革命ファイナル(デュエル・マスターズ)

登録日:2016/05/28 Sat 13:16:39
更新日:2024/04/05 Fri 14:04:31
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ハムカツ団ドレミ団ダママ団テック団、そしてアクミ団

5つのチームが新たな革命を起こす!




革命ファイナルとは、TCGデュエル・マスターズ」15番目のシリーズ。シンボルはRevF(Revolution Final)。


エキスパンション

  • DMR-21「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」
  • DMR-22「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」
  • DMR-23「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」

主人公交代により勝太編からジョー編へとスムーズに移行するため、エキスパンションはシリーズ初の三つのみとなっている。

概要

ドキンダム率いるイニシャルズに対して、新たな革命能力「革命チェンジ」と「ファイナル革命」を携え帰ってきた革命軍が立ち向かうシリーズである。
革命編の直接の続編でありながら、複数の集団がそれぞれの思惑を持ちつつ共通の敵と戦うところはエピソード3ドラゴン・サーガにも近い。
E3、DS、そしてRevの3シリーズは、それぞれが異なる方面での評価点と問題点を持っており、そのためどの方面に向かうのかも注目される。
闇で使い手が女の子で裏切りを愛する団…あっ(察し)
なお、「いらんものを呼び出して世界が混沌と化す」「虐げられるものが立ち向かうために多色化する」など、
闘魂編から聖拳編のセルフオマージュがあったりする。

イニシャルズの設定がアンノイズ、マスター・イニシャルズの設定がアンノウンに近い。

新たなカードタイプとして「D(ディー)2(ツー)フィールド」が導入された。
これは場に自分相手あわせて1枚しかおけない、旧ルールにおける遊戯王のフィールド魔法に近い性質だが、
「ゲーム中に一度だけ上下ひっくり返す」ことで「D(デンジャラ)スイッチ」を発動できる。そして横向き。
そもそもD2の意味が「デンジャラスでダイナマイト」。
元社会人で現無職であるレアキラーズリーダーバサラくんは「デンデンデンジャラス〜ダイダイダイナマイト」と楽しそうに呼んでいる。まず中学生のレアカード奪う暇あったら求職活動したほうがいいんじゃないですかね…
なお名前については真木老師いわく、「いつものデュエマのノリ」。自覚あったんですね*1

前回と打って変わって非進化、そして多色カードがたくさん収録されており、特に各団のカードはすべてが多色という徹底ぶり。
多色チャージャーが新たに登場し、多色革命0(ゼロ)トリガーも導入されるなど、今回のテーマは多色であるようだ。

多色がテーマという事で大体察しが付くかもしれないが非常にカードパワーの高いセットであり、2022年現在においても環境で通じるカードが多く、各エキスパンションからメインキャラの切り札を始めとした殿堂あるいはプレミアム殿堂カードが出ている。

評価

単純明快にド派手なカードパワーやギミックの分かりやすさから、長く語り継がれる人気カードを多数生み出した。
デュエル・マスターズVSRF』などのメディアミックスも高い評価を獲得するなど、正に勝太編の集大成とも呼べる盛り上がりを見せた。
タカラトミーの戦略発表会でも好調が伝えられるなど、前シリーズの革命編と並んで商業的にも人気作となっている。

その一方でカードパワーのインフレや競技志向の加速も非常に激しかったシリーズであり、上述のように歴代シリーズでも上位に入る勢いで大量の殿堂カードを生み出している。
本シリーズで引き起こされたインフレは新章及びジョー編以降のシリーズで起こったゲーム環境の世紀末化や資産ゲー化の加速の遠因になったのではないかと見る声もあり、長期的には後続のシリーズに悪影響を与えたとして本シリーズに対して懐疑的な立場のユーザーもいる。

上述の評価や多色推しのシリーズということから、古参のユーザーからは良い意味でも悪い意味でも聖拳編を連想するという声も多い。

背景ストーリー

伝説の正体 ギュウジン丸》によって目覚めてしまった《伝説の禁断 ドキンダムX》。
目覚めたドキンダムXはギュウジン丸を殺害した後、侵略者ジ・アンサーを滅ぼし、更に革命軍を壊滅させ、ランド大陸に自らの眷属であるイニシャルズを多数生み出して支配した。

