デッドプール(映画)

登録日:2016/06/13 (月) 22:40:47
更新日:2024/02/12 Mon 21:08:32
所要時間:約 8 分で読めます







呼んだ?


クソ無責任ヒーローですが、何か。




大いなる力には、大いなる無責任が伴う。






【映画『デッドプール』について説明しよう!】


ハァーイ!童貞処女のアニヲタWiki籠りの諸君!デッドプールだよ!
この項目は16年に公開された“自由()の国”アメリカ製作の映画『デッドプール』の紹介項目だ。
原題も『Deadpool』だぜ!やっぱアメコミ映画はシンプルイズベストだよな!回文じゃないのが残念けどよ。
監督はこの映画がデビュー作のティム・ミラーだ。役立たずって書いちまってるけどな!


アニヲタWikiのMARVELタグの項目に入り浸ってる奴は知ってるかもしれないが、MARVEL社のコミックヒーローデッドプールの「初」主役映画だ!ほれほれ拍手!拍手ー!
あ、ちなみに20世紀フォックス製作だから、00年代から地味にずっとやり続けてる『X-MEN』のユニバースに含まれてる。
ま、アレ何人もおんなじ名前のキャラ多すぎるし設定ころころ変わるしでユニバース設定ややこしすぎるんだよな!
ステキな4人組もリブートしてこっちのユニバースに組み込もうとして爆死するしよ、とんだ配給だぜ。
でもNo problem!前のシリーズに出て来るキャラはいないし、二つの意味でお堅いCGキャラはほぼ別人と見ていい。
なので、マザコン蝙蝠男が槍持って突っ込んでくる映画ズッ友の銀幕復帰作みたいな予習必須で一見様お断り!な最近のアメコミ映画の風潮みたいなもんじゃないし、初心者も安心だ。

え?俺ちゃんもう出てるって?灰色クズリの映画?
あ~!そりゃ俺の同姓同名の奴だけど「ウェポンⅪ」だし別人だ。第一年齢も違うしな!
クズリちゃんが頑張ったおかげでそいつの末路もちょっとは変わってるんじゃね?
まあ、ぶっちゃけあの映画の雰囲気とか当時の俺ちゃんの知名度とか考えると、アレはアレで限界ギリギリで頑張ってはいたと思うけどさ。
ほらせっかくウルヴァリン主役のクールな映画なのに、ラスボスが全身赤タイツで出てきても困るでしょ? だから空気読んだってわけさ。
でもま、せっかくだから俺ちゃんの映画にもちょろっと出してやったぜ。フィギュアだけど、探してみてやってちょうだい。

もともと、俺ちゃん役を演じてるライアン・レイノルズっていうセクシーな顔だけが取り柄の役者は、2005年頃に「わお、なんだこのクールなキャラは!」って俺ちゃんのファンになったのね。
でもってノリノリでX-MEN映画に参加したら、さっき言ったパチもんキャラ(望んだ形じゃない)になっちまって意気消沈。なんだよ、目からビーム出したり口縫い合わせたりって。
その後もなんか緑の全身タイツ着たヒーロー役(完全にムダ)とかやりながら、スピンオフやるからっていうんでwktkしながら待ってたわけだ。
で、俺ちゃん映画の企画自体は10年ばかし前からやってたんだが、20世紀FOXの上層部がなかなか首を縦に振らねぇもんで…永遠に下向かせてやろうか?
ついにレイノルズとスタッフもブチ切れた!

「なあなあ、自主撮影強行して動画流出させて、上の奴ら後に引けなくしてやろうぜ!」 
「イエエエエエエエエエエエイ!!!!」

こいつが大受けに受けて、仕方なくFOXの奴らも俺ちゃん映画の制作スタートにゴーサイン出したってわけ!
ちなみにウルヴァリンに媚び売ったと思ってるだろ? でもヒュー・ジャックマンは映画化大プッシュしてくれたんだぜ? やっぱ背がでかい奴は違うね!
もちろん、原作の超過激な作風を再現するためにR15+指定にもこぎつけた。おかげで俺ちゃんスクリーンで心置きなく大暴れできたってもんよ。
そしたらなんとビックリ、X-MENシリーズ及びR指定作品で最大級のヒット作になっちまった! え? 俺こんなにメジャーになっていいの?

