木属性/植物属性

登録日:2016/07/14 Thu 07:40:59
更新日:2024/03/03 Sun 06:41:18
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この項目ではバトル系、ファンタジー系作品や童話、神話、昔話で見られる、

『木属性』

について説明する。





■歴史

五行思想で火土金水とともに万物を成す元素とされている属性。
古来から木は生命力や豊穣の象徴とされており、季節では春の象徴となっている。

相生によれば、
  • は木が燃えることによって生み出される
  • 木は水によって育てられることによって生み出される
とされている。

また相剋では、
  • 木は金属によって切り倒される
  • 木は地中から養分を吸収して土地を痩せさせてしまう
といったように金に弱く、土に強いとされている。


■創作物での扱われ方

木を瞬時に生やしたり、葉を散らしたりして攻防するのは木属性の名前から安易に想像つくと思うが、要するに植物全体を司る属性であり「樹属性」「草属性」「植物属性」と呼ばれることもある。

創作物では
  • 瞬時に木を生やして相手を突き上げる
  • 蔦を相手に絡まらせて縛る
  • 葉を刃のように飛ばして相手を刻んだりする
ような技を得意とする者もいれば、色とりどりの花、花びらを使うような華麗な技をメインに戦うキャラもいる。

一方で植物にある生命力のイメージからか回復や蘇生を行うこともあれば、植物から薬品が作られたり、毒のある植物が存在したりすることから、相手に何かしらの状態変化をもたらすこともある。
つまり補助も可能な属性だということである。
また体力を吸収する形で攻撃と回復を同時にこなすようなこともこの属性で見られる。
さらに五行ではも木行に含まれることから雷を使う者もいる。

しかしこの属性を見かける創作物はそう多くない、というのも
  • 植物で戦うような能力を考えるのが難しい
  • 技自体はあったとしても土/地属性に吸収される
ということが理由として考えられる。



ただし木属性が一線で活躍するジャンルが存在する。
そうスマホゲームである。

スマホゲームではかなりの作品に木属性に分類されるキャラが存在している。
その理由は『三竦み』にある。

を燃やすために木に有利で、
を消すために炎に有利で、
を吸い上げるために水に有利。

ポケモン御三家のタイプで有名となったこの三属性は、それぞれイメージカラーが異なることも重なり、手軽で非常に採用しやすいものであった。
光闇の対立属性と合わせた火水木光闇の五つの属性は今ではスマホゲームにおける五行と言ってもいいような存在である。
ちなみに属性がこの五つのみのゲームでは風や土/地の要素を木属性が受け持つことが多い。

属性相性は上述の三竦みから分かるように火属性にはめっぽう弱く、一方で水属性に強いことが多い。
そして特定の作品で雷/電気属性に有利なこともある。

花属性は、木属性の中に内包される属性の一つだが、やや扱いが特殊である。
木属性と言う概念が存在する作品では、花属性のキャラが木属性に含まれる事がほとんどだが、木属性が存在しない作品において、花を使うキャラが木属性キャラとして認識される事はほとんどない。


イメージカラーについては「属性全般」としては、黄緑色が採用されるのがほとんどである。
五行ではも使われているが、青は水属性に回ることが多いために木属性ではあまり見られない。

一方、花をメインとするキャラである場合、モチーフとする花の色に応じて変化し、一概に何色とはいえない。
他属性のイメージが強い色であっても構わず使われる。
ただ、花属性全般を扱うキャラの場合、日本では桜などのイメージが強いためかピンク桜色である事が多い。

ちなみに火属性が弱点になっていることが多いが、リアルな生木はめちゃくちゃ燃えにくい。
成分的にはほとんど水の塊のようなものなので、ある意味当たり前だが。
もし木のモンスターに襲われたら、中途半端に火をかけるようなことは無駄なのでやめておこう。
たぶん燃える枝で殴られて余計酷いことになる


~主な木属性に該当するキャラ~

【神話】

  • ドリアード
大本はギリシャ神話に登場する木の精霊のドリュアスであり、RPGなどでも植物の精霊として登場する事が多い。
基本的には人間に危害は与えないが、自らの宿る木が枯れると命を失うため、木を傷つける人間に対しては容赦ない。
また相手を誘惑して木の中に引きずり込んでしまうというブラックな面もある。

  • フローラ
ローマ神話に登場する花の女神、かつてはギリシャ神話に登場する精霊クロリスであり、彼女に恋をした西風ののゼフュロスが彼女をイタリアに連れてきたことから花の女神となった。
フローラは人間にあらゆる種の花の種を与えた。
また神々の女王であるジュノーに、自然に子を体内に授かることができる花を与え、戦神マルスの誕生を助けたという。

