朧(ゆらぎ荘の幽奈さん)

登録日:2016/09/10 (土) 20:12:29
更新日:2024/02/21 Wed 23:38:54
所要時間:約 20 分で読めます







む、起こしてしまったか?




朧(おぼろ)とは週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『ゆらぎ荘の幽奈さん』で第13話から登場していた人物である。



プロフィール


誕生日:9月7日
血液型:不明
身長:151cm
体重:44.3kg
3サイズ:B81(C)-W54-80
CV:小松未可子


キャラ解説


◆容姿・性格

信濃の龍雅湖を統べる神霊「黒龍神」である龍雅玄士郎に仕えている。

容姿は美少年にも見える中性的な姿の美女で、左目には眼帯を身に着けている。
髪の毛の色は登場時は判明していなかったが、第22話のカラー絵によると藍白という感じの美しい色。

普段の服装は浴衣姿であることが多いが、作中では様々な服装を見せる。
下着はパンツの代わりに褌を着用しておりブラは着用していないか、または代わりにさらしを巻いている。
ただし、制服を着ていた時には一般的なパンツは着用していた。

コガラシや狭霧は初対面で朧が女性であることを見抜けず、最初から気が付いていたのは幽奈だけだった。
朧自身もこの点について多少は気にしているようであり、作中のリアクションや夜這いの際の台詞からそれがうかがえる。
学校来訪時の朧に対するクラスメイトの反応を見る限り、もしかしてコガラシや狭霧が鈍感すぎるだけなのか、あるいは服装の問題なのか?

胸のサイズはこの漫画の女性キャラとしてはやや控えめの普乳…というか美乳。
本人は『これはこれで趣がある』と自称しているが、やはり出来るなら大きくなりたいとも述べている。
というか他の女性キャラの大半が巨乳なので、対照的に小さく見えがち。
スクールオブジャンプではバストサイズはCカップと明かされており、同じCカップは夜々と雲雀がいる(ただし、雲雀はギリギリCと自己申告であり、後にダイエットでBカップにサイズダウンしてしまった)。

性格は冷静であまり物事に動じたりもせず、感情表現も控えめ。
敵対する相手には容赦なく命を落としかねない致命傷を与えようとするなど冷酷な面や、決意したことは何としてでも実行しようとする強気な面もある。

一方でゆらぎ荘に入居以降は直ぐに馴染んている他、他者へも好意的な評価をしたり付き合いも良かったりするので性格の割には人間関係は悪くない。
玄士郎を初めとした、龍雅家に対する自身の忠誠心はかなり強い。

人間とは異なる社会や身分で生きていたためか、基本的に一般人とは常識がずれている。
人目のある場所で性的アピールを仕掛ける大胆さや、側室という存在や側室に子供を産ませる行為にも肯定的。

しかし、コガラシに性的アピールをしている最中は僅かに顔を赤らめたりしているので、彼女なりに恥ずかしいなどの概念はあるのかもしれない。
サンオイルなどの存在も認知していなかったようだ。

また、後述する理由で強い存在(主人公のコガラシだけど)との間に自身の子供を作ることに強い執着心を持つ。
子供を成す相手予定のコガラシに対して最初は恋愛感情は持っていないと思われたが次第に彼への想いが強くなり、コガラシへの恋心を自覚した後は単純接触する前に彼に確認するなど心境の変化も現れていた。

調理経験もなく、包丁で上手く野菜が切れないなど不器用な面も持つ。
最終的には厨房を破壊してしまい、調理台を工具を用いて修理する始末。

基本的に主人である玄士郎以外の他人に対しては、下の名前で呼ぶよりも名字で呼びかけるという傾向がある。


◆正体

この漫画は純粋な人間が少ないため朧もまた純粋な人間ではない。

朧の真の正体は、玄士郎の父親となる先代黒龍神の尻尾から生まれた神刀。
つまり、普段は主人として従者という上司と部下の立場で接しているが玄士郎の腹違いの姉でもある。
フルネームは『神刀・朧』という名前となっている。

