パワフェス(パワプロ)

登録日:2016/06/29 wed 11:35:33
更新日:2024/02/04 Sun 22:54:33
所要時間:約 32 分で読めます




球界の新たな頂点を決する野球大会

その決戦の舞台は
はるか南洋に浮かぶ孤島

パワフルテレビは巨費を投じ
空前の野球テーマパークを作り上げた

今、ここに開幕を宣言する
その名も「パワフルフェスティバル」

パワフルフェスティバル(以下パワフェス)とは、『実況パワフルプロ野球2016』(以下、パワプロ2016)でサクセス20周年として新規に追加されたモードである。
以降の作品にも定番モードとして搭載されているが、本項目では主にパワプロ2016版を紹介する。

OPでも大々的に宣伝されており、本作品の大きな目玉となっているこのモード。
6回戦まで戦う形式で、10のサクセスオールスターズと99の冥球島の流れをくんでいる。

冥球島は負けたら野球が二度とできなくなるという噂のある、目的も主催者も不明な大会だったためやや殺伐とした雰囲気だったが、
こちらはテレビ局が企画した野球大会のためお祭りムードの雰囲気の中行われている。
参加チームはアマチュアだけではなくプロ野球チームやアメリカのレギュラーリーグからもエントリーしている。

登場チームの都合上、主人公と猪狩守と友沢が同年代でみずきが年上、阿畑を「さん」付けで呼ぶ九十九などかなり独自の世代設定になっている。そのため過去作をプレイしていると最初は戸惑うかもしれない。

◆もくじ

◆ルール

  • 勝ち抜き5回戦+黒幕との最終決戦。冥球島同様、試合6回のみのサクセス
  • 試合はプレイヤー側が必ず後攻で、延長10回から前の回の最後の打者とその前の打者を一・二塁に置き、無死一・二塁から打順を変えずに改めてプレーを開始する特別延長戦方式で最長延長15回まで行う*1
  • 2~4回戦は試合終了後に任意の場所にうろつくことになり、経験点を得たりやる気が変動したりする。チーム内に特定の組み合わせのキャラがいるとコンボイベントが発生し、追加で経験点やコツを取得できる
  • 試合はフルイニング操作ではなくオート進行で、点差や出塁状況に応じて攻撃、守備を場面場面で操作する方式
    3点以上リードすると点差が詰められるまで操作できなくなるためチームメンバーが弱いと勝手に炎上し追いつかれやすい*2ので後述の仲間を増やすためには対策が必要になる
  • 対戦相手はラウンドに応じてランダムに選出されたチームの中から選ぶため必ず戦いたいチームと対戦できるとは限らない。
    ただし、助っ人システムを使用することで特定のチームを出現しなくすることは可能
  • 勝ったらアイテム・マネージャー(対戦相手のチームにいる場合)・キャプテンの選手、追加条件に応じてキャプテン以外の選手を任意で選択して最大3人まで獲得できる。引き分けた場合は敗退扱い。追加条件は2016では点差のみ、2018では「ホームランを規定数」「点差」「勝利する」等からルーレット方式により決定、2020以降はチームごとに抽選される。
  • 選手を仲間にした時に経験点やコツをもらえる*3
  • ゲーム前に過去に仲間にした選手やマネージャーと連絡を取って助っ人として仲間にしたり、過去に獲得したアイテムを持ち込める
    マネージャーは以前のプレイで仲間にした中から全員を任意で選べるが、助っ人選手はランダムで選出された中(最大11人)から選ぶため狙った選手を仲間にできるとは限らない
    ここで連れて行った選手及びマネージャーがいるチームは出てこなくなる*4
  • 仲間にしたキャラなどは図鑑に登録され、図鑑の完成度によって最初に連れていける助っ人選手の人数が増える(最大4人)
  • 前の試合で先発した投手はお疲れ状態になり使い物にならなくなるため連投はほぼ不可能(主人公は例外でお疲れ状態にならないため連投可能)
  • 仲間にも経験値があり試合で経験を積みレベルアップする(最大10まで)
    初期状態はレベル1で加入するため敵として登場した時より遥かに弱体化した姿(D以下の能力しかない友沢など)で仲間になるがレベルを上げると過去作に登場した時よりも強くなる選手もいる
  • 使わなかったアイテムや仲間にできる選手のレベルは次回プレイ以降にも引き継がれる
    この仕様があるので周回前提のプレイとなる
  • 2~4回戦のいずれかで強烈な風が吹く台風が発生する。台風が発生した時は獲得経験点が倍になる
  • 試合前にアイテムを持ち込むことができ、味方の基礎能力底上げや相手の妨害が出来る
  • マネージャーをベンチ入りさせることでチーム全員に青特殊能力を付与したり相手全員に赤特殊能力を付与したりできる
  • 巻物や食品は、主人公が特殊能力のコツを掴んだり、経験点を上げるものとなっている


◆登場人物


パワプロくん(以下主人公と表記)
パワフェスチャレンジャーズのキャプテン。個人エントリーで参戦しようとしたところ一度は断られるものの、アナウンサー熱盛に救われる。
学年は不明だが甲子園を目指す高校球児で矢部、猪狩守、友沢、あおいと同年代。…あれ?一人だけ旧作と計算が合わんような…まあいいか。
熱盛からは終始「キャプテン」と呼ばれる。
後のアプデによりアプリ版パワフル高校野球部の出身であることが判明した。

矢部明雄
主人公と同じ高校のチームメイト。最初から最後まで必ず仲間として所属している都合上レベルが上がりやすく能力も安定しているため、名実ともに主力となりえる選手である。
チャンスFがネックだがレベルを上げると克服してくれる上、チームメンバーがロクに揃ってない内の貧弱な守備のセンターラインを安心して任せられる。
屋台の食事が大好きだが、食べれば食べるほど彼の武器である走力が落ちてしまう。
2回目以降のプレイで助っ人に連絡を取るのは彼であり、超高校生級の選手やプロ野球選手、レギュラーリーガーまで助っ人として呼ぶ人脈の広さを持つ。

○熱盛宗厚
CV:金光宣明
パワフルテレビのアナウンサーで元高校球児。自分で言うほどの熱血野球バカである。
主人公たちチャレンジャーズを明らかに贔屓した実況を行うのが特徴。
パワフェスの他にもPVでの宣伝担当も務め、以降も引き続きパワフェス等の実況として活躍。パワポイントで購入することで他のモードでも使用できるようになる。
彼が身につけているマイクは代々受け継がれている伝統のものであり、不思議な力もありそうだ。

紺野美崎
主人公と同様個人エントリーで参戦。マネージャーとしてチームをサポートする。
試合後に仲間の経験点を増やす能力であり、仲間の成長をサポートしてくれる。その為序盤はありがたい存在となるが付与能力が少々弱いか。
また、貴重なパワフル系列出身キャラでもある*5
所属チームが存在しないため、最初のマネージャー選択で仲間にしなければそのプレイでは仲間にできない。

響乃こころ
CV:永野愛理
パワプロ2018より登場する熱盛の後輩。
アナウンサーやアシスタント、取材活動等をメインに活動する。2018の看板キャラであり宣伝担当も務める。どうやら熱盛だけじゃ運営は無理だった模様

○個人エントリーの選手の方々
所謂ランダムのモブ選手で主人公と矢部と助っ人で埋まらなかったポジションの穴は彼らが埋める。
だが野手の場合基本能力はGとFのみで非常に弱く、試合に勝ち続けてもロクに能力もあがらない。
特に二遊間の守備力が低いのは致命的なため、まず彼らに頼らずにスタメンを埋められるようになることが最初の課題になる。
投手はたまにそこそこの能力を持つ選手も登場し、前述の連投不可の仕様もあるため序盤の繋ぎ程度に使えないこともない。
捕手は稀にデフォルトでキャッチャーCをもっている選手がいるため、能力の低さに目をつぶれば序盤は有用(サクセスキャラはレベルが低い内はキャッチャー能力も低いことが多いため)。
あまりにモブが使えなさすぎるのはアレだったからか、2020からは(やりこみ状況にもよるが)試合を進めればそこそこ使える程度の能力にレベルアップするようになりだいぶ使いやすくなった。

