登録日：2017/01/08 (日) 21:51:12
更新日：2021/06/09 Wed 22:50:17
所要時間：約 5 分で読めます
2008年7月18日に発売された
ういんどみる制作のエロゲーで、
ツナガル★バングルのファンディスク。らぶ2はいてんしょんAVG。
因みに実際のタイトルは間にハートマークが付くのだが環境依存文字であるからなのか、ダウンロード時のフォルダには代理として逆三角形マークが使われているので
本項目のタイトルもそれに合わせている。
何気に
はぴねす!や
祝福のカンパネラといったういんどみる代表作を除けば、
こ～ちゃ絵ではない無印ブランドとしては現状唯一のファンディスクだったりもする。
◆各ストーリー解説
悠夏ルートのアフターストーリー。
共に冒険大好きで恋も順風満帆な最強カップルである悠夏と弘太は和泉崎中を駆け巡る甘々ライフを過ごしていたが、
ある日、悠夏の唐突な一言により未だ踏破していない場所があることが判明。その未開の地の名はラブホテル。
早速勢い勇んで突撃を試みるも学生の御身分ということで当然ながら門前払いを食らってしまう２人。
果たして、どうにかしてラブホテルに足を踏み入れることはできるのであろうか……？
真穂ルートのアフターストーリー。
長年の想いが結ばれて幸せいっぱいな真穂。弘太の母親から早速ウェディングドレスまで渡されて幸せは正に絶頂。
がしかし、自重しないにも程がある脳内ピンクなエロエロライフを過ごしすぎた所為で弘太がダウン。
流石に事態を重く見た真穂も生まれ変わって見せるとエロスを自重し始めるのだが、
解消しきれない性欲が心内で暴走するあまりに別の弊害をもたらすことになろうとは……
樹里ルートのアフターストーリー。
和泉崎の祖とも言える大魔法使いの血を引く現代唯一の魔法の担い手である樹里であるが、
時計塔の最上階をプライベートなバカンス空間に改造するなどやりたい放題の毎日。
しかし、悠夏の見立てによれば「魔法をあまり使わないのは何か大掛かりな計画をしているからだ」とのことで、
その実態を探るべく、樹里の追跡調査が幕を開けることに―――。
雫ルートのアフターストーリー。
いきなり涙で顔をくしゃくしゃにしながら弘太の家へと駆け込んできた雫。
何でも側近であるいつきとケンカをしたらしいのだが、その原因となったあるもの……
雫自身は予言の書と言って譲らない乙女の妄想全開夢日記。
で、その日記という名の予言を成就するために親友たちすらも巻き込んだカオスな日々が始まることに……
いつきルートのアフターストーリー。
いつきの自室で行われた酒の席での勢いで交わされた妙な取り決め。
雫といつきの主従逆転によるちょっと変わった生活が始まると思いきや、
何と雫の思い付きによりいつきが制服を着て学校に通うことになってしまう。
まさかの展開に戸惑いながらも、弘太といつきの学友ライフがスタートする。
誰とも結ばれずに本編が終了したというIFの下でのアフターストーリー。
新たに洞窟の奥で発見されたマジックアイテム。それは関わった人物の願望を具現化するという一風変わった効果を持っていた。
しかもそうして形作られた皆の願望が和泉崎中に散らばってしまったものだから大パニック。
最早何でもアリと化してしまった和泉崎を駆け回ることになる。
とまあ、あらすじ通り本当に何でもあり。
スタンダードからマニアック、複数プレイにまさかのあのキャラのエロシーン。
遂にはワンシーンのみとはいえハーレムルートなどと盛り沢山である。
◆登場キャラ
○鳴海弘太
CV:なし
本編に引き続き主人公を務める童心を忘れぬ冒険大好きわんぱく小僧。
相変わらずあらゆることに興味を示し、各ヒロインとのいちゃいちゃも見せ付けてくれるハイテンション振りであるが、
本作では何かと予想外の事象が数多く起こるため、振り回され役としてのイメージも強かったり。
○一ノ瀬悠夏
CV:木村あやか
弘太と同じ冒険大好きわんぱく少女。
ピュアを通り越してド天然の領域のため、度々突拍子も無いことを口走っては周囲を困惑させる。
というか公衆の面前でラブホテルどうこう言い出すのは流石にどうなんだろうか？
○望月真穂
CV:まきいづみ
淫乱ピンク。
いや冗談抜きで本作の彼女はその一言で全てが片付くといっても過言ではない弘太の幼馴染。
本編個別ルートの時点で大概だったが、本作ではあらゆる場面で全く自重をしないエロスの権化である。
○夕凪樹里
CV:一色ヒカル
実は大魔法使いの血縁者という意外な事実が判明した現代に生きる魔法少女。
……しかし、魔法の研究を真面目にやるつもりは毛頭無く、相も変わらず面白さ最優先なノリの良い性格。
冒頭時点で時計塔の最上階を大画面プラズマテレビに最新オーディオシステムの南国リゾートに改造している始末。
○津宮雫
CV:佐元二厘
牛乳大好きちびっ子お嬢様。そんでもって糖分量産要員。
本編の時点で色々夢見がちな面も多く見られた彼女ではあったが、
本作では夢日記という形で見てるこっちの体中が痒くなってくる駄々甘妄想をこれでもかと見せ付けてくれる。
○藤倉いつき
CV:岩田由貴
雫お嬢様ラブを貫くできるメイドさん。
本編メインヒロイン中で唯一の非学生キャラであったことが惜しまれたのか、本作では学生服姿が開放。
突然の学生生活という環境の激変にあたふたするいつきの姿はとても和む。
○関谷
CV:皇帝
貴重な弘太の理解者にして一般人サイドの話相手。
お相手であるヒロインズがどいつもこいつも癖がありすぎる所為で、それに関する話を聞かされる本作の彼は呆れ具合が増し増しである。
○森の主
CV:秋山樹
何かと怪しい行動が多かった、実は大魔法使いの従者というとんでもない素性を抱えていた巨大ｸﾏｰ。
樹里ルートでは魔法の力を私欲の為に乱用しまくる樹里の姿に頭を悩ませるばかりである。
○津宮奏
CV:成瀬未亜
嘗ては悠夏の祖父と共に和泉崎での宝探しに奔走していた雫のおばあさま。
本作では何と彼女にもエロシーンあり。
◆余談
本編での問題が粗方片付いたアフターが主軸ということもあるが、
作品全体の空気はどみる作品の中でもかなりゆるゆる且つ甘々である。
時折シリアスなBGMも流れるっちゃ流れるのだが、
前後の展開あまりに馬鹿馬鹿しすぎることもあってシリアスなギャグをやってるようにしか見えない。
いずれにせよ、本編でのハイテンションな独特なノリを気に入ったプレイヤーには是非オススメのファンディスクである。
オープニングテーマ「ツナガル★らぶみくす」
歌:矢田みこ
作詞:佐藤ひろ美
作曲・編曲:藤間仁(Elements Garden)
エンディングテーマ「大スキ! のち大スキ!」
歌:佐藤ひろ美
作詞:佐藤ひろ美
作曲・編曲:藤田淳平(Elements Garden)
追記・修正お願いします。
最終更新：2021年06月09日 22:50
