アスタリスク(キン肉マン)

登録日:2016/09/13 Tue 21:05:12
更新日:2023/10/27 Fri 04:31:05
所要時間:約 5 分で読めます


タグ一覧
あんな出番なのにタグの数が異常 かませ犬 かませ犬←かませですらない きっとアスタリスクも超人墓場で笑ってますよ アスタリスク アルバニア カッコイイ故の悲劇 キン肉タツノリ キン肉マン キン肉真弓 ゴワッ ガシ ザクッ シュール シリアスの皮を被ったギャグ セリフなし デザインは秀逸 ネタキャラ ネメシス バカリズムより話題をかっさらった男 マッスルガム宮殿 リングの上にすら立てなかった レオパルドン レオパルドンの先輩 レオパルドンの後輩 伝説 出オチ 出番は回想シーンのみ 刺客 効果音しかない 図形・記号・文字のなかま 宇宙人? 富山さんは泣いていい 忍者 悪行超人 戦闘シーン3コマ、総登場シーン2コマ 暗殺者 武器は剣 流れ作業 瞬殺 読者応募超人 隠密 雑魚



アスタリスクとは、漫画キン肉マン』に登場する超人の一人。
アスタリスクのマークである*と似た米マークを額に持つテリーマンとの関連は不明。
オサレアニメの初代OPは関係ない。
猫耳アイドルとロックなアイドルのユニットでもない。
ベッドに臥せっている妹シリーズ最強を誇るなまいきな勇者も関係ない。
勿論あなるとも接点なし。
そういえば*のマークってあの作品でよく見かける気がするが、それも関係ない。

お世辞にも出番が多いというわけでもない人物。
正直記事を作成するようなキャラでないのは明白だろう。



追記・修正は*が米の出番を抜いてからお願いします。























「弱きを助け 強きを挫く
我がことよりも民の生活のために尽力する名君として
その名を馳せ 特に民衆からの支持は絶大じゃった」

「しかしそれを快く思わぬ者も多数おった」

「それが王宮内にはびこる旧勢力
当時のマッスルガム宮殿はまさに伏魔殿 獅子身中の虫はそこら中におったんじゃ」

「そんな輩が…」

「彼ら旧勢力に属する者どもは
密かに父を疎んでおった」

「なぜなら清廉潔白すぎる我が父タツノリの改革により
彼らの利権がどんどん失われておったからじゃ」


そして父は
常に命を
狙われ続けた


ゴワッ

暗殺の危機に
遭ったのも

ガシ

一度や
二度ではない

ザクッ

幾度も
修羅場を
くぐり抜け

同時にワシら
家族の命も
守り続けてくれた

(今回登場のアスタリスクは福島県・富山さんの応募超人をもとに創作しました。*1)






素性のほとんどが不明の謎の超人である。
そして、レオパルドンの後輩(時系列上では先輩)である。


【概要】

この項目で紹介するアスタリスクとは、漫画『キン肉マン』に登場する超人の一人。
WEB連載されているキン肉マン本編では、正義超人完璧超人悪魔超人の三つ巴の戦いが繰り広げられたが、
その中での第183話『悲しき肉のカーテン!!の巻』のキン肉真弓の回想に彗星の如く現れた超人である。そして、多分もう出番はない。

両肩のサポーターや胸に*(アスタリスク)のマークが刻まれた、その名が示す通りのビジュアル。
ルックスは脇役超人にしては割と格好良く、どことなく光のダンベルの所持者の初期状態に似た顔をしている。
前述した通り記事にするような超人でもないのだが、初登場時から肉マニアの心をぎゅっと掴んだ超人であり、ファンが急増している。
なお、本編中で名前は明かされておらず、コマの左枠に投稿者とアスタリスクという名前が紹介された。


【活躍】

過去、キン肉真弓の父でありネメシスの兄であるキン肉タツノリを暗殺するために
キン肉王家の旧勢力派(簡単に説明すると、タツノリを疎ましく思っているキン肉族の中でも汚いことに手を染めている連中)が雇った刺客である。

ここから詳細に彼の活躍を綴っていく。



以下、アスタリスクの活躍全てのネタバレがあるので注意



ゴワッ

武器であるを持って天井を突き破り登場(1コマ目)。

ガシ

タツノリ、応戦するために飾ってあったを手に取る(2コマ目)。

ザクッ

空中にいたせいかそのまま避ける間もなく槍に突き刺さるアスタリスク(3コマ目)。


以上。


本人が映っているシーンはわずか2コマである。
しかもセリフは0。
一人称は? 笑い声は? 雇い主は? 必殺技は? 超人強度は? 憧れの超人は? 好きな食べ物は?
1から10まで戦闘シーンが描かれているのに、なんにも明かされることがなかったのだ。
もし彼が超人硬度10のダイヤモンドボディを持っているであろうダイヤマンのように貫かれない体であったならと思わずにはいられない。

実力としてマッスルガム宮殿の天井を体当たりで突き破れるほどの力はあるようだが、後楽園球場を持ち上げる超人や10トンの鉄を持ち上げられる超人片手で相手を地球から月まで投げ飛ばす超人とかいるので全然凄さがわからないのはご愛嬌。