◆対戦相手

メインポジションで投手捕手内野手外野手二刀流*6マネージャーで分けていく。
なお、試合勝利後必ず仲間になる選手(キャプテン)は太文字で表現していく。試合前・試合後のイベントに登場するのも必ず仲間になる選手である。
2作品以上での設定が混じっているチームも存在するため()内の作品はBGMに合わせるものとする。
また、稀に対戦順を無視して1回戦にあかつき大付属や帝王実業が登場することがある。
この時は本来登場する時よりもCPUレベルが下がっている。

チームとキャプテンの選手には紹介文がそれぞれ用意されている。
4回戦(準決勝)までのBGMは相手チームの登場作品に合わせたものになっており、大体はその作品の地方大会のBGMになっており非常に懐かしいものまである。

また、アップデートにより追加されたチーム*7も同様に記述する。ただし、現在は今作のオンラインサービスが終了しているため新たな追加チームと対戦することは出来なくなった。
*8
なお、パワプロ2018以降は2016での追加チームはデフォルトで登場する仕様になっており、作品ごとの新規チーム(2018の場合はMAJORコラボチーム等)が追加されている。また、パワプロ2016では登場しなかった名前付き選手も登場するようなったり、チームに登場する順番が変更されたりしている。

◇1回戦
地方球場を模した球場「ファーストスタジアム」で試合を行う。なお、この試合に負ければ選手登録はできない。
+ ...
○油断してたら痛い目みるで! 極亜久商業(98)
外藤
いかつい風貌のヒール校。
冥球島と違い亀田達パワポケキャラはおらず、後に2020で追加されたのも13の善斗だが、BGMは何故か98。矢部くんとややこしくならないために亀田が外されたのだろうか?
当時唯一の獲得選手である外藤は三色のサブポジはあるもののレベルを最大まで上げても気になる基礎能力の低さ、特殊能力がチャンスFのみ、他に仲間にできるキャラがいない…など扱いに困る。

○社運をかけて、いざ参戦! たんぽぽ製作所(99)
嶋田 嵐山美鈴
99に登場した弱小零細企業。2016のサクセス本編にも登場するのだがなんと全国大会の対戦相手となっている。
今回は有田も柴田も反町もおらず嶋田と美鈴しか仲間にできない。このうち柴田反町は2018で合流した。
嶋田は激戦区のサードしか守れないのは難点だが、育て上げるとB4つにA1つ、AH持ちと非常に強力な能力となる(ちなみにサクセスの方では始めから超強化された状態)。
今までのシリーズでは平凡な能力だっただけに別人のような変化を遂げている。
美鈴は不足しがちな敏捷を底上げしてくれるので、バランス型の野手育成ならマネージャーはほぼ彼女一択。
妨害スキルは相手の調子を好調以上にさせないものであり、ご機嫌が最大の状態だと全員絶不調+魔物効果とかなりえげつない。
ちなみに美鈴は猪狩が唯一惚れた女性でもあり、その猪狩を軽くあしらう相当な実力者でもある。

○高い女子力で自ら勝利の女神に! 恋恋高校(9)
早川 七瀬はるか
女子のみで構成されたチーム。モブは髪型のみ女性で他は男のものだが
エースのあおいちゃんは大したことなく、野手の能力も非常に低い為相手としてはかなり弱い方。
試合前の因縁イベントが起きると4回戦までこの戦力のまま勝ち上がる。ぶっちゃけいいカモである。
あおい自身はマリンボールをはじめとした2種類の変化球は優秀だが中継ぎ投手一人しか仲間にならないのは痛い。
マネージャーのはるかの能力は相手にアイテムをせびるもの。それだけでも優秀だが野手にAHPHを付与してくれたりかなり強い。
ただし底上げする能力は変化球のため、野手は彼女を選びにくい。

○魅せる小悪魔ピッチング! イレブン工科大学(11)
仲居
4回戦までの相手でパワプロ11が初出となるチームはこのチームのみなので、試合BGMが実質的に専用BGMとなっている。
パワプロ11では対戦相手として登場しないため対戦相手として登場するのは初。
今作のみずきちゃんはおなじみクレッセントムーンに加えてスライダーを所持しており、育て上げれば強力な選手になるがレベルが低いうちはかなり使いにくい。
仲居はメインセカンドでは唯一となるPH持ちで、守備力もまずまず高くサブポジを守らせても能力が落ちないため割と有用。だが原作ではA160もあったパワーがなぜかBランクで頭打ちとなるため、最終的な能力は若干物足りない。エラー持ちなのもややネック。
サッカー部の面々は(試合前にサッカーへの言及があるにも関わらず)一切出てこなかったが、2018以降では軽井沢石野波佐見紙山も登場するようになった。ただし特殊イベントが起きない限り1回戦で戦うことができないので軽井沢を1回戦で獲得して二遊間を揃えるのは少し難しくなってしまった。

○草野球から奇跡を起こす! 河川敷ミラクルズ(12)
海野
12では主人公の所属チームの一つだったのでイレブン工科大学同様に対戦相手として登場するのは初となる。
キャッチャーF、育ててもキャッチャーE止まりの捕手は使いにくいと言わざるを得ないだろう。
外野で使ってみても鈍足でサブポジで守備力が落ちる為やはり使いにくい。
幸子ママしか仲間にならないのであれば瀬令舞町婦人野球倶楽部でよかったよね*9
せめて輝星也や矢住薫が出てくれれば……
なんて言ってたら2022で水狐が合流した。

○そのへんのチームがなぜか参戦! バス停前高校(13)
田中山
冥球島における聖マリアンヌ枠。
田中山共々チームの紹介文での扱いが酷い。
試合時の登場シーンでてくてく行進する姿は十中八九15のてくてくテックを意識しているのだろう。コナミは妙なところで気合いを入れたがる。
前述の通り相手としてはかなり弱い…のだが田中山は実はとんでもないポテンシャルを秘めており、ショートとして使わせるとなんと今作最強のショートと名高い友沢や風薙を上回る守備性能を誇るのだ。
つまりショートとして最強の守備性能を持つ選手である。
守備力は落ちるがセカンドも守れ、打撃能力も特別高い訳ではないが低い訳でもなく野手としては目立った欠点がなく使い勝手がいい。
一人しか補強できない、勝利後の加入時のコツが弱いのも相まって助っ人ででてきたら真っ先に仲間にしたい選手の一人だと思われる。
総合的には友沢の方がショートとしては優秀だが、助っ人として呼んだ選手がいるチームは出現しなくなること、また助っ人で仲間にした場合加入時のコツを教えてもらえない仕様上友沢は助っ人に呼びにくいという事情もある。
反面投手としてはフォーク1種類のみで、コンボも弱いと言わざるを得ない。
総じて、サクサク勝ち進むならお勧めだが主人公を本気で育てたいときはお勧めできない選手といえる。
なお、田中山はサクセス本編でも登場し、草野球編ではチームメイトにすることも出来るので内野守備強化にどうぞ。

○王子を取り巻く、花の女子大生! 白薔薇かしまし学園大学(P4)
涼風 夏野 矢部田
エースの涼風はロゼルージュというオリジナル変化球*10が強い。
正直仲間が育っていない初期だとかなりきつい相手。反面、仲間にすると自動操作時に打者をバタバタ切り倒してくれる。
夏野もメインショートとしてはやや鈍足だが多くのサブポジを持つ内野手として他の選手のつなぎとしては有能。矢部田も癖のない外野で使いやすい。
投手でここに勝利すれば涼風と夏野が沢山変化球のコツをくれるので非常に有効。
残念ながら今回参戦した王子様は涼風のみ。
しかし、2018で星空黒珠も合流し、より戦う旨味が増した。

