シン・ゴジラ(Battle Spirits)

登録日:2016/08/12 Fri 23:35:11
更新日:2023/02/07 Tue 16:12:44
所要時間:約 31 分で読めます






注意!
当項目では映画「シン・ゴジラ」のネタバレを含みます。
映画本編未視聴の方は【烈神速】を発揮しすぐにDVDを視聴してください。










概要

コラボブースター 「東宝怪獣大決戦」で華々しくバトルスピリッツに参戦したゴジラシリーズ
この時のゴジラは3種類のプロモしかないが。
その第2弾(コラボパックとしては「ウルトラ怪獣超決戦」に続き3弾目)として、
「コラボブースター【怪獣王ノ咆哮】」が発売されることとなった。
映画『シン・ゴジラ』の公開から2週間後のタイミングでの発売であり、
パッケージをシン・ゴジラ1体のみで飾る非常にタイアップを意識したパックである。
しかし映画のネタバレにもなるためか、シン・ゴジラの効果及び関連カードは発売まで他媒体での露出は抑えられ、
実物が出回るまで一切表に出ることはなかった、
というよりバトスピに限らず『シン・ゴジラ』公開前は徹底した情報統制がされており、
ゴジラに関しては第四形態以外何も明かされていない状況であり、本当に何も分からずじまいであった*1
また前回の「ウルトラ怪獣超決戦」では怪獣たちのカード性能が残念だっただけに、
カードバトラーからは「どうせパッケージの1種だけで終わりだろう」と軽く見られていたりもした。

ところが、である。

蓋を開けてみればシン・ゴジラは第1から第4形態までの全てがカード化、更にはサポートカード2種類の計6種類が収録され、
もはやシン・ゴジラ関連だけでデッキの半数近くを埋めることが可能なほど。
そして何より効果の再現度が非常に高く、既に映画を見ていたカードバトラーを戦慄させた。
その気合いの入れようにバンダイの本気が垣間見える。

そして2年経過した2018年、バトスピチャンピオンシップ地方予選の会場限定販売で「怪獣王プレミアムカードセット」が販売された。
その中にはシン・ゴジラ関連のカードが新規に2種類封入されている。
ちなみに初販売となった12月16日は日曜ロードショーで『シン・ゴジラ』を地上波放映する日であった。

その後2019年夏には「コラボスターター 東宝怪獣総進撃」がプレミアムバンダイ限定で販売された。
予約時期が『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の上映時期と重なっており、互いの販促効果を狙っての販売でもある。
この構築済みデッキは非常に完成度が高く、2セット合わせるだけで即トーナメント級という破格のもの。
ただしシン・ゴジラ関連のカードは2種類しか収録されておらず、純シン・ゴジラデッキを組む分には足りていない。
しかしついに本物の神となってしまったシン・ゴジラ第4形態のあまりの強さにバトスピプレイヤーは戦慄することとなった(後述)。

シン・ゴジラ個別能力


「総理、海底に何者かがいる可能性があります」

シン・ゴジラ(第1形態)
スピリット
2(1)/赤/地竜
<1>Lv1 1000 <4>Lv2 3000
Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』
自分のデッキを上から4枚オープンできる。
その中のカード名に「シン・ゴジラ」と入っているスピリットカード1枚を手札に加える。
残ったカードは破棄する。
Lv1・Lv2『自分のメインステップ』
このスピリットを破壊することで、自分の手札にある[シン・ゴジラ(第2形態)]1枚を、コストを支払わずに召喚する。
シンボル:赤

イラスト:田島幸枝

フレーバーテキスト:
東京湾のアクアトンネルを破壊した巨大不明生物は、廃棄された核物質を摂取して進化したと考えられる。
―シン・ゴジラ(2016)―

まさかのカード化。
劇中では終始水中に潜伏し、尻尾しか見えていないためイラストは水面に写る影だけである。
こんなに影がはっきり映ってるシーンなんてないけど。

効果は「シン・ゴジラ」のサーチと「第2形態」への進化。
バトスピはコストとなるコアが4つからスタートするゲームであり、コスト2は第1ターンから出せるコストである。

召喚するとデッキの上から4枚をめくり、その中にシン・ゴジラが含まれていれば手札に加わる擬似的なサーチ効果を発揮する。
不確定とはいえ召喚するだけで手札が増える効果で、バトスピでは通常ならばコスト3以上のスピリットが搭載しているような効果。
デッキに「シン・ゴジラ」合計12枚すべてを入れている構築ならば確率は低くない。
加えて、余ったカードはトラッシュ(墓地)へ行くため、「エクスキャベーション」(後述)のような回収カードとの相性も良い。

自身を破壊して「第2形態」を召喚する効果は自身が召喚されたターンでも可能で、場に出てすぐに「第2形態」へと進化できる。
何よりサーチ効果とも噛み合っておりすぐに進化しやすい。



「ママ!急いで!」「きゃあああああ!?」

シン・ゴジラ(第2形態)
スピリット
4(2)/赤/地竜
<1>Lv1 3000 <3>Lv2 5000
Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』
相手のネクサス1つを破壊する。
Lv1・Lv2『自分のメインステップ』
このスピリットを破壊することで、自分の手札にある[シン・ゴジラ(第3形態)]1枚を、コストを支払わずに召喚する。
シンボル:赤