封印とイニシャルズに留まらず、「デンジャラス」で「ダイナマイト」な空間、「D(ディー)2(ツー)フィールド」を作り出し、そこをイニシャルズの中でもマスターと呼ばれる存在、マスター・イニシャルズに守らせる。

これに対して革命軍の残党は反撃を開始した。《燃える革命 ドギラゴン》はハムカツ団の団長に請われて就任し、新たな鎧を纏って《蒼き団長 ドギラゴン剣》となり再び立ち上がる。
そして同じ頃、《革命天王 ミラクルスター》はドレミ団を率いる《天革の騎皇士 ミラクルスター》として、
テック団の団長《秘革の求答士 クエスチョン》、アクミ団の団長《悪革の怨草士 デモンカヅラ》と三勇士連合を結成。
さらに同じ頃、ダママ団の団長《百族の長 プチョヘンザ》はこれまで一般のクリーチャーたちの目に触れぬようにしていたが、ランド大陸の危機を前にして正体を現し革命軍側に参戦した。

こうして5つの団が結成され、イニシャルズに立ち向かうが、ミラクルスターの行動に多くのものはこう思った。
「ミラクルスターはデモンカズラを信用し過ぎじゃないか?」と。

なにしろ、デモンカズラ率いるアクミ団は「策略と裏切りを愛する」者達なのだから…。

勢力別の動き

革命軍

当初の敵である侵略者は撃退したもののドキンダム率いる禁断軍に大敗を喫した革命軍だったが、今回は新能力として、「侵略とニンジャ・ストライクを足して2で割った」ような能力革命チェンジと、
「ターン中革命チェンジで出ていて、他のファイナル革命を使っていないなら使える」奥義、ファイナル革命を引っさげて帰ってきた。
もう地味とは言わせない。

団に属さないが同じ色で同じ色の団をサポートするような協力者も多数存在している。

ハムカツ団

《風の1号 ハムカツマン》が呼びかけて結成したチーム。火/自然で構成される。
「勇気と友情を愛する仲間たち」。
蒼き団長 ドギラゴン剣》が団長を務める。
下級は全員ハムスターもしくはカレーパンという特徴がある。ハムスターがドラゴンでヒーローだったり無法者だったりサムライだったり。
主人公種族ながら基本かわいい。

ハムカツ団の協力者はファイアー・バード炎、メガ・ドラゴン、メガ・コマンド・ドラゴンで構成されるようだ。

オーソドックスなステロイド戦略を肝としている。

  • 革命ファイナル1章
最初にD2-V禁断のボルトロンと業火の禁断エリアにて戦闘、苦戦するも団長ドギラゴンの革命チェンジの途轍もないパワーで勝利を収めた。
次のフィールドへ向かう途中、パワーアップしたボルトロンである≪D2V2禁断のギガトロン≫が襲い掛かる。
こちらも対抗するべく団長ドギラゴンはファイナル革命を身に付けた蒼き団長ドギラゴン剣へとパワーアップし戦いに挑む。

  • 革命ファイナル2章
ファイナル革命の力によりギガトロンを打ち倒したハムカツ団は他のマスターを倒したダママ団と合流しドキンダムXの元へと向かう。
ドキンダムXの展開したDの禁断ドキンダムエリアの力により窮地に陥るも、ダママ団の族長の魂友ワチャゴナ力によりこちらがD2フィールドを展開し返し逆転。
ハムカツ団とダママ団の団長2人によるファイナル革命とそれを後押しするD2フィールドにより遂にドキンダムXを撃破した。
ドキンダムXが倒されたことで禁断の力から解放されたが、それを取り込んだかつての宿敵レッドゾーンがZEROの侵略ブラックアウトとなり襲い掛かってくる。

