雨野狭霧(ゆらぎ荘の幽奈さん)

登録日: 2016/09/16 Fri 19:40:00
更新日:2024/01/08 Mon 04:17:16
所要時間:約 20 分で読めます





断る!もっとぎゅってさせろ…!



雨野狭霧(あめの さぎり)とは週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『ゆらぎ荘の幽奈さん』に登場する人物である。



私の概要!?し、知ってどうするつもりだ!?


●所属:霊能忍者集団・誅魔忍軍及び湯煙高校二年生(第75話で二年生に進級)
●髪の色:薄紫
●瞳の色:紺碧
●誕生日:6月24日
●血液型:A型
●身長:163cm
●体重:51.3Kg
●3サイズ:B94(F)-W59-H88
●CV:高橋李依


私の性格も知りたいだと!?一体、何が目的だ!?


ゆらぎ荘の202号室に住んでいる住人で隣室の呑子から付けられたあだ名は「さぎっちゃん」。

性格は勤勉且つ真面目で『眉目秀麗、文武両道、成績優秀』と学校での評判を聞いても分かる通り何事にも全力で挑み、手を抜く事はしない。
誅魔忍なので当然ながら運動神経も抜群で飲み込みも早く、雲雀からスケートに関してレクチャーを受けた際は短時間で滑れるようになっていた。
良くも悪くも真面目なため不器用な部分もあり、特に対人関係においては男性には辛辣な態度を取ってしまう事が多い。これは中学二年生までずっと女子校育ちであったため、男性への接し方の経験が不足してるため。相手によって態度を使い分けるといった臨機応変な対応も苦手な様子。
女子力が欠けている事も気にしており基本的に地味な服装が多く、千紗希の服装や水着を見るたびに彼女の女子力の高さに驚いている。
また、信用できない人物には容赦がなく風紀を乱したら許さないとゆらぎ荘に住む事になったコガラシを唯一の男性住人なのもあり最初の頃は他の住人より特に警戒していた。

コガラシとのラッキースケベ発生後に彼の頭にクナイが刺さっている事が多いが、誅魔忍の忍具は霊気を具現化したもので痛みはあれどほぼ無傷で済むので問題はない。最初の頃はコガラシのほっぺから血が出てたがあの時に使用してたのは本物だったかもしれない。

見た目こそクールだが実はかなりの照れ屋であり、コガラシに服を褒められて顔を真っ赤にする様は必見である。

素直になれない恥ずかしがり屋である半面、割と他人に気を許しやすい一面もある。
朧がゆらぎ荘に移り住んでそれほど日が経っていないある朝のこと、かつて敵対した朧を狭霧は警戒していたのだが、『雨野程の器量よしなら~』という何気ない朧のセリフを聞いて「朧か。そう悪い奴ではないのかもしれないな…!」と満更でもない気持ちになり、狭霧はあっさり朧を新たな住人として受け入れる事になった。

名前のモデルは、日本神話における神のアメノサギリとする見方が有力。


術も気になる!?他言無用を守れるなら教えてやってもいいが…


誅魔忍軍の一員である雨野狭霧は修行を積みながら様々なバリエーションの忍術を会得しており、その術を一部紹介する。

●分身の術
第3話にて、冬空コガラシの退去をかけた『温泉卓球』にて使用した。
一気に五人に身を分けたのだが、何故か卓球の玉も分身した。
コガラシが分身したボールを打ち返していることから、残像ではなくきちんと実体がある模様。

●叢時雨(むらしぐれ)
雨野流誅魔忍術奥義の一つ。第2話にて、ゆらぎ荘を襲撃しに来た救沌衆に対し放った。数十個にも及ぶクナイを自身の周囲に円陣を組むように空中に配置させ、そのまま敵対象に一斉射する広範囲投擲忍術。
攻撃範囲、回数ともに凄まじい威力を誇り、またクナイ一つ一つを操るためにかなりの練度を要求されると思われる。救沌衆のように集団で襲い来る敵に使用することで、数で劣る不利を補う事が出来る。
また、狭霧のクナイは普通の代物とは違い『神出鬼没変幻自在の霊気の忍具』である。そのため、不意に空間にクナイを出現させたりこの奥義のように手から離して操ることも可能。この事から狭霧や雲雀も『忍者であり、且つ霊能力者』なのだということが分かるだろう。