イラスト:藤岡八房

フレーバーテキスト:
東京都大田区に上陸した巨大不明生物は、進行方向にある物すべて破壊しながら品川方面へ進んでいった。
―シン・ゴジラ(2016)―

ギョロ目がキモかわいいと評判の「第2形態」。イラストは劇場で皆を驚かせた「蒲田のあいつ」を完全再現している。
もしこのカード(というかシン関連が1枚でも)が映画公開前に漏洩していたら大変なことになっていただろう……。

なんとコスト、レベルごとのBP(戦闘力)、そしてそのレベルの維持に必要なコア、その全てが対ヘドラ時空飛ぶゴジラ(「ゴジラ[1971]」)と全くの同じである。
確かに大きさは同じくらいかもしれないが、あんな手もなく這いつくばってズリズリ移動してたやつがバトスピの中では昭和ゴジラと同じくらい強いとはとても思えないが…
効果はネクサス破壊と「第3形態」への進化。

召喚するとネクサスを破壊するというアンギラス[2004]と同じ効果を発揮する。
ネクサスとはフィールドに配置することができる建物や土地をイメージしたカード群。
47都道府県をモチーフにしたシリーズや、大阪城(名称は「破壊された城」。ちなみに壊したのはアンギラスじゃなくてゴモラ。)などがカードになっており、
それらを破壊することで劇中のような町を蹂躙する気分が味わえる。
だがこの大阪城は破壊された時に発揮する効果を持っており、その効果は相手のBP10000以下のスピリット1体を破壊するというもの。
つまり相手の既に破壊された大阪城を破壊してしまうと、自分がその倒壊に巻き込まれて破壊されてしまう。

自身を破壊して「第3形態」を召喚する効果は自身が召喚されたターンでも可能で、場に出てすぐに「第3形態」へと(ry


「え?蒲田に?」

ゴジラ(2016)第2形態
スピリット
3(赤1神1)/赤/地竜
<1>Lv1 3000 <3>Lv2 5000
このカード/スピリットはカード名:「シン・ゴジラ(第2形態)」としても扱う。
Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』
自分のデッキを上から3枚オープンできる。
その中のカード名:「神の化身 呉爾羅」1枚と、カード名に「ゴジラ」を含む赤のスピリットカード1枚を手札に加える。
残ったカードは破棄する。
Lv1・Lv2『自分のメインステップ』
自分がカード名に「ゴジラ」/「呉爾羅」を含むスピリットカード/創界神ネクサスカードを召喚/配置するとき、このスピリットに赤のシンボル2つを追加する。
シンボル:赤

イラスト:羽倉房

フレーバーテキスト:
陸上環境に適応し始めた形態。エラから排出される体液は強烈な腐臭が伴い、
更に大量の放射性物質が含まれている。―シン・ゴジラ(2016)―

「コラボスターター 東宝怪獣総進撃」にて蒲田くんこと第2形態が創界神ネクサスのサポーター、すなわちゴッドシーカーの互換効果を引っさげて再登場。
後述の創界神ネクサスや各種ゴジラなど、様々なカードをサーチし、シンボル追加で素早く召喚/配置させる優秀な1枚。
ただし、ここから「第3形態」への進化は出来ない。「第1形態」から踏み倒すことは可能で、その場合も召喚時効果は発揮する。
イラストは左上をよく見ると『蒲田五丁目』と標識が描かれているのが芸コマ。

「凄い……まるで進化だ」

シン・ゴジラ(第3形態)
スピリット
6(3)/赤/地竜
<1>Lv1 8000 <2>Lv2 10000 <4>Lv3 13000
Lv1・Lv2・Lv3『自分のメインステップ』
このスピリットを破壊することで、自分の手札にある[シン・ゴジラ(第4形態)]1枚を、コストを支払わずに召喚する。
Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
BP5000以下の相手のスピリット1体を破壊することで、このスピリットは回復する。
シンボル:赤

イラスト:かんくろう

フレーバーテキスト:
品川付近にて進化した巨大不明生物は突如進行を停止し、東京湾へ戻っていった。
―シン・ゴジラ(2016)―

直立しただけで何もしなかった第3形態。
つまり効果は勝手に捏造されたもの。
もしあそこで自衛隊と戦闘になっていたらこんな効果で戦っていたのか…と想像力は掻き立ててくれる。
そして数字上のBPはビオゴジ(「ゴジラ[1989]」)を上回る。
効果はスピリット破壊と第4形態への進化

アタックするとBP5000以下のスピリットを破壊し、回復する。
回復とはアタック前の状態に戻ること(MTGデュエマ的に言えばアンタップ)で、バトルが終わればまたアタックできる、つまり連続攻撃効果。
疲労からの回復、つまり相手のスピリットを破壊して体力を回復している
しかも破壊できる相手スピリットがいれば何度でも回復しアタックを繰り返す。
これをイメージに表すなら、相手のスピリットを喰って喰って喰い尽くすという状況。
BP5000というのは昭和ゴジラのBP最大値であり、カードゲーム世界での第3形態の前ではあの凶暴な連中も餌になり下がってしまうということに。


