33歳独身女騎士隊長。(天原帝国)

登録日:2016/07/12 (火) 23:45:00
更新日:2023/09/24 Sun 16:20:22
所要時間:約 5 分で読めます



我々騎士団は国と民と姫を守りぬく!

処女も30年守りぬいています

それは早く捨てたい

物理的にはもう捨ててます

…だなぁ

女を捨て国に尽くすと言えばかっこいいですかね?

女の悦びはちっとも捨ててないし…

ですよねー


『33歳独身女騎士隊長。』とは、『貞操逆転世界』、『異種族レビュアーズ』で一躍名を馳せた天原氏による、
電子エロ漫画雑誌アナンガ・ランガで連載中のショートギャグ漫画である。
2018年にはフレックス・コミックスから晴れて単行本化された。
続きが気になる方は6話毎にまとめた電子コミックが販売されているので是非購入しよう!


概要


  • 一応優秀だけどある意味駄目な騎士隊長と副長が愚痴ったりオナったりするだけの話。― 天原氏のpixivでの紹介より

  • 奇才・天原が描く喪女騎士ショートギャグ!剣に(物理的に)身を捧げた乙女たちの活躍を見よ!― DLsiteの作品内容紹介より

まあ、つまりは「いつもの天原さん」である。
「貞操逆転世界シリーズから直接的な行為シーンを抜いた内容」と言えば、分かるだろうか。

ちなみに「タイトルが変わってしまう」という理由でサザエさん時空を採用している。

登場人物


メイル・キガ

休みてー 寝てー オナりてー 一般兵に降格してぇ

この作品の主人公。33歳独身で男性経験なし(ただし膜は喪失済み)。
実は大貴族の四女という高貴な生まれである。
(人員不足のため、貴族だろうが次女三女以下は戦争に駆り出される。)
愛用する剣の柄は非常に滑らか且つそういう形をしており、地面に突き刺す事で簡易彼氏として使用可能。
実用性(二つの意味で)を完璧に両立させるために、職人達に何度も作り直させたとか。
過去に盗賊の男に犯されかけた事があるが、メナの助太刀により処女喪失を免れている。
件の盗賊はすぐさま処刑されたが、結構イケメンだったらしく今でも「犯られておけばよかった」と後悔している。
これでも国最強の騎士隊長で、麻薬組織を数え切れない程叩き潰し、見習いとはいえ大勢の女騎士相手の訓練に呼吸一つ乱さず素手で圧倒する等、実力は本物。最も部下達からは真面目であると思われている。
任務は真剣に果たすものの、常に休みが欲しいと考えている。
第37話より、シルビア姫の戴冠式及び婚礼による王族遠征に伴い、一時的にだが33歳独身女総司令官へとランクアップした。
社蓄。
コミックス版にてカラーが公開されたが、どう見てもアグリアスです。本当にありがとうございました。
まぁ、確かに天原さんはFFTのエロ同人を結構描いてたのだが

メナ・ヒカエ

職人に腹を切って謝るべきですね

メイルが率いる騎士団の副長。30歳独身で男性経験なし(ただし(ry。
表情と感情の起伏が希薄だが、性格はメイルと似た者同士。ちょっと腐ってる。
メイルとは一般兵時代からの付き合いで、そのためかメイルに対しても結構容赦なく毒を吐く。
獲物は槍や戦斧で、トゲ棍棒なども使いこなす。部下からは常に冷静沈着な副長として評判。
子作り訓練(隠語)においては、テンションをじわじわと上げて最高潮になった後おっぱじめる、じっくりタイプ。
何だかんだで、公私ともにメイルを支える良き副長である。
実は祖母がソクオチ国の出身であり、目付きは祖母からの遺伝らしい。

シルビア姫

ならおぬしらは国際問題程度で地雷バイブと一生付き合っていられるのか!?