●小夜時雨(さよしぐれ)
雨野流誅魔忍術奥義の一つ。第8話にて、人間の髪の毛根を喰らう妖怪『髪喰い』を討伐する際に繰り出した。上空からクナイを複数投げつけ、垂直方向から敵の身体を打ち抜く投擲忍術。
上空から真下に放つため、かなりのスピードを誇る。そのため、敵に認知されていない際に不意を突く形で使用すれば、より効果的に運用可能かと思われる。

●暴雨(はやさめ)
雨野流誅魔忍術奥義の一つ。同じく第8話にて使用した。敵の身体に瞬時に接近し、その周囲を円を描くように回転しながらクナイで敵を切りつけて切り刻む技。人のフェロモンの染みついた各種繊維(服)を好んで喰らう妖怪(名称不明)を討伐する際に繰り出した。
クナイを二刀流の様に扱うため自然と攻撃回数も多くなり、攻撃力は高い。

●雨蛟龍(あめのみずち)
雨野流誅魔忍術奥義の一つ。第51話にて使用した。空間を捻じ曲げ、直径およそ数メートル程にも及ぶ大質量の突起物を召喚し、対象に目がけて発射する大技である。
召喚された突起物はクナイとも刀とも似つかない不可思議な形をしており、先端の部分に向かうにつれ捻じれが細く鋭くなっている。恐らくは発射の際に空気抵抗を最低限にするためと思われる。狭霧の腕も相まって、三キロ先のターゲット巨大鬼蜂に命中、一撃でその巨体を爆散させる程の攻撃力を備えている。
難点として準備に時間がかかり隙だらけになるため使い道は限られる。

●霊装結界(れいそうけっかい)
身に付けている限り、あらゆるダメージを肩代わりしてくれる代物。第14話で登場。
頭部を除き体全体が黒一色と白い紋様に覆われるため、コガラシとこゆずにはまるで全身タイツのようだと驚愕された。
その効果は非常に優秀。朧と狭霧が交戦した際、朧の手刀で狭霧は背中から一突きにされたのだが胸部の装甲が少し弾け飛んだ程度でそのダメージを抑えた。
狭霧の背骨を砕くつもりだった朧の攻撃を易々と受け入れているため、あくまで所有者のダメージを肩代わりするだけであって霊装結界自体には大した防御力は備わっていない模様。
コガラシがこの状態の狭霧と密着した際の描写によると、生地はかなり薄いようだ。
描写はなかったが朧との交戦で相当な回数攻撃を喰らったらしく、大事なところ以外の大半に穴が空いた状態になっていた。

●雨滴穿石(あめのしたたりいわをもうがつ)
雨野流誅魔忍術奥義の一つ。第137話にて宵ノ坂酌人との戦いにて狭霧が独自に編み出した技。
うららの霊視でも認識できないナノマシンレベルの極小のクナイを同じ場所に打ち続けて相手の霊装結界を貫く。
陽動で大きなクナイも使用していたため酌人を破った直後に狭霧が気を失うほど体力の消耗も激しい。


私の交友関係まで聞きたいのか!?…くれぐれも皆には内緒だぞ!?


冬空コガラシ
ゆらぎ荘で寝食を共にする男性という事もあり、男性に不慣れなのもあって住人の中で最初は特に警戒していた。
自身より圧倒的な力を持つコガラシを目の当たりにしてから担当の事件を手伝ってもらいつつ共に解決したり彼の誠実な人柄を見て徐々にではあるが心を許し始め、今では頼りになる同業者の関係を築いていた。

恐らくは初めてとなる同年代の異性の友人であり、幾度となくコガラシを異性として意識している描写がされたり惚れ薬の件など本人が自覚しないままに彼に惹かれていっていると推測されていたが第136話で遂にコガラシに恋している事が発覚、狭霧はゆらぎ荘で最初から登場している女性キャラながらコガラシへの想いが判明した最後のキャラでもある。

コガラシの事は出会ってからずっとフルネームで呼んでいたが…?

