーを務めている。
引き籠ったソーに手を焼きつつも自身の経験からか仕方ないと思って放置している。
ルッソ兄弟の発言やキャラクターポスターで生存は明言されていたものの、実際に再登場した姿に安堵したファンも多いとか。

  • コーグ
演:タイカ・ワイティティ/吹き替え:金谷ヒデユキ
ソーの奴隷時代の仲間。
今はすっかりソーとゲーム友達で、精神不安定なソーの相手役を務めている。
最近ハマっているゲームは現実でも全世界で大ヒットしているバトルロワイヤルTPS『フォートナイト』*6
「ヌーブマスター69」なるキッズプレイヤーに粘着されており、その度にソーがチャットで脅しをかけている。

  • ミーク
コーグの相棒。虫本体のまま生活している。

  • アキヒコ
演:真田広之
東京の新宿で根城を張っていたヤクザ。
サノスから生き延びたことを理由に、ローニン=クリントに組織を壊滅させられ、自身も剣戟の末に惨殺される。
日本が作品の舞台の1つとなる事は前作公開時に来日したアンソニー・ルッソが明かしていたが、実際の撮影場所はアトランタに建てられた日本風のセットである。





タイム泥棒作戦


量子トンネルを使ったタイムトラベルによって過去へと遡行し、その時代のインフィニティ・ストーンを拝借して現代へと持ち帰り、それを使って消滅した人々を元に戻す作戦。
量子トンネルはトニー、ロケット、バナーら科学のエキスパートによる合作で、ピム博士が消滅しているためピム粒子は1往復分しか確保できなかった。
行先は、①2012年のニューヨーク(スペース、マインド、タイム)、②2013年のアスガルド(リアリティ)、③2014年のモラグ(パワー)、④2014年のヴォーミア(ソウル)。
ここで注目すべきなのは、「時間遡行の際に過去を改変しても、遡行者のいた時間軸の「現在」に何ら影響を及ぼさない」という点。
過去を改変した場合、それによりその時間から分岐したもう一つの未来が生じるだけであり、遡行者が現代に戻っても分岐したパラレルワールドの未来と現時間軸が交わることはなく、パラレルワールド間を移動しない限り、分岐した世界に接触するのは不可能と考えられる。
これは、作中でも説明されたように『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などのタイムトラベル理論とは全くの別になっている。
そのため、作戦終了後は時間軸分岐とそれによる犠牲を防ぐために再びタイムトラベルを行いストーンを返却する必要があり、失敗すればかつてストーンがあったからこそ勝てた戦いで詰んでしまうパラレルワールドを生んでしまうリスクも秘めている。
それぞれの時代に登場する各人物には、『キャプテン・マーベル』におけるフューリーやコールソンと同様、その時代に合わせたCGによる若返り処理がされている。


ニューヨーク・2012年

ロキ率いるチタウリの軍勢の襲撃を受けている真っ只中のニューヨーク。
チタウリ達が通ってくる門を形成している四次元キューブ=スペース・ストーン、ロキが持つ杖・セプター=マインド・ストーン、NYサンクタムにいるドクター・ストレンジがアガモットの目=タイム・ストーンを持っていることから転移地に選ばれた。
ロキ捕縛後の様子が初めて描かれ、如何にしてセプターがヒドラに渡ったのかが明かされる。

  • トニー・スタークアイアンマン
  • スコット・ラングアントマン
四次元キューブ(スペース・ストーン)の奪取を担当。
スコットが小さくなって過去のトニーの身体に張り付き、過去トニーのリアクターを壊して不整脈を起こさせ、その騒動の隙に警備員に変装した現代トニーがキューブを奪取するという作戦を実行する。
縮小化による隠密行動の特技をフルに活かし、成功したかに思えたがハルクの登場で失敗。
行方知れずとなったスペース・ストーンと追加のピム粒子を調達するため、トニーはある時間への転移をスティーブに提案する。

  • スティーブ・ロジャースキャプテンアメリカ
セプター(マインド・ストーン)の奪取を担当。
ヒドラの仲間のフリをしてセプターを奪ったり、昔の自分にバッキーの生存を吹き込み不意をついて昏倒させたりと、かつての自分なら嫌っていたであろう汚い手(?)も使うようになった。
ヒドラの仲間のフリをするシーンは原作コミックスで当時ファンから総スカンを食らった展開*7が元ネタ。