○乙女たちの華蓮なプレー 聖ジャスミン学園(2013)
太刀川 小鷹 川星 大空 美藤
恋々高校と同じく女子のみのチーム。やはりモブは例にもれず(ry
エースの太刀川は初期能力が優秀、特殊能力が優秀、最後まで育てると三方向で総変化量が12、申し訳程度にサードも出来る…と非常に優秀な選手であり、矢部と並んでパワフェスの最強選手は?と言われたら彼女の名前が上がるほど。
他の野手たちもキャッチャーBを持ちセンターラインの守備もこなす小鷹、メインファーストにしては非力だが俊足好守で多数の青特殊能力を持つ川星、PHを持つスラッガーで外野も守れるサード大空、AHを持ち勝負強くサブポジも豊富な外野手美藤…と多士済々。しかも5人で全てのポジションをこなせる為、空いたポジションに補強…といった使い方もできて非常に便利。是非とも倒して仲間にしたい相手の一つ。

○剣と魔法で乱世に挑む! ラグナロク分校(2013)
火野 水野 草野 矢部門
獲得経験値は一回戦の中で最も高く、仲間になる選手も幅広いポジションから選べるのだが……。
火野は育て上げたらミートパワー走力全てAでAH広角を持つ非常に優秀な選手になり、さらに村雨とのコンボイベントも強力、と非の打ち所の無いように見える…
……のだがレベルを上げても捕球Gでエラー持ちが一切改善されない為、DH制のないパワフェスでは非常に使いにくい。
2016では捕球G以下のキャラがボールを落とす確率が半端なく、火野も例に漏れずよく落とす。
落球や後逸で長打の被害を更に大きくしてくれる。彼のところにボールが来たら諦めよう。
矢部門も捕球Gでエラー持ち、草野は捕球こそFなものの、ギリギリ20で落とす時は落とす……。
ただ矢部門はファーストで送球を受ける分には捕球Gの影響が少ないので、火野よりは守備面での不安は少ない。逆にサブポジの二塁と外野としてはほぼ使い物にならないと言っていいが。
投手では鋼は安定した能力で優秀だが、水野はレベルが低いとはっきり言って使いづらい。
このように鋼以外癖が強い面子揃いだが、野手陣は守備が壊滅的でも打撃力の高さは確かなため、エラーを許容し取られた分取り返す攻撃重視で挑むなら選択肢としては有り。
癖がかなり強いため意見が分かれやすいチームとなっている。

〇どちらに転ぶ?同胞対決 パワフル高校(アプリ)
星井 宇渡 小田切
Ver.1.06のアップデートで追加されたチーム。ただし、現在は新たに追加することは出来ない。
パワフル系列としてアプリ版のパワフル高校が参戦。試合前のイベントによると星井がやる気のあるメンバーを集め、主人公を追いかけてパワフェスに参加したとのこと。
エースの星井はオリジナル変化球のスタードライブ*11を投げるものの、能力はサクセスキャラとしては平凡でありかつ対ピンチFを持ち自動操作時の炎上が怖い。
一方野手は守備職人を持つなど優秀な守備性能を持ちサードも守れるショート小田切、三振を持ちミートカーソルも小さいがPH持ちで外野も守れるファースト宇渡と1回戦としてはなかなか優秀な面々が揃う。特に後述のようにメインファーストの選手は癖が強い選手が多いため宇渡は序盤で仲間にできる使いやすいファーストとして重宝するだろう。
1回戦の中では聖ジャスミンほどではないがお勧めできるチームである。
なお、3DSの「実況パワフルプロ野球 ヒーローズ」ではある複雑な手順を踏むことによって星井が闇堕ちし暗黒スバルとなる隠しイベントを発生させることができるが、本作ではその要素は搭載されていない。

◇2回戦
1回戦に引き続きファーストスタジアムで試合を行う。
1回戦で選択されなかったチームが稀に勝ち上がってくることがある。
+ ...
○魅せるか、凹凸バッテリー! ドリル電機(99)
松倉 香本
5と2012では後輩だった彼らだが今回主人公は高校生、彼らは社会人という事で彼らの方が年上となる。*12
能力的にはどちらも及第点ではあるが、貰えるコツが寂しいのと2回戦は他に優秀な戦力が沢山いるためやや厳しいか。

○男道!色なし恋無し勝利有り 仏契大学(6)
大豪月 非道 黒沢愛
某男塾を連想させるような対戦相手。元ネタの割に女性マネージャーが仲間になるのですがそれは
大豪月様は最大球速170km/hという非常識な直球を武器に戦うのだが今作はコントロールが低いと失投になりやすい仕様+一発持ちのため甘い球をスタンドに運ばれるのは日常茶飯事。
パワーSかつPHなためファーストに置いて打撃力だけを活かしてもいいかもしれない。そしてやっぱり社長とのコンボイベントがあり、しかも全コンボ中一二を争うほど強力。
非道は他のキャッチャーに比べるとやや力不足感は否めないが実は最大レベルまで育てるとキャッチャーBまで伸びるので案外侮れない。
マネージャーの愛は美鈴同様相手の妨害を主としている。一発を付与してくれるので甘い球をスタンドに叩き込んでやろう。筋力を底上げしてくれるのも育成方針によってはありがたい。
癖が非常に強いが社長とのコンボ狙いのためだけでも選ぶ価値があるチーム。

○伝説のサダメナイン、いざ見参! するめ大学(6)
田中 乙女 九州 鮫島 ザンス 球三郎 村雨 天王寺
6のプレイヤーが選択できる大学。この大学もこのサクセス同様試合のみだった。
ルールの関係で野手に控えがいるため9人チームではないが、サダメテン・藤森はいない。
投手は控えがおらず乙女一人のみである為、リモコンを持ち込んでフルボッコにすることもできる。
また投手を変えることができないためか、助っ人などでこちらの打線に強力な打者を揃えて挑むとオート進行で相手が物凄い炎上を起こすこともある。
他の対戦相手が歯抜けな所が多い中フルメンバーで挑んでくる希少な相手であり、非常に優遇されている。
田中の爺さんだけを仲間にしても美味しくないので必ず3点差以上で勝ちたいところ。
全ポジションを補強することが可能でハズレは無いと言って良く、特にキャッチャーDではあるがミートBパワーA+アベレージヒッターの高い打撃力と肩守Aを持ち合わせた九州、攻打共に安定しているショートのザンス、打撃こそ平凡だったりアレだったりするが高い走肩守を持ち合わせた外野手3人が優秀。冥球島時代から好投手として知られていたエースの乙女もスロースターター持ちではあるが無尽蔵のスタミナと最速155km/hの速球を誇りパワフェスでも剛腕ぶりを見せつける。
猿や鮫島も悪くないが他のメンバーを差し置いて仲間にするかと言われれば微妙な能力か。
必ず仲間になる田中も能力はパッとしないが意外性とサヨナラ男持ちのため代打としては使える。

○球界を牽引するプロ球団が登場! 頑張パワフルズ(10)
福家 東條 舘西
メンバーやユニフォーム、設定*13は14のものだがBGMは10の為10と表記する。
野手威圧感+PH+広角を併せ持つ福家、打撃だけでなく守備面も優秀な東條、4種類の変化球をもつ為自動操作で強い舘西と強い選手が揃う。
福家と東條はメインポジションがサードで被っているが東條はサブポジにファーストを持っている。
上記の通り二人が非常に打ってくるため結構打ち合いになることも多く、ギリギリで勝つことも多い。
古葉はいないが東條がいるためいても使いどころに困ったかもしれない。

○勝てんのか?俺らに勝てんのか? 極亜久やんきーズ(10)
番堂 鷹野 半田 阿畑
恐らくこのチームと戦う一番のメリットは阿畑だろう。
彼はとある隠し要素(後述)に直接関与するキャラである。それ目当てでなくともナックルを武器に戦うため優秀。
番堂は守備に難があるものの、高い打撃力を持ち何気に俊足。激戦区のサードの中では一歩劣るが十分戦力になる。
捕手の半田は打力こそ高いものの、メインポジ・サブポジともに守備面の不安が大きくやや扱いに困る。
もう一人の投手である鷹野は球速・特殊能力は物足りないが、コントロールが非常に高くナイスピッチが出やすいので意外と使える。
美崎曰く「外見によらず意外と堅実な野球をする」とのことだが、原典のパワプロ10でも堅実に選手を作るならここだったため彼女の発言は的を射ているといえる。