メイル達が仕える王国の第一王女で、一人称は「わらわ」。29歳でバツ3。
スリム&貧乳なドスケベで、アッチの相性で何度も離婚と国際問題を繰り返してきたちょっと困った姫様。
再婚相手がハーレムを持ってると聞いても、その絶倫さがプラス評価に繋がるぐらいの超肉食系。
再婚相手の王子から送られた花束を「チ〇コとマ〇コの集合体」「花束とはヤる準備が整ったギンギン臨戦態勢の性器の束」「豪勢な猥褻物」と評する豪の人。
メイルとメナとは気軽に下の話をし合える友人同士。

しかしその中身はバリバリの武闘派で、大規模な戦争が行われていた14~18歳までの頃は、新人であったメイル・メナを引き連れて最前線で指揮を執り、今尚「他国で実権を手にするという事は、内乱の一つや二つを勃発させる」「友達をスポーツに誘う感覚で戦争に誘う」と女騎士団長達に認識されるほど。
しかも嫁ぎ先にて国務に携わるようになった直後、王子を傀儡に政権を握っていた宰相と参謀を処刑するという、有能っぷりというか頭の回転力も持ち合わせる。
36話にて、嫁ぎ先にて無事に懐妊してメイル達の休暇を亡き者にした。
ロイヤル無駄毛処理。


クッコ・ローセ教官

私はこれで3人食べました!

見習い騎士育成担当。男性経験は「くっ…殺せ監禁3回分」。
顔のあちこちに傷がある歴戦の戦士で、メイルとメナも彼女から教えを受けた。
女性兵達には「女であれば捕まっても陵辱で済むため、拷問よりは全然マシだし生存のチャンスもある」と力説する。
左眼がロンパリで、本人曰く眼射されてこうなったとの事。怖ェ!
大衆飲み屋で声高にくっころ体験談を語る一方、そのせいでメイル達ともども店を追い出されたことを気に病むなど妙な所で繊細。
初陣前で緊張している少年兵を言葉巧みに誘って3人ほど「食べた」経験アリ。
しかし手を付けた少年兵達は全員最速で戦死してしまい、サゲマンなのかなと悪い気がしてきたため控えている。
68話からは、一時的に隣国の女騎士団の教官となった。


エメラ姫

ふふ…私にもいつか素敵な王子様が来てくれるのかな?

シルビア姫の妹で、王国の第二王女。12歳。
お花畑で花を摘んだり花冠をつくるのが楽しみ等、年相応とはいえあのシルビア姫と姉妹であるとは思えない程の純粋かつ純情な少女。
あまりにも純情に育ち過ぎたため「子供の作り方」の教育を侍女や教育係、ばあやどころか両親すら躊躇してしまう事に。
というか純粋過ぎて、子作りの過程を直球で教えてもそれが恥ずかしい事だと認識していないため顔色一つ変えない。
既に他国からの婚約の申し込みが殺到しているようだが、本人は恋愛に興味はあるものの婚礼するつもりはない模様。
意外とアウトドア派で、花畑や森や海等、外に遊びに行くのが楽しみらしい。すなわちそれは護衛を行わせるということであり、メイル達の負担を激増させているのだが。
メイド情報では、イケナイ遊びについては全くその兆候がないとの事。
勉強が嫌いで、壁に穴を空けて逃げ出そうとするお転婆な一面もある。
なお、この時判明したのだが彼女の隣の部屋は大砲の砲弾置き場となっている。さすがに危なくないか…?


レイズ

ボクの気持ちわかって下さい隊長!!

城内警備隊員の一人で、メイル曰く「即ハメ歓迎のナイスなイケメン」。
中性的なイケメンの顔立ちだが、れっきとした女性。一人称は「ボク」。そしてガチのレズビアン。外見のお陰で女性からも結構モテるのだが、所謂ネコであるため最後の最後によくフラれるらしい。
真面目で一途で真っ直ぐな性格をしており、エメラ姫側近の護衛騎士を目指して日夜努力しているのだが、採用条件に「レズは駄目」という一文があるがため、報われない人。
メイルの強さを目の当たりにして、彼女に好意を持った模様。


ヒズム

私は無能なメスブタですっ!だから殴って!ののしってっ!