  • ブルース・バナーハルク
タイム・ストーンの奪取を担当。
現在の所有者エンシェント・ワンを説得してストーンを貰おうとしたが、逆に精神をアストラル体として肉体から追い出されてしまう。
当初は上記の通りストーンがあるからこそ勝てる戦いを詰ませてしまう事を懸念しタイム・ストーンを渡すことを拒否する。しかし、ストレンジの行動を話すなりすぐに了承され、後でちゃんと返すことを(タイム・ストーンだけではなくそれ以外のストーンも元の時代と場所に返す)約束した上でストーンを譲り受けた。

  • トニー・スターク/アイアンマン(2012)
四次元キューブをケースに入れて運んでいたが、体にくっついていた「何か」がアーク・リアクター内に潜り込み、ピアースとキューブを巡る取っ組み合いになった時に「何か」によってリアクターのケーブルを抜かれ不整脈になる。
その後、ソーの電気ショックによって無事回復した。

  • スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(2012)
トニー曰く「ケツがイケてない」、スコット曰く「アメリカのケツ」なオールドスーツのキャップ。
避難誘導をしていたが、セプターを持ち逃げした未来の自分をロキと思い込み戦闘に。
だが、彼が持っていたペギーの写真や「バッキーは生きている」という発言に動揺し、その隙にセプターで昏倒させられる。

  • ブルース・バナー/ハルク(2012)
ロキの護送でエレベーターを下ろされ、文句を言いながら階段を一人で降り、1階に着く頃には我慢の限界に達してブチ切れていた。
その際に扉もろとも未来のトニーと四次元キューブをぶっ飛ばした結果、更なるややこしい事態に発展してしまう。
原語版におけるこちらの時間軸のハルクの声は従来通りルー・フェリグノが担当した。

  • ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(2012)
  • クリント・バートン/ホークアイ(2012)
S.T.R.I.K.E.チームの素性を知らなかったためセプターを渡してしまった。

  • ソー(2012)
ロキを捕縛し、アスガルドに連れて帰ろうとしたが、思わぬトラブルが発生してしまう。

演:トム・ヒドルストン/吹き替え:平川大輔
地球侵略に失敗した笑いの神。
しぶとくキャップに化けて遊んでいたがソーに拘束され、アスガルドに護送されようとしていた。
しかし、玄関ホールでのひと悶着で落ちた四次元キューブを見るなり、流れるような速さで持ち逃げし、空間転移で逃走。
歴史の分岐を発生させてしまったが、その後の行方はDisney+配信ドラマ『ロキ』で描かれる。

  • ジャスパー・シットウェル
演:マキシミリアーノ・ヘルナンデス/吹き替え:丸山壮史
S.H.I.E.L.D.のエージェントの皮を被ったヒドラ党員。
「ウィンター・ソルジャー」で死亡している。
S.T.R.I.K.E.チームと組んでセプターをソコヴィア基地に移送しようとしていたが、現れた未来のキャップに「ハイルヒドラ」と囁かれ、彼を信頼しセプターを渡してしまう。

  • ブロック・ラムロウクロスボーンズ
演:フランク・グリロ/吹き替え:水内清光
後々、キャップのチームメイトにして宿敵となる男。
「シビル・ウォー」で死亡している。
突然セプターを預かろうと言い出したキャップに警戒心を強めるが、ヒドラの秘密を知っていると知り、態度を翻す。
なお、セプター奪取におけるシチュエーションはルッソ兄弟のMCUデビュー作となった、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』におけるシーンのセルフオマージュになっている。

  • アレクサンダー・ピアース
演:ロバート・レッドフォード/吹き替え:田中秀幸
S.H.I.E.L.D.理事にしてヒドラ幹部。
「ウィンター・ソルジャー」で死亡している。
ロキの護送に連れたったトニーたちの前に現れ、四次元キューブと囚人を預かると言い出し彼らと対立。十中八九、ヒドラの戦力にするためである。
しかし、スコットの機転でトニーが倒れたため逆に彼を(表向きは)心配する。
ロバート・レッドフォードは2018年9月に全米で公開された『さらば愛しきアウトロー』を最後に俳優業の引退を発表しており、それを知った製作側のオファーで出演が実現。本作最大のサプライズゲストとなった。

