ペンタン(Battle Spirits)

登録日:2016/05/25 Wed 08:22:50
更新日:2023/02/13 Mon 18:18:24
所要時間:約 14 分で読めます




ペンタンのー!」

ペンタンによるー!」

ペンタンのためのー!」

ペンタン!!」


「なんだそれ……」

概要

ペンタンとは、TCGバトルスピリッツにおけるスピリット(クリーチャー、モンスター)の一種である。
その名の通りペンギンをモチーフとした謎の生物であり、シリーズを通じて種類が多い。
第2弾で「ペンタン」が登場し、それ以後仲間を増やし続けている。バトスピのマスコット的存在。

デザインは極一部を除きぽぽるちゃ氏が担当。

アニメシリーズでもちょくちょく登場し、フレーバーテキストのストーリーでも出番が多い。
……全体的にバカにされるのが常ではあるが。

特徴

前述のとおりペンギンらしき生物だが、この世界にはペンタンではないペンギンも存在するのでいよいよ謎が多い。
カードでは全てが黄属性
系統:歌鳥を共通して持ち、王族は系統:皇獣、彼らに仕える者達は系統:漂精を併せ持つ。

カードとしての特性は、名称:「ペンタン」か系統:歌鳥を指定しての手札やトラッシュからのノーコスト召喚を得意とするカードが多いこと。
召喚すれば仲間を呼び、アタックしても仲間を呼び、破壊されれば仲間を呼ぶと展開力にかけては黄どころかバトスピ全体でも屈指。
しかし当初は大型スピリットの性能が低く「展開手段がすごくても、出てくるのは所詮ペンタン」という悩みを抱えていた。
その後強力なフィニッシャー級ペンタンが次々と登場したことで展開力を活かせるようになり、現在では上位デッキともやりあえる戦闘能力を発揮できている。

2018年にはプレミアムバンダイ限定で『バトスピ10周年記念 プレミアムペンタンBOX』がリリースされた。
1つ8000円以上かつ新規カードは1枚ずつ(リバイバルXは2枚ずつ)のみの封入という鬼畜箱。

また、デッキ特性上デッキ破壊に対して無類の強さを誇る。

代表的なペンタン

ペンタン

初代ペンタン。角が生えておりシルクハットをかぶっている。
マジックカードの軽減を増やすことで消費コアを抑える。
元祖ではあるのだが、ペンタンの戦術にはいまいち噛み合わず、マジック連打タイプのデッキでお呼びがかかる。

皇子ペンタン

ペンタンの王子。
召喚時に手札のペンタンをコストを支払わずに召喚できる。
召喚するペンタンはコストや系統を問わないため、大型ペンタンや詩姫のペンタンなども踏み倒せる強力なカード。
また、「皇帝アンプルール」として扱う効果を持つため、後述の超皇帝ジークペンタン・ノヴァの転召にも使える。

執事ペンタン

相手のデッキ破壊によってトラッシュに送られた際にノーコスト召喚できる。
そのターンのデッキ破壊を封じるため、デッキ破壊メタとして有効。
召喚後はペンタンの破壊時に1ドローを行う。ペンタンを次々に特攻させて破壊されてもドローし、
アドバンテージを失わずにトラッシュを肥やせる。
後述の騎士ペンタンとのコンボで、ドローしたペンタンをそのまま召喚も可能。

訓練生ケープペンタン

ペンタンのアタックがアルティメットからブロックされなくなる。
アルティメット対策が苦手だったペンタンの弱点を埋めるカードで、ジーク・ヤマト・ペンタンとのコンボで、
高レベルスピリット以外からのブロックを封じることが可能。

魔法剣士ケープペンタン

メインステップ中にペンタン/アンプルールが召喚された際に1ドローを行う。アルティメットも含むためUアンプやUベルペンタンでもドロー可能。
効果は重複する上にターン中の発動制限もなく、召喚はどのような形でも構わない。
魔法剣士が場にいる状態でコスト1を払って[ペンタン大好き]ラクェル召喚→魔法剣士でドロー
→引いてきた皇子をラクェル効果でノーコスト召喚→魔法剣士でドロー→引いた聖騎士を皇子効果でノーコスト召喚→魔法剣士でドロー
なんてデッキを大回転させつつ盤面を構築する動きも可能な、ペンタンのドローエンジンとなるスピリット。
オマケとしてBPアップ効果も持ち、相手の除去をかいくぐってバトルを行える。