  • 革命ファイナル最終章
宇宙より飛来する禁断の星こそが全ての元凶だと判断して禁断の星内部の迷路に挑む。数々の困難があったが各団の援護によりとうとうドルマゲドンXの元へたどり着く。
圧倒的な力に対抗する為、革命軍全団の力を貰い団長は究極のドギラゴン、龍の極限ドギラゴールデンへとパワーアップする。
ファイナル革命を更に上回る威力を持つ極限ファイナル革命をドルマゲドン相手に炸裂させた。
しかし、極限ファイナル革命はドルマゲドンXに甚大なダメージを与えることに成功したがまだ倒しきることが出来ない、唯一の対抗策である極限ファイナル革命は一度しか使用できないためもはやこれまでか、と思われたとき勇者ハムカツマンは、自身をこの星全ての生命のエネルギーの宿る宇宙一のカレーパンへと変えドギラゴールデンに捕食されることで
ドギラゴールデンに力を与える。超獣世界全ての力を得たドギラゴールデンの力は凄まじく禁断コアを打ち砕くだけに留まらずドルマゲドンXを粉砕し勝利を
収めた。

ドレミ団

四足歩行から二足歩行に代わった《天革の騎皇士 ミラクルスター》が呼びかけて結成したチーム。光/水で構成される。
「音楽と自由を愛する仲間たち」。
下級は星形の謎の生物である。やたら鬱陶しい妨害能力を基本としている。

ドレミ団の協力者はジャスティス・オーブ、エンジェル・ドラゴン、エンジェル・コマンド・ドラゴンで構成されるようだ。
また一応は全チームに協力している九極の侵略者である《九極の精霊 マウリエル》はエンジェル・コマンドも一応この色組み合わせである。

  • 革命ファイナル1章
3勇士連合を組織し各D2フィールドへ挑む、ミラクルスターの奮闘の元マスターイニシャルズを撃破する。
どのイニシャルズを撃破したと書かれていないので恐らく撃破描写のないYかSのイニシャルズを撃破したと思われる。

  • 革命ファイナル2章
連戦後の疲労が抜けない状態をJのマスターイニシャルズに襲われる。
圧倒的な力に全滅を覚悟したがミラクルスターの時空を超えた祈りはファイナル革命を携えた新たなるミラダンテこと《時の法王 ミラダンテXII》を降臨させた。
時を止め無防備の相手にファイナル革命を叩き込むミラダンテXIIのファイナルタイムストップデュエルでJのマスターを一瞬で撃破した。
その後、封印から開放された新たなる禁断である禁断機関 VV-8との戦闘に入る。

  • 革命ファイナル最終章
禁断の星へ向かう革命軍に対して皆を裏切ったマグラカヅラは、他のイニシャルズを捕食してドグライーターとなりD2フィールドを展開し襲い掛かってきた。
信用していたのに裏切られ、怒りを燃やすドレミ団は新たな姿で立ち向かう。ミラクルスターも《時の秘術士ミラクルスター》となりミラダンテと力を合わせてこれを撃破する。
最後はドギラゴン剣に皆で力を送った。

ダママ団

《百族の長 プチョヘンザ》が結成したチーム。精霊の力を操るらしいがどうやら天使ではなく大地や樹の精の模様で、その証拠にプチョヘンザはジュラシック・コマンド・ドラゴン
光/自然文明の「自然と精霊を愛する仲間たち」。
下級はデフォルメしたライオン。プチョヘンザもライオンにまたがっているなど、使い手が「レオ」なだけはある。

ダママ団の協力者はビーストフォーク號、ジュラシック・ドラゴン、ジュラシック・コマンド・ドラゴンで構成される。
これはスノーフェアリー風がイニシャルズ化したことも大きいのだろうか。

因みにンビビだとかミア・モジャだとかのダママ団の独特なルビは全てスワヒリ語であるが、きちんと意味も通るものとなっている。
菊池師範代が大学時代にスワヒリ語を専攻してたらしく、命名の際には彼の厳重なチェックがあるらしい。

  • 革命ファイナル1章
Dの地獄ハリデルベルグに突入しKのイニシャルズと戦闘を行う。革命チェンジで戦闘を有利に進めるもD2スイッチの力で逆転され窮地に陥る。
族長プチョヘンザは世界を破壊しかねない力を持つファイナル革命を使うか悩んだ。しかし、この状況に使用を決断、一撃でKのマスターを粉砕した。