  • エンシェント・ワン
演:ティルダ・スウィントン/吹き替え:樋口可南子
ニューヨークのサンクタムを守っている至高の魔術師にして、後のストレンジの師匠。
人知れずチタウリの脅威からサンクタムを魔術で守っていた。
ストレンジを訪ねて現れたバナーに対し、「来るのが5年早かったようですね。ドクター・ストレンジなら20ブロック先でオペをしています」と発言して凄まじい強キャラ感を放つ。
バナーの来訪に慌てず騒がず、彼の実力行使に対して即アストラル体化させて動きを封じるなど、只者ではない実力を発揮する。
タイム・ストーンの喪失は時間軸の分岐に繋がり、闇の勢力に対抗する力を失うとして渡すことを拒否していたが、「ストレンジが自ら石を差し出した」と知ると*8、彼の思惑を悟り、バナーにストーンを託した。
この時点で既にストレンジに対して後継者として全幅の信頼を寄せていることが分かる。


ニュージャージー・1970年

キャプテン・アメリカ誕生の地*9であるニュージャージー州の軍事施設。
ニューヨークでの失敗をリカバリーするためにトニーとスティーブが転移した。
当時ここには米軍基地とS.H.I.E.L.D.の研究施設*10が存在しており、決裂前のハワード・スタークとハンク・ピムが勤務していた。

  • トニー・スタークアイアンマン
四次元キューブと追加のピム粒子を奪取するため、両者が同時に存在する、S.H.I.E.L.D.創設当時の時代へとタイムスリップすることをスティーブに提案。
研究者に変装してキューブを確保し、直後なんと父・ハワードに対面してしまう。
咄嗟に「ハワード・ポッツ」と名乗って誤魔化しきり、その後、子供の話題で盛り上がる。
若き日の父の産まれてくる息子(すなわち自分)への想いを知り、さりげなく自分から父への感謝の言葉を伝え、ようやく彼を許すことができた。

  • スティーブ・ロジャースキャプテンアメリカ
図らずも「キャプテン・アメリカ誕生の地」(厳密には違う)に帰ることになった。
ピム博士を外に出してラボからピム粒子を拝借し、警備に見つかりそうになって近くの部屋に入ったが、そこはかつての想い人・ペギーの部屋だった。
遠くからペギーを見つめることしか出来ず、想いを溢れさせる姿は哀愁を誘う。

  • ハワード・スターク
演:ジョン・スラッテリー/吹き替え:仲野裕
当時S.H.I.E.L.D.の研究者だったトニーの父。
自分と同じ名前のハワードと名乗るMIT卒の男(実は未来の息子)と出会い、雑談で盛り上がる。
やがてもうすぐ子供が産まれる話題になり、「大義のためではなく自分の幸せを選んで欲しい」「産まれてくる子のためならどんなことでもしてやりたい」という想いを吐露し、図らずも目の前の息子の心を動かし、感謝の抱擁を受ける。

  • エドウィン・ジャーヴィス
演:ジェームズ・ダーシー/吹き替え:井上倫宏
ハワードの執事で人工知能J.A.R.V.I.S.のモデルとなった人物。
ドラマ『エージェント・カーター』からの登場となった。

  • ペギー・カーター
演:ヘイリー・アトウェル/吹き替え:園崎未恵
S.H.I.E.L.D長官にして、スティーブの運命の人。
現場仕事を経て長官に上り詰め、今もなお懸命に働いている。
スティーブとの対面は叶わなかったが、彼の心はまだ彼女の元にあった。

  • ハンク・ピム
演:マイケル・ダグラス/吹き替え:御友公喜
当時はS.H.I.E.L.Dにてピム粒子の開発中。
スティーブからの電話を受けて研究所を留守にし、その隙にピム粒子を拝借されてしまう。

  • スタン・リー
「戦争するより愛し合おうぜ!」
…最後の雄姿だよ!


