荒木飛呂彦

登録日:2009/10/11 Sun 22:07:56
更新日:2023/12/29 Fri 20:20:02
所要時間:約 7 分で読めます


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はっきり言うと、この作品のテーマは
ありふれたテーマ―「生きること」です。


荒木(あらき) 飛呂彦(ひろひこ)は日本の漫画家。

1960年6月7日に宮城県仙台市に生まれた。
1980年に『武装ポーカー』で手塚賞に準入賞しデビュー。この時、手塚治虫からコメントを貰っている。
以後、『週刊少年ジャンプ』にて『魔少年ビーティー』『バオー来訪者』の短期連載を経て、
1986年より『ジョジョの奇妙な冒険』を連載、2005年より『ウルトラジャンプ』に移籍した。

代表作である『ジョジョの奇妙な冒険』では独特な作風、コマ割り、台詞回し、擬音などが有名でたびたびネタにされることがある。

ちなみにジャンプでのジンクス
外人が主役の漫画は受けない(一部)
女性が主役の漫画は受けない(六部)
を打ち破った。


特に台詞や擬音ではインパクトがあるものが多く思わず叫びたくなる様な凄みがある。

etc...

更にジョジョでは綿密な頭脳戦も見所で、当時の力勝負で戦うマンガからの脱却を果たした。
作中の闘いはほとんどが知能を張り巡らせた頭脳戦になるため、バトル漫画に有りがちな急激なパワーアップや所謂「バトルインフレ」が殆ど起きないと言うのも特徴。
一方で「強い能力」の扱いが苦手なフシもあり、それが原因で出番を抑えたり途中退場させざるを得なかった事も少なくない。
六部以降、言語化しづらいトリッキーな能力のスタンドが増えたのにはそういう背景もある。

ちなみに作中の特殊能力「波紋」、「スタンド」は大友克洋の作品の超能力が不可視だったのが元になったという。

荒木が言うには「漫画家は週2日は休めるので楽」とのことだが、これに関しては荒木が1日でネーム*1を終わらせるという荒業を行い、
異様に早く作画作業に移行できることが大きく、少なくとも休みの多さに関してはおそらく漫画家全般に言えることではないと思われる。

アナログ作画にこだわりをもっているそうで、デジタル作画が普及してからもGペンや筆ペン、そして荒木の父親手製だという木製の製図台を用いた執筆を行っている。
また、一人で作業するよりも何人かでワイワイ作業する方が好きで、仕事場ではアシスタントと同じ部屋で作業しているという。

性格については割とおっとりしていると語っており、岸辺露伴のイメージが広まったせいで初めて会う人にもやたら緊張されるのが悩みとのこと。
実際、荒木を取材した動画などでは、基本的に柔和な表情を浮かべ、受け答えに冗談を交えるなど、気さくな人柄がうかがえるシーンが多い。
但し執筆中はかなり神経を尖らせているらしく、家族から電話がかかってきた際に非常に冷たい受け答えをしてしまい相手を悲しませたこともあると明かしている。

が嫌いなことが編集部の間では非常に有名で、ジョジョで猫が登場すると大抵酷い目*2にあっている。
一方で猫が主役となる「ドルチ ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」という短編漫画を描いたこともある。
(遭難して海を船で漂流中の人間が飼い猫を食料として食べようとする内容だが……)
これは編集との雑談中に
(編)「どうして荒木先生は猫が嫌いなんですか?可愛いのに?」
(荒)「可愛いって言っても、猫だって遭難したら食べちゃうでしょ?」
という流れになった際にストーリーが閃いたとのこと。
また、嫌いな猫をモチーフにしたスタンドであるキラークイーンのデザインは特に秀逸な出来であると語っており、ファンからの評価も高い。

