イナリちゃま

登録日:2016/09/13(火) 23:53:35
更新日:2020/05/02 Sat 14:12:59
所要時間:約 4 分で読めます





『牧場物語 3つの里の大切な友だち』の登場キャラ。

つゆくさの里の祠に住む神ちゃま。
男女共用の隠し結婚候補。つまりふたなり
主人公の性別に対応した性別で登場し、立ち絵も少し異なっている。


【人物】

イナリの一族の子供。キツネ耳と尻尾が特徴的。
つゆくさの里の住人の幸せを第一に考えている真面目な性格だが、天然な面もある。
片仮名に弱く、トラウマを虎と馬と思い込んだりするなど勘違いも多い。

耳が濡れると力が抜けてしまうため、水を苦手としている。
雨が降っている日も普通に行動している姿が見られるが、まじないで雨を弾いているという設定。

好物はみたらしだんごやだいふくなど和菓子系。
一番の好物はイナリだけに、いなり寿司。
逆に辛めの食べ物を苦手としている。


【イナリちゃま登場】

一年目秋の月1日に発生。
女神ちゃまと魔女ちゃまに連れられ、イナリちゃまの封印が解ける現場に立ち会い初対面を果たすことになる。

封印されていた理由は、女神ちゃまと魔女ちゃまが共同で行った、
「無限にイチゴを生み出すカエル」を作る魔法が失敗し、偶然イナリちゃまの封印魔法になったため。

当然、本人は怒るが、女神・魔女・イナリの一族総出の言い争いで、
喧嘩両成敗ということで、二人を止めなかったイナリちゃまにも責任があるという結論に至ったことを聞き、反省し二人と和解する。
どう見ても被害者としか思えないが

人を守る者として、人に興味を持っていたこともあり、
幼子でないのに自分たちが見える主人公と交流していくこととなる。


【生活パターン】

早朝は祠の周囲の掃除を行なっており、それ以外の時間帯は祠の前で佇んでいる。
本人曰く、祠を離れられない身ということだが、
祭の日や一部のイベントなどで、つゆくさの里から出ることも多々ある。

つゆくさの里の作物をお供えすることで、
天気予報と、ペットのソウルメイト化というイナリちゃまらしからぬ横文字の協力を行ってくれる。
イナリちゃまへの捧げ物は、トロフィーの取得条件にもなっているため積極的に貢いでいこう。


【恋愛イベント】

最初のイベントは、野生動物のキツネと仲良くすることで、お礼にお茶会に誘われるというもの。

その後も、まじないを封じて人と同じ生き方を体験しようとした際にサポートして貰ったり、
子と逸れた親猿を助けようとした際に、届かない自身の言葉を代弁してもらうなどする内に徐々に主人公に好意を抱いていき、

とある少女の縁結びの願いを叶えようとした際に、
人間の「恋」の概念が「一緒にいるだけでドキドキして幸せになる」ものと知る。


「いっしょにいるだけでドキドキしたり幸せになったり…
もっといっしょにいたい、ふれたいと……? …この、気持ちは………。」


ケガレを受け、力の不足によりキツネの姿に変化した際に、
苦手とする雨に打たれ身動きが取れなくなったところを主人公に抱きかかえられ雨宿りをする。
雨が止み、抱かれていることに恥ずかしさを感じ始めたところでタイミング悪く元の姿に戻り、
恥ずかしさが限界突破して、大慌てで主人公の元から走り去る。


「…うう…む、胸が ……。い、いったいどうしてしまったのじゃ。
まだ体調が治っておらぬのじゃろうか…? それとも… やはり、この気持ちが……?」


そのことをキツネに相談している場面に、偶然主人公が通りがかり、取り繕っていると、
かつて主人公と共に、縁結びの協力をした少女が婚約の報告のために祠を訪れる。

つい先日、縁結びを行ったばかりと認識していた少女が、もう結婚したことで、
人間とイナリの生きる時間の違いを実感し、
更に近くを通ったコマリが、見えない何かと会話をしている主人公を訝しんだことで、