アスガルド・2013年

当時エーテル=リアリティ・ストーンがジェーン・フォスターの体内にあり、アスガルドで取り除く治療を受けることになっていたため転移地に選ばれた。

  • ソー
今は亡き故郷に帰還するが、任務を放り出してまた酒に逃げようとし、肝心の元カノ・ジェーンに会う勇気も持てずにいた。
ロケットの叱咤からも逃げ出した矢先に、殺される運命にある母フリッガと再会。
そこで彼女に全ての心情を吐露し、王としての重責から心が解放され、自分のありのままを受け入れ、ヒーローとしての誇りを取り戻した。
そして、この時代のムジョルニアから「相応しき者」として認められ、ついでに拝借していく。

  • ロケット・ラクーン
心の壊れたソーの面倒を見続けていたが、この期に及んで逃げようとする彼に「家族を失ったのはお前だけじゃない」と叱った。
ロケットにとってガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーはかけがえのない家族なのだ。
結局逃げ出したソーに代わって、ジェーンからエーテル(リアリティ・ストーン)を抜き取り、アスガルド兵に追われながらソーと合流した。

  • ロキ(2013)
地下牢にてニューヨークでの責任により幽閉中。

  • ジェーン・フォスター
演:ナタリー・ポートマン/吹き替え:坂本真綾
この当時はソーとラブラブだったが、結局「お互い納得する形で」破局した天文学者。
エーテルを体内に取り込んでしまいアスガルドで診療を受けていた。
結局、自分の過去と向き合う勇気がなかったソーとの対面は叶わなかったが、手こずっていたエーテルをあっさりロケットに取り出された。
ナタリー・ポートマンは今回の撮影には参加しなかったため映像としてはライブラリ出演扱いとなっているが、台詞が新録されている。

  • フリッガ
演:レネ・ルッソ/吹き替え:滝沢久美子
ソーの母でアスガルド王妃。
タイムスリップした当日に、マレキスによって殺される運命にあった。
城内を徘徊していたソーと出くわし、彼が未来から来た息子と心を読んで気付いた。
変わり果てた息子の心が弱っていることを察知し、彼から悩みを打ち明けられ、「あるべき自分ではなく、あるがままの自分を受け入れなさい」「あと野菜も食べなさい」と諭し、閉じ籠っていた彼の心を開いた。


モラグ・2014年

当時ピーター・クイルが遺跡でオーブ=パワー・ストーンを発見したため転移地に選ばれた。

  • ネビュラ
オーブ(パワー・ストーン)の奪取を担当。
機械に改造された腕を使い、オーブを楽々で手に入れるが、虐待の果てに改造されたことを自嘲していた。
いざ未来に帰ろうとした瞬間、過去の自分とネットワークが混線し、過去のサノスに知られたことを悟る。逃げようとするが混線の影響か失敗、過去のサノスと自分に捕まってしまい、さらに帰還用のピム粒子を奪われてしまう。

  • ジェームズ・“ローディ”ローズウォーマシン
ネビュラと共に、オーブの奪取を担当。
同じく身体を機械化された*11ことでネビュラとは気が合うようだ。

  • ピーター・クイル/スター・ロード(2014)
演:クリス・プラット/吹き替え:山寺宏一
オーブを奪いに来た、この時はまだ孤独なアウトロー。
「カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ」を歌いながらダンスしていたところをローディに一発殴られ気絶したアホ(ローディ談)。

  • サノス(2014)
銀河中で虐殺行為を繰り返していたタイタン人。
オーブをロナンと娘たちに取りに行かせようとしていたが、ネビュラの謎の不調により彼女のメモリを怪しむ。
その後、調査の結果、この時代に未来から来たネビュラが存在し、その背後にはNY決戦で辛酸を舐めさせられたアベンジャーズがいることを知る。
そして、未来で自分が「全生命半分化」に成功し、その果てにアベンジャーズに殺されることも。そしてアベンジャーズがその結果を覆すためこの時代のストーンを回収しに来たことも。
自分の野望を阻もうとする存在を知ると、邪魔な芽を潰すため、ネビュラと共にある作戦を企てる。

  • ネビュラ(2014)
当時はまだサノスの養女として虐殺行為に加担していた。
サノスの寵愛を受けようと必死であり、ガモーラに絶えずライバル意識を燃やしていた。
未来の自分が来たことによりメモリークラウドが混線し、未来の出来事がサノスの知れることとなってしまう。
未来の自分の裏切りも知られてしまうが、サノスに忠誠を誓うために未来の自分を捕らえて痛めつける。
そして、未来の自分がつけていた顔の金パーツとピム粒子を奪い、サノスにある計画を吹き込む。

  • ガモーラ(2014)
演:ゾーイ・サルダナ/吹き替え:朴ロ美
当時はサノス一番のお気に入りとして銀河に悪名を轟かせていた暗殺者。
彼女なりにネビュラを気にかけているが、妹からは嫉妬の対象となり素直になれていない。
未来から来たネビュラの存在と父を待ち受ける運命を目の当たりにして困惑し、未来のネビュラが訴えかける姉妹の運命に心が揺れる。