  • 革命ファイナル2章
Bのイニシャルズと戦闘し、こちらもフィールドに苦戦するが同じくファイナル革命で逆転勝利を収める。
その後ハムカツ団と合流しドキンダムXに挑む。ドキンダムXのD2フィールドに苦戦するが族長の魂友ワチャゴナが友を思う心により発現させた
革命のD2フィールドである《革命のD ビッグバン・フェスライブ》を展開。D2フィールドと団長2人によるファイナル革命でドキンダムXを撃破した。

  • 革命ファイナル最終章
禁断の星へと向かう途中禁断機関VV-8と彼がかつての侵略者を改造したイニシャルズXが立ちはだかる。ドルマゲドンXとはハムカツ団が戦うべきだと
判断してこれらとの戦いを引き受ける。
ワチャゴナとウェイヨウが力を合わせて発現させた究極のD2フィールド《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》によって強大なる力を得たダママ団は禁断軍を打ち破りハムカツ団の元へ駆けつける。

テック団

《秘革の求答士 クエスチョン》が結成したチーム。水/闇で構成される。
「謎と知識を愛する仲間たち」。
下級はお前ら光文明かよと言いたくなるような非常に抽象的な姿で構成される。
自他問わず選択を迫るカードが多い。

テック団の協力者はサイバー・ウイルス海、クリスタル・ドラゴン、クリスタル・コマンド・ドラゴンで構成される。
今回のサイバー・ウイルス海は割と強い。

  • 革命ファイナル1章
3勇士連合の一員として《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》へと突入する。熱い戦いを展開するもD2スイッチの力で一気に追い詰められてしまう

  • 革命ファイナル2章
テック団の参謀マルバーツのサポートもありD2G ゴッドファーザーとの激闘を制覇したテック団であったが、ドレミ団、アクミ団と合流したところを
Jのイニシャルズに襲われてしまう。疲労により絶体絶命の状態に陥るもドレミ団の祈りにより現れたミラダンテにより救出される。

  • 革命ファイナル最終章
全ての現況である禁断の星への道は迷路になっていた。皆が道に迷ってなかなか進めない中、二択が得意なテック団がどんどん道を切り開いていく。
ドレミ団とダママ団が残りのイニシャルズの相手をしている間にハムカツ団をドルマゲドンへ導いた。最後はドギラゴールデン降臨の為に力を分け与えた。

アクミ団

《悪革の怨草士 デモンカヅラ》が結成したチーム。闇/火で構成される。
「策略と裏切りを愛する仲間たち」。なにこのフラグめいた連中。
下級は謎の植物で構成される。この色構成の時点でわかるだろうが基本スーサイド。

アクミ団の協力者はファンキー・ナイトメア、デーモン・ドラゴン、デーモン・コマンド・ドラゴンで構成される。
これはダーク・ナイトメアを使うコジローがレアキラーズの協力者になったことが理由なのだろうか。

  • 革命ファイナル1章
3勇士連合を組みPのイニシャルズと交戦する、アートに夢中になっている間に撃破するが世界を滅ぼすというアートが止まらなかった。

  • 革命ファイナル2章
アートが止まらないのは隠れたイニシャルズがいたからだった。これを探し出し撃破することで完全に制圧した。
しかしドレミ団とテック団と合流したところをJのイニシャルズに襲われた。そこをミラダンテにより救出されるもこの後行方をくらませる。
見つけた時にはデモンカヅラはD2フィールドを操るマグラカヅラとなっていたのだった。

  • 革命ファイナル最終章
禁断の星へと向かう道中かつて倒したマスターイニシャルズ達が蘇ったが、マグラカヅラは最前線へ踊りだしこれらを全て捕食、《D2M2ドグライーター》へと
パワーアップ。アクミ団の正体は禁断勢力によって送り込まれたスパイであり、《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》を展開して革命軍を内側から食い尽くすべく襲い掛かる。
しかし怒りに燃えるドレミ団には及ばず撃破された。

イニシャルズ

D2フィールドを司るドキンダムの眷属マスター(マスター・イニシャルズ)と、そのマスターの眷属であるイニシャルズによって構成される集団。
現時点ではドキンダムエリアを除いて単色であり、ボルトロンのみ闇/火の多色。

