ウルトラ怪女子(ドラマCD)

登録日:2014/12/23 (火) 18:50:37
更新日:2024/03/09 Sat 14:52:37
所要時間:約 6 分で読めます




何故かこの場所で実体を得た怪獣達は少女の姿になるのだった


円谷プロ公認の『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP』の企画の一つ。
ウルトラ怪獣擬人化図鑑『ウルトラ怪女子』に付属した同名のドラマCD。


昭和の作品を中心にウルトラシリーズの妙に濃いネタが織り込まれている。

マン、セブン、タロウを中心とした昭和ウルトラシリーズのBGMがアレンジされて使われており、
怪女子の登場シーン及び、その他の怪獣が話題にあげられる際には、それぞれの鳴き声や笑い声などが効果音として流されている。


【ストーリー】
平和なモンストリアに退屈するテンペラー星人とメフィラス星人は、
ウルトラ兄弟との戦いを求め、再び地球を侵略しようと手を組むのだった。
さらにツインテール、エレキングまでもが加わり、
ジェロニモンを利用した再生怪獣軍団による侵略計画を練り始める。
さらに、あの人物までが現れて。果たして地球の命運はどうなるのか。


【舞台】
  • モンストリア
人々の想像が実体を得る世界。人間の空想の影響を受け異変が発生し、
人間の想像力から生み出された怪獣達の魂がウルトラ兄弟に倒された後に辿り着く怪獣墓場の一つ。
しかし何故か、ここに辿り着いた怪獣は少女の姿で実体を得る。

寿司やネット回線なども存在しているらしい。


【登場怪獣(怪女子)】
姿形、性格こそ少女化しているものの、能力やサイズは元のままのようだ。

CV:新井里美
かつて、ウルトラ六兄弟を相手取った宇宙人。
メビウスゼロとの戦いの記憶も持ち合わせている。

口癖は「~だわよ」。
地球再侵略を思い付き、メフィラス星人を勧誘したが彼女に貶されたことで喧嘩腰になった。
メフィラスからの評価は「ウルトラの星を狙っていた癖に、六兄弟が地球に遊びに行ったら目標を変えた上に返り討ちにあった意味不明な奴」。
生前の計画の駄目な点を指摘され続け、
エンペラ星人との繋がりを誇示すれば、天ぷらの方が似てると貶され、
最終的にデザインの細部がバルタン星人に似てる点を触れられキレた。

宇宙人である為、自分たちに使役される怪獣を少し見下しているものの、
変態疑惑をかけられたエレキングを「自分もハサミを切り落とされた時興奮した」とフォロー?している。


CV:井上喜久子
かつてサトル少年に地球を要求した宇宙人。
初代メフィラスは倒されていないはずなのだが(作中でも「組手だけして帰った」と指摘されている)。
子供の心を奪えれば、その星を奪ったも同然という哲学を持っている。

テンペラーの計画に乗ろうとしたが、自分を持ち上げテンペラーを貶した為怒らせる結果となった。
初代の行動を指摘された際には余裕ぶっていたが、気にしていた「悪質宇宙人」の肩書きと、
二代目の体形と計画に触れられたことでぶち切れ、ペアハンド光線を喰らわせた。
不意打ちを責められると、あの迷台詞を吐いている。

復活怪獣を利用するアイデアには、何度も失敗している気がするとあまり乗り気ではなかった。


CV:八木あずさ
帰マンの足に噛み付いたりしたが、天敵のグドンに殺された怪獣。

捕食関係以外で争うのを愚かな行為と考えており、エレキングと共にテンペラーとメフィラスの喧嘩を止めに入った。
自分の名前が女の子の髪型に流用されたことをネットによって知っている。
古代怪獣だけあって、年代に拘りを持ちカンブリア紀生まれと間違われた時には熱烈に語り始めた。
ジュラ紀を更に細かい年代分けで解説し、自分の生まれた正確な年代を告げようとしたがテンペラーに遮られ未遂に終わった。
食べると海老の味がすることは怪女子達にも知られており、エレキングにエビちゃんと呼ばれた際には怒っている。
メフィラスが海老が食べたいと発言した際にはエレキングに心配された。

地球侵略計画にも初めは乗り気でなかったが、ピンチになると仲間が駆けつけるウルトラ兄弟に対抗する為に大勢で行こうと提案した。


CV:佐藤利奈
かつてピット星人に使役されセブンと戦った怪獣。

POPデザインの為、フィギュア化されたエレキングさんとは真逆の貧乳で他の怪女子に比べ幼い。
豊満ボディを意識させるホルスタイン柄(厳密には違う)なのに幼女体形であざといと他の怪女子から指摘されている。
本人も気にしているが魚ほどの大きさから急成長した過去から、すぐに大きくなると楽観的。
アイスラッガー切断された時のことを「ちょっと気持ちよかった」と発言した為、変態疑惑をかけられた。