  • エボニー・マウ
演:トム・ヴォーハン・ロウラー/吹き替え:いずみ尚
当時からサノスの側近として信頼を受けていた。
科学のエキスパートであり、ネビュラのメモリー解析を担当。
未来で裏切ることになるネビュラを糾弾する。



ヴォーミア・2014年

一端モラグ組と一緒に転移した後、ベネター号でヴォーミアまで向かうルートで移動する。

  • ナターシャ・ロマノフブラック・ウィドウ
  • クリント・バートンホークアイ
ソウル・ストーンの奪取を担当。
久しぶりにペアで任務に臨み、初めて出会った場所であるブダペストを引合いに出すなど満更でもない様子。
しかし、ヴォーミアでソウル・ストーンを手に入れるためにどちらかを犠牲にしなければならないと知る。
クリントは、5年間であまりに人を殺しすぎており「家族の元に戻る資格はない」と考え、自分が犠牲になる気でいた。
一方ナターシャも、アベンジャーズという家族を集結させ、失った人々を取り戻すことにこの5年間を命を捧げてきた。
どちらも自分が犠牲になるための乱闘の結果、勝利したのはナターシャだった。クリントを崖にワイヤーで括りつけた彼女は、穏やかな顔で自ら手を放す。
それをクリントは、涙を流しながら見守る事しかできなかった…。

  • ヨハン・シュミット/レッドスカル/ストーンキーパー
演:ロス・マーカンド/吹き替え:山路和弘
ソウル・ストーンの守り人。
サノスの時と同様、ストーンを取りに来た者たちを出迎え、彼らに代償の話をする。
ルッソ兄弟曰く、既に中身は亡霊のようなものとなっており、かつての世界征服欲はない模様。
せっかく再登場したのにスティーブと再会しなかったのを残念がる観客も多かったが、この展開も当初から決まっており、ジョー・ルッソ曰く「お互いが戦う理由がないから」だとか。


タイム泥棒作戦の末の尊い犠牲に悲しみに暮れるアベンジャーズだったが、彼らには立ち止まる暇などない。
ついにガントレットを完成させ、失われた人々を戻すための「指パッチン」を行うバナー。
バナーは腕を負傷するも死ぬこともなく、メンバーたちは作戦は成功したと思い大喜びしていた。
…が、タイム泥棒の作戦の代償はあまりにも大きすぎるものだった…。



























































「長年にわたる私の暴力も、虐殺も、悪意からではない。」

「だがこれから、頑固で厄介なお前たちの星を始末するに当たっては―――」

「悪いが、楽しませてもらう。」







ストーリー・3

作戦が成功したと思い大喜びするアベンジャーズたち。
しかし、その喜びもつかの間。突如として謎の戦艦が襲来し、その攻撃により木っ端微塵に破壊されるアベンジャーズ基地。
その正体は、ネビュラから奪ったピム粒子で過去から来たサノスの軍勢だった。
自分が敗北する未来、そして自分が行った行動を否定する者たちを知ったサノスは当初の目的を改め、自分の野望を邪魔するアベンジャーズの存在する世界を滅ぼす事を決意したのだった。
破壊されたアベンジャーズ基地でトニー、スティーブ、ソーの3人はサノスを迎え撃ち、地下に生き埋めとなったバナー達も脱出を試みる。
だが、その力の差は圧倒的で、更には量産されたピム粒子でサノス軍が過去の世界から続々と襲来する。





登場人物


  • サノス
未来のネビュラから奪い取ったピム粒子を量産し、戦艦サンクチュアリⅡごと2023年へとやって来た過去からの侵略者。
その目的は、「自分の理想郷を受け入れようとしないアベンジャーズの存在する世界を原子レベルにまで破壊し、その後、インフィニティ・ストーンの力で新しい理想郷を築く」こと。
自分の運命を知った彼は、インフィニティ・ストーンを少しずつ手に入れる目的を変更、邪魔者の排除、そしてストーンの総取りに目的を移したのだ。
そして、前述のセリフの通り、邪魔者であるアベンジャーズの世界を破壊することを、大義のためではなく自分の悦楽のために行うと宣言。
それは、『インフィニティ・ウォー』における使命と娘の愛情に揺れ動く未来の彼とは違い、「邪悪」そのものだった。
???「堕ちたな……ただのゲス野郎の心に………!!」
インフィニティ・ストーンを手にしていないながらも戦闘の実力は段違いで、ビッグ3が3人がかりでも手も足も出ず、得物であるデュアル・ブレードはヴィブラニウムの盾すら破壊する硬度を誇る。
前作では人間味の演出として脱ぎ捨てられていた鎧も全身に装備。大いなる邪悪に相応しい貫禄と共に最後の敵として立ち塞がる。