  • マンドレイク
ナス目、ナス科の有毒植物。しかし中世では薬として用いられることもあった。
根が二股に分かれているため人型に似ておりそこから様々な伝説が語られている。
創作物では、引き抜くと叫びを上げ、聞くと「呪われる」「死ぬ」のがお約束。
見た目は作品によって多種多様である。
古代ドイツでは「アルラウネ」の名で翻訳されたがこれは現在では植物と女性の合いの子の存在のようなモンスター娘の一種として覚えられている。

【小説】

  • エント
指輪物語』などのトールキン作品に登場する種族。
見た目は木のようだが四肢を持つ巨人。
不死ではないがほぼ不老。
木の牧人と呼ばれる樹木の守護者であり、森の中に住んで植物たちを守りつつ穏やかに暮らしている(まれに悪心を持つ者もいるが)ため作中では伝承の域に達している。
しかし一たび樹木の敵対者への怒りによって戦いに臨めばトロール以上の恐るべき戦闘力を揮う。
名ありのエントに木の髭などがいる。
実は女の種族もいるはずだが森林よりも庭園を好んだためエントたちのもとを離れていき、作中では姿すら見られなくなっている。

  • トリフィド
ジョン・ウィンダムのSF『トリフィドの日(トリフィド時代)』に登場する植物系モンスター。
元々は植物油を精製する為の家畜(作物?)として大規模に栽培されていたが、不吉な流星雨によりほとんどの人類が盲目となったのに伴い脱走・野生化。
以降、歩行能力を持ち毒棘を他生物に撃ち込んで食するトリフィドの大群は恐るべき脅威となった。
目の見える主要人物たちにはそれほどでもなかったけどな!
この名前を持つ植物系種族の出るゲームでは女性化してることすらもある。
筋肉少女帯の「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」の元ネタ。

  • 三沢兄弟
新井素子のSF『グリーンレクイエム』『緑幻想』に登場する一族。
植物のような独立栄養の異星人であったが、地球環境に適応する手術が施されている。
本来の髪色は緑色でウネウネ動く。
彼ら彼女らにとっては人類よりも植物こそが寄り添うべき存在であるが人を愛することができないわけではない。


ゲーム

スーパーマリオブラザーズ』シリーズの定番モンスター、食虫植物クッパの魔力によって変えられたもの。
地面に根を張っているものもいるが土管に潜んでいるものが大半。
火の玉を飛ばすファイアパックンや、通常の物より小さいプチパックン、倒すことができないブラックパックンなど種類も様々で、
またボスパックンのようなボスになる種もいる。

星のカービィ』シリーズの定番のボスキャラ、顔のついた巨大な木である。
ステージの右側に構えておりカービィに対して息を吹いたり、リンゴやカービィが苦手とする毛虫を落としたりして攻撃する。
最近の作品では竜巻を飛ばしてきたり、根っこで攻撃してきたりすることもある。
ツインウッズやキングゴーレム、ユグドラルウッズ、アナザーウッズ、ウィスピーフラワーズといった派生ボスも存在し、特にウィスピーフラワーズは一面ボスにしては異様に強い。

ポケットモンスター 緑』またはそのリメイク作品のパッケージを飾るポケモン。
ビジュアルは背中に巨大な花が咲いている巨大なカエル。フシギバナをカエルだと公式が発言したのは2011年になって初めて。
くさタイプの初代御三家フシギダネの最終形態、デビュー作では序盤のジムに強いことが評価されていた。
バランスのとれた能力からの器用な戦いができるので現在ポケモンの対戦で使っているユーザーもいる。
くさタイプ自体の特徴としては、基本的な相性は不遇だが複合タイプ次第で強くなる、状態異常や天候ボーナス等の特殊効果に恵まれている等のメリットがある。
その他のくさタイプのポケモンはこちら

  • ウッドマン(ロックマンシリーズ)
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場する8大ボスの一人。
天然の檜の中身をくりぬいて特殊コーティングしたボディを持っている。
力自慢だが気は優しい、一方で環境破壊は絶対に許さない性格。
特殊武器はリーフシールド、自身の周囲に展開して相手の攻撃を防御できる。
また電磁ビットでこれを広範囲に飛ばすこともできる。
「エアーマンが倒せない」にも彼の名前は登場している。ぶっちゃけエアーマンよりこいつの方が遥かに強い。

