妖精さん(人類は衰退しました)

登録日:2016/09/25(日) 22:02:28
更新日:2023/07/18 Tue 10:42:57
所要時間:約 3 分で読めます



「あにをたうぃきにぼくたちのこーもくができました」
「うぃきってなにするです?」
「いろいろなことがかいてあるよ」
「ないとどうなるですか?」
「じょーほーじゃくしゃになりさがるのだ」
「しえき、さくしゅされるだけのしゃちくだ」
「ぶらっくきぎょーかー」
「かろうしもすてがたい」
「なんまいだー」

ついき・しゅうせいするです?




おじいさん「近頃アニヲタwiki(仮)に変な項目ができておるようだ。追記・修正してきなさい」

調停官「はーい(やっぱりだめでしたか)」










・ようせいさんのがいよう

人類が緩やかな衰退を迎えて、はや数世紀。
すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。


妖精さんとは、人類は衰退しましたに登場する種族。
アニメ版のCVは、小林由美子・あおきさやか・明坂聡美・ささきのぞみ・金元寿子・小笠原早紀・小山さくら、
小桜エツコ新井里美・中根久美子・辻あゆみ・矢部雅史・山田きのこ・佐藤なる美・坂本千夏・真田アサミが担当している。


緩やかに衰退しつつある「旧人類」に代わり地球に台頭し始めた、体長10cmほどの種族。
人口は推定100~200億人前後。
妖精さんという名前だが、外見はピクシーやフェアリーというよりも小人に近い。
初期には人間が聞き取れないほど早口で話し合ったりカエルを模したレインコートを着たりと佐藤さとる氏のコロボックルのような特徴も見られた。
亜種としてトロールやマンドラゴラさんなどが確認されている。

作品媒体によって衣類や表情に差があり、小説の挿絵、表紙を担当していた山崎透氏のものと、戸部淑氏のものとでも既に大きな差がある。
アニメ版においては戸部淑氏のものを参考にしているが、常に口が開いている。
(・ワ・)←こんな感じである。


セリフは全てひらがなで、アニメでも舌足らずな喋り方をする。
可愛い顔と口調で時折ブラックでギリギリなセリフを吐く。

性格は子供のように無邪気で、言動は喜怒哀楽の真ん中2つが抜けたよう。落ち込むことはたまにあるけど。


新人類と言ってもその自覚は彼ら自身には無く、むしろ旧人類に対しては腰が低い。
旧人類を好いており、彼らの模倣をすることや、彼らのために奴隷のように働くことを生き甲斐としているが、
シャイな性格のため旧人類の前に直接姿を現すことは稀。

見た目からは想像も付かないほどに高度な技術力を持つ種族だが創造性は乏しく、
お菓子や物語などを創り出すことは不得手としており、人間の作った物語や甘いお菓子を好んでいる。

一方で忘れっぽくて子供っぽいと頭がいいのか悪いのかよく分からない種族。
生態には謎が多く、もはや生物なのかすらわからないために旧人類の研究者も匙を投げている。



・ようせいさんのせいたい

  • 離合集散の法則
楽しい遊びやにんげんさんのブーム、そしてお菓子などがあると増える。
たんに集まってくるだけでなく、文字通り増殖する。
増えた妖精さんが楽しいことに参加し、さらに楽しくなってまた増える……と雪だるま式に増殖していく。
さらに増えることで技術力が跳ね上がる傾向があり、数人のうちは木工レベルでも、数百体規模になると未来都市やら植物文明を作り上げる。
これらに巻き込まれた人間はだいたい酷い目にあうが、(肉体的に)深刻な危害を受けることはまずない。

ただし、飽きるのも早く、祭りが終わるとあっと言う間に散っていき、しかもすぐに忘れる。
逆につまらないとどんどん数が減る。

  • まるまり
驚いた時にボール状に丸まり、身を守る性質がある。
ただし、あくまで丸くなるだけで攻撃能力などはなく、猫などには遊ばれ続ける。
また記憶なども少しだけ飛ぶらしく、大抵のことはショックを与えて丸まらせ、ごまかせる。
その他、怖い目にあうと失禁することが確認されている。なお排泄するのはほぼ真水。


  • 電磁鬱
電磁波を苦手としており、浴びると鬱状態になってだらけきったようになる。
事前に電磁波がくるとわかっている時はどこかへ移動する様である。
こよりになるまで自分をツイストして仮死状態になることで、電磁波対策が可能。水分を吸収すると復活。クマムシですかあなた方は。


  • お菓子好き
生存に食料が不要なようだが、甘い物が大好き。
「わたし」ちゃんは趣味のお菓子作りを生かして餌付けもとい交流を頻繁にしている。
お菓子目当てにタイムマシーン(バナナ)を作ったことまである。
ガムはお菓子に入らない。

  • つい消滅
妖精さんは物語りの間に挟まってどこかへ消えてしまったりすることがある。
時には人間の記憶の中に消えてしまうことも。

  • 技術力
旧人類に魔法と喩えられるほどの超科学力を持ち、不可思議な道具を作り出す。
役に立つんだが立たないんだかわからないがほとんどだが、物理法則を無視したような代物だらけ。
(履いて歩くと中に水が溜まる長靴・ブラックホールの缶詰・人間の知能を小麦粉に変換する軽量スプーン・現実世界をゲーム世界と同化させるゲーム機など)
ただ、根がテキトーなためかお菓子作りは苦手。


  • 童話災害
彼ら作った道具や、彼らが多数集まるだけで周囲で不可思議な現象が起こりやすくなる性質により引き起こされる超常的騒動。
騒動に巻き込まれた者は、心に大きな傷を残すことも少なくない。
一方で、妖精さんが複数集まった環境では、死者が出にくくなるという特性がある。
平たく言うと妖精さんが集まるとご都合主義でカオスな展開になる

妖精さんが自らまとめた「まぬある(マニュアル)」では地域でもっとも妖精さんと親しい人物が一日でだいたいひとりの妖精さんと出会う環境を1fとした目安が紹介されている。
例えば高層ビル二十階から落下した場合。
10fなら空中でヒーローやペガサスに助けてもらえる、5fでも素早くワイヤーフックを射出すれば神がかりレベルで係留される。0fは潰れる。

  • その他
電磁鬱とは別に、妖精さん人口密度があがりすぎると、ストレスを感じて鬱になってしまうことがある。餌付け交流のやりすぎには注意。
旧人類の赤ん坊を、自分たちの子供と取り替えることもあるようで、
そういった子供は、超常的な力を持ち恐れられることがあるが、
成長するに伴って、力を失い普通の旧人類と変わらなくなってしまうようだ。


ついき・しゅうせいおねがいするです?













































・ようせいさんのねたばれ









「こっからさきじゅうだいなねたばれ」
「へんしゅうのりょうど」
「はいっちゃやー」







調停官「そう言われるとますます見たくなりますねー」

「あ

以下、作品の根幹に関わる大断絶級ネタバレ注意!!






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最終更新:2023年07月18日 10:42