フレディVSジェイソン

登録日:2017/01/13 Fri 03:19:02
更新日:2023/03/11 Sat 19:35:51
所要時間:約 ? 分で読めます




恐・夢・激・突!



フレディVSジェイソン』とは、2003年に公開されたアメリカのホラー映画。

その名の通り、ホラー映画の2大殺人鬼、『13日の金曜日』のジェイソンと『エルム街の悪夢』のフレディが夢の対決をするという内容。
ホラー映画史上、もっとも有名なこの2人が1つの映画で大暴れするという、ホラーファンにとっては見逃せない1本であり、
ある意味では『エイリアンVSプレデター』や『貞子VS伽椰子』の先駆けと言える。



【あらすじ】

フレディが人々の夢に侵入し殺戮を繰り返した惨劇からすでに10年。
現在、エルム街にあるフレディの古い屋敷に住む家族は、フレディの復活を怖れて夢を見ないよう細心の注意をしていた。もう若者たちの中にフレディの存在を知る者はほとんどいなかった。
こんな状況はフレディにとってとても耐えられるものではない。
そんな時、フレディはもう一人の殺人鬼ジェイソンの存在を知る。
彼を利用することで再び地獄から這い出てエルム街に恐怖をもたらすことができると思いついたフレディは、さっそくジェイソンの夢に忍び込むのだったが…。



【登場人物】
ご存じカギ爪手袋の殺人鬼。
エルム街の住民がフレディのことを忘れ去りつつあるせいで弱体化している。
そこでクリスタル・レイクの殺人鬼ジェイソンに目を付け、彼の母親パメラに化けて説得する形で彼を操ってエルム街で惨殺事件を起こさせ、人々に恐怖を与えようと画策する。


ご存じホッケーマスクの殺人鬼。
当初は活動休止していたが、フレディに操られる形で殺戮を開始した。
だが、次第に制御が効かなくなって暴走、フレディの獲物をも勝手に殺し始めてしまう。


  • ローリー・キャンベル(演:モニカ・キーナ/吹替:岡寛恵)
本作の主人公。
フレディの屋敷で父親と2人暮らしの高校生。かつてフレディに母親を殺された過去を持つ。
作中ではフレディとジェイソンの両方に狙われるというある意味贅沢な災難に直面する事に。


  • ウィル・ローリンズ(演:ジェイソン・リッター/吹替:内田夕夜)
ローリーの初恋相手。
彼女とは音信普通になっていたが、実はウエスティン・ヒルズ精神病院に強制的に入院させられており、ローリーの家で事件が起きた事をTVで知り、親友の助力で病院を脱出、ローリーの元へと向かった。


  • キーア(演:ケリー・ローランド/吹替:田野聖子)
ローリーの友人その1
髪をピンク色のメッシュでカラフルに染めた黒人の女子高生。

  • ギブ(演:キャサリン・イザベル/吹替:弓場沙織)
ローリーの友人その2
ヘビースモーカーであるが、現在は禁煙中。


  • チャーリー・リンダーマン(演:クリス・マークエット/吹替:花輪英司)
ローリーの友人その3
キーアに想いを寄せている。


  • マーク・デイビス(演:ブレンダン・フレッチャー/吹替:宮内敦士)
ウィルの親友。
彼と同じく精神病院に隔離されている。密かにフレディの事を調べていた。


  • トレイ(演:ジェシー・ハッチ/吹替:武藤正史)
ギブの恋人。
本作におけるリア充。


  • ビル・フリーバーグ(演:カイル・ラビーン/吹替:下山吉光)
ローリーの同級生。
ローリーの事が好きである模様。


  • スコット・スタッブス(演:ロックリン・マンロー/吹替:佐久田修)
転任直後の新米警官。
中盤でローリー達の味方となった。


  • キャンベル医師(演:トム・バトラー/吹替:秋元羊介)
ローリーの父親。


  • ウィリアムズ保安官(演:ゲイリー・チョーク/吹替:宝亀克寿)
フレディの存在を知る大人の1人。
子供達を守るために街ぐるみでフレディの存在を封印して二度と悪夢の惨劇を招かないようにしている。
しかし、その手段はフレディの悪夢を見た若者を精神病院に強制入院させ、夢を抑制する薬であるヒプノシルを彼らに投与してフレディの存在そのものを抹消するというものである。


  • キャンプ場の子供達
少年だったジェイソンにイジメを行なったガキ共。
顔が醜いという理由だけでジェイソンをよってたかって「化け物」と連呼して湖に突き落とした。
その後子供達がどうなったか不明であるが、パメラが真っ先に殺すべきだったクズ集団と言える。
作中ではフレディが作りだしたジェイソンの悪夢の世界に登場していた。

ぶっちゃけ13日の金曜日シリーズにおける全ての元凶であり、こいつらがイジメさえしなければクリスタル・レイクがずっと平和で多数の犠牲者が出ることも、のちに殺人鬼ジェイソンが誕生することもなかったのである。


  • キャンプ場の監視員
キャンプ場で子供達を引率していた大人達。
子供達と同様、フレディが作りだしたジェイソンの悪夢の世界に登場。
13日の金曜日シリーズで生前のパメラが語っていた通り、作中ではジェイソンが湖に突き落とされた傍らでセックスに夢中になって結果的にジェイソンを見殺しにしていた。

設定ではジェイソンの死後、(おそらく)子供達がイジメを隠蔽したために真相を気づかず事故死と思い込んでいたが、仮に真相が公になれば世間から激しい非難を浴びるのは想像に難くない。


今は亡きジェイソンの母親。詳細は項目参照。



【他のメディア】

グロ過ぎる残酷描写で有名な格ゲーである『モータルコンバット』でフレディとジェイソンがプレイヤーキャラとして参戦している。
なお、同作では『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスも参戦している。



【女体化】

2014年にコトブキヤのHORROR美少女シリーズにて、本作におけるジェイソンとフレディを女体化させた美少女フィギュアが発売された。
デザイン担当は山下しゅんや氏。





追記・修正をお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • みんなのトラウマ
  • 13日の金曜日
  • クロスオーバー
  • スプラッター
  • ホラー
  • ホラー映画
  • 映画
  • 殺人鬼
  • 該当日に建てられた項目
  • ジェイソン
  • ホッケーマスク
  • エルム街の悪夢
  • フレディ
  • MOVIE大戦
  • 豪華共演
  • フレディVSジェイソン
  • 臭い物に蓋をする
  • 胸糞
  • 悪夢
  • 世紀の対決
  • 夢の共演
  • 夢の対決
  • 夢のコラボ
  • ホラー映画界の馬場対猪木
  • R15+
  • 映画秘宝
  • ダメな大人の万国博覧会

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年03月11日 19:35
添付ファイル