  • エボニー・マウ
ブラック・オーダーの参謀格も勿論参戦。四人衆の中では唯一まともな活躍があった。
前述の出番もそうだが露骨に扱いがいい。
サノスがピム粒子を複製できたのも、マウの力があってこそのものとのこと。

  • コーヴァス・グレイヴ
演:マイケル・ジェームズ・ショウ/吹き替え:山岸治雄
ブラック・オーダーの(一応)リーダー格。
一応リーダーらしくサノスの指示に対し意見を述べるシーンもあるにはあるが、扱いは完全に再生怪人。

  • プロキシマ・ミッドナイト
  • カル・オブシディアン
同じくブラック・オーダーの2名。コーヴァス同様再生怪人感がマシマシ。

  • アウトライダーズ
  • チタウリ
  • サカール兵
サノス配下の軍勢たち。圧倒的な数の暴力。

  • ブルース・バナーハルク
想い人だったナターシャの犠牲に人一倍嘆きを見せたが、彼女の死を無駄にしないために計画の続行を決断。
ストーンがガンマ線を発していることから、ガンマ線から生じた自分(ハルク)なら耐えられると判断し、サノスですら死にかけた「指パッチン」の実行役を引き受ける。
結果、右腕一本を犠牲にするほどのダメージを負ったものの、見事「指パッチン」を成功させた。
しかしその直後のサンクチュアリⅡの攻撃で生き埋めとなってしまう。

  • クリント・バートンホークアイ
ナターシャに「生かされた」ことに罪悪感を覚え、作戦直後に「ガントレットで生き返らせればいい」と楽観的な発言をするソーに悲しみと怒りの入り混じった感情をぶつけた。
生き返らせることができるのは「指パッチン」で消滅した生命だけであり、それ以外で死亡した人間は生き返らないのだ。
そして、バナーの「指パッチン」後にかかってきた電話で妻子の復活を知り、感涙する。
サンクチュアリⅡの攻撃で地下通路にガントレットと一緒に落ち、アウトライダーズの群れに狙われるも、刀と弓矢、そしてナターシャの装備品であった腕輪を用いてガントレットを渡さないために奮闘する。

  • ジェームズ・“ローディ”ローズウォーマシン
  • ロケット・ラクーン
サンクチュアリⅡの攻撃で地下に生き埋めになり、溢れ出た地下水に溺れそうになってしまう。

  • スコット・ラングアントマン
サンクチュアリⅡの攻撃をまともに受けたと思われたが、咄嗟に縮小化してダメージを抑えていた。その後地下に生き埋めになったメンバーを救出に行く。

  • ネビュラ(2014)
2023年のネビュラに成りすまして未来へとタイムスリップし、サンクチュアリⅡをタイムスリップさせるための手筈を外側から整えた。
ネビュラの成り代わりにはアベンジャーズも誰一人として気付かず、トニーもサノスの襲撃という予想外の事態を「時間をいじったしっぺ返し」だと思った程。*12
その後、サノスからの寵愛を受けるべく、ガントレットを取りに行き、持っていたクリントを殺そうとする。
だが、直後現れたガモーラと未来の自分に説得されるが、GotGとの出会いを経ず、サノスの呪縛から逃れられなかった彼女の運命は哀れなものだった。

  • ガモーラ(2014)
  • ネビュラ(2023)
サンクチュアリⅡに監禁されていた未来のネビュラだったが、父の行いに疑問を持ったガモーラが自分たちの未来を聞いたことで、やがて二人が分かり合えたと知り、ネビュラに協力を申し出る。
ガントレットを奪おうとした過去のネビュラを二人で止めに行くが、聞き入れようとしなかった彼女はガモーラに銃を向ける。
そして、「変われなかった」自分に向けて、ネビュラは悲しい目で引き金を引いた。

