+ | 逆転裁判6ネタバレ |
巷では凶悪な犯罪者扱いされているが、その実態は無血革命を掲げる豪放磊落を地で行く男。
自然界最強の存在である龍の如く、最後の最後まで真実に食らいつく「龍は屈せず」を信念とし、革命派の旗印として龍印を掲げている。
アマラの私邸に火を放ち、彼女を暗殺したなどと言うのは冤罪であり、疑いをかけられたドゥルクは法廷で自らの弁護を行ったが、証拠の捏造をでっち上げられ、逃亡を余儀なくされたのだった。
この事件の際、たまたま友人で会った法介の父、王泥喜奏介を私邸に招いていたのだが、火災を引き起こした真犯人の手によって奏介は殺害されてしまった。
ドゥルクは何とか法介だけは助け出したものの、身元を証明するものも全て焼けてしまったため母親を探し出すことも出来ず、天涯孤独の身となってしまった法介を引き取って面倒を見ていた。 しかし、本格的に革命派として活動を始めるに当たって法介の身の安全を考慮したドゥルクは法介が10歳の頃に日本へ養子に出した。 この時、「必ず迎えに行く」と約束したが、指名手配犯であるドゥルクは飛行機に乗る事が出来なかったため、以来一度も法介に会いに行くことは出来なかった。
加えて実はアマラは生きており、ドゥルクが行方を眩ましたのを良い事にドゥルクが命を狙っていると真犯人から吹き込まれたアマラは、市井から身を隠した生活を送る事となり、ドゥルクもまさか生きているとは思わず、数年間アマラに誤解されたままだった。
しかし、それからアマラが生きているという噂を聞きつけたドゥルクは王宮に侵入し、アマラを連れ出すことに成功。 この逃亡生活においてアマラとの間に娘を設けていたが、15年ほど前に娘ごとアマラを奪われてしまった。
その娘は自分がドゥルクとアマラの娘である事を知らず、真犯人の元で娘として育てられることになった。
クライン王国においては「親の罪は子の罪」という風習が強かったため、下手に名乗り出れば娘を苦しめる事になるとその事を隠していた。
その為、ナユタが王政の犬のような真似をしているのは母と妹を守るためだという事を察しており、今もその胸には革命の火がともっていると信じている。
本編開始まで、革命は徐々に広がりつつも未だ実現には遠い状況だったが、成歩堂龍一の登場によって大きく動き出すことになる。
弁護罪によって一人もいなくなった筈の弁護士という存在、絶対視されていた御魂の託宣には不備があったという事実、そして敬虔な信徒であった祭司を襲った悲劇が法務大臣と弁護罪によって引き起こされたものだという事。
これらが成歩堂の手によって次々に暴露された事で弁護罪によって冤罪に処された被害者の身内を筆頭に革命の気運は一気に高まり、世論は徐々に革命に向けて動きつつあった。
そんな中、ドゥルクは突然法介の前に現れ、クライン王国の秘宝である「始祖の宝玉」の捜索を依頼。
始祖の宝玉は革命派に奪われたとされており、ドゥルクも「王政をぶっ潰す足がかりを手に入れた」と電波ジャックで大々的に宣言したのだが、実はまだ手に入れてなかった。 そもそも革命派が奪ったというのも濡れ衣であり、罪を着せられただけだったのだが、逆にそれを利用したのである。 ハッタリがバレたら大変だが、これから手に入れれば問題ないと豪快に笑い飛ばし、ドゥルクは法介と共に始祖の宝玉を探すため、倉院の里を訪れる事になる。
今更になって現れた事に法介は不満を隠さず、まともに会話も続かない状態だったが、宝玉捜索の途中で溺死しかけた法介をドゥルクが救った事で和解。
無事宝玉も手に入れ一件落着と思いきや、その宝玉の所有権を主張する者が現れ、更にその宝玉を奪う為に革命派が殺人を犯した嫌疑までかけられてしまう。 更に黒幕によって真宵を人質に取られた成歩堂が敵に回り、窮地に陥ってしまうが、何故か黒幕は絶対に真宵に手が出せない事を確信しており、相手のハッタリを笑い飛ばすが、今度はアマラの存在を盾にされてしまい、クライン王国に戻って黒幕との取引に応じる事となる。
そして一人で取引の現場であるアマラの霊廟に入り、しばらく待っても出てこなかったため、突入した法介たちが見たものはナイフを片手に握り、返り血を浴びて立ち尽くすドゥルクの姿であった。
これによって殺人の容疑をかけられたドゥルクだったが、本人の記憶は霊廟に入った時点で曖昧になっており、何故あんな状態で立っていたのかも分からない状態だった。
しかし、何か大事な事を隠している様子で、弁護を引き受けた法介に「受け入れがたい真実に直面するかもしれない」という言葉を伝えた。
そして審理の最中、突然姿を消してしまったのだが…
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