朧自身は自分の事実上の母親となる先代黒龍神への忠誠心は強く、ゆらぎ荘入居以降も朝拝を行っている。
また、立場の都合から龍雅家に仕える妖怪達を従えており作中では部下に相談したりもしている。

玄士郎の母親には我が子当然に愛されていたが、外の神々にも敵う強い龍雅家の繁栄と玄士郎を一人にしない事を告げられている。
朧が作中で玄士郎の嫁探しに力を注いでいた事や、自身が強い子供を身籠ることを望んでいるのはこれが理由。

龍族は異種婚で家系を成してした(逆を言えば同種で子供を作れないor恋愛対象ではない)という面倒な事情も絡んでいるのだ。
この事情が描かれた時の描写から、見た目に反して年齢は重ねている物だと思われる。
第30話では飲酒しており(よく供えられるので飲む機会があるようだ)、人間態の肉体年齢は20を超えている可能性がある。

神刀という正体や玄士郎に仕えているだけあってか、戦闘力はかなり高い。

神刀という正体から、体の一部を鋭利で巨大な刃として変化して用いる。
作中では右腕を変化させているが、(腕意外必要なさそうだが)他の部分を変化させられるのかは不明。
他にも、移動手段として黒いホールを作り出して瞬間移動するような芸も可能。

まだ朧の性別を認知していないコガラシの攻撃を避けたり、斬撃の素早さなど速さに関しては作中でも非常に高い実力を持つ。
霊装結界の存在を認知していたり、コガラシや狭霧の強さを見抜くなど観察眼や知識量もある。
主人公の戦闘力がインフレしすぎているこの漫画では流石にコガラシには叶わない事は朧も自覚しており、疲労してたとはいえ同じく戦闘力がインフレしている呑子にも素手で刃を抑えられて彼女が只者ではない事を即座に見抜いていた。

ゆらぎ荘入居後はコガラシ争奪ラブコメレースからは一歩引いた立場におり、コガラシの愛人ポジションを虎視眈々と狙っていたが紆余曲折を経て朧も加わる事になった。
早い話が敢えて二番手に収まることで不動の地位を築きたいらしい。
また、日頃の様子を見て幽奈の能力の特異性に気付くなど、ゆらぎ荘入居後もその観察眼と知識量は存分に発揮されている。
神速に関しては日常でも活用されており、高速で服を脱いでたたみ、同じく高速でコガラシを脱がせて抱きつくというしょーもない芸当を見せている。


人間関係


◇龍雅玄士郎
CV:細谷佳正

自身が仕える君主であり、異母弟でもある。

基本的に調子に乗りがちで幼い玄士郎を、朧が手刀で咎めるのが主な役目となっていた。
何十と結界を重ねる玄士郎が涙目で痛がるほど強い手刀を加えられていたようだ。
これらの行為は主人に仕える従者としての行為だが、見方によっては弟を叱る姉という構図にも見える。
玄士郎は基本的に朧を部下として扱うが、自分にとって自慢すべき姉であるという認識自体はある様子。
言動こそどこか子供っぽいが主君としての自覚や部下を思いやる気持ちは持ち合わせている。
玄士郎の母親とは血の繋がりはないが、玄士郎の母は朧を自分の子供のように扱っている。

この玄士郎を一人にさせないために、朧は当初玄士郎の花嫁探しに力を入れていた。
誘拐騒動終結後は、修行を欠かせば嫁探しは禁止として龍雅城に篭らせてしまった。
厳しい鍛錬を重ねて嫁探しを禁じられた自分をよそに、子供を孕むのに挑戦している従者…。

それからしばらく出番がない状態が続き、コガラシにワンパンKOされて懲りたのかどうかは長らく不明だったが第96話で再登場。
再登場時にはコガラシとの実力差を理解しつつ自分を慕う部下の気持ちも考慮し、一芝居打ってコガラシに本気の勝負を挑もうとしたがまたもや彼の渾身の一撃でKOされた…と思いきや玄士郎は子供のような体格になってしまったが生きていた。
実はコガラシに勝てば部下からの評価が上がり、もし負ければコガラシの強さと朧がコガラシを狙う理由を部下が理解してくれると彼なりに考えての行動だった。