ローセ教官の下で訓練を積んでいる見習い女騎士の一人。
さすがにメナには敵わなかったものの、見習いながらローセのお墨付きを受ける程の強さの持ち主。
しかしその本質は「筋金入りのドМ」であり、強いのも毎日極限まで自分を追い込み痛めつける修行をしているから。目的は勿論、快感を得るため。
メナに敗北した際も、自分の全力が成す術もなく叩き伏せられたことに悦び、ついでにローセ教官からの罵倒にも悦んでいた。
何だかんだで、王女側近護衛隊の最有力候補…かも知れない。


フローレル

騎士の誇りとは…女の尊厳とは一体なんなのでしょうか…

女性騎士団長の一人で、王妃護衛隊隊長。34歳独身。高貴な雰囲気と喋り方が特徴。
王族遠征にて、自分を差し置いてメイルが司令官になった事に対して露骨に不満を表しているが、プライベートでは普通に仲が良い。
実家は代々王妃に仕えてきた家系で、王妃がクロノワークに嫁ぐにあたって一緒に移住してきた。
そのためクロノワークの住人としては一家揃って比較的新参者であり、育ちこそクロノワークだが、その蛮族一歩手前な国風にはいまいち馴染めていない。
下品な言動やデリカシーのない行動を嫌っているが、酔うと全裸になって暴走し、メイルやザラによく弄り倒されている。
騎士団内では家柄No.1とされるほどの偉い貴族出身。
礼法やマナー関係にも精通しており、シルビア姫が苦手としているマナーマニア侍女たちの総元締め。
騎士としての実力は一級品なものの、出身や部署の関係から実戦へ駆り出される機会に乏しく、実戦経験があまりない。別の実戦経験もないって?
そんなことも言ってられなかった王族遠征の際には、ハダカで川渡りや士官学校以来の集団野グソを体験することに…。


ザラ

準備完了やったぜ!

女性騎士団長の一人で、特殊任務部隊隊長。31歳独身。険しい目つきと目の隈が特徴。
王族遠征でメイルが司令官に任命された事でメイルに嫉妬心を抱いているが、プライベートでは普通に(ry
酒の席では、アルコールが入って暴走したフローレルをメイルと共に煽る、悪ノリする一面もある。
また、見た目は怖いが私服は少女っぽくて可愛い。
平民出身の叩き上げで、ただでさえブラックな騎士団内でも輪をかけてブラックな部署を平然と務め上げるタフネスを持つ。
数日寝なくても、寒中の渡河も、真夏の蒸し部屋でも平気。さすがに目の隈は年中濃いが。
なお、この目つきと隈は寝不足によるものであり、素顔はやや童顔気味の美人
王族遠征の前日、数ヵ月ぶりにちゃんと寝れた時は隈が消え去り、あまりの変貌ぶりに「誰だお前!!?」とメイルを驚かせた。


ナマコ

大変ですね…(他人事)

女性騎士団長の一人で、国内警備隊隊長。26歳独身。貧乳でジト目で三白眼が特徴で、鎧はあまり着たがらない。
国内警備隊員ではあるが、兵の一部を王族遠征に貸し出すため、一時的にメイルの下に就く。
上記二人のように対抗心は燃やしていない。その言動から、恐らく作中でも屈指の常識人かと思われる。
下のお話も超苦手。両親がソッチ関係に厳しかったようだが、そういう両親に限ってという感じで早く結婚しろ、子供見せろとせっつかれているらしい。
天原氏が過去に投下した一枚絵イラスト『ニッチ性癖悪のボス』にて登場した「貧乳ジト目三白眼の女兵士」に見た目がそっくりで、古参のフォロワーを驚かせた。スターシステムのようなものだと思われる。


ドリステア

ラチェル

何て余計なことしてくれたんですか!
そんなことどうでもいいから…早く男の人を呼んでください

クリムゾン盗賊団に捕まっていた女騎士達。
後で売られる予定だったのか、或いは盗賊団の作風趣味だったのか、陵辱というよりも快楽調教を仕込まれていたらしい。
その結果、変な方向に壊れてしまい、救助されたにも関わらずメイル達を責めた。
ブラック職場の護衛隊に戻りたくないため、元女騎士の肩書きを武器にした高級娼婦へと転職した。
なお、同時期にオイスター盗賊団から救出された3人の女騎士はその作風過酷な陵辱に耐え切れず、再起不能なレベルで壊れてしまった。