○球界に貢献深い用具メーカー! ミゾットスポーツ(12)
山口 ブロンコ
今回はミゾットに所属という事で利き手を左に変えての参戦となった山口。ブロンコ共々2016のサクセス本編でも登場する数少ない選手でもある。部長はデレてくれなかったようです……どころか作品を追うごとにどんどん芸農化してきている
山口は「ストライクがボールになる球」はCPUはあまり振ってくれないので案外扱いづらい。
ブロンコも捕球が低いため使うのには苦労する。
2018から城井が合流、さらに2020で紀乃武野が合流した。

○うるおそう、勝利への乾きを! 灰凶高校(13)
ゴウ
ゴウは試合内外でアホの子っぷりをいかんなく発揮するキャラ…だが実力は本物である。
13の頃と比較すると投手能力は落ち着いてしまっているがそれでも非常に高い。また、サードも守ることができ、他のサードと比べても遜色のない性能を誇る。
ここも一人しか補強できない為助っ人候補に出てきたら獲得したいところ。
ちなみに、今作で彼が着用しているユニフォームは東野球部のもの*14であり、他の選手やマネージャーが不在なのも一応納得がいく。
そこ、パワター出すのが面倒だっただけとか言わない
2018からは哀樹御宝怒拳楽垣須神絵久も登場。

○荒れた高校から立ち上がったナイン! ときめき青春高校(2011)
青葉 西郷 鬼力 神宮寺 茶来 稲田 小山 左京 右京
するめ大学と双璧をなす優遇相手。
センターのみモブが守っている。*15
好きなポジションから選手をいただけるのは非常に美味しい。中でも二遊間を守れる上に守備能力の高いと貴重な癖の少ない外野である三森兄弟はお勧めと言えるだろう。エースの青葉の切れ味鋭い超真魔球(改)*16も健在。
セカンドの茶来もやはり二遊間を守れ使い勝手は悪くないが、神宮寺と稲田はポジションの奪い合いになりがちな守備位置にも関わらず扱いに困る能力となっている。
鬼力はキャッチャーFでサブポジを守れない時点で使いづらいと言い切っていいだろう。もう一人の投手西郷は球速とコントロールは優秀だがスタミナに難があるため使うとしたらリリーフか。
ちなみに、元ネタは2011年当時社会現象にまでなった野球漫画。

〇ゆとりが生み出す自由な気風 太平楽高校(アプリ)
浦賀 天城 諸井
Ver.1.06のアップデートで追加されたチーム。ただし、現在は新たに追加することが出来ない。
アプリでは監督派と反監督派に分かれての派閥争いが特徴のシナリオだが、試合前のイベントを見る限りでは参戦時には派閥争いに終止符が打たれている様子。
守備職人を持ち育てればパワーもBまで伸びショートも守れる強打好守のセカンド浦賀、調子極端が気になるが強烈に伸びるストレートとツーシームと二種類のスライダー系変化球で相手を抑える天城、癖が少なくサブポジも多い外野手諸井(ケガしにくさGはあるがパワフェスでは特に関係ない)、と能力はそこそこながら戦力として使いやすいメンバーが揃っている。
またこのチームに勝つとアイテムとしてパワテレビ抽選箱*17を確定でくれるため仲間集めプレイの際にも重宝する。
2018からはマネージャーの鴨川しぐれが合流した。

◇3回戦
「セカンドスタジアム」という山ノ手球場を模した球場で試合を行う。
ここから相手がグンと強くなる。
+ ...
○勝利後の一杯は格別でごわす! どすこい酒造(99)
田村
社会人サクセス常連のチーム。2000では主人公もここをプレイできた。
見た目通りパワーは高いが走力は低い選手が多く3回戦にしては守備力にも穴がある。
田村も普通の能力であり3回戦以降のピッチャーとしては物足りなく、他に仲間になる選手もいないため確実に勝ちたい等の理由以外ではあまり推奨できる相手とはいえないだろう。
その後も長いこと追加はなく、2022でようやく追加されたのは明らかにソップ型の尾崎であった。
あるイベントを起こす場合に田村がいれば手順を大幅に短縮できるためそのために最初の助っ人として田村を呼ぶのは有りか。
一時期『2013』でのネタから六道が親方として仲間になるという噂があったとかなかったとか

○猪狩兄弟率いる名門高校! あかつき大附属(9)
猪狩守 猪狩進 (九十九) 四条澄香
あの猪狩兄弟率いるおなじみ野球の名門校。年齢的には九十九がキャプテンなのでは……?
因縁イベントが起きると1回戦から戦うことになるが当然べらぼうに強く、戦力が整っていないうちはお勧めできない。あまつさえ、2018以降では条件次第でアフロ猪狩となって立ちはだかってくる。
戦力面では、本人自体も非常に強く単体でコンボを起こせる守、貴重なキャッチャーA持ちの進、癖のない扱いやすい外野手九十九とどいつも実力者ばかり。
澄香は試合中のサポートに特化した能力。特に投手お助けスキルとして奪三振を付けてくれるのはありがたい。技術の底上げもなかなか美味しい。
後のアプデで「あかつき大附属高校OB」が追加されたことにより九十九はそちらに移籍した。

○完成度の高さは大会屈指! シャイニングバスターズ(14)
鈴本
青特殊能力お化けの鈴本が仲間になる。
初期能力も及第点で育て上げれば今作最強レベルの投手だが弱点といえば野手能力が低い事くらいか*18
また、最近許されてきたのか六道との絡みも少しずつ増え始めている。
ただし強敵の癖に鈴本一人しか仲間にできないため鈴本を使いたければ助っ人狙いの方がいいか。

○財界のエース、球界に参入! 神楽坂グループ(15)
神楽坂 六道 日和ミヨ
試合時の登場シーンでヘリコプターから颯爽と現れたものの降りられず、無理に降りようとしたら足を挫いてしまった神楽坂が相手となる。
先発投手が足を引きずって歩かないといけないぐらい挫いてしまって大丈夫なのだろうか?
神楽坂は初期能力こそカーブ1種類でネタかと見紛うものの、成長させると4方向+総変化量15というかなりの高能力エースとなる。
六道は打撃能力がやや物足りないがキャッチャーA(他には進と桜ノ宮のみ)とささやき戦術(他には堺のみ)を両立し、なおかつサブポジもついているおまけ付き。
守りの面で言えば文句無しで進と双璧をなす最強捕手だろう。
マネージャーのミヨさんは負けても再試合にしてくれる。
ゲームに慣れていない内は有り難いが負けたい時に限って負けさせてもらえないことも多々あるし*19余りがちな精神の底上げなのでう~んな人も多いだろう。
ちなみにミヨさんは15本編ではマネージャーはしていなかった。
チーム構成的には15の本編の後日談のようで、六道がチームに加入した影響か腰巾は解雇となったようだ。

○乗り込んできた黒船軍団! ワールド高校(2013)
マキシマム アルヴィン ヤーベン
海外招待チームで、高校生だが木製バットを使っているチーム。
馬鹿みたいなパワー+野手威圧感のマキシマム、オリジナルナックルを扱うアルヴィン、ヴィクターから受け継いだと思われる個性的な打法を使うヤーベンと役者ぞろい。
加入の遅い滝本&清本、能力が物足りない田中&神宮寺&外藤、守備に安定感が無さすぎる矢部門、非力なほむら…とメインファーストはやたら癖のある選手が多いのでマキシマムは役に立つだろう。
残念ながら2013の三馬鹿、アプリで加入しているアンヌ・ヴィクター・ギブソンjrは未登場。
2018からはナヌークギャネンドラが合流、ワールド高校所属ではないがヴィクターギブソンJrも参戦。2022でアンヌも登場した。

