北大路さくら

登録日:2015/03/01 Sun 05:30:00
更新日:2022/02/13 Sun 17:50:25
所要時間:約 5 分で読めます







北大路さくら「このさくらも、ようやく私自身の項目が立つ時が参りました」




北大路さくらとはアイカツ!に登場するアイドルの一人であり、他のアイドルたちとはやや……かなり異なったベクトルで
人気を博している女の子である。


【プロフィール】
CV:安野希世乃
学年:スターライト学園1年→3年
星座:牡羊座
誕生日:4/6
好きなブランド:オーロラファンタジー


【概要・および一期の活躍】
一期中盤から当時の主人公、星宮いちごの後輩キャラクターとして登場した。
実家は歌舞伎の家系であり、父も兄も有名な歌舞伎役者。歌舞伎&ピンク髪だけど別に商売敵のように男の娘ではない。
このような家庭環境で育ったためか、普段はおしとやかなお嬢様だが「北大路劇場」という奇癖(?)があり、感情が昂ぶるとスイッチが入るといきなり歌舞伎調でまくしたてる。
ちなみに、北大路家は全員こうなるらしい。実際兄も同じ癖(?)を持っている。
北大路家、穏やかじゃない。

その兄はシスコン過保護気味で最初はさくらがアイドルになることを反対したものの、さくらのステージを見て認めた。


幼い頃から歌舞伎とは全く縁遠い、グリーングラスの描くファンタジーな絵本を愛読しており
その繋がりでグリーングラスがトップデザイナーを務めるオーロラファンタジーの衣装を好んでいる。
歌舞伎の家で育ったコンプレックスから自分にはオーロラファンタジーの衣装は似合わないと思い込んでいたが
いちごたちの尽力で当のグリーングラスと対面。彼女達から直々にオーロラファンタジーのプレミアムドレスを受けとった。


当初はいちごの後輩という面が強調され、更に天性の才能を持つアイドルとプッシュされており、いちごたちのアイドルランキングを
脅かす存在になるものだと誰もが思っていた。

……が、一期中盤からストーリーは「ソレイユ」「トライスター」といったグループ活動メインにシフト。
その中で北大路さくらはおとめ主導の「ぽわぽわプリリン」というアイドルグループ余り物ユニットとか言わないようにの一員となり、話の中心になることはなくなってしまった。
ちなみにグループ名に関しては「絢爛花娘も捨てがたかったです…」とのこと。

しかしグループとしての相性は良かったようで、おとめの電p……ふわふわぶりやしおんの生真面目ぶりにも
すぐに順応し、結果としてスターライト学園のアイドル合同ユニット「スターアニス」の一員に目出度く選出されることとなった。

スターアニスの活動後はぽわプリの一員であるしおんの映画オーディションに参加。無駄に良い作画でのドS顔を披露した。

その後も他グループが(主にリーダーの唐突な離脱によって)解散の憂き目に遭う中ぽわプリの活動だけは続いているあたり、
おとめ・さくら・しおんの三人の相性と絆は本当に強かったようである。


【二期の活躍】
新アイドル学校ドリームアカデミーが登場する中、ぽわプリはぐだぐだ手前のゆるさが受けてじわじわ人気を伸ばして冠番組を持つまでに成長。
ぽわプリつながりでおとめとの絡みが多い。
おとめと一緒にドラマ『ちょこポップ探偵』オーディションにも参加。
おとめ探偵の助手役として、お菓子に釣られるおとめを引っ張ってサポートする。お母さんか。

しかしその後は同じくオーロラファンタジーを使う姫里マリアに星座ドレスを持っていかれるなどステージ上では(季節的にも)文字通り冬の時代が到来する。
しかし桜咲く季節は74話では中等部を卒業するいちご達を送る在校生代表を務め、スターライトクイーンおとめと共に卒業ステージを踊った。
ちなみにこの回のライブシーンは表情の演出が普段以上に細かい。必見。いちごのおしゃもじと先輩たちのアイカツを受け継ぐことを誓うのだった。