湯ノ花幽奈
3年前、呑子の監視をする任務でゆらぎ荘に住む事になった狭霧は同じくゆらぎ荘の地縛霊でもある幽奈とも対面。
コガラシと同じく狭霧も当時はあらゆる方法で幽奈の成仏を試したが彼女の人懐っこい性格もあって結局は成仏させないまま今に至っている。
最初こそ狭霧の照れ屋な性格もあって馴れ合おうとしなかったが、別の任務での妖怪退治をきっかけに仲良くなった。

実は幽奈の存在は狭霧がゆらぎ荘に住む事になった間接的なきっかけを作っている。

荒覇吐呑子
御三家の一角でもある彼女を当然ながら最初は警戒していたがゆらぎ荘の玄関で寝ている彼女を初めて見た時は狭霧もやはり困惑していた。
当時の狭霧が苦戦した妖怪を呑子はあっさり倒した事で幽奈と同じく仲良くなるが、狭霧は呑子のフリーダムな言動に3年前から既に振り回されていた。

神刀朧
幽奈が龍雅玄士郎にさらわれてしまい、コガラシとこゆずと共に龍雅湖に潜入してコガラシが時間稼ぎする間に幽奈を救出する際に朧に見つかり交戦するがまるで歯が立たず危うく命の危機に瀕した。
上記の件もあって朧がゆらぎ荘に入居した後も警戒していたが、彼女から思わぬ言葉をかけられた事であっさり和解するもコガラシに単純接触を繰り返す彼女にはたびたび突っ込みを入れている。

宮崎千紗希
クラスは違うが狭霧と同じ湯煙高校に通う少女。
千紗希がゆらぎ荘に遊びに来た事がきっかけで交流を持つようになる。
相性的には千紗希が和やかな性格である事が大きく作用し、良好な関係を築いている。
(千紗希からの呼び名は雨野さん。狭霧の方は千紗希の事を心の中でフルネームで呼んでいたが、第49話では面と向かって宮崎さんと呼んでいる)

だが、千紗希の有り余るスキルの数々(料理上手、服のセンス、明るく朗らかな女の子らしい性格)を見た事で否応なく自らがいかに『女の子らしくない』かを直面させられる。千紗希の意思に関わらずとも狭霧は軽く凹み、彼女を女子力の化け物と称して畏敬の念を抱くようになる。

雨野雲雀
従妹であり、同じく誅魔忍として所属組織を共にする狭霧の親族の女の子。
雲雀は狭霧をライバル視しているが、二人の仲自体は良好で狭霧も雲雀と久しぶりに会えた途端、素直に顔をほころばせるほどで家族同然の存在だと認識している。
夏休みにコガラシも交えた形になった実家での騒動の一幕から雲雀がコガラシに対してどんな思いを抱き始めたかを知ったようだが、やがて狭霧も加わる事になった。

浦方うらら
狭霧の仕事上のパートナー(任務の補佐役)、及び湯煙高校のクラスメイトとなる少女。
初登場は声のみでは第8話、それから第23話で本人が登場。
普段から突拍子のない言動で狭霧を振り回したり、彼女とコガラシの仲をからかったり、狭霧にとっては悩みの種となることも多い。

しかし「冬空はんもええ人そうでよかったわ~」と彼女なりに狭霧を気にかけ、心配しているらしき事が見て取れる。狭霧の方も呆れる事はあるが、うららに対し深い信頼を抱いている。

ちなみにうららは、浦方家最強の式神(巨大な白狐)を召喚し、周囲の被害を心配する狭霧の制止に構う事なく彼女に全力でその式神をぶつけたり、ある意味お互い通じ合っているからこその無茶な芸当をしでかした事もある。ていうか君らホントに親友なの?

雨野時雨
第32話で登場した狭霧と雲雀の祖母。
若い頃はグラマラスだったらしく久しぶりに誅魔の里に帰った狭霧を見て彼女のバストサイズとカップを言い当てた。
うららと同じく普段は孫2人を茶化す事も多いが同時に大切に思っている。
狭霧の祖母だけに誅魔忍としての実力は高く頭も切れるため宵ノ坂家との戦いではうららと共に前もって策を講じていた。

宵ノ坂酌人
御三家の一角でもある宵ノ坂出身で呑子の弟。
父の宵ノ坂醸之介の策略により狭霧と政略結婚させるが酌人自身は単純に狭霧が好みのタイプらしいが彼の性癖はどこか歪んでいて狭霧も内心ではドン引きしていた。
醸之介がコガラシ達との交戦中に狭霧と一騎討ちになるが彼女の雨滴穿石によって敗北した。
その後も修学旅行で暗躍したり、ゆらぎ荘が新たなピンチの最中に一時的に助っ人するが狭霧にはまだ想いを寄せている。