○挑んでくる者、拒みはしない! 壱流大学(2014)
雷轟 暮羽 風薙
キャプテンの雷轟は非常に高い選手能力+優秀な特殊能力を持ち絶対王者の威厳を見せつける、パワフェスの激戦区のサードの中でもトップクラスの実力者。加えて外野のサブポジを持っているので、他の優秀なサードと被ってしまってもベンチで腐らないのは大きな魅力。
風薙も実質オールB*20であり同じく激戦区のショートの中でも最強クラスである。
双璧を成す友沢とはお好みで。しかしこちらはセカンドもファーストもパフォーマンスを落とさず守ることができるのが強み*21
投手の暮羽は高いコントロールと変化の大きいスローカーブが武器の投手。超強力な上記二名と比較すると霞んでしまうが彼も普通に良い投手。
3回戦の中でも強いチームだが、選手が非常に有能なので勝ち進むならお勧め。

○熱血!全力!頂点めざす! 覇堂高校(アプリ)
木場 水鳥 金原
アプデ前ではアプリから唯一参戦した相手。
ホップする重いストレートを武器に戦う木場がエース。敵に回すとロックオン無しではなかなか打ちにくい相手となる。
水鳥はサブポジが守れ、キャッチャーBなのでそれなりに強く、金原も非力なもののリードオフマン向けの能力を持つ優秀な選手。残念ながらマネージャーの木場静火ちゃんは不参加(その後2018で登場)。
システムの仕様上木場が非常に厄介な割に、経験点が低くコツも大したこと無いためリターンが薄く正直3回戦では一番戦いたくない相手。
ここに所属する選手を使いたいのであれば最初の助っ人として出たら呼ぶことの方が多いだろう。
ちなみに試合BGMは何故か2014クリスタルリーグのもの(アップデートで追加された他のアプリ勢も同様)。アプリでは使われてないはずなのだが。
おそらく原典であるアプリ版には固有かつ単独の試合BGMが設定されていないため、本作発売前に最新作だった2014から流用したのだろう。

〇守り切るのは我らの勝利! SG高校(アプリ)
桜ノ宮 伊貫 森河
Ver.1.06のアップデートで追加されたチーム。ただし、現在は新たに追加することはできない。
警官やガードマンといった職種の育成に力を入れている高校で、アプリでは「ミッション」という形でのミニゲームをクリアすることによって経験点を入手できるのが特徴。
桜ノ宮は外野も守れ貴重なキャッチャーAも所持しているが、初期状態でG、育ててもFまでしか伸びない捕球の低さが2016の仕様ではネックになってしまう。
ただ残りのメンバーは調子安定と3種の変化球を持ちコントロールが非常に良い伊貫、調子極端はあるものの高いレベルでバランスの取れた能力を持ちセカンド・サードも守れるショート森河とかなり強力。後述のグラビトンもそうだが、アプリでは12を争うハズレSRと名高い森河はパワフェスのルールの恩恵をフルに受け強選手にまで出世した2018で追加されたマネージャー氷上聡里も出番を増やしてくれるという優秀なスキルを持っている。
ちなみにアプリ版ではモブ選手も校風に違わぬ高い守備力を持っていたが、パワフェスではそういった特徴はなくごく普通な能力である。
またこのチームも勝つとパワテレビ抽選箱を確定でくれる。

〇マネーの魅惑に躍る者たち くろがね商業高校(2013)
大鐘 銭形 宝塚
Ver.1.06のアップデートとサクスペのシナリオ追加によって追加されたチーム。ただし、現在は新たに追加することはできない。
サクスペ連動によって追加されたチームだが初出自体は2013で、試合BGMも2013の物が採用されている。
大鐘・宝塚の野手二人はバランスの取れた能力とサブポジの多さが特徴でユーティリティ性が高い。特に宝塚はセカンド・サード・ショート・外野をパフォーマンスを落とさず守ることができるのでどのようなチーム編成になっても対応できるだろう。特殊能力も非常に優秀で、イロモノキャラながら友沢・風薙と肩を並べる最強クラスのショートである。
大鐘はキャッチャーもできると自称しているが、育ててもキャッチャーFなのでよほどのことがなければキャッチャーとしては使わないだろう。
投手の銭形も赤特を複数持っているものの3種の変化球と豊富なスタミナを持ちピンチにも強いのでなかなか使える。
残念ながら祝井やマネちゃん、ゆかり様は不参加。うち祝井は2018から参加した。

○今蘇る、プロ球界の伝説たち! プロ野球レジェンズ
1回戦、2回戦を3点差以上で勝利すると、番組が刺客として送りこんでくる。
試合前のデモで流れるBGMは過去に存在したモード「対決!伝説選手」のものであり、一種の懐かしささえ感じる。
ちなみにこの試合のみあらかじめBGMを設定していないとBGMが流れず、普通の試合と同じサウンドになる。

+ ……どこがOBやねん。
主に90年代後半以降活躍した選手達や、パワプロ2016発売時点で現役バリバリの日本人メジャーリーガーを中心に構成されており、彼らと世代がまるで違う王・長嶋(通称ON)コンビが浮いてしまっているが、プロ野球の歴史を考えればONコンビはチームに必須といえるだろう。

選手一覧を挙げるが、残念ながらどんなに頑張っても自分のチームに加入してはくれない。
2016年シーズン開幕時点で現役である選手は◎を、現役ではないがプロ野球に直接関わっている選手には2016年シーズン開幕時点での役職をつけた。

ダルビッシュ有
田中将大◎
岩隈久志
上原浩治◎
高津臣吾(東京ヤクルトスワローズ一軍投手コーチ)

古田敦也
里崎智也

王貞治(「株式会社としての福岡ソフトバンクホークス」の取締役会長、名球会顧問)※発売日時点で75歳
長嶋茂雄(東京読売ジャイアンツ終身名誉監督、名球会顧問)※レジェンズ最年長選手かつ発売日時点で唯一の80代
小久保裕紀(日本代表チーム監督)
宮本慎也(NPB調査委員)
川崎宗則◎
山崎武司

松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース特別GMアドバイザー)
赤星憲広
金本知憲(阪神タイガース一軍監督)
青木宣親◎
前田智徳
稲葉篤紀


アキレス腱が真っ二つになり「野球選手として死にました(本人談)」な前田がC以下のない能力だったり、頸椎損傷で野球を辞める事になった赤星が往年同様凄まじい走力・守備力を誇ったりしていたり、半身麻痺があるのを公言している上に80歳の爺さんなはずなミスターが現役当時と同等の身体能力だったりすることに突っ込んではいけない。

相手は全盛期のOB軍団だけあって強い。とにかく強い。恐らく真面目に戦うならゲーム中最強と言っても過言ではないだろう。
投手はダルビッシュ、田中、岩隈のどれかと戦わなければならない上捕手の古田が球界の頭脳持ちなのでスタミナとコントロールがブーストされ更に手強くなっている。前述の三人は全員第二ストレートを持っているのも厄介。
野手も赤星や宮本を除けばほぼ全員がパワーB超えで威圧感持ちが多く、こちら側の投手のスタミナがガリガリ削られていく。
DH制ではないため投手が打席に立つのは不幸中の幸いか。*22
強さに見合って経験点は5回戦並み、さらに特殊能力の巻物が3つももらえる。しかし勝っても仲間になる選手はいないため、強い選手を作りたい、後述の隠しマネージャーを仲間にしたいといった目的がある時以外では選ばない方が賢明か。

レジェンドが主人公たちに挑んでくるという構図は「8」の伝説最強戦とほぼ同じ展開。といってもあちらは黒幕によって勝手に全盛期仕様でコピーされたロボットと戦うという相当真っ黒なものだったが、こちらはパワフェスの雰囲気もあって後ろ暗さは全く感じない。全盛期仕様でアンドロイドを作ったにしても本人の同意を得ているだろうし、敗北時の言葉からもしかしたらタイムスリップやら若返りやらをしたご本人かもしれないし。