自身を破壊して「第4形態」を召喚する効果は(ry
と、ここまで全形態が共通して持っているこの効果、消費は激しくなるが手札に次の形態があるなら連続で使用していくことができる。

つまり第1から第4形態まで全てが手札に揃っていればなんと第1ターンからでも第4形態を呼び出せる。
もっとも、アタックもできない、レベル維持のコアが足りない第1ターンで出すメリットは何もない。



「ゴジラは進化自体を超越し、死をも克服している可能性すら有りうる!」

シン・ゴジラ(第4形態)
スピリット
12(6)/赤/地竜
<1>Lv1 15000 <3>Lv2 20000 <6>Lv3 30000
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
BP合計15000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。
Lv2・Lv3『相手のアタックステップ』
相手のスピリットがアタックしたとき、このスピリットのBP以下の相手のスピリット1体を破壊する。
Lv3
このスピリットは相手のブレイヴ/ネクサス/マジックの効果を受けない。
シンボル:赤

イラスト:藤井英俊

フレーバーテキスト:
首都を突如襲ったシン・ゴジラが進化を繰り返し、たどり着いた姿。
体中から放射熱線を放ち、周囲を焼き払う。
―シン・ゴジラ(2016)―

バトスピにおけるシン・ゴジラの最終到達点。いろいろと規格外のスペックを持つ。
まずコストはバトスピで現在では上限値とも言える12。まともにコアを支払って召喚などとてもできないため、「第3形態」から出すのがほぼ前提となる。
BPの最大値は「ガイ・アスラ」と同じ30000。
これは昭和ゴジラの6倍、バーニングゴジラの1.5倍、効果を発揮して秩序を保とうとしているギャレゴジと同等のBPである。

そして効果。
まずアタック時には合計BP15000まで破壊できるという「超神星龍ジークヴルム・ノヴァ」同様の破壊効果。ただし威力は1.5倍。
複数の対象に好きなだけ割り振って破壊できるため、アンギラスラドンキングシーサーの3体を同時に破壊するという『FINAL WARS』みたいな芸当も可能。


そしてこいつの真の強さはレベル2からの効果

「相手のスピリットがアタックしたとき、このスピリットのBP以下の相手のスピリット1体を破壊する。」

相手がアタックをした瞬間にスピリット1体を破壊する、当然そのアタックしたスピリットそのものすらも
前述したようにコイツのBPはすさまじく高い。よってほとんどのスピリットはアタックをすること=自身の死へ直結し、アタックそのものができなくなってしまう。
レーザー状の放射熱線による高い迎撃能力を見事に再現した効果で威力、正確性もバッチリ。

無論突破方法は存在する。
白のスピリットが持つ【装甲】のような効果への耐性能力があれば例えBPで下回っていても破壊はされない。
また、この効果はアルティメットにはノータッチ。そのためアルティメットならば安全にアタックすることができる。
だが忘れてはいけない、例え放射熱線を潜り抜けたとしても後ろにはコイツ本体が待ち構えているということを…

そして最後にレベル3になると特定のカードに対し耐性が付く。
シン・ゴジラは映画内で他の怪獣とは戦っていない。そのためかスピリットやアルティメットなどの生き物による効果は受けてしまう。
除去をマジックやブレイヴに依存したデッキでは突破が難しいが、スピリットのアタック時効果や各種【バースト】での除去ならば対処手段は多いため、
何が何でも防ぎたい相手はいくつか想定しておきたい。
特に【破壊後バースト】を持つ「七海大名シロナガス」と「丙の紫煙巨人」はシンの効果を逆手に取って一撃で破壊されてしまう上、
青と紫を【装甲】で同時に防ぐのは制限カードの「侵されざる聖域」を配置するくらいしかできない。
また、直後の弾で登場した【アクセル】や後の仮面ライダーコラボで登場した【チェンジ】にも天敵となるカードが存在している。
【影武者】などでサポートする、破壊されても後続を呼べる体勢を整えることなどが重要。

イラストレーターは藤井英俊氏。バトスピ第1弾から参加しているベテラン作家で、第1弾パッケージなども担当している。
氏のTwitterでは怪獣ファンでありながら「東宝怪獣大決戦」・「ウルトラ怪獣超決戦」には未参加な上に、
奥方の小糸蘭湖氏がカマキラスを担当したことを羨ましがっていた。
そんな藤井氏渾身のシン・ゴジラはその独特な体躯や表情を見事に再現しており、パッケージも飾っている。
パラレルレア版は「呉爾羅」の刻印が押され、紫に発光しながら放射熱線を吐いているという凄まじい迫力の1枚。
怪獣絵師・開田裕治氏のパラレル版「怪獣王バーニングゴジラ」とともに当パックの大当たり枠だろう。
なお奥方の小糸氏は「タッコング」や「ゾイガー」も担当しているが、「怪獣王ノ咆哮」には不参加。