計画にはあまり乗り気でなく、メフィラスとテンペラーを困った人と思っているが協力はする。


CV:清水彩香
死んだ怪獣を蘇らせる力を持った怪獣酋長。

口癖は「~うが」。
怪女子達が軍団を組もうと相談しているところを偶然通りかかり、能力を見込まれ勧誘された。
計画には乗り気ではないようでため息をついているが、協力はしている。


CV:藤原啓治
光の国で唯一悪の道に堕ちたウルトラマン。
一応はウルトラマンである為、モンストリアでも少女化していない。

100体の怪獣を率いてウルトラ兄弟を相手取ったことがある前任者として、怪女子達の計画に協力しようとした。
テンペラー以外には名前は覚えられていなかったが「悪の道に足を踏み外したダメトラマン」としては知られていた。
友好的に振舞っていたが「中途半端」、「おっさんに用はない」などとメタメタに貶され、
怪獣の癖に女の子になりやがって意味がわかんないじゃないか」と元も子もない発言をし、
軽く泣きながら、仲間外れにされたことをウルトラの母に言い付ける為に飛び去った。


そしてこの時は誰も、映像作品本編の陛下が初めて憑依した人間が女性になるとは思っていなかったのです。



【話題にあがった怪獣・宇宙人】
  • バルタン星人
ウルトラ怪獣の代表選手としてメフィラスが自分に並ぶと紹介した。

  • グドン
ツインテールの相方として名が挙がった。登場はしていないが少女化はしているようだ。
「まだ食べられたりしてるのか?」というテンペラーの質問に、ツインテールは「そんな恥ずかしいことを」と顔を赤らめている。

  • ピット星人
エレキングの昔の飼い主。エレキングからは今でも慕われている。
「自分の力では何も出来ない宇宙人」とエレキング以外には酷評されたが、
エレキングはセブンからウルトラアイを盗んだことを高く評価している。

女性に甘いことで有名なウルトラ戦士。
テンペラーからは綺麗な女性に化ければ一撃と過小評価されている。
エレキングからはとても強いと高評価。

女性に化けてセブンを騙した宇宙人その2。

再生怪獣を利用した前任者の一人。再生させた面子が微妙だったと指摘されている。
ベロクロンやサボテンダーを改造したのはヤプールだろうけど、
ボスのヤプールは誰に改造されたのだろうとエレキングが言ってはいけないことに触れてしまったため怪女子達の言葉が一瞬途絶え、全力で話題を流された。

微妙だった面子。

「悪くないのもいた」とフォローする為に名を挙げられたが、
肩書きが宇宙大怪獣から宇宙怪獣に下がっていた為、フォローにならなかった。

復活怪獣候補その1。
ウルトラ怪獣最強の評判を受け真っ先に提案されたが、人間に倒されていることでテンペラーに根性なしと却下された。

  • アントラー
バラージの青い石が無ければウルトラマンでも倒せなかった強さが好評だったが、
「しょせん虫」と言うツインテールの一言で却下された。海老も虫と対して変わらないのでは……。

スーパーロボットだとエレキングが提案したが、ゼットンと同じ理由で却下された。
なお、エレキングがキングジョーを推したのは『タロウ』の裏設定で
怪獣軍団がセブンを苦戦させたキングジョーの投入をペダン星に打診したところ、
「作るのに3年かかる」と言われて、代打としてエレキングを復活させたというエピソードがあるためと思われる。

アキちゃんを殺した卑怯者ということで却下された。……健は?

テンペラーが気が合いそうと提案したが、自称最強のお笑い宇宙人はテンペラーだけで充分だと却下された。
『はいたい七葉』とのコラボではテンペラーがヒッポリトカプセルを使用しているが、この後に知り合ったのだろうか

ちゃんと大怪獣として蘇らせればいいと提案されたが、ウルトラブレスレットで八つ裂きにされるのがオチと却下された。

ウルトラ五兄弟を苦戦させた強敵だが、スペースQ喰らって一撃だった為、却下された。


こうして危機は去ったかに思われた本項目だが、一人のwiki篭りの追記・編集により異変が生じようとしていた。

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最終更新:2024年03月09日 14:52