服部平蔵

登録日:2016/12/05 Mon 17:25:03
更新日:2023/09/28 Thu 19:17:48
所要時間:約 5 分で読めます




名探偵コナン』の登場人物。

CV:小山武宏→山路和弘


大阪府警本部長で階級は警視監。
年齢は推定50代。口髭を生やした貫禄ある人物。普段は細目だが、激昂した時や相手に重要な用件を告げる時などに片目を見開く事がある。ちなみに今のところ両目を見開いた事はない(劇場版では一度だけある)。
西の高校生探偵・服部平次の父親でもある。妻は静華(旧姓は池波)。彼の父親(平次の父方の祖父)も警察官だったらしく、『服部平次と吸血鬼館』に登場する寅倉家執事がそのことについて触れている。
彼の右腕的存在である遠山銀司郎刑事部長は、彼の幼馴染かつ親友でもある。
一人称は基本「ワシ」か「私」だが、親しい間柄の人物と話す時は「オレ」になる。
名前の由来は、戦国時代に活躍した伊賀忍者「服部半蔵」と、『鬼平犯科帳』の主人公「鬼の平蔵」こと火付盗賊改方長官「長谷川平蔵」から。


寡黙かつ冷静沈着な人物。
平次を凌ぐ優れた推理力の持ち主で、その推理力は工藤新一(江戸川コナン)の父親・工藤優作と双璧をなすほど高い。
大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城(後半)』では、コナンと平次が事件の捜査をしている間に野次馬から被害者の状態を聞き、
被害者が残していたダイイング・メッセージから瞬時に被疑者を特定して部下にその人物を尾行させている。
また『服部平次vs工藤新一 ゲレンデの推理対決』では、静華から事件の概要を聞いただけで犯人が使ったトリックを見破り、現場にいる平次に解決のヒントを与えている。
彼の古い友人で剣友でもある元警視庁捜査一課警視の鮫崎島治が「剣道の試合ではとても歯が立たなかった」と評するほど剣道が強いらしい。
息子である平次の性格を熟知しており、平次の負けず嫌いな性格を利用するためにあえて彼を殴り、冷静さを欠いた平次を囮にして犯人一味を一網打尽にした事がある。
この事を知った平次は「あのキツネ目クソ親父…」と憤慨するが、今のところ新一(コナン)と同様に、平次は推理で彼に勝てた事は一度もない。
平蔵曰く平次の推理は「勘働きに頼ったママゴトのようなもの」とのことだが、これは平次の推理力を絶賛する毛利小五郎に対し謙遜して言ったものと思われるので、
本当のところはどう思っているかは不明。
なお銀司郎が言うには、今の平次は平蔵が子供だった頃によく似ているようである。
怖い顔で家族に対しても厳しそうな人物に見えるが、静華にだけは頭が上がらない。要はカカア天下。
静華の事を「静(しず)」と呼び、静華と2人きりでいる時には甘えた姿を見せる事も。
ちなみに冗談は全く通じないタイプ。また、自宅にいる際には着流しを身につける風流人でもある。


エリートのキャリア職で、大阪で大事件が起きるとテレビによく顔を出す有名人。
富豪や有名人の知り合いも多く、『大阪“3つのK”事件』では有名人ばかりが集まる豪華なパーティに招待されていた。
(結局当日に夫婦揃って風邪をひいたため、そのパーティには参加できなかったが)
大阪ではかなりの名士のようであり、寝屋川にある自宅は純日本風の大邸宅である。


初登場は第15巻『名家連続変死事件』。
剣道部の先輩だった人物の頼みで平次を連れてわざわざ上京し、平次のたっての希望でその先輩に小五郎の事を紹介する。その後は平次を置いて大阪へと帰っていった。
この事件の後も顔見せ程度に何度か登場し、『大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城(後半)』で初めて前述のような彼の敏腕振りが描かれた。


劇場版では『探偵たちの鎮魂歌』にて初登場。
その後も『天空の難破船』『絶海の探偵』『から紅の恋歌』に登場しており、主に府警本部で捜査員の陣頭指揮を執る立場となっている。
『天空の難破船』は前代未聞のテロ事件だったため、どう対処すればいいか頭を悩ますという珍しいシーンが見られた。


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最終更新:2023年09月28日 19:17