ショーグンペンタン

バースト効果を持つコスト5のペンタン。バースト条件に黄スピリット3体を要求するため、通常通りコストを払ったほうが早いこともある。
破壊されてもデッキのカードをめくってそれが黄のスピリットならば場に残れる。さらにそれがペンタンならば手札に加えられる。

アニメ「バトルスピリッツ 覇王」では謎のバトスピ仙人が使用。
ページ冒頭のチャントはこのスピリットの召喚時の口上であり台詞に合わせてペンタン、
郵便ペンタン、クダギツネが踊っていた。1体ペンタンじゃない。

騎士(ナイト)ペンタン

コスト5のペンタン。アタックステップ中の自分スピリットの破壊/消滅時に手札から後続のペンタンを踏み倒せる。
BPも高く、中盤戦の殴り合いも得意。
アニメ「最強銀河究極ゼロ」の登場キャラ「ライラ」のお気に入りカード。

レーシングペンタン

烈火伝の充電期間を経て、十二神皇編第3章でついに帰ってきたペンタン。
第2章では「ボンタン」というきぐるみ姿だったが、きぐるみを脱いでマシンに乗り、
十二神皇編の舞台である大レース大会「BSGP(バトルサバイバルグランプリ)」に参戦している。

第3章の目玉効果【アクセル】を持ち、コスト4・軽減2のマジックのように使用して相手スピリット・アルティメットのシンボルを0にし、
ダメージを防げる。コストが1重くなりトリガーカウンターを失ったアブソリュートゼロと言った感じのスピリット。
使用後に更に手元から破棄することで効果ダメージを無効にすることも可能。
奇襲性は無いが、「アルティメット・リーフ・シードラ」や「辰の十二神皇ウロヴォリアス」等によるダメージを防げるのは大きい。

スピリットとしてはコスト2・軽減1と軽いが効果は無いため、アクセル目的で使用するのが基本。
効果ダメージを使わない相手の場合に召喚後に自壊させて「コーラスバード」で回収すると良い。

皇帝アンプルール

ペンタンの王様で、初期フレーバーテキストにもよく登場していた。
ただでさえ困った奴ばかりのペンタンの王様だけにとんでもないトラブルメーカー。
初期のペンタンサポートはペンタンとアンプルールを同時に指定するものが多い。
ペンタンの切り札……といいたいところだが、その性能は貴重なコアをボイドに送ってネクサスのレベルを下げるというなんともいいがたいもの。

それでも超皇帝ジーク・ペンタン・ノヴァの召喚時効果の発揮のために必要なスピリットなのだが、
前述の「皇子ペンタン」の登場でいよいよパッとしなくなってしまった。

女帝ペンプレス

ペンタンの女王。アンプルールを追放して王位についたらしい。
自身がペンタンではないため各種サポートは受けづらいが、効果は手札のペンタン全てをコスト3として扱う強力なもの。
聖騎士やヤマトといった大型フィニッシャーや軽減が少ない[ペンタン祭り]ラクェルのコストを大幅に低減しての召喚が狙える。
効果による踏み倒しではなく、あくまでも正規召喚のサポートなので踏み倒しメタにも強い強力な1枚。
煌臨編第4章ではリバイバル版が登場。効果によってついに自身もペンタンとなり、更にコスト変更は手札だけならずトラッシュにまで拡張された。

アドペンタン&チャール

冒険家のペンタンと美少女天使のコンビで描かれており、系統も歌鳥と天霊となっている。
後に「冒険家アドペンタン」、「冒険天使チャール」として個別にカード化され、
さらにチャールは「戦国姫 茶亜留(チャール)」としてリメイクもなされた。かわいい。
登場した時代が違うので別人と思われるが、茶亜留になってもペンタンとは相棒同士らしい。
なおチャールのイラスト担当もぽぽるちゃ氏。バトスピ第2弾から数年の間怪しいペンギンやら変な妖精ばかり描いていた氏だが、
これ以降黄の女性スピリットも多く担当するようになった。

