サルゲッチュ2

登録日:2015/03/17 (火) 13:42:00
更新日:2023/11/06 Mon 15:06:29
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サルゲッチュ2はソニー・コンピュータエンタテインメントから2002年に発売されたゲーム。

<あらすじ>
カケルの従兄弟、ヒカルはバカンスと洒落込んでいたハカセにモンキーパークのサルたちに、ピポサル2001で回収、洗濯しておいた“出来立てホヤホヤサル専用パンツ”を転送するように頼まれる…も、なぜだか転送装置は重量オーバーで故障してしまった。
それもそのはず、彼は誤ってパンツと同時に前作で問題を起こしたピポヘルまで転送してしまったからである。
そしてまずいことによりによって、あのスペクターにまでピポヘルが渡ってしまう。
このことに激怒したナツミに命じられ、責任を取らされる形でヒカルと相棒のピポッチは、ピポヘルを回収する為にサルゲッチュの旅に赴くのであった。

■概要
前作と同じく、アナログスティックをフル活用した操作性が特徴。
前作よりもさらにサルは増え、データ拡張アイテムであるウッキウッキーディスクで出現する激レアサルを含めると実に300匹にまでのぼる。
また、サルの名前にもパロディやネタがより豊富になった。

ボス相手にもタイムアタックを挑めるようになった。

  • ヒカル
CV:くまいもとこ
主人公にして今回の騒動の元凶である小学4年生。責任を取らされるカタチでサルを捕獲する事になってしまう。
やはり彼も素で2段ジャンプができたりする超人。

  • ピポッチ
CV:南央美
ヒカルの相棒である羽が生えたピポサルの赤ちゃん。鳴き声は「ウキ」ではなく「ピポ」。彼は最新型のピポヘルを被っており、他のサルと違って悪さはしない。
それどころかところどころでヒカルにヒントを与えたり、落下しかけた際、羽でホバリングでヒカルを支えたり、死亡時に一定確率でヒカルを蘇生させたりなど聡明な一面がうかがえる。

なお、シナリオ中盤で一旦行方不明になる。

  • ナツミ
CV:川上とも子
ハカセの孫娘で中学2年生。
今回の騒動に対応すべく、自分の部屋をトラベルステーションに改造した。

  • ハカセ
CV:八奈見乗児
ストーンヘッドさん。
序盤から中盤へと移るところでヒカルを合流する。

  • スペクター
CV:坂本千夏
ピポサルたちのリーダー。
今回からちょくちょくとドジを踏む面が見られるようになる。

バナナミンZというなんかマジスゴなバナナを食べてパワーアップを遂げたサル5匹組。
各面のボスを担当する。詳しくは項目を参照。

  • カケル
CV:瀧本富士子
前作の主人公。2周目のエンディングで登場する他、3周目でプレイアブルキャラとして使用可能になる。

  • ピポサル
世界中の色んな場所に飛ばされたサルたち。
やはりパンツの色で大体個性が分かる。

黄色…ノーマル…とはいっても、前作に比べると個体ごとの個性はより豊かになった。
能力もステージ、個体ごとにバラバラであり、前作でいうところの警戒心の強い白パンツにあたる個体もこの色に統合された模様。
捕獲に挑む前にあらかじめサルレーダーで能力をチェックしておいたほうが安全かもしれない。
レーザーガンは単発になった変わりに当たり判定が大きくなったので要注意。
実銃に例えるならベレッタM93RからS&W M29に変わった様なものといえばいいだろうか。

ちなみにアイアイコ、サルチナモンギス、チビサルコなど♀の個体が多いようだ。

水色…臆病な性格を強調してか、警戒心は前作より強まったが戦闘能力はやっぱてんでダメダメ。
ただ、予想外な場所に隠れてることもたびたびあるので、サルレーダーを上手に活用し、怪しいオブジェクトを見かけたらとにかくメカボーやマジックパンチで破壊してみよう。

青色…水色パンツと区別する為か、ゴーグルに青いスカーフ、そして生意気にも靴を着用している。(しかしサルバト~レやミリオンモンキーズではなぜか前作の顔に逆戻り)
相変わらず足が速く、ほとんどの個体がすばやさ5をマークしている。(すばやさ4程度なのはそれこそ序盤の個体くらいである。)警戒心も強めになっているのでダッシュフープを上手に活用し、一気に距離を詰めよう。