「現在ゴジラの背部放熱器官が発光中、詳細不明!」

ゴジラ(2016)第4形態
スピリット
12(6)/赤/地竜
<1>Lv1 15000 <3>Lv2 20000 <8>Lv3 30000
このカード/スピリットはカード名:「シン・ゴジラ(第4形態)」としても扱う。
フラッシュ【チェンジ】コスト7(4)(この効果は手札から使用できる)
BP30000以下の相手のスピリット/アルティメット1体を破壊する。
この効果発揮後、このカードを破棄するか、カード名に「ゴジラ」を含むコスト6以上の自分のスピリットと回復状態で入れ替える。
バトル中ならバトルを続ける。
Lv2・Lv3:フラッシュ『お互いのアタックステップ』
自分の手札1枚を破棄することで、このスピリットのBP以下の相手のスピリット/アルティメット1体を破壊する。
シンボル:赤赤

イラスト:開田裕治

フレーバーテキスト:
背ビレから放射熱線を発し、飛行物体を迎撃する。
―シン・ゴジラ(2016)―

「怪獣王プレミアムカードセット」で追加された第4形態の別バージョン。
コストとBPはそのままだがその運用方法は大きく異なる。また、「(第4形態)」と同名カード扱いになるのは飽くまでテキストによる効果であり、
デッキには「(第4形態)」と別枠で入れることが可能なので実質「(第4形態)」を6枚入れられるようになった。

【チェンジ】というキーワード能力を持つ。これは仮面ライダーウルトラマンが持つフォームチェンジする能力をバトスピで再現した効果。
つまり実質は「シン・ゴジラ放射熱線フォーム」とも言うべきカードである。
まず、【チェンジ】を使用するとBP30000以下のスピリット/アルティメットを破壊する。
これは「オキシジェン・デストロイヤー」の3倍、そして「一兆度の火球」の1.5倍というすさまじい威力を誇る。内閣総辞職ビームは一兆五千億度だった。
単体除去能力としては最強の能力である…のだが単体範囲の効果だけでこのコストというのはいささか燃費が悪い。
しかし、【チェンジ】の真価は後半部分、即ち場のゴジラと入れ替わる効果にある。
回復状態で入れ替われるため、アタック中に入れ替わればバトル終了時にもう一度アタックもできる。
また本来のコストよりも【チェンジ】コストは低いため、こちらを経由することで召喚コストの節約にもなる。
この「ゴジラ(2016)第4形態」と入れ替わることが可能なゴジラは

  • 上記の「シン・ゴジラ(第3形態)」、「シン・ゴジラ(第4形態)」
  • 「ゴジラ(2016)第4形態」自身*2
  • 「ゴジラ(1984)」、「ゴジラ[1989]」、「ゴジラ[1995]」、「ゴジラ[2000]
  • 「怪獣王バーニングゴジラ」
  • 「ゴジラ(vsデストロイア)」
  • 「GODZILLA ゴジラ」
  • 「スペースゴジラ」「宇宙凶悪戦闘獣スペースゴジラ」
  • 対G兵器スーパーメカゴジラ

なんだかゴジラのようでゴジラ本人じゃないやつが何枚か混じってるが気にするな。
「第3形態」からは【チェンジ】で出してよし、自身の効果で出してよしと連携を考えられたデザインとなっている。
また「怪獣王バーニングゴジラ」とは特に相性が良く、メルトダウンをこの「ゴジラ(2016)第四形態」に進化することで回避できる。
この2年間に「コストを支払わない召喚」へのメタ効果が増えており、それを掻い潜って場に出せるというのも大きな利点である。

熱線効果が任意のタイミングで使えるようになったものの、手札を1枚消費する方式に変更になり息切れがしやすくなってしまっている。
しかし自分からアタックしているタイミングでも使える上、
アルティメットも破壊できるようになっていることから能動的な除去能力は「(第4形態)」よりも向上している。
1度のバトル中に複数枚を破壊できるのも利点。
また、ダブルシンボルになったことでライフを削る力もパワーアップ。
【チェンジ】で入れ替えての召喚からならば2回のアタックで合計4つものライフを削れる。

と攻撃的に変化している一方で元の「(第4形態)」の持っていた強固な耐性効果が削除され、打たれ弱くなっている。
「(第4形態)」が守りに適した能力であるならこちらは攻撃に特化した形態であるといえよう。

関連カード


「なんでまたこっちに来るんだ…!?」

シン・ゴジラの侵攻

ネクサス
4(2)/赤
<0>Lv1 <2>Lv2
Lv1・Lv2『自分のドローステップ』
ドローの枚数を+1枚する。ドロー後、自分は手札1枚を破棄する。
Lv2『自分のアタックステップ』
カード名に「シン・ゴジラ」と入っている自分のスピリットがアタックしたとき、
自分のトラッシュにあるカード名に「シン・ゴジラ」と入っているスピリットカード2枚を好きな順番でデッキの下に戻すことで、
そのスピリットを回復させる。
シンボル:赤

イラスト:もの久保

フレーバーテキスト:
東京湾に消えた巨大不明生物は、鎌倉の沿岸付近に再度出現。
その姿はさらに変化しており、更なる被害をもたらした。
―シン・ゴジラ(2016)―

シン・ゴジラに蹂躙されている街がサポートカードに。
ドローをサポートして進化をしやすくしている他、レベル2からは回復によって連続アタックをさせてくれる。
ターン制限はないためトラッシュに「シン・ゴジラ」がいればいるだけ連続攻撃が可能。
進化の過程で破壊したり、このネクサスの最初の効果で手札から捨てたりと墓地肥やしには十分に長けたデッキなため条件を満たすのは容易い。
ただしトラッシュのカードを使い過ぎると回収カードなどによる再利用ができなくなってしまうためご利用は計画的に。