クミン

あの姫についていくしかないか…

王子のハーレム嬢の一人。ハーレムは彼女含めて皆痩せ型である。
嫁がブスだから甘い汁を吸えてたのにとダメ人間丸出しの思考回路の持ち主。
実は宰相と参謀の差し金で王子を堕落させるべく誘惑していたのだが、両名がシルビアの策謀にて処刑されたためにシルビアに鞍替えした。
破天荒なシルビアには困惑しつつも、性技をレクチャーしたり一緒に王子とヤッたりと上手くやれてる様子。


ルブル王子

シルビアがそうするなら…それでいいんじゃないか…な

ゼニアルゼ王国の王子でバツ2。痩せ型で貧乳がタイプ。
容姿はメイルから見ても「普通に好青年」とのことだが、気弱ながら色狂いと陰口をたたかれる程のスケベ。
離婚原因が2回とも太った妃そっちのけで痩せた娘ばかり集めたハーレムに入り浸ったからである。
浮気のために王族用の風呂と女湯を水路で繋げたり、メイル達を窓から見送るシルビアとヤるなどスケベぶりを発揮している。
シルビアに完全に籠絡されており、政治も任せっきり。


マユ

一度徹底的に鍛え直してもらえばいいのです!

ゼニアルゼ王国の女騎士団の団長。27歳。太眉とネコ目が特徴。
ローセ教官と入れ違いでメイル達の騎士団へと送り込まれる。
礼儀正しく親切な人であり、メイル達の騎士団の職場環境をみかねて資金援助を申し出た。
示威行為目的のために数だけ集められ、レベルの低い騎士団の現状を憂いている。
彼女の元にも、何もできない娘の肩書き欲しさに有力貴族達から「使えない娘」が次々に送りこまれている模様。
貴族のしがらみで無茶な訓練もできないため、その鬱憤をメイル達にぶちまけていた。
お菓子作りが趣味で、騎士隊長らしくないエプロンを身に着けてお菓子作りをたしなむ。
シレーヌのジャム作りの腕が気になってつい見に来てしまう始末。
(当のシレーヌからは献上品に対する厳格な警備だと思われていた)


オサナ・ソクオチ

…何だろあの子… …天使かな?

ソクオチ王国の正当な王位継承権を持つ王子、10歳。
ソクオチ王国は無謀にもクロノワークとゼニアルゼに戦争を吹っ掛けフルボッコにされた挙句戦争で国王は崩御。
結果、王の座に就くまでの5年間人質としてクロノワークで生活することとなる。
当初は猜疑心と敵対心に満ち溢れていたがエメラ姫と遊ぶことで即オチる。
エメラにアプローチをかけるも、当のエメラからは可愛い弟ができた、としか思われてない。
挙句「あの子は私が見てないと心配かも…」とダメ男扱いされる始末。
エメラもまたクロノワークの姫なので若干感覚がずれているのだった…
他人を一目見ただけでそのものの内面を見抜く素質を備えている。
「一切の曇りなく純真な心をしてるのもわかるので、そこに惹かれるのもしょうがない」(本人談)
なお、シルビアからは「その背後にいる人間にも気をつけろ」とのお前が言うな的なアドバイスを授かる。

(一般的な感覚で)騎士団をほんの少しいたわった結果、騎士団からの好感度がストップ高となる。
「休ませてくれた貴方を、騎士団は全力で支持します。」

なんのかんのでクロノワークと共存しなければならないソクオチ王国の未来を考え苦悩する日々。
イメージ図が完全に進撃の巨人

ミンロン

大丈夫かなこの国…

様々な国を渡り歩いて貿易を行う女商人、27歳独身。
その人が本当に欲しているものを見抜いて売りさばく商才を持つ。
信用第一で関係性を重視しつつ目先の利益より大口の商談を狙い続けるタイプ、とシルビアに評される。
クロノワークに関しては
「余裕のない生活が長すぎて心まで貧困化した、想像以上に難儀な国」
と辛辣な評価をしている。
(そして即興で快楽を得られるものが売れる、と見越して砂糖たっぷりのお菓子を販売した)
独り身が長いのでエロ系の商品もちゃっかり仕入れている。
シルビアにその才を評価され、クロノワーク、ゼニアルゼ、ソクオチ三国間の交易の足掛かりを手に入れる。

なお着やせするタイプで脱ぐとすごい。そしてだらしない。


ラッカ

というわけでー、もうじき結婚して彼とクロノワークで暮らしま~す!