本シリーズでは木属性が半透明無敵状態を発生させないため、強力なコンボパーツとして機能している。

プレイ開始時にティラおよびプレシィとの選択で入手できる、言わば御三家の一体。
名前と外見から推測して、モチーフはおそらくブラキオサウルス。
御三家に共通して成長が非常に早く、また属性エンハンス効果を兼ねた全体攻撃「~ブレス」が使える。
究極進化として正統進化と呼べる「ガイアブラキオス」と、副属性が火に変わる「ハウルブラキオス」が存在する。
このゲームにおける木属性はバランスタイプのモンスターが多い傾向にあり、
文字通り攻守備えた癖の少ないメンバーが数多く揃っているのが特徴。

フェス限であるの『和の龍喚士シリーズ』の木属性のキャラ
リーダースキルの「木の2コンボで攻撃力が3.5倍、3コンボ以上で4倍。
回復の5個十字消しでダメージを半減、攻撃力が2倍」で攻守ともに非常に優れた力を発揮できる。またサブでも火力要員として活躍が見込める。
弱点を上げるとすればバインドに弱いこと、しっかりとパーティで対策を練る必要がある。

モンストにおける御三家の一体。ただ通常ダンジョンでわんさか落ちるので全く貴重ではない。
緑色のリトルドラゴンだからグリーンリドラ。見た目は花のような装飾が付いたカエル。勿論フシギバナではない。
簡単に手に入る☆5なので、序盤の運要員はリドラを育てて使うのがモンストの定番...だったのだが、
クエストのクリア報酬として同じリドラ仲間の「レチリード」が運最大の状態で手に入るようになってしまった。
素の能力もそのレチリードに悉く負けてしまうため、こいつを育てて使うよりそっちを使ったほうが断然楽だし強い。
そこから進めるとレチリードよりも更に能力が高く、極め付けに運極状態の「サンクチュアリ・ドラゴン」も貰えてしまう。
結果として以前にも増して見向きもされない可愛そうな扱いとなってしまった。
折角の御三家なのに...

「祝福のお知らせに参りましたー!!」
名前から分かる通り、熾天使であるガブリエルを元にしたキャラクター。月末に行われる超・獣神祭の限定キャラ。
他の熾天使(ミカエル、ラファエル、ウリエル)が2014年中に実装されたのに対し、彼女が実装されたのは2016年の正月と随分と間ができてしまっている。
性能面では進化、神化で対応ギミックが全く違うが共に高評価。幅広くクエストで活躍できる。

体が木で出来ているが、自らの意志を持っており、人の役に立ちたいと思っている。
ファイティングスタイルは不規則で、ラウンドが変わる度に変わる。
鉄拳6では、とあるアイテムを装備するとテンションが上がり全身が燃える体が!体が炭火焼きになっちゃうよ!

帝國歌劇団の敵である黒鬼会・五行衆の一人で、木属性の術を使用する。
魔操機兵・降魔兵器の開発だけでなく、策謀にも長けて常に計算ずくめで動くが、計算想定外の事態に陥ると動揺してしまう。

千年守である朱鷺宮神依に仕えるわんこ…もとい、の物の怪の血を引く小犬丸一族の出身。本名は小犬丸このは。
犬耳・体操服・ブルマ姿で神依のために自慢の小犬丸流忍術を武器にせっせとひた走る。
契約アルカナは『樹』のアルカナ・モリオモト。
球根のような外見からは相手の動きを封じ引き寄せたり、体力を吸収する巨大な触手蔦や、相手が近づくと花が咲く種を放つ。

初登場は「すっごい!!アルカナハート2」から。
このはの一族と同様、神依に仕える犬若家の出身。
犬若丸流忍術を活用した聖霊降霊術で戦うが、体が弱いためペットの霊獣・はやたと霊鳥・ふすみのサポートを必要とする。
契約アルカナは『花』のアルカナ・カヤツヒメ。雅な少女の姿から花弁を模した華麗にして苛烈な攻撃を放つ。
カヤツヒメとモリオモトはもとはひとつの聖霊だったらしい。

プラントは初代から登場している、球根と花が特徴的なモンスター。南国や温暖な地方を思わせる見た目をしている。
力はないがライフで耐え、かしこさと手数の多さでバトルで戦う事もできる。葉っぱ、根っこ、種、花粉と植物らしい要素をふんだんに駆使して戦う。
モックは2で登場した、枯れ木がモチーフのモンスター。プラントよりは気難しい性格とされている。
枯れ木なだけにライフは伸びないが、かしこさはプラントよりも高く、見た目に反して技の威力はプラントのそれをさらに凌駕する。こちらは木の葉や木枯らしを操る。
どちらも植物の生命力が「寿命の長さ」に反映されており、一般的なモンスターとは育成期間や大会での活躍期間の長さで一線を画している。

