野座間製薬(仮面ライダーアマゾンズ)

登録日:2016/06/18 Sat 13:44:22
更新日:2024/01/06 Sat 10:42:40
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概要

仮面ライダーアマゾンズ』に登場する架空の企業。
国内最大手の製薬会社であり、高い技術力を誇っている。
いわゆる『主人公が属する味方側の組織』で、アマゾンの研究、駆除を一手に担っている。

トラロック事件以降は4Cへの出資と、各種補償の為に事業を縮小したことが判明している。ざまぁ(笑)

関連人物


  • 天条隆顕
野座間製薬の会長を務めるクソジジイ。
理由は不明だが車椅子に乗っており、役員会にはテレビモニター越しで出席する。
「完全なる生命体」を求めており、アマゾン細胞に並々ならぬ期待と執着を寄せている。
アマゾン、鷹山仁水澤悠には「完全なる生命体」の候補として特に注目している。
アマゾンを極秘に駆除する理由を「コストの問題や不祥事の隠蔽ではなく、アマゾン細胞の存在を他社から隠すため」と役員会で堂々と語り、
アマゾン大規模駆除作戦であるトラロックすらも弱いアマゾンを篩い落とす選別としか考えていなかったりと、その狂気を隠そうともしない。
仁からは「一番おかしいのはアンタだな」と評された。
自分が期待を寄せる相手には予算や機材の面で優遇するが、基本的に自ら何かを企てる事は無い。


  • 水澤令華
年齢は43歳。
特殊研究開発本部長及びアマゾン関連プロジェクトの最高責任者を務める。
水澤悠と水澤美月の母である*1
アマゾンを実験動物か何かとして見ている事が言動の端々から窺える。
悠に対しても「最高傑作」と呼ぶなど、愛情は持っているものの一般的な親子のそれではなく歪んでいると言わざるを得ない。
美月については放置同然であり、母親として色々と終わっている。


  • 橘雄悟
国際営業戦略本部長を務める43歳の男性。
キザったらしい野心家で、アマゾン関連プロジェクトにも興味を抱いている。
アマゾンを生物兵器として商品化し、令華を追い落とそうと暗躍する。
その過程で天条に取り入り、特殊研究開発本部からアマゾンズドライバーを入手することでアマゾンシグマを完成させた。
その性能テストとして街に放たれたアマゾンを利用しようと、手駒と化した加納を使いトラロックも妨害しようとする。
しかしアマゾンシグマの敗北と、兵器としてのアマゾンが食事を必要とせず生物とは程遠いことで天条から見捨てられた。
死体を兵器として再利用することに全く良心の呵責も躊躇も覚えない倫理観の欠如した人物であるが、これでも上二人と比べたらまともな部類である。
終末おじさんでもなければXio日本支部の隊長でもないし、ましてやユウキの父親でもない。

トラロック事件後は上記の「4C」の項目を参照。

  • 加納省吾
令華の秘書を務める42歳のサイボーグ男性。
常に無表情でケースを持ち歩き、何を考えているのか分からない。
しかし汚い物を前にすると口にハンカチを当てる、死んだ筈の人間を目の前にするとビビるなど、感情が無いわけではない。
橘と加納の半ば恫喝な依頼を受け、複製に成功したアマゾンズドライバーやトラロックの情報を流出させ、
トラロックの妨害工作もやらされるが令華への忠誠心は失わない苦労人。

トラロック事件後は同じく上記の「4C」の項目を参照

  • 沢口
特殊研究開発本部所属の研究員。
対アマゾン兵器の研究と開発に従事しており、対アマゾンガスを開発してそれを使用するトラロックを考案した。
G3ユニットの究極の凡人ではない。

