大和アレクサンダー

登録日:2016/02/24 Wed 05:00:00
更新日:2023/10/07 Sat 01:02:17
所要時間:約 3 分で読めます








ストリート系の地位をどこまで落とせば気が済むんだ!





大和アレクサンダーとは、KING OF PRISM by PrettyRhythm(キンプリ)とその続編KING OF PRISM -PRIDE the HERO-(キンプラ)に登場する、プリズムショーの破壊大帝者、暴君である。




※この先作品ネタバレ注意。先にキンプリとキンプラを観てください


【プロフィール】

CV:武内駿輔
誕生日:6月6日
血液型:B型
身長:190cm
出身地:神奈川県横須賀市
属性:サンダー系


【概要】

法月仁が立ち上げた、作中における敵組織「シュワルツローズ」に所属するプリズムスタァ。作中描写を見るに最高階級の「プリミア」に所属しているものだと思われる。
その目的はプリミアになると貰える「お小遣い(という名の相当な額の報酬)」であり、プリズムショーの発展などには微塵も興味がないらしい。
(シュワルツローズは最高階級の一つ下「ツヴァイテ」までは月謝30万、プレミアは無料な上報酬付きという徹底した実力主義が敷かれている)
スタッフの言によれば主宰の法月仁とは互いに嫌いあっており、利用しあっているだけの関係だという。


ストリートのカリスマと呼ばれながらエーデルローズに所属し、Over The Rainbowで充実したプリズムカツドウをしている仁科カヅキを忌み嫌っており、
高架下で後輩のタイガと言い争っていたカヅキの前に乱入した際には「アイドル気取りで女に媚びてチャラチャラしやがって」「二度とステージに上がれないようバラバラにしてやる」
などのアイマスPとは思えない暴言で挑発。(ただしストリート系としてヌルくなっていた事はカヅキも薄々自覚していた)
なんとか自分を抑えオバレの2人に迷惑をかけないために撤退しようとしたカヅキに向かい「逃げるのか?」と嘲笑したことでカヅキはついにブチ切れ。
二人は十王院財閥の開発した新商品「プリズムウォッチ2」を使った、野外プリズムショーバトルによって雌雄を決することになった……。


【使用技】

  • ヘッドスピンリビテーション
「あの時大和アレクサンダーの体は浮いていたんだ!」
カヅキの得意技「ウインドミルレビテーション」をも超える大技。空中に浮きながらブレイクダンスを決める。

  • バーニングスプラッシュ
スプラッシュ系の基本ジャンプ。前述のヘッドスピンリビテーションから繋いだこともありカヅキとの同技対決を僅差で制す。

  • 鋼鉄の6Pack-Core Wonder!
アレクの鍛え抜かれた腹筋を最大限に使用した技。加熱からの急速冷却(劇中での赤→青への発光の変化)によって腹筋を鋼鉄の硬度へと変える。
カヅキが繰り出したバーニングソードブレイカーを軽々と跳ね返した。監督曰く「現時点で最強に近いプリズムジャンプ」とのこと。
聞き取りづらいが「Wonder!」まで含めて技名のようである。元ネタはおそらく腹筋マシーンの「ワンダーコア」から。

  • ローリングサンダーストーム
「Go To Hell!!」
五郎丸ポーズからカヅキにトドメを刺すために繰り出した必殺技。紫色の龍を召喚しその頭に乗って突撃する。
この時点でカヅキは満身創痍状態であり、勝負はついたかと思われたが……


【楽曲】

  • EZ DO DANCE-K.O.P.Remix-
仁科カヅキ vs. 大和アレクサンダー名義のデュエット曲。二人の対決(と別の場所とが交互に映される場面)中で流れる。アルバムにも収録。
ただでさえ渋い声に定評のある武内君が歳相応の役として歌い上げたその声はまさに「美声」そのもの。
オーディションの際にはプリリズRLの代表曲「Pride」をアカペラで歌ったテープを提出し監督を唸らせた。
そちらも聴いてみたい? なら収録されたCDが発売されるようキンプリを観てください
ちなみに原曲であるtrf版が発表された年には武内君はまだ生まれていなかった。