ちなみに制作費は5800万ドルぽっちだ。信じられるか?これソーシャルネットワークに出たヤツがスパイディやった映画の四分の一の予算なんだぜ!
しかも日本的に有名な俳優も出てないし低予算映画だしっていうんで、吹き替えは全員本職の声優だ。やったね! おまけになんか俺ちゃんの超特大フィギュア載せたトレーラーまで出してくれちゃってさあ、日本最高!

続編の製作も大決定だ。FOXの奴らがディズニーに買収されて少し不安だったが、ディズニーが俺ちゃんの路線に寛容で何よりスパイディと共演する可能性が出て来て俺ちゃん大感激さ!。よっしゃ、このまま突っ走ってハリウッドサインを真っ赤にしてこよーっと!



【あらすじ?ストーリー?意味的にどっちが合ってる?まぁいいや】


さて事の起こりは2年前、俺、ウェイド・ウィルソンは元特殊部隊隊員の「何でも屋」だった。
喧嘩は大好きだったし、助けを求める依頼を受けては悪いヤツをボコって金を稼ぎ、その筋にゃ有名人だったんだぜ?
で、ここで出会ったのが最高にイケてる女・ヴァネッサ。二人は瞬く間に恋に落ち、朝から晩までバコりまくったもんだ。思い出すだけで股が熱くなるぜ。
だがある日、俺ちゃんは携帯小説ばりに唐突に、末期癌の診断を受けちまった。
ヴァネッサのやつは俺を治すためにあの手この手の治療法を探したが、なかなか見つからない。
そんな時だ。黒服のベッタベタな怪しいエージェントが俺に「癌を治し、スーパーヒーローになれる」って誘いをかけてきた。
藁をもすがる思いで、俺はヴァネッサに別れを告げて、エージェントスミスの誘いに乗ってその施設に入ることになった。

だがなんとその施設、悪質な人体実験で「人造ミュータント」を作り高額で売りつける文字通りの悪の組織だった!
俺は施設長のフランシス(エイジャックスなんて洗剤の名前名乗ってやがる。センスないね)に散々肉体を嬲られた挙句、強制的にミュータント因子を活発化させられ滅茶苦茶な顔になっちまった。
ブチ切れた俺は施設をブッ飛ばしたが、肝心のフランシスには逃げられた。

こんな顔じゃヴァネッサには会えない。ならやることは一つ。
フランシスの野郎をとっつかまえ、俺ちゃんの顔を元に戻してもらうことだけだ!
それから俺は返り血の目立たない真っ赤なコスチュームを身に纏ったスーパー殺し屋「デッドプール」となった。
ヒーリングファクターのおかげで不死身になったし、幸いなことに協力者もいる。目立ち過ぎて、変な奴らにスカウトもされちゃったが関係ない。
で、ついに見つけたぜフランシス。んだよコロッサス、邪魔すんな……って何ぃ!? 奴らヴァネッサを攫ってったのか!?

俺を怒らせたな、首の皮を洗って待ってろ、今に俺は惚れた女を助ける「スーパーヒーロー」になってやる!


【俺ちゃんとゲス悪党どもと愉快な仲間たち(あと変な奴ら)】


≪デップーと仲間たち≫

演:ライアン・レイノルズ
吹き替え:加瀬康之
「世界一セクシーな男」。何を隠そうこの俺ちゃんだ。
曲がったことは大嫌い、ムカつく悪人はとにかくブッ飛ばすのが筋、最高の彼女持ちの元傭兵だった。
だが末期癌に罹ったのが運命の分かれ道。悪いヤツらに騙されあれよこれよと人体実験させられ、その結果アボカドと腐ったアボカドがヤったような顔した醜い姿の不死身の超人になった。
復讐のため、真っ赤なコンドームっぽいレザースーツを身に纏って、とにかく敵をぶっ殺す!ヒーローらしくない?そんなの知るか!
こんな俺ちゃんだって子供には優しいんだぜ。ターゲットや依頼者が子供だったら、お仕事だってお説教レベル。報酬だってウィーゼルに頼んで全額返してるんだ。
ヒーリングファクター」能力のおかげで不死身で、腕切られても生えてくるし、「超身体能力」を駆使して無茶な格闘戦もお手の物だ。もちろん、銃や日本刀の扱いにも長けてるぜ。
あとエイラス星の守護者だ。指輪持ってるからな! ライオン型のメカが五体集まって合体変形してボルトロンに……え、なに、知らない? ニッポンじゃ『百獣王ゴライオン』って呼ばれてんだよ、ゴライオンって!ったくアニヲタならそのくらい知っとけよな。
あ、それと俺ちゃんちょっと実験の後遺症でハイテンションになっちまってさ。ドン引きすんなよ?