その後は再び修行に籠りまたまた出番がない状態が続くが第166話で再登場する。
ゆらぎ荘が天狐雪崩によって幽奈以外が若返りの水で子供になる中で朧は元が神刀のため姿はそのままだが記憶はコガラシ達と出会う以前まで遡ってしまい状況把握のために朧は龍雅湖に行ってしまい、そこでこれまでの経緯を玄士郎に伝えられてコガラシと雪崩の戦いに決着が付く頃に若返りも解かれて朧の記憶も元に戻った。ちなみに玄士郎はまだ子供のような体格が続いていた。

その後、第192話でも登場。
子供のような体格が続いていたがようやく元の姿に戻り、文化祭中の湯煙高校を訪れるがそこで呑子の弟でもある宵ノ坂酌人と朧の若返りのきっかけを作った雪崩と遭遇する。
自分だけコガラシを吐血するまで追い込んだ事を自慢して酌人と雪崩を煽った事で3人は勝負する事になり、さらに揃って女体化までした。
ちなみに女体化した玄士郎はこの漫画でトップクラスのバストサイズを誇る呑子にも匹敵する爆乳でもある。

物語終盤、御三家に復讐を目論む酌人の父でもある宵ノ坂醸之介がコガラシの肉体を奪うも彼の捨て身の一撃を食らった事で暴走してしまい、第200話ではゆらぎ荘の住人との総力戦の最中で玄士郎は助っ人に来た雪崩によって酌人と共に援軍として転送されるが、醸之介は禁術を多用しすぎて逢牙以上に強くなっていたため誰得の触手プレイであっさり瞬殺されてしまった。



本作の主人公で、朧の攻略目標の男性。

玄士郎を容易く撃破したその力に注目し、彼の力を龍雅家に取り込もうと企む。
そのためにゆらぎ荘に入居し、コガラシの霊力を受け継くであろう子供を身籠るために策を練る。

当初は夜這いを積極的に仕掛けていたが「惚れあった女としかそういうことはしない」と要求を拒否されたため、
以降はコガラシを惚れさせるために様々な手段を試している。

最初は朧自身、コガラシに対して恋愛感情はなく側室のような立場でも良いと述べていたが単純接触など様々な手段を試すうちに恋愛感情を抱くようになった。



この漫画のタイトルにもなっている幽霊の少女且つメインヒロイン。

ポルターガイストを使えることもあって、悪くないと判断して玄士郎と共に彼女を誘拐する。
嫁入りを拒否する彼女に対して、それを認めない発言や精神的な揺さぶりをかけていた。

ゆらぎ荘の入居以降は、一緒に入浴をしていたりもする。
朧自身は幽奈の様子から、彼女がコガラシに異性として好意を持っていることを見抜いているのか「妾でも構わないから」と語りかけていた。

朧は幽奈のポルターガイストを初めとする力を見て、彼女が生前は何者だったのか気になっていたようで生前は『コガラシほどではないが相当強力な霊能力者』と推測していたが、後に幽奈の正体がコガラシや呑子と同じ御三家の一人だった事が判明したため朧の推測は当たっていたといえる。

誘拐時は幽奈を「幽奈様」と呼んでいたが、ゆらぎ荘に入居してからは名字で呼ぶようになった。



誅魔忍の少女。

第15話では霊装結界を装備した彼女と交戦するが、実力は朧が上で狭霧は敗北して危うく命も奪われかけた。

ゆらぎ荘の入居以降も、上記の件もあって当初は朧の事を心地よく思っていなかった。
朧は「命を奪おうとしたから」と納得していたが、狭霧自身は「それは自分も同じ」と気にしてはいなかった。
本当の理由は、朧が節度なくコガラシに仕掛けていたことが原因で、それに気まずさを感じていたためである。