そんなわけで、先輩を彷彿とさせつつ、次鋒よりもさらにあっけない退場をしたアスタリスクの雄姿は、読者の心に伝説として刻み込まれたのであった。
槍を食らった後の描写が全くなく、慈悲深いタツノリ様が相手なので生存しているかもしれないが、ファンの間では死亡説が濃厚である*2



上述の通り、全てが謎に包まれた超人であったが、2019年5月に学研から発売された図鑑『キン肉マン「超人」』でそのプロフィールが明らかになった。

所属:悪行超人
出身地:アルバニア
身長:177cm
体重:69kg
超人強度:74万パワー

図鑑の解説によると、「図形・記号・文字のなかま」に分類されており、同じ分類にはスカル・ボーズや『キン肉マンⅡ世』に登場したデッド・シグナルや字・アルファベットがいる。

彼は隠密活動の訓練を積んだ忍者超人であり、氏名欄に「***」と名を伏せて書くくせが抜けず、この名前が定着したという。
隠密らしく音を立てずに行動する事が得意という事で、まさしく暗殺には適役であった。
解説通りだと、「アスタリスク」という名前はあだ名かコードネームのようなものだと思われる。
確かに、隠密が何かの手続きの度に本名を明かしているのも変な感じなので、当然なのかもしれない。

彼の超人強度、74万パワーは他の忍者超人と比べてもかなり低い。
例えば、ザ・ニンジャは360万パワー、ハンゾウは147万パワー、ザ・ニンジャの弟子のコクモでさえも180万パワーもある。

あっさりやられたのは、恐らくパワーよりもスピードを活かした一撃に懸けるタイプで反撃には滅法弱かったのであろう。
そして、彼の動きを見破ったキン肉タツノリが上手だったという事なのだろう(多分)。


【余談】

  • その気高き散り際に、レジェンドの姿を思い浮かべたファンが後を絶たなかった。

  • この回ではアスタリスクの他にザ・ペンシルマシーン、ザ・スレッジハンマー、THE・ケンザン、アムドロイド、ウォーコングという脇役超人が登場しているが、おそらく彼らは全員生存していると思われるので、なおさら悲壮感が漂う(さらに余談だが、ザ・ペンシルマシーンはお笑い芸人のバカリズムのアイデア超人である)。

  • あの将軍様と同じく剣を武器にしている。

  • 「偶然近くに槍がなければタツノリと言えど勝てなかったのではないか?」という意見も存在し、実は強キャラ扱いする人もいるらしい。てかこれ、「マンモスマンが不意打ちしなければならないほど次鋒を警戒していた説」と変わらん理屈である。

  • 「タツノリが武器を使って反撃せざるを得なかったあたり、後に5人がかりでタツノリをリンチしても肉のカーテンで3日間凌がれて疲弊した上記の脇役超人よりは強いのではないか」という意見もあるが、これもアスタリスクが強いと言うよりは、傍にいた妻と息子(真弓)を守るため、やむを得なかったものと思われる。単独で暗殺を任されているので、それなりに信頼されていたのかもしれないが……。

  • アスタリスクの投稿者はTwitterにて喜びのコメントを発表している。

  • 彼の登場する回の収録された単行本58巻だが、アスタリスク及び脇役超人の名前の紹介は削除されている。なお、バカリズム考案のザ・ペンシルマシーンのみ単行本の帯で紹介されたほか、「超人総選挙2017」の投票リストにも名前が載っている。応募超人の名前が単行本にて削除される、あるいは紹介されたページが収録されない例は過去にもあるが、彼らの名を忘れないようにしよう。

  • 2019年に開催された「超人総選挙2019」では、超マイナー超人ながら3票入り、週刊プレイボーイ2019年22号のランキングで番外編として紹介された。





ゴワッ

ガシ

ザクッ


追記・修正は槍に貫かれてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • キン肉マン
  • 出オチ
  • 読者応募超人
  • キン肉タツノリ
  • アスタリスク
  • ゴワッ ガシ ザクッ
  • セリフなし
  • 効果音しかない
  • きっとアスタリスクも超人墓場で笑ってますよ
  • 瞬殺
  • かませ犬
  • かませ犬←かませですらない
  • デザインは秀逸
  • 戦闘シーン3コマ、総登場シーン2コマ
  • レオパルドンの後輩
  • 武器は剣
  • レオパルドン
  • リングの上にすら立てなかった
  • ネメシス
  • ネタキャラ
  • 刺客
  • 暗殺者
  • 悪行超人
  • 宇宙人?
  • バカリズムより話題をかっさらった男
  • マッスルガム宮殿
  • キン肉真弓
  • 出番は回想シーンのみ
  • シュール
  • 流れ作業
  • シリアスの皮を被ったギャグ
  • 伝説
  • レオパルドンの先輩
  • 雑魚
  • カッコイイ故の悲劇
  • あんな出番なのにタグの数が異常
  • 忍者
  • 隠密
  • アルバニア
  • 図形・記号・文字のなかま
  • 富山さんは泣いていい

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年10月27日 04:31

*1 一応本名は伏せておきます

*2 貫かれたのは即死するような急所ではなく、適切な手当てが受けられれば助かりそうな場所である…が、その場にいた真弓が当時は敵対勢力の刺客と誤解していて、旧勢力だとわかったのは成長してからということは、最後まで口を割らなかったか、或いは口封じされたかどちらかだと考えるのが自然である。