2018以降になるとチームが2種類に分かれるようになり、1つのチームは2000年代以降に活躍した選手、もう1つは1990年代以前に活躍した選手中心になる。後者のチームは初期からOB選手として登場していたような選手が多く、新たに設定された試合用BGMもあって「8」の伝説最強戦のリメイクのような形になった。ちなみにどちらが現れるかは完全にランダムであり、試合に入るまで分からない。


◇4回戦
「サードスタジアム」というブルースタジアムを模した球場で試合を行う。
高校編の登場チームが多く、過去作で甲子園決勝の相手となったチームが中心。
+ ...
○今日も入れ食い、大量得点! 大漁水産(98)
松崎
どすこい酒造を1回り強くした感じの打撃特化チーム。
松崎は10決定版で初登場したサクセスオールスターズオリジナルキャラ→13で甲子園の相手として登場→近作と異色の経歴を持つキャラ。
冥球島では2回戦に戦う相手だったのが出世した。
…のだが松崎は1方向しか変化球を扱えず、おまけにかなりのノーコンなため正直使いにくい。
しかも過去作ではスローカーブだったのがなぜか普通のカーブに変更されており、以前よりも変化量とストレートとの球速差が落ちているため実質弱体化している。
3回戦以降の仲間になるピッチャーとしてはかなり弱いどころか下手すると2回戦までに仲間になる優秀なピッチャーより弱い。
仲間になるのも彼一人なため戦力補充としても難あり。せめて大友が登場して仲間になってくれればまだ救いようがあったのだが……。
もらえるアイテムは不足しがちな敏捷ポイントを補ってくれるのでそれなりに有用。

○精鋭を統べる謎のマスクマン! ドラフ島(8)
パピヨン
8では主人公の先輩だったパピヨンと対戦する。
ミッキー?大成功?服部兄弟?全員いません。
パピヨンは抑えでこそ真価を発揮する選手だが仕様上先発で出てくる。
野手能力も高いがスタミナは低いため割とすぐに降板することも珍しくはない。早めに打ってKOさせたいところ。
野手としての能力はかなり優秀でサブポジに二遊持ちだがレベルを上げ切ってもサブポジの守備力はそこまで上がらない。
助っ人ででてきたら仲間にしたい選手の一人。
2018ではミッキーDJB-78も登場、2020ではさらに永瀬も加わり、だいぶ見栄えが良くなった。

○全国大会常連、名門の力を見よ! 帝王実業(13)
友沢 久遠 犬河 猫神 蛇島 猛田
学年的に入れ替わりである蛇島と犬河が同じチームに所属している…?まさか公式が留年バグをネタにしたんじゃ?
因縁イベントで1回戦から戦うこともできる。投手の都合上あかつきよりは打ちやすい。
友沢はショート(サブにセカンド持ち)+基礎能力も高い+仲間にした時のコツが非常においしいチートキャラ。さらにこっそりそこそこの投手能力まで持っているので無理矢理だがリリーフとしても使えたりする。
蛇島も高い能力を持つセカンドで、特に1回戦に出てきた場合はパワフェスで課題となる二遊間の守備を友沢と共に解決してくれる。その上、小山とのコンボイベントも強力なため有り難い。
久遠犬河は元々の能力が低いためか初期能力がデフォ能力である為最初はかなり強い。ただし自動操作ではしょっちゅう燃える。流石は炎上三兄弟次男と三男か。
猫神は送球能力こそ低いものの俊足巧打のキャッチャーという変わり種でリード面もまずまず。猛田も初期状態の捕球こそGであるが育てれば安定した能力の外野手として活躍してくれる。ただしどちらも調子極端持ちなのはややネック。
4回戦で一番強いチームであるが投手は打ちやすく、基礎能力のコツを持っているキャラが非常に多く育成面では間違いなく優秀なので出来る限り3点差以上付けて完全勝利したい。

○圧倒的能力、大会を席巻するか 神帝学園高校(P3)
グラビトン新井
P3の甲子園決勝の相手。辛いさん>新井貴浩ではない。
投手威圧感を持ちノビのある球と緩急のあるチェンジアップを駆使する強敵。
打撃も強くパワーAのパワーヒッター持ち。
仲間にしても頼れるため最初の助っ人としてもおすすめである。アプリとは違うので辛いさんではないったらない

○神を名乗るその実力は?! 四神黄龍高校(2011)
朱雀
大抵の対戦相手チームのBGMはその作品の地方大会のBGMだが、このチームは2011の甲子園決勝BGMと優遇されている。
四神ではあるが青龍、白虎、玄武は名前だけが固定のモブだったためか登場せず朱雀しかいない。
2011では神を自称するのに理由があったが今作では明言されておらず、ただ痛い人として描かれている。
スタミナと球速は高めではあるが変化球がちょっと寂しい。
神やラスボスを名乗るにしては正直今一つな能力だが外野手としても使えるのが幸いか。

〇堕ちた名門、復活みせる! 瞬鋭高校(アプリ)
烏丸 才賀 小平
Ver.1.06のアップデートで追加されたチーム。ただし、現在は新たに追加することはできない。
一軍二軍の入れ替え戦があるいわゆる「実力主義」の高校。
エースの烏丸は短気と力配分を持つものの、スタミナに非常に優れノビのあるストレートと変化量の大きいHスライダーとVスライダーを中心としたT字型の変化球を持つ。主人公が野手であればそのまま決勝の先発を任せるのもアリだろう。
才賀はPH広角を持つスラッガーで守備面もなかなか優秀であり、パワフェスの激戦区のサードの中でも他の選手に決して引けを取らない実力の持ち主。もう一人の内野手小平はAHを持つバランスの取れた選手で、突出した面こそないもののやや強力な選手に乏しいセカンドとしては十分優秀。
獲得経験点が多めなうえ、仲間獲得時に得られる経験点・コツも優秀、おまけにモブ選手の能力は他の相手と比べて控えめで勝ちやすいということもあり対戦相手としておすすめのチーム。

〇黄金世代、ここに集結! あかつき大附属高校OB(9)*23
一ノ瀬 二宮 三本松 四条 五十嵐 六本木 七井 八嶋 九十九
Ver.1.06のアップデートとサクスペのシナリオ追加によって追加されたチーム。ただし、現在は新たに追加することはできない。
アプリやパワヒロを経て待望久しい数字先輩軍団がついにパワフェスにも参戦。またこれにより当初はあかつき大附属高校に所属していた九十九がこちらに移籍している。
さすがに全員あかつき大附属高校野球部の誇る名選手たちなだけあって強力な面々が揃う。確定で加入するエース一ノ瀬は投手威圧感に4種の変化球を持ち、また野手陣も強肩強打の二宮、パワー溢れるスラッガーの三本松・五十嵐・七井(五十嵐の捕球がGなのは致命傷になりかねないが……)、バランスの取れた能力の四条・九十九、堅守の六本木、俊足八嶋とまさに多士済々。決勝に向けて最後のピースを埋めよう。
またこちらに猪狩守が加入していると試合前に一ノ瀬と熱いやり取りを披露するのでそちらも必見。
ただ登場が4回戦と遅い上仲間にできる選手が多いため全員を仲間にするのは非常に大変である。
このチームが誕生した大きな理由は一ノ瀬と猪狩進が一緒に在籍していなかった事だろう*24