しかし、朧が狭霧を「器量が良い」と評価していたことで評価を一変。
硬い態度を見せていたと思いきや、瞬時に朧をゆらぎ荘の住民としてあっさり受け入れてしまった。

第27話では、コガラシに仕込もうとした惚れ薬入りのかき氷を間違って狭霧に食べさせる結果となる。
発情した彼女の姿を幽奈と眺めながらも冷静だったが、惚れ薬の効果から何か考える様子だった。

最初は名字で呼んでいたが狭霧と名字が同じ雲雀がゆらぎ荘に住んでしばらくしてから第107話以降は名前で呼ぶようになった。



猫神に憑依されているゆらぎ荘の少女。

第22話で会話を交わし、彼女の助言から料理に手を出すこととなる。
ちなみに作中で夜々の名字を初めて明かしたのは朧だったりする。



御三家の一角でもある宵ノ坂出身の漫画家。

ゆらぎ荘入居以降は、彼女が執筆している恋愛物の少女漫画を参考文献として提供されている。
朧はこれらの恋愛漫画を『恋愛絵巻』と呼んでいる。
ただし、「他者の寝ている隣でというのも燃える」など些か間違った情報ばかりがインプットされている。

漫画を描く際のネタとして恋愛漫画の提供の交換条件として、コスプレを着せられてその姿をスケッチさせられている事が多いが朧自身はあまり気にしておらず、むしろ「こんなことでいいのか」とも語っている。


◇仲居ちとせ

ゆらぎ荘の管理人。

作中では描かれていないが、朧がゆらぎ荘に入居できたのはちとせの了承を得たからと思われる。
入居後は普通に会話を交わす仲のようで、先代黒龍神への朝拝ができる滝の場所を教えられている。

朧が夜々の助言で料理に挑む際には調理場を貸したが、最終的に破壊されてしまい修理させていた。



幽奈と並ぶヒロインの一人で、この漫画では数少ない純粋な人間。

ゆらぎ荘に千紗希が遊びに来訪した際には、玄関先でコガラシを(性的に)襲っていた朧を目撃してしまう。
後に温泉への入浴時にその事を朧に注意するが、彼女からはコガラシへの恋愛感情はなく妾でよいと返答される。
愛人希望と捉えた朧の考えを「家庭を壊す」と半ば混乱気味で咎めていたが、朧は何がいけないのか理解していなかった。

その後、夜中にコガラシの隣で(ラッキースケベ的な)一人相撲をしていた所に朧が登場。
千紗希が起きているとも知らずに、むしろ他人のいる隣でと性交渉しに来た朧とコガラシの様子をドキドキしながら見守っていた。
その際のコガラシと朧のやり取りは、千紗希がコガラシへの好感をさらに高めるキッカケとなる。
ゆらぎ荘から千紗希が帰宅する際は、朧も普通に送り迎えの場で手を軽く振っていた。

第36話では幽奈・千紗希・朧・こゆずの四人でアイドル衣装で踊りの練習をする。
自分たちが相性が良いのではと思い始めていた千紗希だったが、その姿を帰宅したコガラシに察した表情で見られてしまう。
この時のエピソードがきっかけで、朧は千紗希を「師匠」と呼んでいるが、当の本人からは「止めてくれ」と言われている。


◇信楽こゆず

おっぱいが好きな狸の少女。

第13話では幽奈を攫おうとする朧達に対して葉を投げるが、それを切断された上で『子狸』呼ばわりされて襲われそうになるがその後は和解。
第27話では様々な術が使用できるとしてこずゆの元に相談に訪ねており、彼女も頼られるのは悪くないとご機嫌だった。
そして惚れ薬を朧の為に製作するが、肝心の朧が惚れ薬投与のかき氷を間違えてしまった。

