堀田院長(逆転裁判)

登録日:2016/05/21 (土) 10:19:18
更新日:2024/02/26 Mon 04:52:05
所要時間:約 5 分で読めるんですわ。ん





ホッタ「ん。院長の堀田(ほった)ですわ。ほっほっ。


逆転裁判シリーズ』の登場人物。


外科一般を主にやっている「堀田クリニック」の院長をやっとりますわ。一応おじいさんって言われるような年だけどね、年齢は秘密ですわ。ん。
院長の証である白衣を羽織ってるけどね、その下は腹巻と股引で、聴診器も常に首からぶら下げているわけよ。
ピンクのモヒカンにすきっ歯が特徴ですわ。「ハゲ」だの「歯抜け」だの何だの言われるけど、身体はいたって健康そのものなんですわ。ん。
性格も落ち着きがなく、常に身体のどこかをポリポリ掻いてんだな。台詞の合間に「ん。」をつけて話すのが癖なのよ。ん。
どこからどう見ても不審者であり、常識的に考えてもこんな院長はいるはずないんですわ。でもね、個性的なキャラが数多く登場する逆転シリーズだ、細かいことは気にしないの。ん。

ワシね、院長なだけあって医院の内情や入院患者に詳しいのよ。
特に入院してきた若い女の子ちゃんがタイプだったらね、弁護士くんも顔負けの行動力を発揮し独自で経歴などの調査を行うのよ。ついたあだ名は「堀田クリニックのナマ字引」。「生き字引」じゃないのかって?キビシーな、もう。キビシー。
人が考えている事を見抜くのが得意(?)で、弁護士くんが医院奥の扉を気にしていた時に「あれはレントゲン室だよ」と教えてやったこともあったね(ま、彼の視線で分かったのかもしれんけど)。
医者としての腕も優れており、狩魔冥ちゃんが殺し屋に狙撃されて担ぎ込まれた時にはワシ自ら執刀を行い、弾丸の摘出手術を見事成功させてるワケよ。この事に関しては冥ちゃんの連れのからも感謝されたんですわ。
このように、見た目は不審者ながらも優れた名医であり、ワシがいなかったら弁護士くんの法廷での数々の逆転劇もきっと生まれなかった事だろうね。ん。」←?





ナルホド「‥‥ちょっと、勝手な事ばかり言わないでくださいよ!」

ホッタ 「いや。スマン。ん。ゴメン。ん
     おわびに、とっときのジョーホーをやるから。ジョーホー。」

ナルホド「なんですか?」

ホッタ 「ん。じつはワシ、
     ‥‥院長じゃないんだコレが。」

ナルホド「知ってますよそんなこと!」

ホッタ 「え!な、なんで!」

ナルホド「(カンゼンにナメられてる!)」





以下ネタバレ?









お察しのとおり、実は院長と言うのは真っ赤なで、本当は堀田クリニックに長期入院している謎の多い入院患者。
当然「堀田」という名前も嘘であるが、本名は恐ろしい事に今のところ一切不明。
一応言っておくが、前述にある「医者としての~」あたりのくだりは、(御剣から感謝された事以外は)全て嘘っぱちなので信用しないように。
院長から無断で借りた白衣を纏って院長に成り済まし、聴診器片手に院内を徘徊している。
一応入院患者という事になっているが、病気を患っているようには全然見えない。
真相解明マニュアルによれば、実は健康そのものであるらしいが、「ここにいるといろんな姉ちゃんに会えるから」という理由でずっと医院に留まっている。入院費はどうしてるのか‥‥
趣味は患者ウォッチング。前述のとおり若い女の子の患者について知らない事はなく、気に入った患者から記念になるものをこっそり失敬し、お宝として大切に保管していたりする。
彼に女の子の人物ファイルをつきつけると色々な反応が見られるが、女の子の好みにはかなりうるさい。
ただ若ければいいってものでもないらしく、綾里真宵の写真をつきつけた時には何かを見て「きっと時間がなんとかしてくれる」とよく分からない事を言っていた。その反面彼女よりかなり年下の春美の写真を見た時は舌なめずりをしてかなり興味を示していたが。


初登場は『逆転裁判2』の第2話「再会、そして逆転」。
事件の調査で堀田クリニックにやってきた成歩堂に、とある証人の情報をあれこれ教えた。
成歩堂はこの時に不覚にも彼が院長だと信じかけたが、すぐに本物の看護師が現れた事で彼が偽院長だと気づく。
だがこの時に相手してくれそうな人が彼くらいしかいなかったため、仕方なく成歩堂は彼から情報を収集する羽目となってしまった。そのおかげで重要な証言と証拠を得る事ができたのだが。

次に登場したのは第4話の「さらば、逆転」。
医院に担ぎ込まれた冥を一目見て気に入り、お近づきになろうと彼女に忍び寄ったところ、すぐさま彼女に思い切り鞭でしばかれたらしい。
だが恐ろしい事にこの時の鞭の痛さに快感を覚えたらしく、後で彼女のの餌食になっても「もう。キビシー。冥ちゃんたら。でも、そこがイイ」と全く懲りてなかった。
ちなみにこの事件で彼と知り合った御剣は、彼が偽院長だと気づかないまま、冥の手術に関して御礼を言っていた。


逆転裁判4』の第2話「逆転連鎖の街角」では「引田クリニック」の入院患者として登場。
ここでは「引田院長」を自称しており、相も変わらず女の子の患者の尻を追っかけまわしている。
この事件で今度は王泥喜法介と出会っているが、今作では素性を明かさず終いとなっているので、王泥喜も御剣と同様に彼が本物の院長だと思い込んでいる可能性が高い。
人物ファイルには「見た感じは不審だが、これでも成歩堂さんの担当医らしい。」と書かれている。


逆転裁判5』の特別編「逆転の帰還」では名前のみ登場。
直接会ったのが操作キャラである成歩堂ではなく王泥喜なので彼本人なのかは不明だが、若い女性で引田クリニックに通っていたある人物のことを色々教えてくれていたので彼である可能性は高い。


漫画版『逆転裁判』では第4話「逆転の預言書」に登場。
しかし堀田クリニックのシーンで一瞬だけ登場するのみであり台詞はない。

テーマ曲は「エキセントリック」。他にはベンこと木住勉、バグダス社長小池ケイコなど、いわゆる「変な人」枠のキャラが登場する時に使用される。

尚これは余談になるが、彼が入院している「堀田クリニック」or「引田クリニック」は作中で度々登場しており、成歩堂などの主要人物もよくここを利用している。
また明治時代の話を描いた『大逆転裁判』には「堀田診療所」という名前の医院が登場。
堀田クリニックとの関連は不明だが、名前からしてクリニックの前身である事はほぼ間違いないだろう。

アニメでは14話~17話に登場するものかと思われたが、前述の情報提供をフリーカメラマンが行ってしまっているため、
クリニックごと出番がなくなってしまった。

名前の由来は「ぼったくり」から。堀田クリニック→ほったクリ/ニック→ぼったくり、ということらしい。
4の引田クリニックも同様に「ひったくり」が由来。
こう書くとなんだかとっても悪質な感じだが、上述の通り彼はただの嘘つきエロジジイであり、両クリニックの方もごく普通の病院である。


追記・修正は、アニヲタwikiのナマ字引になってからお願いします。ん。

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最終更新:2024年02月26日 04:52