主人公が周囲から虚空に喋りかける奇妙な人物と認識されることを恐れ、
幸せに生きて欲しいと望み、自身の気持ちを押し殺してしまう……。


【結婚イベント】

突然の嵐から住人を守るために里を走り回っていた主人公だが、
結果として一人逃げ遅れ、風に煽られ川に転落してしまう。

水を苦手とするイナリちゃまだが、水への恐怖よりも主人公を失う恐怖が勝り、
躊躇いなく川へと飛び込み救出に成功する。

意識を取り戻した主人公を叱責するも、好きな人のために力になりたかったと告白をされる。
人とイナリの時間の違いを理由に拒もうとするが、
イナリの一族としてでなく、イナリちゃま個人としての気持ちが聞きたいと請われ、
とうとう押し殺していた気持ち吐き出す。


「…………い……のじゃ。
おぬしの… (主人公名)どののそばに いたいのじゃ!
短い時間でもいい。たとえ、まばたきの間でも
わしはおぬしのそばにいたい…っ。」


自身が祠から離れられないことや、
主人公が寿命を迎えるときも、すぐに傍に逝くと約束ができないこと、
何より、人の目に見えないために家族にも紹介できないと妹のリンネにはイナリちゃまが見えていたようだが
結ばれるわけにはいけない理由を述べ、想いを告げさせた主人公を残酷とこぼしながらも、

それでも、誰よりも愛していると、
苦難が待ち受けていると知った上でなお、手を取って欲しいと問い掛ける。


イナリちゃまの手をとると、
喜びを露わにし、主人公への呼び方を「(主人公名)どの」から、呼び捨てへと変化させ照れる。


この一連の告白だが、女神ちゃまと魔女ちゃまに目撃されていた。
二人が遊んでいたところに、後から主人公たちがやってきたらしい。
嵐の真っ只中に何してたんだ


友達想いな二人は、勝手に結婚式を開くことを決め、
一週間後、二人と里の動物たちに祝われる幸せな式を迎えることとなった。


【主な台詞】

「こうして、人の生活を見守ることで人というものを理解できるよう日々、つとめておるのじゃ。」


「おぬしの話は、いつも面白い。人というのはみな、おぬしのようなのか? なかなか興味深いことじゃ。」


「わしはおぬしをソンケイしておる。 じゃから、おぬしとは人だとか 人ではないものだとか…
そういったくくりにしばられぬ 付き合いをしていけたらと思っておる。」


「(主人公名)どのは、わしにとって何者にも代えがたい存在じゃ。
わしは、まだまだ未熟者じゃがおぬしの力になれることがあるのなら持てる力の全てでそれを成したいと思う。
人のねがいをかなえる者としてではなく… (主人公名)どのを大切に思う者として。心からそう思っておるのじゃ。」


「…なぜそのように好奇心に満ちた目でわしの耳をじっと見るのじゃ。
こ、こら、にじりよるでない! その手はなんじゃ! こわい、待て、こわい…!」


【余談】
イナリちゃまとの結婚生活だが、
上記の通り、祠から離れられないために別居状態となる他、子供が生まれない。
過去作ではカッパとですら子供が作れたというのに…

そのために、イナリちゃまと結婚すると子宝のトロフィーが獲得できなくなる仕様になっていたのだが…



2016年11月16日から配信された更新データにより、追加結婚候補のステファニーやワンタタンと共に、
イナリちゃまのイベントも追加され、子供が生まれるようになった。

魔女ちゃまやイナリちゃまの師匠も、我が子を望むイナリちゃまを案じていたとのことで、
主人公とイナリちゃまの気を混ぜ合わせることで、二人の赤ん坊を誕生させた。
人の世で生きて欲しいというイナリちゃまの望みにより、主人公の家で育てることとなった。


「こうして、アニヲタwikiを見守ることで項目というものを理解できるよう日々、追記・修正しておるのじゃ。」
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最終更新:2020年05月02日 14:12