それ以降も変化の術で胸を大きくしてもらったりこゆずが見つけた女将コレクションで様々なハプニングに巻き込まれる事も多い。



狭霧の従妹の誅魔忍の少女。

夏休みのバイトで誅魔の里を訪れていたコガラシに紆余曲折を経て恋した雲雀はそのままゆらぎ荘に入居するが水着で過ごす呑子や裸でコガラシに迫る朧を見て当然のように困惑していた。

第96話では朧の弟でもある玄士郎と初めて対面するが相変わらず女好きな反応をする彼を見て幽奈と共にドン引きしていた。

第182話ではなぜか朧とデートする事になり、彼女の気合いが入った男装とエスコートに終始ドキドキしていた。


◇緋扇かるら

京都の妖怪を統べる大天狗の少女。

コガラシに対して朧は裸になって迫り、かるらはコガラシのグッズを作るなど互いに行き過ぎた愛情を向ける事が共通している。
さらに愛人志望なのにかるらがコガラシと接触する時だけは西軍という理由で露骨に彼女の邪魔をして張り合っている。

さらに共に転送術が使用できるためコガラシを奪い合ったり喧嘩中にコガラシと千紗希を知らずに無人島へ転送した事も。


作中の主な活躍


  • 第13話
幽奈を玄士郎の花嫁として迎えるために、龍雅家の本拠地である龍雅城へと拉致する。
連れ去った後には、嫁ぐことを拒否する幽奈に対して揺さぶりをかけていた。
後にコガラシ達と幽奈の救出に城へと侵入した霊装結界を装束する狭霧と交戦。
強力な身代わり防御術を用いた狭霧の実力を認めながらも、一方的に圧倒して彼女を捕縛する。
捕えた狭霧に関しては、玄士郎の側室として迎え入れさせようとしていた。
しかし、主人の玄士郎がコガラシに瞬殺されて一瞬は彼の実力に呆然とするがすぐさま交戦。
第16話で狭霧との戦闘で切れ目の入った服装からおっぱいを晒しだし、女性であることを明かす。
女性であることをカミングアウトした事でコガラシの攻撃を封じ込み一方的な攻撃態勢に持ち込む。
だが次第に目に見えない疲労と駆けつけた呑子などの救援によって劣勢になるが、それでもゆらぎ荘の住民を全て龍雅家に嫁がせようと試みる。
だが、コガラシの提案によって戦いは中止になり、コガラシの攻撃による気絶状態から回復した玄士郎をこゆずの術と一緒に言い包めて誘拐騒ぎは終結した。
ところが龍雅家の悲願自体は諦めていない朧は、ターゲットを強力な玄士郎を倒したコガラシに変更。
ラストシーンではコガラシが就寝していた隣で全裸の姿で登場。
自身の胸を触らせると同時に僅かに感じている様子を見せながら以降はコガラシの子種を狙ってゆらぎ荘の住民となる。
  • 第17話
早速、ゆらぎ荘に自然に馴染んでいる様子も描かれた。
物語冒頭から上半身を晒してコガラシにのしかかっていた。
その様子を千紗希に目撃されると、「興がそがれた」と行為を止めた。
その後、全ゆらぎ荘住民と+千紗希と入浴シーンを披露。
直後の第18話では、千紗希の寝ている隣でコガラシに夜這いを仕掛けるも失敗。
自身との性交渉を受け入れない理由を聞いた朧は、彼に受け入れさせるための宣言をして部屋を後にする。
  • 第22話
初めてメインエピソードが与えられた。ちなみにコミック第12巻同梱版としてOVAにも収録されている。
センターカラーで、浴衣をはだけて胸と褌を晒す朧が描かれており馬乗りで朝を迎える構図となっている。
ゆらぎ荘の住民達との交流や朧なりにコガラシに受け入れられるための努力が描かれた。
この話では最終的に「単純接触効果」の結論に辿り着き、コガラシとなるべく多く(身体の距離を)触れ合うことにする。
後の第27話では単純接触効果は日課と化していることが語られている。
  • 第24話