「今より武器の無制限使用を、許可します!」

シン・ゴジラ撃退作戦

マジック
5(3)/赤
フラッシュ:
BP合計5000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。
カード名に「ゴジラ」と入っている自分か相手のスピリットがいるとき、かわりに、BP合計15000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。

イラスト:池本ゆーこ

タバ作戦がマジックとして登場。
通常時には他の同コスト帯マジックと同じ範囲の普通の破壊マジックだが味方か敵にゴジラがいると威力が3倍になる。
逆に言えばゴジラがいないと本気を出さないダメ集団
その威力は絶大で、シン・ゴジラの「第4形態」はどちらもレベル1なら破壊できる。劇中では顔色一つ変えないほど無力だったはずなのに…
庵野監督にも言及されていたように、第3形態までだったら自衛隊で駆除できていた、という部分もきっちり再現されている。
「オキシジェン・デストロイヤー」の1.5倍の威力を誇り、昭和ゴジラなら一度に3体撃退する。
この威力を前にして芹沢博士はどう思うか聞いてみたい気もする

「この機を逃すな。無人在来線爆弾、全車投入!」

無人在来線爆弾
マジック
5(赤3緑1)/赤紫緑白黄青
フラッシュ:
BP合計12000まで相手のスピリット/アルティメットを好きなだけ破壊する。
または、カード名に「シン・ゴジラ」を含む相手のスピリット1体を重疲労させる。
この効果の重疲労は一切の効果で防げない。
(重疲労状態のカードは逆向きにし、1回の回復で疲労状態になる)

イラスト:藤岡八房
フレーバーテキスト:1回目の血液凝固剤の注入によって動きが鈍くなったゴジラに対し、
無人運転の電車を使った爆弾による攻撃で再度転倒させた。
―シン・ゴジラ(2016)―

使用時には高らかに声に出して読みたい、みんな大好き無人在来線爆弾もカード化。
威力はオキシジェン・デストロイヤー以上タバ作戦以下といったところ。
このマジックの特徴は何と言っても後半の「シン・ゴジラ」専用のメタ効果。

この効果の重疲労は一切の効果で防げないという「(第4形態)」用のピンポイントなテキストまで用意されている。
ただ、重疲労させても熱線は抑えられないので、別途装甲などの対策効果持ちのアタッカーが必要となる点は劇中と異なる。

「GODZILLA……まさに神の化身ね」

神の化身 呉爾羅
ネクサス
5(3)/赤/創界神・地竜
<0>Lv1 <2>Lv2
《神託》〔「ゴジラ」〕
Lv1・Lv2
このネクサスのシンボルは赤としても扱う。
【転神:4】Lv1・Lv2『自分のアタックステップ開始時』
〔このネクサスのコア4個をボイドに置く〕このターンの間、このネクサスは、Lv1/Lv2BPが20000のスピリットとしても扱い、創界神ネクサス以外では破壊されない。
【神域】Lv2『相手のアタックステップ』
BP6000以下の相手のスピリット/アルティメットがアタックしたとき、そのスピリット/アルティメットを破壊する。
シンボル:神神
イラスト:羽倉房

待望のゴジラ専用創界神
超煌臨編で登場した、創界神ネクサスがスピリットとなってバトルする最新キーワードテキスト【転神】を早速引っさげて登場
(発売時期は仮面ライダー達に先を越されたが)。
ライダーもインドの神々も、破壊されにくい代わりにBP3000程度が多い転神スピリットであるが、
神の化身たる完全生命体は格が違うBP20000のダブルシンボルで殴りかかれる。
転神した創界神は同じく転神した創界神とのバトルでしか破壊されない、
が現在のところブレイヴと合体してもこの20000というBPを上回れる創界神はいない
「神」なのに「化身」に負けてるとか言わない。
ゴジラの展開力でコアを乗せやすく、熱線による自動迎撃を再現した【神域】もウィニーメタとして非常に優秀。
ゴジラ専用マジックの「放射熱線」など、サポートも手厚い。
専用ゴッドシーカー*3である上記の蒲田君以外に「破壊神スペースゴジラ」も似たようなサーチでサポートしてくれるため手札に加えるのも容易。


以上がシン・ゴジラの専用サポートカードだが、ゴジラ用のカードや元々バトスピにあった地竜用のサポートカードなどに相性が良いものがいくつも存在する。


◆リトルゴジラ
ゴジラだけでなくメカゴジラスペースゴジラなんかを呼び寄せる劇中の活躍を反映してかゴジラをデッキから擬似サーチする、「第1形態」に似た効果を持つ。
シン・ゴジラも「ゴジラ」なので当然サーチ可能…なのだがこんな怖い奴呼び寄せないでください。

◆放射熱線
イラストは平成ゴジラの青い熱線だが、上記の「神の化身
」の《神託》でトラッシュに落としたり、「第1形態」や「(2016)第2形態」などでも手札に加わる優秀なマジック。
破壊範囲が上限8000で1体と下限12000で1体*4の計2体破壊と非常に広く、
特に後者は無制限にどんなスピリット/アルティメットも破壊できるという常識外なカードに仕上がっている。