ペンタンブレイヴ

その名の通り、ペンタンのブレイヴ。ペンタン専用というわけでもなく合体範囲は広い。
合体中は破壊されても他のスピリットを疲労させて場に残れる、しぶとく立ち回れるブレイヴ。
イラストはペンタンの形状のブリキ人形で、どうやって合体するのかはイマイチ不明。
フレーバーテキストでは「アーちゃん!あれ何っ?」と驚く人物の台詞が載っている。恐らくチャールの台詞。

きぐるみペンタン

その名の通り、ペンタンのきぐるみ。
こちらもブレイヴであり、合体すると詩姫のチーム【シャイニーハーツ】【アブソリューツ】として扱える。
また、合体中は[ペンタン大好き]ラクェルの効果でBPを上昇することも出来る。
「みんな~ペンタンだヨ~~」と嘯く中の人の正体は謎だったが、後に登場したマジックカード「コスチュームチェンジ」にて、
正体が歌姫エンジュであることが判明した。
(当初はペンタンフリークのラクェルと噂されていた。そもそもきぐるみなのでいつもエンジュが入っているとも限らないが)

超皇帝ジークペンタン・ノヴァ

お願い!この世界を、あたしたちを、ジャマしないで!

超神星龍ジークヴルム・ノヴァのパロディカード。裏Xレア。
ダブルシンボルを持ち、名称「アンプルール」で転召することで手札とトラッシュのペンタンを好きなだけ踏み倒せる、
聖騎士登場前のペンタンにおけるフィニッシャー。
皇子ペンタンで踏み倒してそのまま転召、トラッシュのペンタンを展開して殴るのが基本。

プレミアムBOXではリバイバル版が登場。
ペンタンに対する《煌臨》で大幅に出しやすくなり、踏み倒し対象にペンタンを含むブレイヴが追加された。
アタック時効果は元の回復からペンタン全体へのアンブロッカブル付与に変化している。

フレーバーテキストは元祖ノヴァのパロディ。
背景ストーリーを考えると意味合い的にはトリックスターあたりが邪魔なペンノヴァを怒鳴りつけているものと思われる。

歌鳥の覇王ジーク・ヤマト・ペンタン

一撃でケーキの壁に穴を開けた!あれがペンタンの総大将か!

龍の覇王ジーク・ヤマト・フリードのパロディカード。裏Xレア。
相手スピリットの攻撃を止めて自身を召喚するバースト効果を持ち、緊急時に役立つ。
さらにLv2からはLv2以下のスピリットに自分のペンタンがブロックされなくなる
(厳密にはブロックしなかったものとして扱う)効果を持ち、
ジーク・ペンタン・ノヴァや聖騎士ペンタンといったエースのアタックを押し通せる。
ペンタンにおける攻めの要となる1枚。

これもプレミアムBOXでリバイバルが登場。
バーストがSバーストになり、アタック制限から同じ範囲の破壊効果に変化。パロディ元のヤマトと同じである。
更にアルティメットも対象に含むが、破壊耐性も増えているので一概に元のヤマペンの上位互換とも言い難い。
もう1つの効果は指定アタックに変化。こちらもヤマペンよりはヤマトに近い。

フレーバーテキストは元祖ヤマトのパロディ。
発言しているのは竜騎士マナカ/覇王ケイ(Battle Spirits)だろうか。
元のヤマトが軍列だったのに、こちらはケーキの壁というのがなんともシュール。

シャイニング・ペンタン・オーバーレイ

ステージをかけた戦いがなんだかわからないことに。「兄さん、助けてー!」

龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイのパロディカード。裏Xレア。
ペンタン全てをダブルブレイヴ化し、BPを大幅に上昇させる。
ペンタンにブレイヴをあまり投入できないのが難点だが、BP上昇は強力。

例によってこれもプレミアムBOXでリバイバルが登場。
ダブルブレイヴが自身のみ、かつ異魔神とそれ以外のブレイヴと指定される形になった。
歌鳥ブレイヴを踏み倒すことで回復、アタック時に中型の除去とこのスピリット自身で戦うような設計に生まれ変わっている。

フレーバーテキストは元祖オバレのパロディだが、元が『極限の戦いが光を超えた輝きを生み出す。
「剣よ、我に力を!」』というカッコイイものなだけになんとも気が抜ける。
シチュエーション的にはUバトルでの詩姫ストーリーにおけるライブステージでの調査員アーシアの台詞だろうか。
おそらく後述の歌姫ラクェルがペンタン達を呼んでしまい、大変なことになっている一幕(聖騎士ペンタンのフレーバーテキストでそれらしき台詞が……)