臨海学校編なので出番はないが、登場していない他のゆらぎ荘メンバーと扉絵で登場。
ゆらぎ荘メンバーと共に水着姿を披露したが、しっかりとした水着を持っていないからかさらしに褌という姿だった。
また、ちとせの手にしている浮き輪に強い興味を示している様子。
  • 第27話
狭霧や夜々と一緒に勉強するコガラシに対して、単純接触の名で上半身を晒して胸を背中に押し付ける。
気にしないで勉強する様にと指示したが、案の定ツッコまれた。
  • 第28話
呑子・コガラシ・幽奈の三人と南国旅行に出かける。
呑子の勧めで、かなり露出範囲の広いスリングショット水着を披露するがあまりに際どかったので幽奈によって普通の水着に変更された。
サンオイルの使い方を見て単純接触できると睨み、コガラシに背中にサンオイルを塗らせる。
初めて使用したサンオイルに関しては「心地よい」と感じて
前の方も塗らせようとしたが、さすがにそれは拒否されたので自分で塗っていた。
  • 第36話
千紗希達との会話の流れから自身の胸を揉む。
その後、千紗希は女性らしい服装を着せることを提案から裸エプロン姿を披露した。
さらに呑子の仕業により、千紗希達一緒にアイドルの服装へと変化した。
  • 第37話
制服姿でコガラシのいる学校に潜入。
コガラシがバイトで長期不在だったことによる単純接触の不足や、千紗希の影響で潜入した模様。
コガラシの不安は的中し、案の定学校の生徒を巻き込んで騒動を起こし始める。
その流れでコガラシを女子更衣室のロッカーへと引き込んで、身動きを取れなくした状態で抱き着いて単純接触を図る。
抱き合って鼓動や触れた部分の熱さを感じるが、「何かが物足りない」と尻に手を誘導させたり密着度を増そうとする。
すると不注意で後ろに倒れそうになった所を、コガラシに体を引き寄せられる。
その結果、女子更衣室にいたことをバレるが、今までに見せたことのない表情でしばらく放心状態となっていた。
呼びかける声に気が付いた直後は逃亡を図るが狭霧に捕まり、学校中をコガラシと一緒に謝罪に回ることとなる。
柱コメントによると、単純接触効果が朧自身に出てきた様子。
  • 第58話
では、ゆらぎ荘に突然現れた緋扇かるらと己虎神マトラによってコガラシがさらわれてしまい、その際に彼を救出しようとするが自身より更に速いマトラによって一蹴されてしまう。
その後は騒動終結まで寝込んでいたらしくもっと精進する事を誓う。
  • 第65話
洋服を探してる時に買い物中の千紗希とこゆずに会い成り行きでデートの練習をする事に。
コガラシに変身したこゆずと一緒にカラオケで予行練習するが、普段通り体で攻める姿勢に千紗希からたびたびツッコまれる。
帰り道に朧はかるらのようにまたコガラシが狙われるかもしれないと言うが、千紗希は彼女の心境に何か引っかかるところがあった模様。
  • 第69話
本編での季節は冬だが冒頭は第1回人気投票の結果発表で夏に海で遊んでいる時にコガラシのハプニングで幽奈がポルターガイストを発動させてゆらぎ荘メンバーは吹っ飛ばされた。
本編ではバレンタインの続きであり朧はコガラシとポッキーゲームをしていた。
  • 第73話
ホワイトデーを迎え、コガラシはゆらぎ荘メンバーにそれぞれバレンタインのお返しをする。朧にはマナーの本を渡すが当の朧は寝取られを妄想してコガラシにツッコまれた。
  • 第78話
轟紫音がゆらぎ荘を訪れて個性的なメンバーを見て紫音は驚きっぱなしだが案の定、朧のいつも通りの行動に紫音は当然ツッコんでいた。
さらにかるらも現れてコガラシを奪い合うが最後は呑子に仲裁された。
  • 第83話