私のこれまでの経歴?どうしてもと言うなら…


●第1話
コガラシがゆらぎ荘に入居するが初めての男性入居者でもある彼に狭霧は警告していた。
それから幽奈を成仏させようとする坊主をコガラシがぶっ飛ばすがハプニングによってコガラシは入浴中の狭霧達に天誅をくだされてしまい狭霧のコガラシへの第一印象は最悪だった。

●第2話
前話の件もあり、コガラシがエッチな思いをするたびに狭霧はクナイを突き付けたり裏山の木の洞へ移るよう命令するなどやはり辛辣な対応をしている。
前話の坊主が仲間を連れて再び現れた時はゆらぎ荘の住人総出で対処したが、狭霧の誅魔忍に対してコガラシは突っ込みを入れていた。

●第3話
コガラシが夜々と一悶着を起こした事で案の定、狭霧は怒り浸透で彼をゆらぎ荘から退去させようと卓球対決する事になり、夜々と共に術を駆使して追い詰めるが幽奈のポルターガイストによってコガラシが辛うじて勝利。
狭霧は夜々と共にしぶしぶコガラシの退去を取り消すがその直後にラッキースケベが発生してしまい、またしても天誅をくだしてしまった。

●第8話 『ききき貴様何を…!? か…っかわいいなどと…どういうつもりだ!?』
初めての狭霧のメインエピソードであり、上記のセリフは妖怪退治後にコガラシから「わりと似合っててかわいいと思ったけどな」と純粋に服を褒められた時のもの。
コガラシには別段照れている様子も無く、彼としては本当に思った事を口に出しただけなのだが狭霧は必要以上に動揺し狼狽え、赤面した。
その後、数日は自室の姿見の前でその服で普段から過ごそうか過ごさぬべきか悶々とするほど衝撃を受けてしまった様子である。
この事件で狭霧はコガラシの力の一端を垣間見た事もあり、これまで悪印象だった彼への態度は徐々に柔らかくなっていく事となる。

●第9話 『ふ…これは私の完敗だな!』
焼きを極めた伝説の料理人に憑依された経験を活かし、絶品の焼き魚を作ったコガラシに対して。
狭霧自身は渾身の逸品である山菜のカレーを皆に振る舞ったのだが、秘伝の生薬が含まれたカレーはとてつもない臭気を放っており、その匂いを嗅いだだけでゆらぎ荘の面々は口にする事すら敵わず轟沈した。
その直後という事もあって、コガラシが焼いた魚は嬉々として皆に受け入れられた。その時狭霧が笑顔でコガラシを称賛した台詞が上記のものとなる。
なお、その直後に住人の皆でコガラシを讃え彼を胴上げするのだが、それに狭霧も混じっている。第1話の出会いを考えれば想像もつかない光景なのだが、この様子から彼女が徐々にコガラシを受け入れてきつつあるのが分かる。
ちなみに夜々の初めてのメインエピソードでもあるため狭霧ほどじゃないがコガラシにこれまで良い印象がなかった夜々もこの件を境に彼に懐くようになった。

●第12話 『わ…私は特に仲良くなったわけでは…っ。……でもまぁ、悪い男ではなさそうですね』
皆さんコガラシさんと仲良くなれてよかったと、嬉しそうに笑う仲居さんに向けて。
すぐそばにボディソープと化したコガラシがいるとは露ほども思わずに…。
狭霧もコガラシに対して少しずつ態度が軟化してるといえ、やはりまだまだ時間はかかりそうで元に戻った彼に3度目の天誅をくだしていた。
とはいえ第1話と違い狭霧以外の住人は既にコガラシにも寛容になっており、夜々に至っては一緒に入る事を提案までしていた。

