ノンナ(ガールズ&パンツァー)

登録日:2016/08/21 Sun 20:05:48
更新日:2023/10/19 Thu 10:42:25
所要時間:約 5 分で読めます




ほんの少しの時間さえいただけたら、必ず仕留めて見せます



ノンナは、『ガールズ&パンツァー』の登場人物。
CV:上坂すみれ
本編における準決勝の対戦相手、プラウダ高校の副隊長である。


◆プロフィール


所属校:プラウダ高校
学年:3年生
担当:副隊長・戦車長
身長:172cm→176cm
出身:北海道網走市
現住所:プラウダ女子寮
血液型:O型
年齢:17歳
好きな食べ物:ビーフストロガノフ
好きな教科:物理
趣味:歌
日課:カチューシャ日記
好きな花:ひまわり
好きな戦車:SU-100


◆概要

昨年度の戦車道全国大会優勝校、プラウダ高校の戦車道チームの副隊長。
「ブリザードのノンナ」の異名を持つ。上坂すみれ…ブリザード…うっ、頭が
常に隊長であるカチューシャに付き従っており、公私にわたって彼女をサポートする。

カチューシャには盲信と呼べるレベルの絶対的な信頼を置いており、無茶に見える作戦でもきっちり実行し、戦果を挙げる。
そのサポートは戦車道に限った話ではなく、カチューシャが眠くなれば子守唄を唄い、口にジャムが付いていればハンカチを渡し、お風呂で100数えてから上がることを促したりと完全に保護者の域に達している。
挙句の果てには"カチューシャ日記"なるものが趣味であることが堂々と公式のプロフィールに書かれている始末。

一応の役職は副隊長と車長だが、劇中では自ら砲手となることも多い。
砲手としての技量は非常に高く、ファンの間で「作中最強の砲手は誰か」という話になると、サンダースのナオミやあんこうチームの五十鈴華と並んでよく名前が挙がる。
ドラマCDではナオミと対決するが、その結果は相打ちだった。

カチューシャのなんちゃってロシアンとは違いロシア語に堪能であり、ネイティヴのクラーラとロシア語で流暢に会話を行うほど。
中の人である上坂すみれが真っ赤ロシア語を学んでいることから、アニメではもう少し下手に歌ってくださいと言う謎NGが入る程のネイティヴレベルのロシア語で「カチューシャ」をカチューシャ役の金元寿子と歌い上げており、
劇場版では上述した通り、クラーラとロシア語でのやり取りを披露している(クラーラの中の人は生粋のロシア人であるジェーニャ)が、
流石に本物のロシア人と(キャラ声で)ロシア語で会話するのはやはり難しかったそうで、劇場版のロシア語の監修も務めているジェーニャにみっちりとロシア語指導をしてもらったという。
劇場版BDのAmazon特典トークCDによれば、上坂氏曰く「喋れるロシア語会話が二行以上に昇格した」とのこと。


◆性格など

非常にクールな性格で、表情が変わることもあまりない。
劇中でも取り乱すことは一切なく、緊急事態においても冷静に対処をこなす。
暴君に忠実かつ冷酷な将校、というのがしっくりくる。
ただ、全国大会で対戦した時こそクール一辺倒だったが、対戦前のティータイムや劇場版では非常に柔らかい顔を見せている。
また、他校の生徒は年下であってもさん付けで呼んだり、カチューシャが偉そうな口をきいた相手にさり気なく(ロシア語で)謝罪するなど、非常に礼儀正しい。
カチューシャが苛烈な降伏条件を提案した時もさらりと受け流すあたり、良識もあるようだ。

身長が172センチと非常に高く、間違いなく作中の戦車道選手の中では一番高い身長である。
対するカチューシャが作中で一番小さいので余計に大きく見える、


◆劇中での活躍

戦車道全国大会の準決勝において、大洗女子学園の対戦相手として登場。
この時、「ブリザードのノンナ」の異名を秋山優花里が知っていた当たり、全国レベルで有名な選手なようだ。