全てのマスター・イニシャルズを倒さなければドキンダムXには決して辿り着けないため、革命軍はまずはマスターを全滅させる事に全力を尽くす事となった。

「世界は0だ!! ブラックアウト!!」」にてドキンダムXは撃破されるも、新たたなる禁断こと《禁断機関 VV-8》の登場や侵略と禁断から開放されたにもかかわらず敵対するブラックアウト、謎の存在《FORBIDDEN ~禁断の星~》など革命軍の前にはまだまだ強大な敵が立ちはだかる。

そして最終章で現れた《終焉の禁断 ドルマゲドンX》、彼はドキンダムXを各星に送り、飛来したドキンダムXはその地に悪意をばら撒いていた。
あるものは力に溺れ、あるものは才能に溺れ、他人の意思を無視して利用するように仕向けた。
ドキンダムXはおろかギュウジンマルもブラックアウトも無意識の内にドルマゲドンXの手の上で踊らされていた。
降臨したドルマゲドンXは世界を崩壊させるべく動き出す。

Dの禁断 ドキンダムエリア

《D2V 禁断のボルトロン》(ソニック・コマンド)がマスターを務めるエリア。ひっくり返すと封印が6つ外れるとか何それチート?
なおボルトロンはドギラゴンの革命チェンジの前に倒れたが、Dスイッチをオンにする力を得た《D2V2 禁断のギガトロン》となり、パワーアップして帰ってきた。
現在はこちらも装いを新たに《蒼き団長 ドギラゴン剣》へと一新したドギラゴンとギガトロンが激突している。
闇/火の多色のマスターであり、簡単な話【赤黒レッドゾーン】の色である。

眷属はソニック・コマンドとイニシャルズ以外種族のない連中で構成される。
なおソニック・コマンドも黒くなりました。まあデッドゾーンという先輩もいるしね。

ギガトロンはドギラゴン剣に撃破されドキンダムエリアもワチャゴナのビッグバン・フェスライブに塗りつぶされ消滅した。

《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》

アート大好き《D2P ヘビーポップ》(エンジェル・コマンド)がマスターを務めるエリア。名前に恥じない不思議空間。光のマスター。
眷属はなんとスターライト・ツリー
なんとも形容しがたい花のような連中であり、一見マスターも含めて雑魚っぽいが、何とヘビーポップはアートを完成させると世界を終わらせるというラスボスも真っ青なブッ飛んだ能力を秘めており、危険性はマジでパない。
現在はアクミ団によってマスターが倒されたのだが、何故かアートが止まらないという怪現象が続いており、世界がヤバイ。
結局は隠されていたイニシャルズP・P・P・Pをアクミ団が見つけ出し撃破、世界の危機は防がれた。

《Dの悪意 ワルスラー研究所》

D2S 皇帝ワルスラ》(マジック・コマンド)がマスターを務めるエリア。エリアというか研究所。水のマスター。
眷属はリキッド・ピープル閃およびマジック・コマンド
リキッド・ピープルらしさがないスライム連中が多数いる。
元々はワルスラー博士によって生み出されたイタズラ好きの生命体だったのだが、ドキンダムXがチョチョーっと博士に力を与えたところ、たちまちイタズラの範疇を超えて暴れる危険集団となってしまった。なお、作成者のワルスラー博士の存亡は明かされていない。

撃破されたシーンが見当たらないが恐らく3勇士連合に撃破されている。

《Dの地獄 ハリデルベルグ》

《D2K ジゴクシヴァク》(デーモン・コマンド)がマスターを務めるエリア。闇のマスター。
眷属はダーク・ナイトメアおよびデーモン・コマンド
ごつい鎧を着ている。
現在はダママ団及び《百族の長 プチョヘンザ》の活躍によってマスターと共に完全に壊滅済み。ファイナル革命には勝てなかったよ……。
そうして最終章にて三人の革命ゼロ使いの一人である魔の革命 デス・ザ・ロストがマスターにされていたことが発覚。彼はまだ正義の心を失っていなかったため、禁断の星の禁断爆発を食い止めるために戦っていた。しかし、禁断爆発を防ぐことに失敗し、解放された《ドルマゲドンⅩ》に一撃で倒されてしまった。