天魔王ペンタン-ゴッド・ゼクスノ型-

「この六ペンに仇す者は、焼肉定食、全て食すべし!!」

天魔王ゴッド・ゼクスのパロディ。
相手のスピリット/マジックの効果を受けないゴッド・ゼクス譲りの耐性やペンタン全てへの除去の付与など、パロ元のイメージがわかりやすい。
目玉効果は【六天連鎖】ならぬ【六ペン連鎖】
ペンタン6枚を並べることでシンボルを6つに増やしてしまう。
相手が初期ライフ+封印で6になっていても一撃で削りきれるが、ペンタン6枚を並べるのは至難の業。

フレーバーテキストは初代ゴッド・ゼクスのパロディ。仇なす者に焼肉定食をおごってくれるかのようなよくわからないテキスト。
ちなみにペンタンが人語を話しているカードはこれが初である。いいのかいろんな意味で。

歌酉の神皇ゲイル・ペンタン

「ペンタン・レーシングチーム」の騒々しき抹茶の不死鳥。

酉の十二神皇ゲイル・フェニックスのパロディ。
ペンタン唯一の《封印》を持つ。
ラクェルの耐性を捨てることになるが、封印時効果はデッキをペンタンカードで統一すれば無限アタックがノーコストで可能。

フレーバーテキストはゲイル・フェニックスのパロディ。レーシングペンタンと同じチームの所属であるらしい。
それにしても抹茶って……。

煌皇帝シン・ジークペンタン

ペンタン皇よ、道を開けてくれ!!前が見えないから!!

煌龍皇シン・ジークフリードのパロディ。フレーバーテキストは背景世界主人公のアレックスの台詞か。
《煌臨》を持つペンタン。
これ自体は珍しくないが、ソウルコアの回収効果やペンタンの踏み倒しを持つため展開補助にうってつけ。

ペンタン魔神

異魔神ブレイヴのペンタン版。
黄のコスト4シンボル異魔神ということでその時点で優秀。
ペンタンサポートで踏み倒しやすい点も優秀だが、それ以外の黄でも第1ターンから召喚してシンボルを稼げる。

歌鳥銃ペンタンブラスター

ペンタンを犠牲に撃ちだされる弾丸はそれなりの威力だ。

ペンタン型のガンブレイヴ。
【装填】で煌臨につなげてダブルシンボル以上でアタックできる。
ペンタンを疲労させることで相手スピリットを無差別除外でき、厄介な大型スピリットや放置したくないブロッカーを処理できる。

フレーバーテキストには物騒なことが書いてあるものの、あくまでも疲労させているだけと思われる。多分。

聖騎士(パラディン)ペンタン

プレイヤーからはパラペンと呼ばれる。
コストはバトスピ最大の12、BPは12000~20000、アルティメットがいればBP30000まで上がり、更にダブルシンボルの超大型ペンタン。
軽減が6あるとはいえコスト12スピリットは通常通り召喚してもそのターンほとんど動けなくなってしまう。
しかし、踏み倒しとコスト変化が得意なペンタンでは皇子ペンタンや女帝ペンプレスから簡単に召喚できる。
アルティメットや烈火伝・十二神皇編でBPはかなりインフレをしたのだが、
それでも下級~中級スピリットの感覚でポンと出てくるBP30000を突破は容易ではない。

さらに相手のUトリガーやデッキ破壊で破棄された瞬間にノーコスト召喚され、自身が場にいる限り相手のデッキ破壊を封じる効果も持つ。
青の得意なコスト破壊や突進ではコスト12、BP30000もの数値を誇る聖騎士の除去は難しい。
バウンス手段でも入れていないかぎり、こいつが出てきた瞬間にダゴンだろうがオライオンだろうがデッキ破壊は勝算がなくなる。

これまで「展開手段は多いが出てくるペンタンがしょぼい」「切り札のジーク・ペンタン・ノヴァは爆発力はあるが単騎としての強さは他に比べて微妙」
「ジーク・ヤマト・ペンタンは通すべきアタッカーがいない」という評価だったペンタンについに降臨した絶対的エースである。