ソクオチ王国の将軍。
将軍に就任して早々にクロノワークに蹂躙された事で配下の騎士団諸共冷や飯食いになり、盗賊退治に駆り出されるも敗北、捕虜として犯されていたところをメイル達に救助される。
そして国に戻っても一族の恥として処刑待ったなしという事でクロノワークに亡命、新しく建設されたドスケベ温泉施設に高級娼婦として雇われるが、そこでかつて身分差で引き裂かれた幼馴染の商人と再会し、身請けされて彼の妻になるという絵に描いたような逆転人生を歩む事となる。
彼とのイチャイチャを見せつけられたメイルが凄まじい形相で剣を抜きかけたのは言うまでもない
実は能力的には文官タイプであり、それも「1万を聞いて1万を理解する事にかけては天才的だが、1を聞いて10を知る事に関しては一般人未満」というかなり極端な資質の持ち主。
身請け後はその「明確な答えがある問題を解く事に限っては非常に有能」という特性を買われ、急速に発展するクロノワークの貴重な人間計算機内政要員としてなし崩し的に組み込まれる事に。


レル・ワカラーサ

あなたの立場は全てこの私が引き継ぎましたので、もはやこの国にあなたの居場所などありませんわよ

ソクオチ王国の(一応)将軍。処女。
ラッカの実家の分家出身で、ラッカに対して強い対抗心を抱いていた。
文官確保のためにオサナ王子と共にクロノワークに戻って来たラッカにマウントを取ろうとするものの、既に幸せを掴んでいたラッカには通じず、むしろラッカの元婚約者(無能)を押し付けられた現実を直視してしまいダメージを食らう事に。
その後も実力差を見せつけようとして親善試合をよりにもよってメイルに申し込むなど、どうにも間が悪いところがある。

シレーヌ・キガ


メイルの妹でキガ家5女。20歳。
顔はあまり似ておらず、V字型の口と特徴的な目つきを持つ。
(子供のころはもう少し柔らかい目つきだった)
年の差もあり、メイルから見たら「年の離れた親戚の子」のようなものであり、プロフィールを聞かれても「知らん」とばっさり切り捨てている。
代わりに家によく遊びに来ていたシルビアと仲がよかったりする。

遅くに生まれたためお家への義務がなく、本人曰く商人の真似事をしている。
部屋には虫や植物の図鑑が転がってるらしく、そちらの面に明るい様子。
目下ソクオチの絹産業を下請けを狙っている、
(実は養蚕に必要な桑畑はキガ家が大量に確保しており、あわよくばソクオチのシルク産業をかっさろうとしていたシルビアが植えさせたもの)
ミンロンからはその考え方や計算高さを称賛されつつも警戒されている。

メタな話だが、作者曰く彼女の存在は突然生えてきたようなもの。
しかし、王国周りの設定上メイル以上に拗らせた次女(37歳独身)は最初から設定上存在していたとのこと。

クロノワーク王国

メイル達騎士団が仕えている国。
これと言った産業もなく、特徴もない小国で、政略結婚により繫栄する道を模索している。
かつて戦乱の時代には、「侵略するうま味もない小国家だが、武力だけは不相応に高い食う所のない毒魚みたいな存在」になることでこれを切り抜けた。その象徴として人口が10分の1なら一人ひとりが10倍になれば勝てると言い放ち実行したというブラック職場エピソード戦時中の逸話が他国に広まっている。
毎年行われる『炎上祭』が伝統行事で、盛大に火を放って大騒ぎ出来るため国民には人気。よく参加者が暴徒化したり毎年死人が出るが全然大丈夫。
幼い頃のメイルは畑で乱交してるのを目撃し、それをオカズにしていたらしい。
ゼニアルゼ~クロノワーク~ソクオチ間のトンネル通行料でついにブラック王国脱出か!?と色めき立つ。
そしてトンネル工事中に温泉が出てしまい、さらなる大きな収益が見込める可能性も。