◆結晶地帯
スペースゴジラが福岡に展開していたフィールド。
なんとスペースゴジラだけでなくゴジラ全体を最高レベル(フルパワー状態)にする。
ドローサポートも持っており、ぶっちゃけ採用するなら「シン・ゴジラの侵攻」よりこっちを優先した方がいい

◆エクスキャベーション
地竜をトラッシュから3枚手札に加えるマジック。東宝とは無関係なバトスピ本来のサポートカード。
「シン・ゴジラ」は全て系統:地竜を持ち、トラッシュへ行きやすいためアドバンテージの確保に役立つ。
長らく絶版で入手困難だったが、2019年に待望の再録がなされた。

◆リボルドロー
デッキの上か下からカードを2枚引ける変なドローマジックカード。
「リトル」や「侵攻」などデッキ下にカードを送る効果が多い点で相性がいい。

◆ダイナパワー
地竜(=「シン・ゴジラ」)が場にいれば毎ターン手札に戻ってくるマジックカード。
地竜すべてにスピリット/アルティメットへの指定アタックを付与する。
「(第4形態)」の高いBPで、単独で対処が難しかったアルティメットの除去が可能。

◆影武者
ソウルコアが乗っているスピリットへの除去を自身に肩代わりする白のカード。
いくつも種類があるが、コスト3のものを採用するのが妥当。
「(第4形態)」の弱点であるスピリット/アルティメット効果から守るのにうってつけ。

◆炎魔神
赤の異魔神ブレイヴ。
合体したスピリットのBP以下のアルティメットかスピリットを破壊でき、
「(第4形態)」や「スペースゴジラ」などBPの高いスピリットと相性が良い。
もう1つの効果もバーストの破棄と強力。
問題はゴジラと関係のないデッキにも採用されるほどのガチカードかつ入手が難しいためものすごく高価なこと。

◆「獅子星鎧レオブレイヴ」「射手星鎧ブレイヴサジタリアス」
それぞれ白と赤の裏12宮ブレイヴ
前者は相手にブロックされた際に回復すると超装甲、後者はアルティメットへの指定アタックとダブルブレイヴ化というもの。
耐性を与えつつ「(第4形態)」のBPと回復効果でアルティメットを一気に始末できるため、
「炎魔神」に手が出ない場合はこちらでアルティメットを片付けるのも手。どちらも再販されており安価。

◆恐龍同盟本拠地
地竜サポートのネクサス。
疲労状態が条件ではあるものの「(第4形態)」に足りないスピリットへの耐性を付与してくれる。
アタックをしなければ体制を維持できないとはいえ、BPが非常に高いことからアタックに伴うリスクは元からあまりない。
これにより弱点の大半を克服、非常に堅牢な要塞として対戦相手に立ちはだかることになった。


デッキを作る上での注意


前述したとおり、「(第4形態)」は非常にコストが高く、まともにコアを支払っての召喚はまずできない。
そのため、ドローを増強するカードや「第1形態」、「リトルゴジラ」の擬似サーチ効果で一刻も早く「第3形態」までを揃えて進化効果で場に出さなければならない。
バトスピはゲーム開始以降はデッキのシャッフルを行わないTCGで、デッキの底にキーカード3枚が固まって何もできなかったなんてことも普通。
そのため、第3、第4形態の両方を揃えるのはなかなかの手間である。
自身を破壊しながらの召喚は手札の消費が激しく、その消費を取り戻すためにもトラッシュからの再利用手段も必要となる。
また「(第4形態)」は耐性に穴があり、除去されるときはあっさり除去される。

しかしながら迎撃の放射熱線によるスピリットの破壊効果は非常に拘束力が高く、デッキによっては出されただけで詰みなんて状況にもなりかねない。

良くも悪くもピーキーで、「偶然が重なって異常進化し大災害を巻き起こす」という映画本編さながらのカード群に仕上がっているといえる。




この項目が面白かったなら……\放射熱線/






































コラボ比較


と、ここまでがカードの性能としての説明。
重要なのはこのバトルスピリッツへの参戦がシン・ゴジラにとって他作品との共存できる初のコンテンツであるということ
しかもバトルスピリッツは過去の東宝作品だけでなくウルトラ怪獣まで参戦しているのだからよりバラエティに富んだ考察を立てることができる。
しかもカードゲームというのは1枚1枚の優劣が非常にはっきりしているコンテンツで、比較も簡単。


もしも「シン・ゴジラ(第4形態)」が相手フィールドにいたとして、どんな方法で対処できるかを考えるのもまた一興。


オキシジェン・デストロイヤー
ご存じ初代ゴジラを消滅させたチート兵器。バトスピではBP10000以下の相手スピリットを破壊するマジックとして登場している。
しかもデストロイアを大量に生み出すおまけ効果付きで。
やっぱりバトスピでも初代ゴジラ(「ゴジラ[1954]」)を破壊できるが、「シン・ゴジラ」の場合は破壊できるのは「第3形態」まで。
バトスピには破壊範囲を延ばす【強化】という能力があるが、それを使ってもマジックの効果を受けない「シン・ゴジラ(第4形態)」には通じない。