  • ヴァネッサ
演:モリーナ・バッカリン
吹き替え:林真里花
「ホットな女」。俺ちゃんの愛しの女だ。文句あるか。
娼婦だからってなんだ?最高にエロくてイケてるんだから最高だろ!
それに俺も愛してるし彼女も愛してる。付き合ってるときは何度もヤッたもんよ。ラブシーンノルマもあるしな。
俺が実験に志願したのは彼女のためだ。俺が死んだら彼女は悲しむからな。愛する人を助けるために身を犠牲にする……それがヒーローだろ?
でも俺が実験に行って以来会ってないから、死んだと思い込んでる。
くそ、せめてこの顔が元に戻れば……。


  • ウィーゼル
演:T.J.ミラー
吹き替え:佐藤せつじ
「コメディリリーフ」。まあ間抜けな悪友ってやつだ。
俺の行きつけのバー「シスター・マーガレットの店」の店員で、よく店内の喧嘩の賭け事を取り仕切ってる。
今のところ、俺の素顔をカミングアウトした唯一の奴で、こいつには秘密を打ち明け、気の置けない仲になってる。
こいつのバカのようで切れる頭が、俺にはとっても必要で頼りになるんだぜ。
あと俺の素顔を見ても付き合いを変えないでくれた。ホント、良い友達だよ。
そうそう、俺のヒーローネームの名づけ親でもあるんだぜ!その意味は……おっと、そいつは見てのお楽しみ!そこんとこヨロシク♪


  • アル
演:レスリー・アッガムズ
俺ちゃんのルームメイトだ。
盲目の黒人の婆さんで、かなり肝の据わった婆さんだぜ。
俺の素顔を見られなくて済むから採用したんだが、銃の手入れにも慣れてるし、聴力で周囲の状況もしっかり把握してる。侮れない。
あとヤクが大好き。


  • ドーピンダー
演:カラン・ソニー
吹き替え:影平隆一
敵襲に使うタクシーの運転手だ。中東系で、結構気さくな兄ちゃんだな。
親友のNTRに悩んでるようだったからちょーっとアドバイスしてやったら、マジでやりやがった…。
よし、そのまま埋めちまえ!あ、俺は責任取らないからな!


  • ボブ
演:ロブ・ヘイター
ほらコミックスでおなじみ、俺のサイドキックさ。
原作じゃヒドラの構成員だったけど、こっちじゃ俺の昔の同僚。元特殊部隊員で今は傭兵ってやつ。かっこいいね。俺は元傭兵の超人だけど!
料理の上手い奥さんがいるんだぜ。やっぱ愛だよ、愛。



≪救いようのないゲスな悪党ども≫

  • エイジャックス/フランシス
演:エド・スクライン
吹き替え:浜田賢二
「イギリス人の悪党」。俺ちゃんの憎き相手だ。
人体実験研究所のリーダーで、自身も肉体改造されたミュータントなんだと。
そのおかげで「超身体能力」と「無痛覚」の能力を身に付け、戦闘力も俺ほどじゃないが超高い。
だが人間らしい感情のない、冷酷無慈悲な性格と自称している、ってどんな中二病かよwww
ま、俺に追い詰められると激おこするみたいだし、無感情ってのは違うんじゃねぇの?
あと痛くないだけであって、刀ぶっ刺されても平気なわけねぇだろ。ったくこれだから映画的ご都合主義って奴ぁ……。


  • エンジェル・ダスト
演:ジーナ・カラーノ
吹き替え:行成とあ
フランシスの助手。どう見てもゴリラにしか見えないが人間の姉ちゃんだ。
見た目通り筋肉ムキムキで「超筋力」を駆使してパワー攻撃を仕掛ける。
あのコロちゃんをブッ飛ばすほどのマッスルっぷりだ。しかもあのメタル股間は女に甘く、下手に手を出せない。やっぱ駄目だなあいつ。
……って、このシリーズ「エンジェル」って名前の付くキャラ何人目だよ!次回作にも出るし!
ちなみに中の人はガチの女性総合格闘家でセクシーだ。