また、スティーヴン・キングのファンでもあり、承太郎の名字の「空条」やスタンドという言葉はそれぞれキングの作品「クージョ」と「スタンド・バイ・ミー」が由来。
他にもバトルのシチュエーションがキング作品のオマージュになっている事もある。(山岸由花子との戦いがキングの「ミザリー」が元ネタというのが有名か。)
キングに限らず映画や小説などをオマージュしたシーンや展開は多く、ファンの間では元ネタ探しも盛んに行われている。

ちなみに永野護とは、「1960年生まれ」「洋楽ネーミング」「ファッション」「漫画家」という共通点がある。

ジョジョ以外の作品を書いてみろと担当に言われたが全てジョジョになってしまうらしく描いていない。
川端康成の『伊豆の踊り子』の文庫本の表紙を描いたことはあるのだが、どんな雰囲気の絵になったのかは言うまでもない。
なお、それ以前に外国のスパイ小説「アレックス」シリーズでも表紙や挿絵を担当したこともある。

荒木飛呂彦でよく話題になるのは異様に若く見える事で、実年齢が還暦近くになってもかなり若く見える。少し老けたかな?と思っても数年経つとまた若返っている。
一説には波紋の使い手だとか石仮面を被り吸血鬼になった、石仮面そのものを作った究極生命体等の噂があり真相は誰にも分からない。
新選組の副長・土方歳三の現存する写真とルックスが似ているため、実は戦死したと見せかけて吸血鬼になって名を変えて漫画家となったとも。

なお、荒木飛呂彦が元ネタかはわからないが、ジャンプ仲間である秋元治の『こち亀』で両津が擬宝珠家が長年とってあった膨大な年賀状を見てた際、
「こいつ15年間年賀状写真の顔が変化しないぞ」(影の違いがあるので流用とかではない)という不気味な人物を見つける話がある。(126巻「年賀ハガキ人生模様!の巻」)

某斜陽漫画家は彼の若さの秘訣を知っているらしいが、真偽は不明。

波紋呼吸法をマスターしていても、吸血鬼であっても、究極生命体であっても長い時間を生き続けている以上、体力の衰えだけはどうにも出来ないようだ。


先程岸辺露伴のイメージが定着した、と書いたが、私生活はジョジョで例えるなら吉良吉影(4部)の方が近く、それが若さの秘訣らしい…


あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『おれは 荒木飛呂彦の項目を見ていたと思ったら いつのまにか追記・修正していた』

な…何を言ってるのかわからねーと思うが
おれも 何をしていたのかわからなかった…

キーを打つ指がどうにかなりそうだった…
田代砲だとかF5アタックだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……


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`/|トevルイeラ レ人
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二二フ_ ̄`/u/ / |
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そんな荒木先生だが、女性ファッション誌「SPUR」2011年10号にて、なんと有名ファッションブランド「GUCCI」とコラボレーションを果たした。6部での創業者の扱いを知らなそう

本屋の女性誌のコーナーにて、オサレなモデルが表紙のファッション誌に交ざり、グッチの新作コートを身にまとう荒木絵の女性の表紙がかなり印象的。

そして特別付録は



オールカラー16ページ読み切り漫画「岸辺露伴 グッチへ行く



SPURの読者層に、岸辺露伴を知っている人がいったいどれだけいるのだろう…

漫画は、露伴が祖母の形見のグッチのバッグを手にイタリアのグッチ工房に行くというもの。



グッチのシャツとニットを身にまとい、誌のインタビューに答える荒木先生もまた素敵である。



また、漫画以外にも自身の名前がタイトルに入っている書籍を出している。
映画に関するものと、自身の漫画論についてであり、「ジョジョ」を知る上でも興味深い内容である。

  • 荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論
  • 荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟
  • 荒木飛呂彦の漫画術




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最終更新:2023年12月29日 20:20

*1 コマ割り、構図、台詞や登場人物の配置などを大まかに描く、言うなれば漫画の下書き。

*2 DIOの時間停止中バラバラにされ飲み物やハンバーガーに混入したり、ストレイ・キャットの入りで殺され、ホルマジオに瓶詰めにされ、エアロスミスに耳を撃ち抜かれるetc…