《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》

D2G ゴッドファーザー》(フレイム・コマンド)がマスターを務めるエリア。火のマスター。
眷属はヒューマノイド爆
全員マフィアのような名前だが見た目は剣闘士という印象。
マスターたるゴッドファーザーのスペックを見たデュエマプレイヤーたちは、あるものは悲しみに包まれ、
あるものは大笑いし、あるものは「こんなスペックをスーパーレアにいれるなんて」と怒りに震え、
またあるものは「メテオレイジ・リザードデュエル・マスターズ七英雄から追い出されるかもしれない」と怯えているという。
だが、背景ストーリーではテック団を得意の二択もできないレベルにまで追い込むという謎の強さを発揮。お前本当はカードでももっと強かったろ。
現在でも未だ決着は付いておらず、もしかしたら本当にゴッドファーザーさんがテック団を打ち破ってしまうのかもしれないと懸念されている。
最終的にテック団に敗れているがかなり善戦したようだ。

《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》

《D2Y ヨー・サーク》(ミステリー・トーテム)がマスターを務めるエリア。自然のマスター。
ミステリー・トーテムがまさかの2年連続で登場。そして自然のコマンドは覚醒編に続いてハブられる悲しみ。
そういえばあっちも歌舞伎役者だったような…。


こちらも撃破されたシーンが無いが恐らく3勇士連合に撃破されている。

《Dの天牢 ジェイルハウスロック》

《D2J ジェルヴィス》(エンジェル・コマンド)がマスターを務めるエリア。自由に行動することができない、そんな状態の敵を一方的に攻め立てる恐るべき戦術監禁戦法を得意とする光のマスター。
マスターイニシャルズを倒し消耗している三勇士の前に現れ彼らをジェイルハウスロックへ監禁、ジェルヴィスの敵を監禁すればするほど強くなる能力と合わせ三勇士を壊滅寸前まで追い込む。しかしミラクルスターが祈った奇跡により現れた時の法皇ミラダンテXIIのファイナル・タイムストップ・デュエルで瞬殺される。

彼が撃破されたことによりドキンダムへの道が開かれた。


Dの揺籠 メリーボーイラウンド

D2B バブール》(ミルクボーイ)がマスターを務めるエリア。遺跡に眠っていた危険な赤ん坊ことミルクボーイのみで構成されている自然のマスター。
全員1マナかつタップされた状態でフィールドに出て、アンタップするには特殊な条件が必要になる特殊な種族。
小さな体からは想像も付かないほどのパワーを発揮するミルクボーイを、バブールが更にパワーアップするのが基本戦術のようだ。ダママ団を追い詰めるも、Kのイニシャルズと同様にファイナル革命を受けて一気に逆転された。

《Dの機関 オール・フォー・ワン》

《D2W ワイルド・スピード》(ソニック・コマンド)がマスターを務めるエリア。水のマスター、火と闇に続き水のソニックコマンドで構成されている。
革命編の黒幕ことギュウジン丸の研究所《Dの機関 オール・フォー・ワン》にて恐るべき改造手術を行っているイニシャルズ。
マスターであるワイルド・スピードも元は改速 スパナードWが改造された姿であり、改速 4-Wを改造し新たなる禁断こと《禁断機関 VV-8》を復活させミラダンテと激闘を繰り広げる。
かつての侵略者をイニシャルXとして使役し戦力を増大させるも最終的に究極のフィールドを展開したダママ団に撃破される。

その他

今回はメカ・デル・ソルが復活した他、
ジャイアントがサポート種族としてドリームメイトを引っさげ復活。
あの、ビークル・ビーが空気になってるんですがそれは…。
更にリュウセイとロマノフの新規も登場するなど、なかなかサービスにあふれたことになっている。…てか強くない?

そして、革命軍の勝利で幕を閉じるもドギラゴールデンとドルマゲドンXの戦闘により発生したエネルギーの影響でドラゴンが全員滅んでしまった。



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最終更新:2024年04月05日 14:04

*1 なお、のちにアニメにてでんぢゃらすじーさんのネタを使っていたことが発覚した