モビルワーカー(鉄血のオルフェンズ)

登録日:2016/11/19 Sat 00:15:59
更新日:2023/02/07 Tue 20:14:38
所要時間:約 4 分で読めます




概要

モビルワーカー(MW)とは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する兵器カテゴリである。
劇中においてはモビルスーツ(MS)に次いで多く登場する兵器であり、後述の特徴から劇中世界においては300年以上前からあらゆる戦場において活躍している。


特徴

1.貧弱な火力と防御力
2.高い機動性
3.水素エンジン駆動
4.ローラー付きの三本足
5.エイハブ・ウェーブによって機能停止しない
6.一部の機種は阿頼耶識システム対応
7.ナノラミネートアーマー(NLA)非対応
8.宇宙でも稼働可能
9.安い

MWは通常兵器が無力化されるエイハブ・ウェーブの影響下でも稼働できるという特性と、低いコストでそれなりの数を揃えられる安価さからMS以上に普及しており、劇中においては大小様々な組織がありとあらゆる戦場で運用している。
しかし元々の出力差とNLA非対応という特性ゆえにどう足掻いてもMWはMSに勝てない。
仮にMSと遭遇しようものなら射的の的になるか、近接武器の錆びになるか、サッカーボールにされるか、人質にされるか、何処かから白い悪魔が来るのを待つしかない。


機種


CGS/鉄華団モビルワーカー

型式番号 TK-53
全高 3.5m
重量 2.2t/2.3t(s型)
武装 30mm機関砲×2/8連装ミサイルランチャー×2/60mm砲×2
搭乗員 1~2名(c型)
その他 阿頼耶識システム/輸送用カーゴベイ

クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)や鉄華団において運用されている機種。
既に旧式化しているが、阿頼耶識システムの恩恵によってネズミのような高い機動性を誇る。
機体を好きな色に染めている団員もいるらしく、三日月・オーガス機は白色、昭弘・アルトランド機は青色、ノルバ・シノ機は下品な色ピンク色になっている(初代・流星号)。
地上で運用される通常型、推進材タンクを追加して脚のローラーをスラスターに交換した宇宙型用のs型、指揮官用にセンサーと座席を追加したc型、輸送型の4種類が存在している。
機体両側面の武装を換装することで様々な戦局に対応できる。
サッカーボールにされたり、アンカーワイヤーの上を綱渡りさせられたり、敵の強襲装甲艦への揚陸に使われたりと見せ場が多い。
撃破されると骨まで火葬してくれる便利機能付き。
ダンジ・エイレイとビスケット・グリフォン、宇宙ネズミの墓。コックピットはおっぱいよりも堅い

鉄華団モビルワーカー(新型)

型式番号 TK-56
全高 3.9m
重量 2.8t
武装 60mm砲×2 6連装110mmロケットランチャー×2 チェーンガン
搭乗員 2名

エドモントンにおける戦闘の後に鉄華団に配備された新型。
TK-53よりも大型で機関砲とロケットランチャーの両方を標準装備している。
オルガ・イツカが阿頼耶識システムの手術義務化撤廃という方針を打ち立てたためにシステムには非対応で、砲手と操縦手の2名が乗り込んで操縦する。
主に阿頼耶識システムの手術を受けていない新入団員達が使用している。
作中では鉄華団の戦力にモビルスーツが増えたことから戦闘での見せ場はあまりないが、
移動手段や護衛任務など、要所要所で活躍している。

ギャラルホルンモビルワーカー

型式番号 NK-17
全高 6.3m
重量 3.6t
武装 大口径砲+ミサイルランチャー×4/8連装ミサイルランチャー×4 チェーンガン

ギャラルホルンにおいて運用されている大型MW。
MWの中では高めの防御力と火力が売りだが、機動性では旧式のTK-53に劣る。
三日月と昭弘に翻弄されたり、ガンダム・バルバトスの盾にされたり、ドルトコロニーでの虐殺に使われたりと不遇。

ユニオンモビルワーカー

型式番号 UW-33
全高 4.3m
重量 2.8t
武装 40mm機関砲+7.62mm機銃/12.7mm機銃/大口径旋回砲塔 6連装40mmグレネード×2  

木星圏の重工業メーカーが製造している機種。
兵器についてはド素人のサラリーマンでも乗り回せる扱い易さ、貧困層ばかりの労働組合が調達出来るほどの安さを両立した傑作機。
アーヴラウ防衛軍にも、主砲を大型化した改良機が採用されている。
鉄華団も地球にて購入、エドモントンの戦いにて使用した。
しかし劇中ではもっぱらやられ役。
何の因果か登場する度にギャラルホルンMWに虐殺される。
もはや存在そのものが虐殺(される)フラグ

HDモビルワーカー

型式番号 HD-21
全高 4.1m
重量 2.9t
武装 115mm砲 7.62×51機関砲 60mmロケットランチャー×6

夜明けの地平線団が運用する機種。
ギャラルホルンが運用している物と似た外観をしている。

SAUモビルワーカー

型式番号 SAU-17
全高 4.0m
重量 3.1t
武装 200mm砲 機関砲 多用途ランチャー×8

SAU軍の正式採用機。
森林地帯や都市での運用に向いた近接打撃型。取り回し重視のためか大口径砲の砲身が大きく切り詰められた短砲身となっている。


商品化


ガンプラ

上記の機種は全てがキット化しており、オプションセット1~6までの全てに付属している。
しかし色分けは全くされておらず、肉抜きだらけなので塗装と穴埋めがほぼ必須である。

ヴァリアブルアクション

プレバン限定で鉄華団モビルワーカーが商品化。
パーツ差し替えで指揮官機と通常機を再現できる他、ビスケットとオルガのフィギュアが付属している。


追記修正は宇宙ネズミの方にお願いします。

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最終更新:2023年02月07日 20:14