ちなみに、ウッキモンうきょうなど実在のレーサーや、モンリスサールルイズなど実在の陸上選手…と、スピードに絡むものをモチーフにしたサルが多い。

白色…ぐるぐるメガネを着用するようになった。爆弾を投げつけてきて、攻撃力は高いがメガネのせいなのか周りがよく見えてないので、前作とは打って変わって警戒心は非常に低くなった。(大体けいかい1)
うまく背後から忍び寄って見つかる前に捕まえる事さえできてしまえば、恐らく水色パンツ以上の雑魚かもしれない。
ただし、メカ好きで様々な乗り物を乗りこなす者もおり、そういう連中の場合その限りではない。

なお、サルエットサルン・ストーンモンローなど、どうもこの色も♀の個体が多いようだ。

黒色…今回は説明書どおりにマシンガンの狙いがメチャクチャになったが、それは攻撃範囲が広がったともいえ、他のサルと合流され弾幕を形成される事もあるのでやはり油断はできない。
警戒心は個体によってまちまちだが、相変わらず足はノロマである。

ビリーサルカポネドレウキなど実在したアウトローをモチーフにした個体がチラホラ見られる。

緑色…非常に目がよく警戒心が高い(たいがいけいかい5)ので、遠くからでもすぐに見つかってしまう。ミサイルはメカボーやダッシュフープで防御できるようになったり、(背負ったランチャーのせいで)足が非常に遅くなったり(多くの個体がすばやさ1)と弱体化が目立ち、初登場のステージも後半よりである。
製作陣も、ミサイルについては「前作はやりすぎた」と反省したのだろう。(※)
どこから回り込もうが、気付かれずに近づくのはほとんど不可能、つまり忍び寄りゲッチュは基本無理であり、コソコソと距離を詰めていくなんて無駄にそんな悠長な事してもすぐバレて遠くからミサイルで撃沈されるのがオチなので、小細工はやめて多少のダメージ覚悟で一気に突貫してしまったほうがかえって安全。
※もしその弱体化がなかったら、緑パンツがやたらわんさか出現する“サルテノンしんでん”や、全員、それも青パンツや水色パンツでさえミサイルを装備している最終ステージ“ムーンベース”がサルゲッチュ史上に残る屈指のトラウマスポットと化していたであろう。

赤色…今回はボクシンググローブを装着し、肉弾戦中心の戦法を取るようになった。が、持ち前の攻撃性の高さに加え、やはり足の速さと警戒心の強さを兼ね備えており、銃火器で武装している個体もしっかりいるので、やはり対峙する際は体力に余裕を持っておかないと危険。下手に近づくとやられるので、体力が少ない時は一旦逃げて、回復が出来次第、うまく攻撃をかわしつつ先手必勝でこっちから転ばせたほうが安全だろう。

ちなみにウッポジャイモンモンクタイモンなど、二次三次問わず兎に角腕っ節の強い人物を元ネタにしたサルが多い。

■ガチャボックス
道中あちらこちらに落ちているガチャチップを集めて、一回10ガチャチップで引くことができる。
中身はメカヨンクのボディだったりミニゲームだったり、パチンガーのマガジンだったり、いろんな資料や写真だったりとまあ色々ある。
その中の一つに本作のボツシナリオがあるのだが、その内容はかなりシリアスで重いものとなっている。

■ミニゲーム
  • ダンスでBON!
左右のアナログスティックを駆使したダンスゲーム。
ふつうにダンシングを全曲クリアしたら出現する、はげしくダンシングを全曲クリアすると、ガチャボックスの景品にピンクでBON!が出現するようになり、引き当てるとウッキーピンクでプレイする事が可能になる。

  • ドッジサッカー フットサル
恐らく 大 本 命 になるであろう、サルによる5vs5のミニサッカー。本編そっちのけでハマったプレイヤーが続出したとか。
ちなみにウッティサウールうきたヒデサルベルトクレピポなど、実在のサッカー選手を元にしたサルは特に能力が高く設定されている。
逆に言えば、本編では手強かったサルがフットサルでも強いとは限らないとも言える点にも注意。

  • 激ムズ!ウッキークライマー
アナログスティックとL1R1ボタンを駆使してバナナを集めるロープクライミングアクション。
その名に恥じぬ難易度と、操作性の癖の強さで、生半可な覚悟ではそうそうクリアできたものではない




追記・修正は300匹ゲッチュしてからお願いします。

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最終更新:2023年11月06日 15:06