◇5回戦
決勝戦。甲子園を模した球場で試合をする。BGM、演出ともに非常に気合いが入っている。
BGMはチームの登場作品に関係なく2016のオープニング曲の「Never-ending Tale」のインストアレンジとなっている。
対戦開始前にはいつも通り相手チームと睨みあった後、ライトから順番にナインを映しキャッチャーがピッチャーにボールを投げ渡しピッチャーが受け取ってプレイボールする演出が入る。
出来れば絵になるようなナインを揃えておきたい。
対戦相手は四チームのうち一つがランダムに選ばれる。それぞれが高校・大学・社会人・プロ編における最強クラスのチームである。
何気に紫系のユニフォームが多い。
+ ...
○社会人野球界に君臨する強豪! 黒獅子重工(99)
社長
部長や課長はどうやらリストラされた模様。部長についてはパワプロ2018でチームに復帰している。
試合前の登場シーンではパフォーマンスを行うが失敗して怪我してしまう。神楽坂といい彼といい、試合前に大丈夫なのか?
投手がモブだが球が遅く変化量が多い選手が多い為変化球しか投げないという事も多々ある。
球が遅く変化球すらロクに曲がらない投手が先発している*25こともあり投手の質が悪いので5回戦の相手の中ではかなり打ちやすい。
反面投手の野手能力は何故か「野手やれよ」と思うぐらいに高い。
社長は5回戦で加入する選手としては物足りなく能力こそ雷轟のほぼ下位互換なものの大豪月とのコンボという最高の役割を与えられている。仕様上彼を助っ人にしないと発生しないと言う欠点もあるが。


○日本球界の誇り、いざ凱旋登板! レッドエンジェルス(10)
神童
進くんの永遠の憧れ、神童率いるチーム。海外のチームという設定の為、モブは外人。
猪狩と似通った能力だが彼はスライダーの変化量が大きく、ツーシームを扱う。反面野手能力は低い。
ここまで来たなら彼を打ち崩すことはそう難しくないはず。
5回戦に登場する固有選手は本来の能力かそれにかなり近い能力で登場するが、神童だけは何故か能力(特にコントロール)がかなり抑えられた状態で登場する。そのためパワフルズ福家との対戦時の固有実況「パワーの福家か、コントロールの神童か」というコメントに疑問符を浮かべたプレイヤーもいるとかいないとか。
バンガードマイルマンの登場は2018から。

○最新鋭のテクノロジー!! アンドロメダ学園(2011)
大西 神高
作品は推定。世代の違う大西と神高が所属しているため詳細は不明。
大西は相変わらずの驚異だが本作ではコントロールが低いほど失投しやすい仕様の為、しょっちゅう失投してしまう。
そのため甘い球をスタンドにぶち込んだり、待球策で四死球を狙ったりするのがセオリーとなる。
神高は投打共に安定した高い能力を持つため扱いやすい。いくつか赤特能も持っているが。
パワプロ2018では嵐丸と、特定の条件を満たすことでアプリで登場した暗黒スバルも加入する。ただ嵐丸は殆ど使われない
さらに2022では落合五十嵐、マネージャーの加藤京子も登場した。

○大学球界の古豪、目指すは頂点! 西強大学(2014)
滝本 久方 城山 清本
11のトラウマ西強大学。滝本と清本のコンビは打点をあげられなかったなら勝利と言っていいくらい理不尽な強さを誇る。
エースの久方は2016の仕様を味方につけており打ちにくくなっている。
久方を打てても滝本と清本が反撃する為乱打戦になりやすい。
5回戦は4チームの中からランダムで1チームしか選ばれずそこと対戦することになるため、
固有選手が5人いる上に一回で全員を仲間に出来ず点差をつけるにも強いチームのため全員を仲間にするのは大変である。

◆コンボ

2回戦から4回戦の試合終了後好きな場所に立ち寄ることができる。
その際特定のキャラを仲間にしていると矢部が「何かが起こりそう」と言う。
過去作で因縁深いキャラ同士で起こるコンボもあれば、意外なキャラ同士の組み合わせもあり。
コンボが起きると大幅の経験点や有用なコツを貰えるので是非活用したいところ。
例としては
+ ...
○蛇島+小山
蛇島と雅を仲間にした状態でスポーツショップへ立ち寄るとこのイベントが起きる。
セカンドも守るためセカンド用のグラブを買いに行ったところ本職がセカンドである蛇島に目を付けられ雅が晒し者にされかけるイベントとなっている。
同じチームで本職がセカンドである茶来はいいのか…?
この時、守備と捕球と守備職人のコツが大幅に貰え、サブポジ二塁のコツLvが5になるため非常に有効なイベント。

○山口+太刀川
砂浜へ行くとこのイベントが起きる。
無理をする太刀川に対し、自分に起こった出来事を話しつつ彼女をたしなめるイベントとなっている。一度肩を壊した山口だからこそ発言にも非常に納得力があり、必見のイベント。投手の場合は有用なコツを沢山もらえる。

○田中+風薙
他球団偵察へ行くとこのイベントが起きる。
いまいちやる気の入らない風薙に対し、6のするめ大学プロローグを踏まえた台詞を発する。
彼なりに野球に真摯に取り組むようになり、主人公も大きくコツを貰える。田中を仲間にする際の大きなメリットである。

○社長+大豪月
砂浜へ行くとこのイベントが起きる。
戦前からのライバル関係であるこの二人が主人公を対象に賭けをするもの。
自分の試合の活躍ぶりで経験点の上昇値が変わる。
助っ人で社長を呼ばないと起こらないイベントなのが欠点か。だが、これのためだけに社長を助っ人にする価値があるし、他の有能なチームを蹴って仏契と戦う価値もある。
2018以降も定番のコンボとなっており、そのたびごとに異なるボーナス効果がついてくる。

○猪狩守(単体)
屋内練習場で起きるイベント。
猪狩一人だけでOKなのでかなり発生させやすい上、主人公が野手の場合は大量の経験点を得られ、主人公が投手の場合は経験点に加えて自分の投手適性を変更することができる。
適性を変更できるチャンスはこれのみなので、中継ぎや抑えの投手を作りたい場合は猪狩を仲間にしておきたい。

○阿畑(単体)
猪狩同様屋内練習場で起きる。
主人公が投手で、かつカーブを投げられる場合はある隠し要素へのフラグとなる。

今紹介したのはほんの一部のコンボイベントであり、様々なコンボも存在する。自分の手で探して見つけるのも一興。

◆表彰式

無事に決勝戦に勝つとグラウンドにいる熱盛アナから表彰される……のだがどこか様子がおかしい……?

以下ネタバレ
+ ...
熱盛アナが身に着けていたマイクは、敗退した球児たちの負けた悔しさと怨念がこもっており、甲子園で途中敗退した経緯をもつ熱盛はこのマイクに取りつかれ闇堕ち。何か急にパワポケっぽくなった?知ら管
敗退したチームのメンバーを集めて「ATSUMORIリベンジャーズ」を率いて6回戦を戦う。BGMはOPのアレンジに「あつもり」「むねあつ」とコーラスを歌ったものとなっている。
この時登場するメンバーは全員リベンジャーズのユニホームを着ており空から落ちてくるのだが、本人なのか怨念のようなものなのかは不明。

○突如現れた強敵!その実力とは? ATSUMORIリベンジャーズ
熱盛宗厚
決勝戦後に乱入してきたチームのため試合は決勝戦と同じ再現された甲子園球場で行う。
非常事態により観客が避難しており観客席には誰もいない。

前述の通りマイクのせいで闇堕ち。マウンドに立った時や打席に立った時や仲間がエラーした時などに喋るためパワプロでは初の声優付きの選手となった。
女性には優しく、主人公には闘志を燃やし、矢部にはやたらと辛辣。*26
「ムネアツシュート」という非常に切れるHシュートを武器に戦うのだが、よくボイス付きで予告投球をする上黒い雷のような視覚エフェクトが付いているため、人によっては案外打ちやすかったりもする。
また、雷轟やマキシマムといった強打者をはねのけてエースで4番*27を打つ。彼自身もパワーAなので普通に強敵。
恐らく最初からリベンジャーズを結成して挑みかかる気でいたのだと推測される(試合に勝つごとにリベンジャーズのシンボルマークと共にチャレンジャーズを待ち構える何者かの言葉が挿入されている。矢部門と矢部のコンボイベントでもそれに関する言及がある)。
この試合では今まで実況していた熱盛が選手となり実況がいなくなるため、選手としてもよく喋る彼が降板すると試合が大変静かになる。