やがてトンネルが完成し温泉街も開けると、シルビアの命令で(表向きはまともな)ドスケベ温泉街と化してしまう。
女湯は普通だが男湯はドスケベ・ザ・エッチセックス空間。
のぞき対策が完璧なので、男湯側がどんな状況になってても女湯側からはわからない。
かつてはラッカも所属していた。
(超高級娼館みたいなものなので、接待側には生まれや育ちの信頼性、貴族と付き合える教養などが求められるため。)
一応は、婚姻前の異性の裸すら御法度のソクオチ男子を手玉に取り財産ごとそっくりクロノワークに帰属させるシルビアの策略である。

また三国間のトンネルが開通し、物流が盛んになると労働力以外何もないクロノワークはひとまず巨大倉庫を作り物流拠点となることで儲けを得ようとする。
しかし、あっさりとキャパオーバーしてしまいいつものブラック王国と化してしまった。
見かねたオサナ王子がソクオチの文官を派遣させることで、一定の収拾はついた。
代償としてソクオチがクロノワークの享楽主義に侵されてしまったが…。

ゼニアルゼ王国

シルビアが嫁いだ先の王国、その名の通り裕福な大国である。
(少し予算を分けてもらっただけで、クロノワークの騎士団の予算は20倍になってしまった)
かつては宰相と参謀が王子を言いくるめ傀儡政治を行っていた。
しかし、シルビアが懐妊し正式に王族となると2人は即処断され、代わってシルビアが実権を握り、クロノワークの傀儡国への歩を進める。
やがて公共事業によりクロノワークとゼニアルゼの間に騎士団お手製の直通のトンネルが作られる。
それによりクロノワーク経由でソクオチ王国に狙われてしまう。

女騎士団は諸侯が娘に箔をつけるために所属させる、いわばお飾りのようなもの。
シルビアには「敵兵に送る戦場のデリバリー 舞い散る花びら大回転騎士団」などととんでもない評価をされる。
…のであったのだが、クロノワークからローセ教官が派遣されたことにより蛮族真っ青の集団へと変貌するのだった。

ソクオチ王国

かつてより、クロノワークへスパイを送り込み内情を視察していた。
その際オニクルミを指で割りつつ食べ、市場で暴れた牛を力づくで抑え込んだメイルを「ゴリラ」と表現した。
そんな騎士団隊長の日常(酒飲んでオナって寝る)を見て
「ゼニアルゼと組んだことで平和ボケしている。」とクロノワーク経由でゼニアルゼに侵攻しようとするも、これは全てシルビアの掌の上。
クロノワークに騎士団を派兵するも手薄になった本国をゼニアルゼに落とされる。その際国王は崩御、和平と称してゼニアルゼに実権を握られ、王位継承権を持つオサナ王子が人質としてクロノワークに送られるのであった。
なおこの戦争は全てシルビアがヌーディストビーチを作りたいがために絵図を書いたものである。

徹底的なエリート教育のため、娯楽は大幅に制限されエッチなものは御法度というクロノワークと正反対のお国柄。
しかしその結果、権威主義、学歴主義、禁欲主義という頭の固い思想で凝り固まってしまう負の一面もある。
そんな環境でも腐女子はたくましく発生してきます。

現在、クロノワークの人員不足を補うため大量の若く才能があふれた文官が派遣されている。
しかし、クロノワークは男不足のため貴族ですら国内では婚姻相手が見つからない状況であるため、
その状況は、まさに飢えたピラニアの群れに生肉を落としたかのようなものであった。
結果として、ほぼすべての男文官は美味しく頂かれてしまう。

天使と小悪魔と真偽の愛

クミン達が所属する、王族や貴族ご用達のハーレム派遣組織。
が、それは表向きの顔であり、裏の顔は王族貴族の秘密の情報収集組織。
風俗の研修中であるドリステアとラチェルの講師もここの所属など活動範囲は広い。
あちこちの権力者の下事情も知っているという恐ろしい組織だが、ハーレムの信用を落とさないように脅迫や暗殺は絶対にしない。


追記・修正ってどうやってやるの…?

まずはアカウント作成することですかね…

世の中糞だな!

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最終更新:2023年09月24日 16:20