コガラシとのバイトに楽しそうにするかるらの元に朧が現れて店員になったり裸で迫るなどいつも通りに振る舞ってかるらを翻弄するが実は朧も過去に見合いをした事が判明する。見合い相手はコガラシに及ばずとも実力はあったが結局は人格面で朧が拒絶した事で破談した事を明かし、コガラシなら人格面でも受け入れると朧は伝え、バイト後はコガラシは朧とかるらと一緒に両手に花になっていた。
  • 第87~89話
ちとせの頼みによってゆらぎ荘メンバーは湯煙温泉郷フェスに参加する事になり、朧は龍笛を吹いたり観客席でペンライトを振っていた。
  • 第96~98話
寝ているコガラシに暗示をかけようと今日も平常運転の朧だが日課で龍雅湖に行こうとした矢先に弟の玄士郎が久しぶりに姿を現す。
以前と雰囲気が変わった彼は部下からコガラシが御三家の一角と知った事でリベンジしにきたのである。
玄士郎は一年の修業で龍雅家の秘術「極龍如水」を会得した事でコガラシにダメージを与え、囚われた幽奈達の解放も兼ねて朧に龍雅湖への帰還を命じようとする。
だが朧はゆらぎ荘で生活するうちに次第に心境が変わった事で彼の命令に従おうとすると知らずに涙をこぼしている事を指摘される。
その後、コガラシは拳圧を溜める戦法で玄士郎に再び勝利するが当初こそリベンジだけのつもりだったが部下達から朧の近況を聞いて彼女の気持ちを確かめるため一芝居を打っていただけだった。
そしてゆらぎ荘に帰った朧はお約束のように神速で裸になってコガラシに迫ろうとするがその最中でこっそりガチで惚れてしまった事を宣言、さらに基本クールな朧が笑顔を見せた事で彼女はこれからコガラシと愛人ではなく恋人になる事を目指す事になった。
  • 第99話
コガラシが女子のパンツを見ないと死ぬ呪いにかかってしまいゆらぎ荘メンバーはパンツを見せる事になり、朧は呑子と夜々という自身も含めて羞恥心はあまりない2人と一緒にパンツを見せていた。
  • 第100話
連載100話を迎えた記念に最近読み始めた読書用に幽奈の日常を追う構成になっている。
今朝もポルターガイストでコガラシを吹っ飛ばした幽奈は修業をしてる途中で朧が現れて、先日の玄士郎の件のその後を語るが彼の修業の目的を聞かされて幽奈は呆れていた。
  • 第101話
朧はいつものようにコガラシに単純接触していると思いきや、なぜか裸じゃなかったり抱きつく前にコガラシに確認するなど雲雀にそんなの朧さんじゃないとさらにいつでもどこでも裸になってドン引きされるのが朧さんでしょと突っ込まれていた。
  • 第104話
こゆずが変化の術で胸の大きさを変えられる話をして朧はこゆずに頼んで胸を幽奈と同じサイズにしてもらい重量に戸惑いつつもコガラシに迫りに行く。
それから朧から話を聞いた雲雀が現れて同じく胸を幽奈と同じFカップのサイズにして裸でコガラシに迫る朧を止めようとした。
その後、こゆずはゆらぎ荘の住人に感謝されつつ胸を元に戻そうとするが失敗してしまい朧は前より小さくなってしまうが動揺する雲雀をよそに朧はリバウンドと冷静に分析していた。

  • 第193話以降


余談


人気投票は第1回は5位、第2回は7位。
コミックでは第6巻で表紙を飾っている。

柱コメントでは「手段を選ばない系ヒロイン」と呼ばれていた。

アニメ版でのイントネーションは「お↑ぼろ」ではなく「おぼろ→」。そぼろご飯と同じ。

また、中の人はこの漫画が始まる前に連載されていた同じジャンプのラブコメ作品のアニメにも出演しており、声の担当をしたヒロインの一人と偶然なのか朧と同じく男装の麗人であり名前も弟の玄士郎と似ている。



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最終更新:2024年02月21日 23:38