だが二期後半では「いちごの後輩」というポジションを新キャラにして次代の主人公「大空あかり」に奪われ
さらにもう一つの主軸となったパートナー推しの展開の中では他のメインメンバーがメインキャラ同士でタッグを組む中
1人だけルームメイトだったパンクこと三輪皐月とタッグを組むことになり、ストーリー展開的には微妙な扱いを受ける。
もっとも当初は趣味の違いもあってか会話ゼロだった2人がタッグを組み、歌舞伎とパンクという互いの個性を超☆融☆合!させた点は何気に良い話であり
ストーリーの点から見て露骨にハブられるような展開でさえなければ問題はなかったのだが・・・
そして人気投票上位八人で結成されるアイカツ8にも選ばれることは無く、あかりの様子をいちごに伝えるメッセンジャーや賑やかし程度の扱いに終始した。

結局2期を通じてみれば明確な主役回は与えられず、ステージ数も少なければソロは皆無と不遇と言っても差支えが無い扱いを受けることとなってしまった。
またどうでもいいことだがウクレレを持っていることが判明した。


【三期の活躍】
そんな二期の不遇さを挽回するかのように、新主人公となったあかりの先輩として堂々の登場を果たした。
しかし視聴者からは既に「空気キャラ」「不遇キャラ」の烙印を押されており
「どうせまたすぐ出番もなくなるだろうしライブもないんだろ」とファンたちですら絶望しきっていた。だが



北大路さくら「出落ちキャラではない」



京都からの交換留学生、藤原みやびがやってきたことにより事態は急変。和風を前面に押し出した彼女に対抗できる数少ない
スターライト学園側の和風アイドルとして急遽スポットライトが当たることとなった。
オーロラファンタジーに和風要素が見当たらないとか言ってはいけない

結果としてみやびが留学してきた1ヶ月間(作中でもリアルでも)は実質的に「みやびvsさくら編」と言うべき内容となり、
例によって謎のライブシーン省略を受けたりAパートに出てきながらBパート不在といった目に遭いながらも
みやびの前に立ちはだかる厚く高い壁、貫録のある先輩アイドルとして君臨。

そして121話、ついに両者の直接対決が行われた。
前哨戦となる薙刀での立ちあい稽古を経てライブで激突する二人。全身を自身と相性の良いコーデ「桜色花伝」
しかも最高レアリティで固めたガチ仕様のみやびに対し、あえて同じ土俵である桜色花伝の、ややレア度が落ちるコーデで受けて立つさくら。


二人による「薄紅デイトリッパー」の対決ライブが終わったあと、そこには勝者として立つ北大路さくらの姿があった。
このライブはCGの素晴らしさもさることながら、サビの北大路さくらのウィンクが最高のタイミング・最高の可愛さであり、
さくらママ……」「北大路さくらはやればできる子だと信じていました」と視聴者のハートを鷲掴みにした。
まさにアイカツ!のエースアイドルになった瞬間だと言えるだろう。


その後、時期を秋から春に移してスターライトクイーンカップが開催。
最高学年としての覚悟を胸にいつも以上に特訓に励む北大路さくらと、そんなさくらの胸にある大きな花を見抜き、激励する先代クイーンおとめ。
主人公のあかり達が珍しく一回戦敗退で終わる中さくらは順当に最終候補まで歩を進め、もう何話ぶりかもわからない単独ライブへ。
対決ライブの時以上に最高の笑顔を振りまくライブシーン、そしてユリカ様のような紳士歓喜の尻アピールもあり



北大路さくら「このさくらも、とうとうスターライトクイーンの座を手に入れて参りました。」



いちごやあおいといった先輩たち、そしてぽわぽわプリリンのメンバーなどから総出で祝福されながらも、嬉し涙は見せず笑顔でストーリーを締める
遅咲きながら大輪の花を咲かせた大和撫子の姿がそこにあった。



【劇場版】
3期前半の時系列にあたる劇場版にも参加。実に半年ぶりなるステージ姿にファンは涙したとかしなかったとか。
他の一期メンバー同様、大スター宮いちご祭りに挑むいちごを支援した。担当はパンフ製作。
終盤のステージでは一向に届かない新衣装を取りにエンジェリーマウンテンに向かったため後半はステージもなく、ドラマパートにも参加しなかった。
常にユリカにくっついているかえでや、ダイナミック納品を披露したユリカと比べるといささか目立っていなかった気がせんでもない。
しかし劇場パンフレットにはパンフレット担当の肩書故か、さくらが映画冒頭に使用したステージ衣装が付属されており、その点で埋め合わされていると言えるかも。



【北大路さくらの名言集】
「この北大路さくらも~~して参りました」
「よっ、ほしみ屋!」
「てぇへんだてぇへんだ」
「○○ではない」


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最終更新:2022年02月13日 17:50