元特殊研究開発本部勤務の細胞生物学者。
現在は野座間製薬を出奔している。


関連組織


  • 特殊研究開発本部
アマゾン細胞の開発と研究を担当。
アマゾン逃亡事故後は、駆除と対アマゾン兵器の開発も統括している。
劇中でも対アマゾンガスやジャングレイダーの開発、アマゾンズドライバーの複製に成功している。
ノザマペストンサービスへのサポートと指示も行う。

別名「駆除班」。
形式上は害虫駆除を業務とする別会社だが、実質はアマゾンの駆除や捕獲を担当する実働部隊。
水澤悠もここに在籍している。
詳細は項目参照。

  • 調査班
特殊研究開発本部内の一部署。
アマゾンの追跡と情報収集などを担当している。
時おり、駆除班の支援のために現場に駆り出される。

  • 国際営業戦略本部
海外への営業戦略を担当。
…のはずなのだが、橘の指示で独自にアマゾンの研究を進めていたりする。
しかし天条に「驚異的な影の薄さ」などと揶揄される程に成果は挙がっていなかった。
天条から特殊研究開発本部製のアマゾンズドライバーを供与された事でアマゾンシグマを完成させた。

関連用語


  • アマゾン細胞
特殊研究開発本部が開発した特殊な細胞。
詳細はアマゾンを参照。

  • 対アマゾンガス
特殊研究開発本部が開発した化学兵器。
アマゾンを殺すことに特化した毒ガス。
普段は液体だが、水に混ぜることで気化する。バルサン
初期の物は人間にも有害だったが、その後の改良で完成版では駆除率の若干の低下と引き換えに人間には無害になるようになった。
呼吸で直接体内に取り込まないと効果を発揮しないようで、アマゾンであってもガスマスクを着けることで無効化出来る。

  • トラロック
アマゾンの大量駆除を目的とした作戦。
上記の改良された対アマゾンガスを搭載した無人機を街中に展開。
ガスを散布することで一気にアマゾンを駆除する。
しかし対アマゾンガスの「水を混ぜないと気化しない」という性質と、街一つを完全に覆うほどのガスを発生させる水は用意できないことから、
実行には十分な量の水が自然発生する豪雨の日でなければならない。
令華は悠が街を出ようとしないことから実行を中止しようとしたが、アマゾン殲滅を目指す仁の脅迫と
より強いアマゾンを選別しようとする天条の命令で実行されることになった。

  • 二年前の事件
野座間製薬の研究施設で爆発が起こり、飼育されていた約4000匹のアマゾンが脱走した事件。
これが発端でアマゾンによる事件が発生し始め、野座間製薬はその対策に乗り出した。
つまり野座間製薬こそが全ての元凶であり、アマゾン駆除は機密保持と不祥事隠蔽を兼ねている。

  • トラロック事件
トラロックによるアマゾンの大量駆除中に駆除班所属のアマゾン二匹が脱走し、1000匹ほどの実験体が駆除から逃れた事件。
後に逃げた実験体と元駆除班のアマゾン達が合流し、小規模なコミュニティを形成したことが確認された。

余談

『味方側の組織』ポジションの野座間製薬であるが、ぶっちゃけこいつらこそが全ての元凶である。
具体的には、
  • 自社が開発したアマゾン約4000匹の脱走を許す
  • アマゾン駆除によって自社の不祥事の証拠を隠滅
  • 更にその証拠隠滅の為にわざわざ別会社を設立
  • その別会社の人員も金に困って食い詰めた人間を集めて使い、時間稼ぎの捨て駒扱い
  • アマゾンが起こした殺人事件を警察と癒着して隠蔽
  • 死んだ人間の遺体をアマゾンに改造して新商品のサンプルにする
……などなど、何処ぞの傘がトレードマークの企業並に後ろ暗い事ばかりやらかしている。


彼女は関係ない……と思われる、多分。


追記修正は不祥事を隠蔽してからお願いします。

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最終更新:2024年01月06日 10:42

*1 悠との関係はやや複雑だが、実の母親と呼んでも差し支えない間柄