◆過去作品のゴジラ
BPが足りず、漏れなく熱線で迎撃されてしまう。
唯一、ギャレゴジ(「GODZILLA ゴジラ」)がアタック時でのBP上昇効果によって、
最大BP30000と「(第4形態)」と同じ数字にまで到達するのだが、同じBPではまだ迎撃効果の範囲内。
そんな中、唯一耐えることが可能なのが「ゴジラ[2000]」。「このスピリットは破壊されない」という強烈な効果を持っており、
効果でもバトルでもありとあらゆる破壊が効かない。
ただ破壊されないだけで「シン・ゴジラ」相手に有効打はなく、睨み合うだけの関係になってしまう。


◆モスラ
ゴジラに対して高い勝率を誇るモスラもバトスピでは多数個体カード化されている。
しかしながら「シン・ゴジラ」の迎撃能力に対抗できるものは少ない。
「守護神獣レインボーモスラ」はアタック時に「シン・ゴジラ」を手札に戻し、迎撃効果が発揮される前に除去できる。
他にも「原始モスラ」という他のモスラを破壊から守るスピリットが存在し、アタック時に破壊されるのを防いでくれる。
{{{実際のところ、「原始モスラ」が真っ先に狙われるため過度の期待はできないが
避雷針にはなってくれるだろう。}}}


デストロイア
「デストロイア(完全体)」は破壊されるとトラッシュから全ての「デストロイア」をノーコストで復活させる能力を持つ。
この「完全体」が2体いれば互いを召喚する無限ループが形成される。
こうなってしまうと「(第4形態)」もお手上げ状態、どんなに破壊してもウジャウジャ湧いてくるデストロイア軍団に対して突破手段がなくなり、
ライフへアタックを通せなくなってしまう。
一方で「デストロイア」側も「(第4形態)」の迎撃能力を突破する手段がない。どんなに数を並べようとアタックすると片っ端から破壊されてしまう。
そのためお互いが攻め手を失い膠着状態に陥る。最悪の場合、ターン経過でデッキが尽きるまでお互いが睨み合ったままなんて事態になりかねない。


◆「メカゴジラ[1993]」」「MOGERA
【超装甲:赤】によって赤の効果を受けない、即ち「(第4形態)」のアタック時の破壊効果及び迎撃効果が効かない。
しかし効果を受けないだけでBPでは劣るため、ブロックに回るにしてもアタックするにしても「(第4形態)」本体とバトルすれば破壊されてしまう。
熱線には強いけど格闘戦には弱いという原作設定が見事に反映されてる。


◆「3式機龍」「メカゴジラ[1974]
召喚するだけで「第4形態」を手札に戻してしまえる。
特に「3式機龍」はアブソリュート・ゼロの再現効果としてこの効果を持っているため、
冷凍攻撃が効くというシン・ゴジラの弱点もバッチリ再現した形となる。


スーパーXⅢ
アタックすると赤のスピリットを手札に戻すという対ゴジラ、対デストロイアに特化した能力を持つ。当然「シン・ゴジラ」にも有効。
冷凍メーサーを再現した効果のため、冷凍攻撃が効くというシン・ゴジラの弱点を(ry


公害怪獣ヘドラ
バトルした相手をバトルの勝敗に関係なくそのバトル終了時に破壊する効果を持つ。つまりバトルが成立すれば「シン・ゴジラ」と相打ちになる。
しかしながらアタック時の破壊効果または迎撃効果によりアタック/ブロックどちらの場合でもバトル成立前に破壊されてしまう
接近戦に持ち込めばヘドラの勝ちだがまず熱線で焼き払われて接近できない、という状態。
対抗策としては、「シン・ゴジラ」がアタック時の破壊効果を使った後の、
ブロック宣言前のタイミングで「ヘドラ」を召喚し、バトルに持ち込むという方法がある。
「ヘドラ」は紫のスピリットであるため、フラッシュタイミングで召喚するサポートに恵まれておりさほど難しい戦術ではない。
要するに相手が油断して接近してきたところを奇襲する、というやり方。


スペースゴジラ
手札の数だけBPが上がる効果を持つ。
「シン・ゴジラ」は自身のBP以下のスピリットしか迎撃できないためBPで上回ってしまえば問題ない。
しかしながら30000を超えるには最低9枚もの手札が必要でなかなかに難易度が高い。
「宇宙凶悪戦闘獣スペースゴジラ」はLv.3時のBPは30000なので射程圏外には逃げられない。
しかしLv.2以上の時に自分のネクサスがあれば破壊されないため、スペースゴジラのフィールドである「結晶地帯」を展開できれば生存可能。
「結晶地帯」は「破壊神スペースゴジラ」でサーチが可能である。
コイツだけ除去耐性が一切ないので「シン・ゴジラ」の前では紙のように破壊される。