【キンプラでの活躍】

冒頭、体を吊るしての腹筋をしながら登場。
前作の回想を新規カットを交えてしつつ、「仁科カヅキ、絶対に許さねぇ!」と激しい怒りを見せるのだった。

中盤、カヅキからの「プリズムキングカップで会おうぜ!」というメッセージカードを受け取り、憎々しげな表情で握りつぶす。


そして後半、プリズムキングカップへ満を持して出場。
荒々しく攻撃的なコーデにどうやって浮きながらくっついているのかわからないフェザーファンネル的な帯を背中に4基装着。
ショーの開始直前に軟弱なプリズムショーを終わらせると宣言し、前作より更に攻撃的かつ武内君のソロとなったEZ DO DANCEでプリズムショーを開始するのだった。

最初こそ美声と相まって普通のプリズムショーで魅了していたものの、ヘッドスピンリビテーションを繰り出した辺りからショーは一変。
空中へと飛び上がったアレクは6体に分裂し、腹筋から紫色の爆弾を放ってプリズムキングカップ会場を爆撃した。
更に空中でエヴァ量産機のごとく輪になり、会場を「アンゴルモアの牢獄」で破壊しつくす。プリズムショーとは
「会場の観客がどうなってもいいのか」とカヅキを挑発するものの、そこに飛び出してきたのはカヅキではなくエーデルローズのタイガ。
そのままタイガとのバトルモードに突入するが、対カヅキ戦だけを想定していたためかタイガに対しては防戦一方になってしまう。
それでも最後はローリングサンダーストームでタイガに突撃し、バトルは……。
結局会場への破壊行為でアレクは失格、タイガもまたアレクのショーを妨害したということで失格になってしまう。


プリズムキングカップを滅茶苦茶にしたことに対して全く悪びれない態度を見せていたものの、その後カヅキの活躍によって会場が建て直されたのには流石に狼狽する。
更にカヅキが失格になってしまったことにも「What!?」と流暢な英語で抗議の意思を見せるも、その後のカヅキの爽やかな
「ストリート系は数値じゃ図れない、そうだろアレク?」という言葉に完全に敗北を認めるのだった。


エンドロールでは己を更に鍛えるべく、カヅキが修行した地へと足を運ぶアレクの姿があった。


【余談】

声を演じた武内君は少し前にアイドルのプロデューサーを演じており、そのイメージを意識的にブチ壊す台詞の数々にファンは痺れた。


本来シュワルツローズの制服はベストを着用するのだが、アレクのベストはその鍛えぬいた筋肉によって「弾け飛んだ」ため、シャツしか着用していない。


作中のプリズムスタァ訓練マシーンは笑顔で踊り続けないと下の階級に落とされるシステムであり、「アレクもあの中では笑顔だったのか」とはよく指摘されるところ。
だがヘッドスピンリビテーションで浮き続けることによって笑顔をせずとも落下を回避していた可能性も否定できない。


4/1~3に行われたエイプリル上映では金に目がくらんでギャラのためにとんでもない姿を披露した


スタッフの言によればカヅキを忌み嫌っている一番の理由は「女に媚びているから」であり、ストリート系は女子供など目もくれないものだと考えているらしい。
つまりあんなイカつい身体をしていながらアレクは童t……おや誰かきたようだ


プリズムキングカップでは会場の観客を人質に取ったかのような発言をしたアレクだが、実は観客には一切被害が及んでいない。
これは最初のヘッドスピンリビテーションで上昇気流を発生させ、観客席へ被害が及ばないようにしたからとのこと。言葉からは見えないアレクの優しさが感じられる裏設定である。
また終盤でカヅキの発言に見せた表情は、脚本では「惚れた」と書いてあったとのこと。カヅキ先輩勇者だったからね、仕方ないね。


追記・修正は刃物を弾き返す腹筋を手に入れてからお願いします。

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最終更新:2023年10月07日 01:02