マンガ・アニメ】

魔界で最も非情とされる盗賊にして、伝説の妖狐。
瀕死の重傷を負い人間・南野秀一の肉体に宿り、後に霊界探偵・浦飯幽助の協力者となる。
彼の妖気を介した植物は強力な武器となり、薔薇から生成される『薔薇棘鞭刃(ローズウィップ)』や花吹雪攻撃『風華円舞陣』、内部から人体を食い破る『シマネキ草』等で戦う。
更に仙水編途中よりかつての力が戻った事により妖狐に自由に戻れるようになり強力かつ多様な魔界の植物をノーリスクで操れる様になった。

ジョースター家の宿敵DIOの息子とも言える五代目ジョジョ。
殴ったものを生命のある存在に変える「スタンド」『ゴールド・エクスペリエンス』により、植物に限って言えば木の強靭な生命力を活かした耐久性や上に伸びる特性を活用することが多い。ナランチャの亡骸を誰にも触れさせない為に使ったシーンは悲しくも美しい。
ちなみに五部ゲー黄金の旋風でのジョルノと下記の植木耕助を演じたのは同じ朴ロ美氏という共通点がある。

主人公であり、「ゴミを木に変える能力」の能力者。
天界人の父により人間界に落とされた。
字面だけなら貧弱そうな能力だが手のひらサイズのものが一瞬で大質量の大木へ変化するので攻撃力はなかなか高い。
ゴムの木により突進する相手を跳ね返す応用も見せた。
そして、使い終わった木の一部は「ゴミ」判定できるのでそこから次の木を出せるという反則的な特性も備えている。
中盤以降は天界人の能力「神器」を習得してゴミを木に変える能力は脇に追いやられるが、能力と混ざったことで神器が木で構成される「木の神器」になったのもあって木属性要素がなくなったわけではない。
ちなみに貰える能力は色々あったらしいが面倒くさいから2つ目に見せられた能力をさらっと選んだ。

暗殺集団「麗」の一員で、植物を操る魔道具「木霊」の使い手。
とんでもないエゴイストかつ、残忍極まるサディスト。
敵キャラとしては最古参級の登場人物だが、当初はその性格ゆえに主人公の烈火の逆鱗に触れ、一瞬で倒されるという雑魚扱いであった。
しかしながら、その後も烈火とその仲間たちに対する執念を増した状態でたびたび登場。
戦闘とパワーアップを繰り返し、特に改心したり人格的にまともになることもなく最終的には幹部級の戦闘力で烈火を追い詰めるほどの強敵に成長した、出世魚のような名悪役。

みんな大好き麦わらの一味狙撃手、通称ゴッド。
元々は鉛やら火薬やらをパチンコで打ち込んでいた。
新世界編に至る2年の修業期間に、師匠・ヘラクレスンよりボーイン列島の様々な特殊植物を教授してもらい植物使いになった。
植物はボーイン列島の固有種のようだが、サニー号の甲板で栽培して戦いに備えている。
状況によって植物の種子を的確な位置に打ち込み、急成長させ攻撃も補助も多種多様にこなす(相変わらずタイマンになるとやられがちだが)。

海軍大将の一人。
自然系悪魔の実「モリモリの実」の能力者。
体を樹木に変化させ、触手のように伸ばした根で敵を攻撃・拘束する。
「相手の養分を吸い取ってミイラ化させる」「荒れ果てた大地を緑豊かにする」「体を焼き尽くされても近くの土壌から新芽を生やして完全再生する」など自然系らしく強力。

木ノ葉隠れの里の初代火影。
恐るべき生命力を持つ細胞や仙術の他に、性質変化の血継限界である木遁を揮いチートみたいな戦闘能力を持っていた。
木による足場や分身を作るといった便利な使い方から、尾獣をオーバーキルできる超巨大な真数千手を生成する、辺り一面森にして地形そのものを作り変える等、もはや天変地異のような大規模行使もできる。
柱間細胞を埋め込まれた建築家ヤマトも数少ない木遁持ちであるが、柱間のレベルには及んでない。

  • ポイズン・アイビー(DCコミックス)
主にバットマンと対峙することの多いスーパーヴィラン。たまにスーパーヒロイン。
エrエコテロリスト
元は植物をこよなく愛する学者に過ぎなかったが人体実験により植物の操作能力、人間を支配するフェロモンなどを得た。
肌は緑色だったりそうじゃなかったり結構バラバラ。
ちなみに名前はツタウルシのこと。