●第13~16話
幽奈が龍雅玄士郎にさらわれた事をこゆずから知らされたコガラシは彼女を助けようとして狭霧も誅魔忍ではなく幽奈の友人として同行、狭霧から交通費を借金しつつ3人は龍雅湖に到着。
狭霧はもしもに備えて習得したばかりの霊装結界を身に付けるが全身タイツとコガラシは一瞬、唖然とする。
その後、衛兵を攻撃した事でコガラシが時間稼ぎをする間に狭霧は幽奈を助けようとするが朧に見つかり交戦するが実力で敵わず捕らわれてしまう。
しかし、同じく捕らわれていたコガラシが幽奈とは混浴する仲と発言して玄士郎は怒りに任せて彼を攻撃するが逆に手枷がなくなったコガラシによって一撃KOされてしまい、その光景を見た狭霧は幽奈や朧、部下達と共に呆然としていた。
今度は朧がコガラシに戦いを挑み、その最中で朧が女性だという事が判明するが気付いていた幽奈の隣で狭霧は朧が女性だった事に内心でコガラシと同じ反応をしていた。
そしてコガラシは朧との戦いでも圧倒的に優位な状況を見て狭霧は自分では敵わなかった相手と同居人の彼との実力の差を痛感しており、それ以降も彼女は日々の鍛練を積み重ねて次々に強敵と対峙するのはまた別のお話。

●第17話 『宮崎千紗希…貴様女子力の化け物か!?』
千紗希が始めてゆらぎ荘を訪れるが初対面の狭霧は可愛らしい衣装の千紗希を見て地味な衣装の自分に落ち込み、それからいつの間にか着替えるが幽奈からはお出かけと思われてしまった。
その後、千紗希は仲居さんの夕飯の支度を手伝うが夜々があっさり餌付けされる腕前に狭霧が驚嘆した時が上記のセリフであり、あまりの眩しさに直視もできなかった。

●第22話
朧が滝行中、狭霧が現れるが幽奈が玄士郎にさらわれた時に交戦した件もあり狭霧は距離がある対応を取るが朧に器量よしと言われた事であっさり受け入れるようになった。

●第23話 『…ふん。まあこれでよしとするか』
自室の姿見で、買った水着を身につけながら呟いた一言。
臨海学校のため、友人であり仕事仲間でもある浦方うらら、そしてコガラシと水着を買いに来た狭霧。
うららの悪ノリもあって、狭霧は目まぐるしく様々な水着を試着する。その最中、まあ色々な邪魔が入りつつ、皆大好きお色気ハプニングだよ。知ってるでしょ?騒がしいままに買い物は終了した。
結局選べずじまいと思いきや、ちゃっかりと狭霧は欲しい水着を購入しており、それは、初めてコガラシに「似合ってんじゃねーか?」と褒められた水着であった。

●第24~26話
臨海学校当日にはしゃぐうららをよそに真面目な狭霧は準備運動を始める。
巨乳のため男性からの視線を集めるが狭霧は水着が似合ってないとネガティブに捉えてうららに突っ込まれた。
それからコガラシ達と合流するが千紗希の花柄ビキニを見て狭霧は第17話のような反応を見せていた。
そして海で遊んでる時にヒュドラアナゴという妖怪が現れて女性陣の水着を剥ぎ取ろうとして狭霧は応戦するがコガラシが本体を倒すため深海に潜る事になり千紗希やうららは心配するが狭霧はこれまでコガラシの実力を間近で見ていたため心配ないと呟いていた。
騒動後、コガラシの霊能力をまだ信じていないクラスメイトをコガラシには内緒で千紗希の提案によって肝試しを利用してクラスメイトに信じさせようとするが上手くいかず、狭霧はうららが暴走して制止しようとするがその余波でコガラシとラッキースケベが発生した挙げ句バレてしまった。
その後はクラスメイトが妖怪を起こしつつもコガラシの誠意で何事もなく済んだ事でクラスメイトはようやくコガラシの霊能力を信じるようになった。
肝試しの後はホテルで温泉に入ったりトランプをしたりコガラシと兵藤が女子部屋に行くが、とある女性教師が見回りに来た事で隠れる時にコガラシの周りに幽奈、狭霧、千紗希も一緒に隠れてしまい幽奈はコガラシと長時間くっついた事でポルターガイストを発動させてしまうがコガラシと兵藤はその混乱に乗じて何とか脱出した。
ちなみに見回りに来た女性教師は後に意外な素性が判明するのはまた別のお話。