◆各種キングギドラや「宇宙超魔獣デスギドラ」等
デスギドラを含めた赤のギドラシリーズ自体には「シン・ゴジラ」を突破する能力はない。
しかしギドラ族には切り札として、「ギドラ」の名を持つスピリットが破壊されると、
手札からノーコストで召喚できる「サイボーグ怪獣メカキングギドラ」がいる。
この「サイボーグ怪獣メカキングギドラ」は召喚に成功した時に「シン・ゴジラ」をデッキの一番上へ戻してしまう。
「シン・ゴジラ」の迎撃効果は強制であるため、対象がギドラしかいない場合はそいつを破壊せざるを得ない。
本能的に破壊してしまうせいで破壊しなくてもいいものを破壊してしまい、倒されてしまうという見事な原作再現になっている。

初代ウルトラマン
きたぞ!われらのウルトラマン! という事で夢の巨大特撮作品二大巨頭対決である。
マン兄さん自体は中型コストのスピリットである為ブロックなどで素のスペックの対決では到底敵わないが、
「コア3個をデッキの横に置き、エンドステップごとにネクサスかボイドに行くデッキ横のコアが0個になった時、
相手のスピリット/アルティメット1体を破壊し、このスピリットを手札に戻す」
という効果で「シン・ゴジラ」であろうとも破壊する事が可能。
この効果自体はアタック時の効果ではないので「シン・ゴジラ」の迎撃効果もすり抜けて破壊する事が可能。
途中までは太刀打ちできないが三分(三ターン)目には勝利して帰還できる辺り、流石怪獣退治の専門家であるマン兄さんと言ったところか。
ちなみにLv.3になった「シン・ゴジラ」を破壊できるのはウルトラマンの中ではマン兄さんのみ。初代の面目躍如といったところである。
難点は流石に時間がかかるのと、先述の通り中型スピリットなので先に相手が除去を仕掛けて来たらどうしようもないと言う点。

ウルトラマンベリアル
悲しいことに、ウルトラ怪獣ではどのスピリットと組み合わせでも「シン・ゴジラ」を突破することはできない。
しかしながら、ついに東宝怪獣とも手を組むことが可能になったベリアル様。
昆虫怪獣メガロ」と手を組むことであらゆるスピリットを破壊でき、「シン・ゴジラ」の除去が可能。
シートピア海底王国ガイガンではなくベリアル様にお越しいただくべきであったようだ。その後はろくなことにならないだろうが。
「龍魔神」で十分とか言ってはいけない。


宇宙恐竜ゼットン
BP15000以下を破壊するアタック時効果、穴のある耐性、
系統:地竜など性能がかなり似通っていてプレイヤー目線での比較対象として挙げられやすい。
耐性によって効果による破壊は回避できても体格差からくるBPの差はどうしようもなく、直接的なバトルになれば「ゼットン」の負け。
地竜デッキの切り札としてのカード性能も、「第3形態」のような召喚支援がないため、
ただの重いスピリットとして「ゼットン」の方が使いにくいとされる。
必殺技「一兆度の火球」はバトスピ最大の破壊マジックだが「第4形態」レベル3には通じない。それでも、レベル2までなら破壊可能。


滅亡の邪神ハイパーゼットン(イマーゴ)
ウルトラ怪獣のコラボ1弾目当初はバニラだった「宇宙恐竜ハイパーゼットン(イマーゴ)」のリメイク。
なんと、コスト、軽減、各レベルのBP、レベルを維持するためのコア数が全て第4形態と同じ
その上で系統:星竜とダブルシンボル、「第4形態」をも一方的に破壊できるアタック時効果を備え、
直接対決では「シン・ゴジラ」は全く勝ち目無し。


ウォーグレイモン
「ウォーグレイモン」の効果では威力が足りず、「(第4形態)」になす術がない。
が、敵としてはなく味方としては非常に相性が良い。
究極体は【煌臨】という効果で進化を再現しているのだが、「ウォーグレイモン」の煌臨条件は「赤&コスト6以上」
なんと、シン・ゴジラの第3、第4形態から進化できてしまうのである。
地竜のサポートも共有できる上、「シン・ゴジラ」側はソウルコアをほぼ使用しないために煌臨もしやすい。
竜人・地竜の系統の「ウォーグレイモン」は「人に近い形の恐竜」、まさに第5形態を再現するにもピッタリの役どころである。


インペリアルドラモン(パラディンモード)
デュークモン(クリムゾンモード)
各主人公デジモンの最強進化形態、
流石に後出しされてからはどうしようもないが、各々【チェンジ】の能力を駆使する事で、
迎撃をすり抜けてLv.3の「シン・ゴジラ」でも破壊が可能になる。
ちなみに煌臨時効果を使えば他にも対処できるデジモンは何枚かあり、
近年では増えた煌臨するスピリットも「シン・ゴジラ」の天敵の一つと言えるだろう。



追記・修正はシン・ゴジラを第1~第4形態まで1ターンの内に進化させてからお願いします。


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最終更新:2023年02月07日 16:12

*1 流石に宣伝に支障が出た反省か後の同庵野作品で同じように情報統制が為されていた『シン・ウル』ではリブート元の初代マンをプッシュする形でタイアップがされた

*2 2枚あれば互いを入れ替えることが可能

*3 通常パックで創界神を手札に加える効果を持つ小型サポートスピリット

*4 後者は自分の「ゴジラ」/「呉爾羅」を含むスピリット/創界神ネクサスがある場合。