  • エージェント・スミス
演:ジェド・リース
俺を人体実験に誘った黒服だ。何てベタな奴なんだ。
まあ小物だったし、見つけて情報を吐かせ、適当にぶっ殺したぜ。



≪ハゲ教祖の部下たちもといX-MEN≫

一応X-MENユニバースだからな、俺ちゃんをスカウトする役割で登場する。
でも予算の都合で二人しか出ないし、学園もなんかセット臭い。
それにしてもこの映画のハゲ教祖はどいつよ?マカヴォイ?スチュワート?時系列が混乱してんぞ!

  • コロッサス/ピョートル・ラスプーチン
声:ステファン・カシピック
吹き替え:木村雅史
「CGキャラ」。俺をしつこく勧誘する鉄筋バカだ。
いつもいつも御大層に「ヒーローとは何か」とか「理想とは」とか講釈を垂れやがるがぶっちゃけ寒いし時代錯誤だ。
だいたいお前前のシリーズだともっとイケメンだったし普通の人間の見た目してただろ!
女の悪人にもデレデレするし、アソコもカッチカチなのにきっと童貞だな。
肉体の鋼鉄化」で腕力も防御力も強いが、そこらへんが玉に瑕といったところか。あ、これネタバレね。


  • ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド
演:ブリアナ・ヒルデブランド
吹き替え:嶋村侑
「不機嫌なティーン」。パンクなスキンヘッドのお嬢ちゃんだ。
いっつもしかめっ面だしスマホ中毒だし年上に対して態度もデカい。コイツよく何年も組織で働けるよなーと不思議に思うくらいだ。
だが何だかんだでコロッサスの言うことは聞いてるし、パンクな私服の下にはダサい黄色×青のX-MENユニフォームを着込んでいる。案外いい子なのかもな。
爆発エネルギーを放出する」能力で周囲を薙ぎ払う桁外れの力を持ってる。危ないから巻き込むなよ!
ちなみに原作とは見た目も能力も性格も何もかも違うから注意な。なんで映画に出したかって? 名前が格好良いからに決まってんだろ、言わせんな馬鹿!
まあ原作だとミュータントになっちゃったせいで人生狂ってすぐ死んじゃった可哀想な子だからさ。暖かく見守ってあげてちょーだい。




  • ストリップクラブのDJ
演:スタン・リー
「無料でカメオ出演」。また出てるぜ。
もう90越えてんのに元気だよなこのジイさん。



さて、とりあえず映画の紹介はここまでだ。一番いいのはこのまま有無を言わずに本編を見ること!

初めての人もリピーターの人も、映画館なりソフトなりを買ったり借りたりして、俺ちゃんの活躍をその目に焼き付けてほしい。

おっと、海賊版だけは勘弁な!









おい、最後まで読んだんだから投票だけはしとけよ!

あと、荒らしのないように追記・修正してな!

































……まだいたの?

終わったよ。もう帰んな!




……あー、デッドプール2の情報を探してんのね?

そんな容量ないッス。

サミュエル・L・ジャクソンが、アイパッチしてセクシーなレザーコートで出てきたりしないって!

ほら、帰った! シッシッ!



































……そうだ!





一つだけ、秘密を教えちゃうね!





続編だけど、ケーブル出るんだよ!


ヤツはすごい。
バイオニックアームにタイムトラベル、演じるのは誰でもイケそうだ!

大柄で、オールバックなら、
メル・ギブソン、ドルフ・ラングレン、
キーラ・ナイトレイでも……あぁ、彼女は演技派だろ?

とにかく、秘密ね。シーッ!




……あ~、項目をロックしちゃダメよ。
それマジでドン引き行為!






……んじゃ!














チカチカー♪















デカ発目




派手登場!






DP2






THE SECOND COMING


MAY 18 2018 in U.S.A.


2018年5月18日全米公開




...and JUNE 1 2018 in JAPAN.


2018年6月1日(金)日本公開




SERIES NEXT:DEADPOOL2

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最終更新:2024年02月12日 21:08