喜劇王ペンタン

数あるペンタンの中でも最高レアリティと思われるペンタン。
WEB通販限定の「バトスピ大好き声優の生放送!」カードセットにのみ収録されており、今では中古で買う以外に入手手段がない
(高額というよりも、出回っていないため店頭でろくに見つからない)
召喚時に敵味方問わずフィールドの全てのスピリットをペンタンとして扱い、お互いのペンタンが破壊されると手札に戻すというユニークな効果を持つ。
召喚ターンに破壊された相手スピリットを手札に戻して破壊時効果の発揮を妨害する、
こちらのペンタンを手札に戻して再召喚する、女帝ペンプレスなどの非ペンタンを[ペンタン祭り]ラクェルの対象に加えるなど便利だが、
こちらの破壊時効果を妨害することもあるため事前に使い方を勉強する必要もある。

WEBラジオ「バトスピ大好き声優の生放送!」視聴者投稿イラストを元にしている為、
イラスト担当がぽぽるちゃ氏ではない数少ないペンタンスピリット。名前の通り喜劇王チャップリンのような姿をしている。
流石にアニメへの登場は絶望的……と思われていたが、「最強銀河究極ゼロ」後期OPにてペンタン軍団の中にこっそり登場。
プロのイラストレーターではない、一般視聴者の描いたイラストがアニメに登場という快挙を果たした。

プレミアムBOXにはぽぽるちゃ氏が描き下ろす形で再録されている。

アルティメット・アンプルール

アルティメット化したアンプルール。
トリガーヒット時にトリガーで落としたカードの枚数分、手札からペンタンを踏み倒せる。
進化前のアンプルールに比べてかなり使いやすくなった1枚で、聖騎士ペンタンのBPアップ条件として採用しても良い。
(ただし、既存のペンタン/アンプルール/歌鳥サポートは受けられないので、
アルティメット・カグヤなどの扱いやすいアルティメットを投入した方が回しやすいことも)

アルティメット・ベルペンタン

最強ジャンプ連載のコミック「SDバトスピ」に登場したアルティメット。
ヒットしたカードのコストによって効果が変わる特殊なUトリガーを持つ。
イラストレーターはSDバトスピ作者のたかのあつのり氏で、
喜劇王とともに珍しい非ぽぽるちゃペンタン(スピリットではなくアルティメットだが)

歌姫ラクェル

「ただのアイドルじゃなく、いつか本物のアーティストとして認めてもらえるように、歌います、魂を込めて」

系統:詩姫
アルティメットバトルにおける詩姫の主人公ポジションだったアーシアのライバル。かわいい。
アタック時に相手スピリットのBPを下げて弱体化させ、0になった場合にトラッシュの詩姫、調査員、漂精をノーコスト召喚する。
ペンタンだけでなくこれらの系統を利用するデッキでは強力なサポートカード
(もっとも調査員・ペンタンはこの子に頼らずとも展開が得意なので、詩姫や非ペンタンの漂精が主戦場となる)

ペンタンを「ペンちゃん」と呼んで溺愛するペンタン大好き娘で、後述するバリエーション2種はペンタンのサポートに特化している。
一度アルティメットとなっているが、後に再登場した際にはスピリットに戻っていた。好きに変われるのだろうか?
(なお、この形態「[アルティメットスタイル]ラクェル」はペンタンではなく詩姫の専用サポート)
イラスト担当はペンタンやチャールと同じくぽぽるちゃ氏。よって前述の「ペンタンは全部ぽぽるちゃ」ルールは守っている。

「究極の私を魅せてあげる!覚悟しなさい、アーシア!」

[ペンタン大好き]ラクェル

うふふっ、ペンちゃんで充電中~。

私服姿のラクェル。その名の通り大好きなペンタンのぬいぐるみに囲まれた幸せそうな姿を見せている。かわいい。
コスト2の小型スピリットで、召喚時に手札からコスト4以下のペンタンを踏み倒せる。

コスト4の皇子ペンタンを召喚、続いてその召喚時で先攻1ターン目から聖騎士ペンタンや後述の[ペンタン祭り]ラクェルを召喚できる。
場に女帝ペンプレスLv2がいると自分もコスト3になってしまうが、そのまま王子を挟まずに直接聖騎士を召喚することも可能。
ペンタンのドローエンジンである魔法剣士ケープペンタンとも相性がよく、
魔法剣士そのものを踏み倒したり、魔法剣士のドロー効果を誘発させたりと展開を次々に行える。

スリーブ化もされており、彼女のファンなら是非ゲットしておきたい。え?もう売ってない?