熱盛以外のリベンジャーズのメンバーはプレイ中に仲間にしていない固有選手(対戦相手として選んでいないチームやそもそも対戦相手候補として登場しなかったチームのメンバーも含む)からランダムで選出されたメンバーとどこのチームにいたかもわからない少数のモブ選手から構成される。…のだが、実はキャラごとにリベンジャーズに登場するかどうかは決まっており、登場しない設定の選手は何回戦っても出てこない*28
最初に助っ人として連れて行った選手かマネージャーがいるチームはリベンジャーズに登場する事がある為、5回戦で登場するチームの中で複数の選手が仲間になるアンドロメダ学園と西強大学の選手を助っ人に選んだ場合、リベンジャーズに登場する事があるので注意。 
ちなみに女性選手は全員登場する可能性がある。熱盛のハーレム願望の表れ?
熱盛以外のサクセスキャラは全て真っ黒な肌に真っ白な髪、おまけにハイライトのない赤い瞳というまさに「闇堕ち」といった風貌になっている。瞳の大きい女性キャラは特に迫力が増す。一部の性癖の人にはたまらないかも
また試合中の表情も笑顔や空振り時のグルグル目などが出ず基本無表情であるため、どことなく8のアンドロイドを彷彿とさせる。
固有選手は自分が最大まで育て上げた場合のLV10時のステータスで登場するため、プレイごとに大きく戦力差が出る。
マキシマム、雷轟、友沢という極悪打線が組まれていることもあれば、1・2回戦の打力が弱いメンバーを中心に組まれたイマイチパッとしない打線になっていることもある。
投手は大体鈴本、神楽坂と言った熱盛より厄介なメンバーが控えていることが多いため、熱盛が降板する前にできるだけ叩いて逃げ切りたい。
野手のポジションはバランスよく取られている訳ではなく捕手がやたら多かったり、メインでセカンドやショートを守れる選手がいないことがあり矢部門がセカンドを守っていたり、ブロンコがショートを守っていたりしてよく逸らし熱盛がキレる。
そうじゃなくても火野がセンターを守っていると落球しまくるためよくキレる。
半田(キャッチャーE)をスタメンにして六道(キャッチャーA、ささやき戦術)を控えといった暴挙に出ることもよくある。

勝利するとムービーが流れ、主人公が蹴飛ばしたマイクを矢部がバットで叩き壊す…はずが空振ったため普通に踏み潰して壊す。
その後、改心し改めて主人公と矢部に甲子園で待っていると檄を飛ばした。
でも、こんな騒動になってしまったら熱盛アナはしばらく謹慎になりそうな気もするが。

矢部明雄
試合後、屋台をずっと選択していると走力が落ちるのは前述の通りだが決勝戦まで屋台のみを選択すると危篤に陥る。
そして決勝戦直前で矢部は離脱する。その際眼鏡がベンチに飾られたり、テロップで矢部の状況が流れたりと演出が変化する。
その後決勝戦に勝利して熱盛が闇堕ちすると、絶望する主人公を見て「男・矢部」として颯爽と復活。ステータスが大幅に上昇し、更に走力のコツレベルも大幅に上がる。
試合勝利後、危篤に陥った原因が屋台の料理の食べすぎで満腹になったからであることがわかり、それにキレた主人公とチームメイトからボコボコにされる。
1~4回戦で戦ったチームのキャプテンから一発ずつ殴られそれぞれに専用のセリフも用意されている。
その際、矢部のレベルも下がるので注意されたし。

このイベントを起こす場合、試合後の選択肢をすべて屋台を選択しないといけないためコンボイベントを全て捨てる事になり大変痛いが、
田村を仲間にしている時に屋台のコンボイベントを起こした場合一回で矢部の病院送りを確定させることができる。ぶっちゃけ田村の唯一の存在意義といっていい

我間摩夕
11でプレイヤーにトラウマを与えた人間交通事故。
近作ではゲームセンターにおり、OBレジェンズに勝利してゲーセンに通うと仲間にできる。いわゆる隠しキャラ。
大企業をバックに付けて相手を妨害する効果と条件付きで勝利すると褒美をとらす能力を持つ。
相手への妨害は大企業の力を使い相手チームを脅し操作レベルを下げる。
リベンジャーズなど「これ脅し通用するの?」って相手にもしっかり効く。
なお、条件を達成できなかった場合は試合経験点が下がり、仲間のレベルが下がる為上級者向けのキャラといえるだろう。

○パワフェスボール
前述で書いてきた「とある隠し要素」とはこれのこと。
虹を描いたキレのあるカーブだが高めだと変化が落ちる。
取得条件
①カーブを取得する
②阿畑を仲間にする。助っ人で呼ぶか、やんきーズを2点差以上で勝利する。
③この条件を達成した状態で屋内練習場へいくと阿畑とコンボが起きる。この際猪狩がチームメイトにいると猪狩のイベントが優先されてしまう為、彼は助っ人で仲間にしないこと
④3回戦勝利後、ロビーを選ぶとイベントが発生する。
台風状態で4回戦に勝利。
⑥決勝戦でパワフェスボールを取得。

まず、阿畑が助っ人で現れるか→やんきーズと戦えるかで運要素となり、4回戦で台風が発生するかどうかも運なのでこの変化球の取得には非常に運が絡む。
しかし、運が絡むからこそ取得できた時の嬉しさもひとしおだろう。


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最終更新:2024年02月04日 22:54

*1 延長戦は現実におけるWBSCプレミア12に準じた方式だがプレミア12は決着が付くまで回数無制限であることが異なる

*2 逆に強いと勝手に得点して大差をつけてくれることも多い

*3 ただし助っ人で呼んだ場合はもらえない

*4 例えば九十九を助っ人にした場合あかつき大附属が出現しなくなり、そのプレイで猪狩兄弟や四条澄香を仲間にできなくなる。

*5 他はもともとパワフル系列であるチームのパワフルズとドリル電機のキャラを除けば鮫島のみ

*6 投手の他に野手のサブポジがついている選手の事

*7 開放するためにはサクスペで当該高校のシナリオをクリアした後サクスペとパワプロ2016を連動させる必要がある

*8 もちろん、サービス終了前に追加したチームと対戦することは出来る

*9 12本編においてミラクルズに入団する前の海野が所属していたチーム

*10 利き腕の方向に急速にスライドしながら落ちるフォーク、といった感じの変化球

*11 利き腕の反対側に少しスライドしながら落ちる球

*12 このことは六道や風薙等にも言える

*13 10は現実のセリーグ所属、14ではレリーグという第3のプロ野球リーグに所属している設定

*14 13本編では野球部が東西で分裂しており、主人公率いる西野球部がゴウ率いる東野球部に勝利しないと大会に出場できない仕様だった

*15 2011では矢部がセンターを守るため

*16 実質スライダーの上位互換

*17 使うと対戦相手を再抽選してくれる効果がある

*18 サクセスキャラの投手は高い野手能力を有していることが多い

*19 Ver. 1.03のアップデートで再戦を断れるようになった

*20 実際はオールC(69)であるが青特殊能力お化けで見た目以上の力を持つ

*21 残念ながらアプリと異なりサードは守れない

*22 プロ野球レジェンズの投手陣には、猪狩守や一ノ瀬のような打者としても高い能力を持つ選手がおらず、ミートとパワーはFかGで弾道も1か2の選手が多いため。

*23 ただし「あかつきOBチーム」という発想自体は3DSの「実況パワフルプロ野球 ヒーローズ」が初出

*24 進があかつきに入学したのは一ノ瀬の卒業後。

*25 場合によってはストレートとツーシームしか投げられない投手が先発することすらある。

*26 ちなみに男装女子である小山雅は男扱い

*27 なお、バッター熱盛との最初の対決は必ず自分が操作をする事になる。

*28 人数の多いときめき青春高校とするめ大学の一部の選手、アップデートで追加されたチームの選手は登場しない。