魔女の碑文(うみねこ)

登録日:2010/08/04(水) 02:35:45
更新日:2020/12/02 Wed 11:51:12
所要時間:約 3 分で読めます




第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう………



07th Expansionのサウンドノベル『うみねこのく頃に』に登場する黄金の隠し場所を暗号化して記載した碑文。

その昔、右代宮家の当主である右代宮金蔵が戦争で壊滅した右代宮家をたて直すために魔女ベアトリーチェから授かったとされる10tの隠し黄金、その隠し場所を示したとされる。
碑文は以下の通り。













懐かしき、故郷を貫く鮎の川。
黄金卿を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ。

川を下れば、やがて里あり。
その里にて二人が口にし岸を探れ。
そこに黄金卿への鍵が眠る。

鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金卿へ旅立つべし。


の晩に、鍵の選びし六人生け贄に捧げよ
の晩に、残されし者は寄り添う二人引き裂け
の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。
の晩に、頭を抉りて殺せ
の晩に、胸を抉りて殺せ
の晩に、腹を抉りて殺せ
の晩に、膝を抉りて殺せ
の晩に、足を抉りて殺せ
の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない
の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。


魔女は賢者を讃え、四つの宝を授けるだろう。
一つは、黄金卿の全ての黄金。
一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
一つは、失った愛すらも蘇らせる。
一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。

安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ。




うみねこのなく頃にの物語は毎回のエピソードでこの碑文の通りに殺人が行われて行く(赤字部参照)。
そのため、この碑文の謎はうみねこの中でも特に重要な要素である。



以下ネタバレと推理情報。

















この難解な碑文を右代宮絵羽はエピソード3にて解いてしまう。(すぐ後に楼座も解く)

右代宮金蔵の“懐かしき故郷”とは小田原のことだとエピソード1にて譲治が発言しているが、
碑文を考えている時の絵羽の精神世界において“鮎の川”を川から連想させる“何か”にたとえれば良いと精神世界のエヴァが発言している。

しかしエピソード5にて碑文の答えがざっと解った古戸ヱリカは書庫に“地図帳”を探しに行くため何かしらの関係性が有りそうに思われる。

ちなみにこの後ヱリカの助けを受け、右代宮戦人(操作:ベルンカステル時)は黄金を発見している。


黄金の在りかは右代宮本家か、もしくはその付近の建物にあることが判明している。しかしそれが何処かは明記されていない。
原作者の竜騎士07は、この碑文には知っていれば解けるが、知らなければ解けないという何かがあるとインタビューで発言している。
そのインタビューで竜騎士07は絵羽が碑文を解けたのは金蔵の故郷がどこか知っていたことが大きいとも言っている。
またこの碑文を作るのには竜騎士07自身も非常に苦労しており、
真相を既に説明したスタッフですら2、3回説明しても概要しか解らず、細かい所は解らないというほど難解である。




つまり……無理ゲーじゃね!?



2010年8月15日に発売したうみねこのなく頃に散エピソード7にて遂に答えが明かされた。
解答はこちらへwiki.aniota.info
……やっぱり無理ゲーでした。確かに故郷知ってなければ無理だった。竜ちゃんェ…







この碑文の意味が解ったあなた、どうか追記、修正をして下さい。それだけが私の望みです……

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最終更新:2020年12月02日 11:51