[ペンタン祭り]ラクェル

今日は、アーシアはお休みだけど、私とぺんちゃんたちが、忘れられない日にしてあげるから!

ステージでペンタンたちと踊る和服のラクェル。かわいい。
烈火伝シリーズではバトスピのマスコットポジションは妖戒が務めており、
なんとペンタンのカードはまる1年登場しなかった。妖戒のせいなのねそうなのね。
しかし「ディーバブースター【戦乱魂歌】」にてこの新たなラクェルがペンタンサポートとして登場。
烈火伝シリーズでプッシュされていた「ソウルコア」を使うペンタンとして唯一無二の存在となっている。

召喚コスト6で軽減2と重く、ペンプレスや皇子といったペンタンの召喚サポートを駆使して召喚するのが基本。
系統は歌鳥・漂精ではないので、名称「ペンタン」サポートを使用して召喚すると良い。
召喚時にペンタン全てにコアを置くコアブースト能力で、ペンタンの弱点であったコア不足を解決できる画期的な1枚。
さらにソウルコアを乗せることでペンタン全てを効果破壊から保護するため、場持ちも良くなるペンタンの守りの要。

ペンタンBOX版ではラクェル自身は背景の奥に写っており、ペンタンの方が目立っているというイラストで再録。

アニメのペンタン

第2作「少年激覇ダン」でゲストキャラ「田中コタロー」少年が使用したのがアニメ初登場。
ペンタン帝国の野望」という恐るべきサブタイトルのとおり、
コタローはペンタン帝国の皇帝として、負けたバトラーをペンタン帝国に加えて世界制覇を目論んでいた。
しかしコタローの強さはいわゆるビギナーズラックによるもので、デビュー戦を果たしたズングリーのさらなるビギナーズラックに敗北、
ペンタン帝国は解散と相成った。

第4作「覇王」ではレギュラーキャラのミカ姐こと如月ミカ……によく似た謎のバトスピ仙人が使用。
「ペンタンデッキで勝率30%を目指す」という後ろ向きな目標で主人公ハジメを怒らせていたが、
実際当時のペンタンは勝率30%も出せれば大したものだった。

第6作「最強銀河究極ゼロ」では主にライラが使用。騎士ペンタンをキースピリットにしていた。
なお、ライラのバトルフォームは初代ペンタンがモチーフで、ミニシルクハットが大変可愛らしい。
おかしらこと明の明星のエリスもかつてはペンタンデッキでバトルデビューしており、思い入れが深いとのこと。

フレーバーテキストのペンタン

放浪者ロロ編では黄の世界の王様としてアンプルールが、その配下としてペンタンが登場。
見た目は可愛いがどこか抜けており、さらに全体的に調子がいい性格から、トリックスター達からはバカにされている。
キーアイテムであった7つの鍵の一つをアンプルールが所持していると目されていたが、
実はその鍵は威厳を保つために作った偽物であり、さらに鍵を奪われそうになった際の醜態からロロとトリスタからの評価は地に落ちた模様。

次に本格的にストーリーに絡むのは覇王編。
主人公マナカの休憩中に光楯の国のショーグンペンタンの一派が彼を裏切り、片腕を失う重症を負わせる。
その後光楯を制圧したケイが裏切者をどうしたかは語られていないが、
敵対者の一味を一人残さず釜茹でにするケイなので、相当酷い目に合わせたことは想像に難くない。
なおペンタン全てが裏切ったわけでもなく、傷を癒やしている当時のマナカと遊んでいたペンタンもいた模様。

他にも星座編、剣刃編、アルティメットバトル編でも継続して登場しておりだいたい出てきては(チャールとラクェル以外の)登場人物にバカにされていたが、
烈火伝では前述のとおり終盤まで一切登場しなかった。
烈火伝最終弾である第4章のネクサスカード「トータルソングマウンテン(和歌山がモチーフ)」にて歌人のペンタンが登場していたが、
ペンタンとしてのカード化はされず、[ペンタン祭り]ラクェルのみが第7期でカード化されたペンタンとなった。

追記・修正はペンタンデッキで全国制覇を目指しながらお願いします。

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最終更新:2023年02月13日 18:18