  • ナノ・ガントレット
トニー、バナー、ロケットら科学のエキスパートが完成させた、人類の英知を結集して造ったアベンジャーズ版インフィニティ・ガントレット。こちらは右腕用。
アイアンマン同様のカラーリングをしており、ナノマシンで造られているため使う人間によってサイズは自由自在。

  • トニー・スタークアイアンマン
最新鋭のマーク85を着用。
ソーとのコンビネーションで特大攻撃をサノスに仕掛けるが、吹っ飛ばされて最初にダウン。

  • ソー
ナターシャの犠牲について楽観的になったのをクリントに責められたのもあってか「正しいことをする」為にガントレット使用を志願するものの、不摂生による弱体化も相まってその時点で最強の肉体を持つStrongest Avengerことハルクに止められる。
今度こそサノスを「正しく」殺すために、ストームブレイカーとムジョルニアの二刀流で勝負を挑む。
しかし、力負けしストームブレイカーを胸に突き立てられそうになる。そこへ、ある光景を目にし、「出来ると思った」と呟いた。

  • スティーブ・ロジャースキャプテンアメリカ
トニーとソーとのコンビネーションでサノスと戦うが歯が立たない。
そして、ソーのピンチに、ついにムジョルニアを持ち、それを駆使して戦い始めた
『エイジ・オブ・ウルトロン』の時点では、彼の謙虚さで「持つ資格」には一歩足りていなかったようだが、初めてにもかかわらずムジョルニアを使いこなし、一時はタイマンで優勢に立っていたが、サノスの力には敵わず次第に劣勢になり、ブレードで盾を半分に砕かれてしまう。
それは、かつてトニーが見た悪夢と同じ様だった。
やがて現れる、圧倒的なサノスの軍勢。だが彼は絶対に諦めない。













追記・修正はチーズバーガーをお腹いっぱい食べて80年ぶりのダンスの約束を果たしてからお願いします。



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最終更新:2024年03月14日 08:52

*1 ネビュラはこの時点では仲間にカウントされていない

*2 『アベンジャーズ』や『インフィニティ・ウォー』といったクロスオーバー作品の出演シーンで共演したのはトニーのみであったため。

*3 中国版ポスターやキャラクターポスターでは生存組になっており、その後の『ノー・ウェイ・ホーム』での描写を見る限りでも、生き残っていたという設定が採用されたと思われる

*4 この時「今僕が手に入れている物を失わせないと約束しろ」と発言している。この真意は「仮に状況を五年前に戻す」だと娘モーガンを失ってしまう為。「指パッチン」を再度行う際にも「五年前サノスに消された人々を復活させるだけ、この五年の出来事は変えるな」と念を押している

*5 仮に赤ん坊のサノスを殺しても未来は変わらないので、その点に置いても却下された

*6 『インフィニティ・ウォー』公開記念でMCUとコラボしたことがある。この時はアイテムを取得するとサノスを一時的に使用できた。本作ともコラボしており、サノス軍とストームブレイカー等で迎え撃つヒーロー軍でエンドゲームが繰り広げられた。

*7 キャプテン・アメリカは実はヒドラのメンバーだった、と明かされた新展開。当初はあまりに不評で炎上騒動にまで発展したが、事実が明かされるにつれ、キャプテン・ヒドラ/ヒドラキャップとして市民権を得ていった。なお、それまでのスティーブ・ロジャースが元々ヒドラだった、というわけではない。

*8 彼女は自分の死後の出来事を知覚できない。

*9 超人兵士計画が行われた場所、という意味での誕生の地。

*10 『ウィンター・ソルジャー』でスティーブとナターシャが訪れた廃施設と同一。ゾラ博士の存在についてもハワードから言及される。

*11 『シビル・ウォー』でヴィジョンに撃墜され半身不随になり、現在はナノマシンを搭載した機械のサポートを受けていること。

*12 仮にここにスパイダーマンが居れば。スパイダーセンスでネビュラの敵意に気づき彼女が入れ替わった事に気づけた筈

*13 「アベンジャーズ、アッセンブル!」は原作コミックスにおける合言葉・決め台詞として非常に有名な言葉なのだが、これまでMCUでは一度も発言されたことがなかった。一応『エイジ・オブ・ウルトロン』のエピローグでスティーブが言いかけていたが「アッセンブル」の部分がカットされた。