●第27話 『な…なぁ、冬空コガラシ…貴様の目に…私はどう映っている…!?』
誤ってこゆずの作った惚れ薬を飲んでしまった狭霧が放った台詞。
薬を飲んだ状態で、最初に目に入った異性であるコガラシを見た結果、暴走する事態となった。
最初は必死に正気を保とうとしていたが、そのうち理性が崩壊して歯止めが利かなくなり、彼に密着しようとするばかりか、服を脱ぎブラまで引き上げて自分でポロリさせる始末で、こゆずの惚れ薬は絶大な効果だったことが窺える。このタヌキほんとトラブルばっか起こしてんな
正気に戻ったあと狭霧は、自らがコガラシにしでかした珍事に酷く動揺する。夕食も食べずに自室に引き篭もり、理性を失った自分の節操のなさを悔やみ、布団を被って泣いてしまう程であった。
しかし、こゆずの惚れ薬は強制的に心を操る代物ではなく、あくまで『好きという気持ちを増幅させるもの』であり、使用者に対して好きな気持ちが全くない人間には効果が無い。
このことから、朧は狭霧の気持ちに対して、少し引っかかるところのあるようなそぶりを見せていた。

●第37話 『ああ…いい察しは付く』
朧が湯煙高校に現れ、コガラシが逃れようとするが彼女の策略にハマり女子更衣室のロッカーに閉じ込められてしまい幽奈達と共に着替え中にハプニングでコガラシと朧が現れた時に発した台詞。
コガラシがゆらぎ荘に住んで間もない頃は警戒してラッキースケベ発生後すぐに天誅をくだそうとしたが、この頃になると彼の人柄と朧の普段の行いもあって即座に事情を理解してすぐに天誅をくだそうとする事はほとんどなくなっている。

●第49話 『ドロッドロじゃないか!!』
幽奈、千紗希、雲雀の、コガラシをめぐる四角関係がファミレスにて発覚。それに伴い発生したコガラシ不在の修羅場に立ち会った時の言葉。我々読者の心を見事に代弁した狭霧の魂の叫びである。三人それぞれのコガラシへの想いを間近で食らった狭霧さんの三連続呆け顔は必見である。というか狭霧じゃなくてもそうなるよね。仕方ないね。
そこで何故か偶然そのファミレスで働いているコガラシに遭遇、今の三人には近づけさせまいと必死で狭霧はコガラシを押さえつけるのだった。その後、乙女の秘密を守ったお礼として、狭霧は三人からパフェをたらふく御馳走になった。やったね狭霧ちゃん!

●第51話 『だって私は今、あんなたったの一言が、こんなにも誇らしい…!』
コガラシに頼られたことに喜びを感じ、テンションMAXになった時の狭霧の台詞。
鬼蜂退治の任務に来たは良いものの、上記のファミレスでの一件が尾を引いていたのか狭霧の調子は何時にも増して不安定だった。
コガラシへの胸の疼きを自覚しつつも、自分がまさか「そのようなもの」に陥る筈がないと狭霧は頑なに認められずにいた。そんな調子で妖怪退治が上手くいくはずもなく、何度もコガラシに窮地を救われ、みっともない醜態を彼の前で晒していることに強い憤りと情けなさも己で感じ始めていた。
しかし、難航する任務の中で、最終目標且つ親玉である鬼蜂が廃墟から空へと逃亡する。己の拳では届かないと判断したコガラシは一言、素直な心で狭霧に「任せた!」と声をかけた。
その瞬間、狭霧の中で何かが吹っ切れ、今までの不調が嘘だったかのように大技「雨蛟龍」を発動、女王鬼蜂を一撃で粉砕した。
胸に感じる今までにないモヤモヤした疼き、それが原因となる集中力の乱れ、そのせいで雑魚妖怪にも苦戦するみっともなさ、そしてそもそもが強大すぎる力を持つコガラシへの劣等感、等々。
色々な要因が重なって力を発揮できずにいた狭霧だが、彼の一言で、ようやくコガラシとの絆の有り方を彼女は理解できたのだった。
余談だが、この第51話はコガラシに「頼ることができるのが嬉しい」雲雀に対し、彼に「頼られることが嬉しい」狭霧と、二人の好対照な想いがはっきりと描かれたエピソードだったと言えよう。

●第193話以降


最後に余談?まあこれが最後ならよしとするか


人気投票では第1回、第2回共に3位。
コミックは2、12、16、19巻で4回表紙を飾っており、千紗希と同率2位である。



アニオタwiki! 優秀な記事編集者である貴様に、誅魔忍として追記・修正を依頼したい…!

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最終更新:2024年01月08日 04:17