主人公・日向咲が変身するプリキュア。
『輝く金の花』の名乗りのように、大地の精霊の力を借りて戦う。
基本的には近接攻撃を得意とするが、自身の周囲でバリアを生成することも可能。

サンクルミエール学園の転校生である美々野くるみが変身するプリキュアの追加戦士。
体術・スピード共にプリキュア5の五人分の力を持ち、必殺技はミルキィパレットから放つ花吹雪『ミルキィローズ・ブリザード』。

主人公・花咲つぼみが変身するプリキュア。
初変身時こそ史上最弱だったが、ストーリーを重ねるうちにメキメキと強くなっていった。
『大地に咲く一輪の花』の通り、花弁を飛ばすブロッサム・シャワーをはじめ、花にまつわる攻撃を得意とし、ブロッサムタクトから放つ『プリキュア・ピンクフォルテウェイブ』が必殺技。

主人公・春野はるかが変身するプリキュア。
『咲き誇る花のプリンセス』の名の通り、攻撃時には花弁が舞うエレガントなイメージを持つ。
『プリキュア・フローラル・トルビヨン』をはじめ、ドレスアップキーを駆使し様々なフォームに変身しディスダークと戦った。

リンクルスマホンから生まれた妖精・はーちゃんが成長した花海ことはが変身する第3の魔法つかいプリキュア。
専用アイテム・フラワーエコーワンドにリンクルストーン・エメラルドをセットすることで必殺技『プリキュア・エメラルド・リンカネーション』を放つ。

主人公ギンタが異世界メルヘヴンで友達になった農家の息子。
得物のスコップを使った地・土属性寄りの攻撃の他に、モチーフが「ジャックと豆の木」である事からか植物を植えてそれを急成長させて攻撃するなどの戦い方をする。
終盤では父親の仇であり同じ植物使いと激突するも、まさかの火属性ARM「鬼火属フォレ」を投入。
元々強力なガーディアンARMによるゴリ押しが多くなってきた当作の終盤だったが、「同じ分野で勝てないので属性メタでゴリ押す」という情緒も身も蓋もないアッサリした勝ち方で終わってしまった。
アニメでは若干フォローが入っている。

【特撮】

生物学者の白神源壱郎博士が、バラの細胞に人間とゴジラの細胞を融合させたことにより誕生したバイオ怪獣。
バラとしての要素が強い花獸形態と、ゴジラの動物的な要素が強い植獸形態が存在する。
主な武器は牙を持つ蔦の触手と溶解液。ただ、植物であるがゆえにゴジラの熱線にはめっぽう弱い。

ギンガの森の住人で、ギンガマンの紅一点。
花のアースの持ち主で、必殺技は星獣剣から放つ袈裟切り『花一心』。
しかし、基本的には花のアースを周囲に放ち攻撃する『花びらの爪』や、自在剣・機刃のキバアローでメンバーを援護する役割。

高校生で卒業前にシンケンジャーとして召集されている。
不真面目な言動が目立つが、一方で努力家であり仲間思いな性格。
作中でも戦士としての成長が顕著に描かれている。
長槍・ウッドスピアのリーチを活かした戦法が特徴。
また、必殺技の『木枯らしの舞』には『木の字斬り』などの派生技が存在する。

「ヘルヘイムの森」に暮らすインベスの上位怪人「オーバーロード」と、それらと同じ力を得た主人公およびライバルの最強フォーム/最終形態。
特にオーバーロードインベスの中心であるデェムシュレデュエ、ロシュオらが、森の植物を触手のように操って攻撃や拘束に用いていた。

ヘルヘイムの森に茂る植物は、他の植物が生育できないよう土壌を汚染しながら繁殖し、その果実を食べた生き物をインベスという怪人に変え、いずれは世界を飲み込んでしまう。
危険なものであるが、オーバーロードの力を持つ者ならばヘルヘイムの植物を自在にコントロールすることが可能で、その頂点に立つ者は世界を思うがままに支配することさえできる。
仮面ライダー鎧武という作品は詰まる所、この「ヘルヘイムの植物を操る力」を巡る物語と言える。

なお、鎧武に登場するアーマードライダーたちはヘルヘイムの森の果実から力を得ており、アームズのモチーフもオレンジやバナナといったフルーツや木の実であるため、
広義には全員が木属性/植物属性にあたる。


~以下、コメント欄に寄せられた 木属性 のキャラクター~


自然を愛する方、追記修正をよろしくお願いします。


画像出典
Pixaby 高品質なフリー画像素材 2019年 11月10日閲覧
https://pixabay.com/ja/

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最終更新:2024年03月03日 06:41
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*1 当時はブロントサウルスと別種とみなされていた。