当初はT-34に乗って参戦。
大洗が降伏勧告を拒否した後、本格的に行動を開始する。
万全な包囲を敷き、何重にも罠を張ったと豪語するカチューシャに対して懸念を示すが突っぱねられる。

包囲の一番分厚いところを突破するという予想外の戦術で包囲を崩された後、
新たに会長を砲手としてノリにノっていたカメさんチームを長距離からの砲撃で撃破。
その後T-34からIS-2に乗り換え、ウサギさんチーム、カモさんチームを立て続けに撃破し、フラッグ車を務めるアヒルさんチームの八九式にも激しい砲撃を仕掛ける。
アヒルさんチームの技量もあって中々直撃を出せないでいたものの、狙い澄ました渾身の一撃をついに命中させる。

…が、八九式についていた塹壕用のソリが盾となり、撃破判定は出ず。
ほぼ同時刻にプラウダ側のフラッグ車がカバさんチームによって撃破され、プラウダの敗北となった。

ちなみにIS-2に乗り換えて以降の砲撃はすべて行進間射撃(動きながら撃つこと。滅茶苦茶難しい)である。
ノンナが砲手として優秀と言われる所以である。

◆本編外のノンナ

本編と同じくカチューシャの傍に控えるクールな副官という立場は基本的にどの作品でも変わらず。
ただし多くの作品でカチューシャ愛が暴走、それゆえのシリアスな笑いを巻き起こすことが多い。
ロシア繋がりでシステマ*1マスターだったりしてチートスペックに磨きがかかる事も。
ガールズ&パンツァー リボンの武者』では全国大会において
ボンプル高校を彼女の指揮で圧勝したことになっており、指揮能力をピックアップされていたりもする。

劇場版での活躍(ドラマCD含む)

冒頭で行われるエキシビジョンマッチにプラウダとして参戦。
アニメでは歌いもした「カチューシャ」をBGMに聖グロリアーナのピンチに颯爽と駆けつける。
この時、劇場版新登場キャラのクラーラとロシア語で戦術の相談をし、カチューシャからは「日本語で喋りなさいよ!」と怒られている。
優秀なのは相変わらずで、重戦車キラーを自称するウサギさんチームに密着されて砲撃が出来ない状況でも全く焦ることなく、
つっぱりで無理矢理距離を離してからのゼロ距離射撃で撃破して見せた。

大学選抜戦にもプラウダとして参戦する。
「私が雪を黒いと言ったらノンナも黒いというくらいよ!」と言うカチューシャになんのためらいもなく肯定の意を示すあたりは相変わらずである。

丘の上を陣取る作戦がカール自走臼砲の砲撃によって瓦解し、黒森峰、プラウダの部隊が一気に劣勢に追い込まれる。
カチューシャが狙われていることを知り、囮を買って出たクラーラをいったんは諫めるが、
「嫌われても結構」と言い切るクラーラは日本語でカチューシャに別れを告げ、囮となって散る。
さらにニーナとアリーナが搭乗する街道上の怪物、KV-2も撃破される中、
隊長としてあくまで逃げるのを拒むカチューシャを説得し、自らも囮役として足を止める。
被弾により炎上しながらも敵車両パーシングを撃破し、さらに爆発により走行不能になる直前にもう一台撃破する。

結果カチューシャは生き残り、ノンナやクラーラに託された様々な想いを受け継いで戦っていくこととなる。

本編やエキシビジョンでこれでもかとばかりに優秀さを発揮していたノンナにしては余りにも早い退場であり、改めて大学選抜チームの恐ろしさがよくわかる場面となった。
とはいえ、生き残ったカチューシャがその分大活躍してくれている。ノンナも本望だろう。あと観客も。


ドラマCDでは、クラーラと共にカチューシャの目の前でロシア語を使って本人には分からないように変態トークを繰り広げるという高度なプレイに及んだ。





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最終更新:2023年10月19日 10:42

*1 ロシアの軍隊格闘術