ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ

登録日:2014/11/18 (火) 0:45:12
更新日:2023/09/11 Mon 10:56:37
所要時間:約 8 分で読めます





甘さ(チョコラテ)はここに置いていけ
鬼になるのだ、ぼうや(ニーニョ)



#103 ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ
Dordone Alessandro Del Socaccio

[種族]破面(アランカル)
[階級]十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)No.103

 [帰刃]暴風男爵(ヒラルダ)
 [解号] 旋れ「暴風男爵」
 [虚の孔]不明
 [刻印]不明
 [CV]石井康嗣


漫画『BLEACH』の登場人物。

 概要


虚王宮(ラスノーチェス)」内で一護たちと交戦した破面の一人。愛称は「ドン・パニーニ*1」。
ラテン系の容貌を持つダンディなオッサンで、額に仮面の名残がある。一人称は「吾輩」。
なかなかにノリがいい人物で、初登場時一護ネルの前で盛大にズッコケ、
強烈な砂煙の中から「ヘイッ!」という掛け声と共にポーズを決め、二人を白けさせた。
やたらとスペイン語を多用する傾向がある(一護を「ニーニョ(坊や)」、ネルを「ベベ(お嬢ちゃん)」等)。

身長/体重は190cm/87kg、誕生日は8月28日。

そのギャグキャラとしか思えない挙動、他の破面たちと比べて数字の桁が多いことから、
「こいつ大したことねえんじゃねぇの?」と一護及び読者らに印象付けた。
が……






ママンに教わらなかったのかね

"ヒトを見かけで判断するな"とな ニーニョ






彼は崩玉により更なる力を得た十刃が生まれたことで、その階級を剥奪された「十刃落ち」の一人。
つまり元"十刃"であり、その実力は他の「数字持ち」の破面と比べても一線を画するものである。

崩玉が入手された時点で過去の十刃が用済みになることは、ドルドーニ自身も薄々予感はしていたが、
それでも「十刃」という高みにもう一度返り咲きたいと願い、手段を選ばず一護を倒そうとした。

冷酷非情な一面も持つことを一護に指摘されているが、それは一護に自分と全力で戦うように仕向けるための演技に過ぎず、
本気で戦うことを決めた一護に感謝し、正面からその意気を受けようとする武人の気質を持っている。


 能力


◇─ 帰刃「暴風男爵」(ヒラルダ)

解号は「旋れ(まわれ)~」

解放後は竜巻を模した脚鎧と、猛獣の角のように突き出た肩当を装備した状態になる。
脚部の鎧から放出される風を、己の蹴りに合わせて打ち出すことが出来る。
なんだか触手のように見えなくもない。


◇─ 虚閃(セロ)
解放後に使用。
両手の人指し指と小指を組み、その間から放つ。色は
が、ネルに飲まれて吐き返されてしまった。

◇─ 男爵蹴脚術・上段(バロン・プンタピエス・アルト)
解放前に使用。相手の攻撃を蹴りによって防ぐ。
上段・中段・下段で使い分けている模様。
何気に斬魄刀「暴風男爵」に近い名前の技でもある。

◇─ 単鳥嘴脚(エル・ウノ・ピコテアル)
解放後に使用。
鳥の嘴を模した竜巻を発生させ、相手にぶつける。

◇─ 双鳥脚(アベ・メジーソス)
解放後に使用。
両足から大量のに『単鳥嘴脚』を発生させ、一斉に叩き込む。




 活躍


【破面篇】
当初はとぼけていたものの、一護と交戦状態に入ると元十刃としての実力を遺憾なく発揮。
しかし当時の一護は十刃たちとの戦いに備えて力をセーブしており、ドルドーニも戦いの中でそれを見抜いた。
そして、非戦闘員であったネルに攻撃を仕掛け、一護に自分と全力で戦うように促した。

ドルドーニの望みを知った一護は、(恐らく卍解でも倒せていたものの)一瞬だけ虚化してドルドーニを撃破した。
決して弱くはなかった(隊長格に匹敵するだけの実力はあった)ものの、十刃落ちしてしまった通りに一線で活躍する程の実力は無かったと思われる。

その後ネルの涎にまみれて治療を受けるが、一護を追ってきた葬討部隊から彼を逃がすため、満身創痍の状態で交戦。
一護にその「甘さ」を捨てるように思いを託しながら戦死する。
死体はその後ザエルアポロによって回収され、研究材料の保管庫へ入れられた。


ちなみに当の一護はその後も全く「甘さ」を捨てていない。
そして彼の発言のせいもあって、悪い方向でピックアップされてしまった感がある。


 余談


登場当初はその濃いキャラから「ウザがられて十刃から外されたんじゃね?」とか一部で言われていたが、
後に アニメのおまけコーナーでそのネタに言及され まさかの公式ネタとなった(実際の所は不明)。

原作では「ナンバー103」と名乗っているが、アニメでは「センテシーモ・テルッセロ」とスペイン語で名乗っている。
一護からは「セロリの煮物?」とツッコまれた。














ようこそ、アニヲタ部隊諸君

新しい記事を追記・修正せよとのご命令です

誰のかね

申せません

ここを通りたいかね

貴方は剣も折れ、もはや刀剣解放もままならぬ状態

その様な御体でこの記事を追記・修正できると思われませぬよう…!





言うじゃないかね、小僧共(ホベンスエロ)














以下、更なるネタバレ





おい! 話が違うじゃないか!ニーニョはどこかね?

吾輩はオレンジ髪のニーニョが居るというから来たのだよ!




【千年血戦篇】
虚王宮で散ったドルドーニだったが、漫画「BLEACH」の最終章で、涅マユリが操るゾンビ私兵として蘇生し復活した。
ザエルアポロマユリ様に倒された後、彼の保管庫からチルッチやルピと共に遺体を運び出され、ゾンビ化という形で蘇った模様。
マユリに生殺与奪権を握られているが、なんだかんだで仲良く(?)やっている。
本人は一護と再会したいようだが…?

マユリの命令で、ジゼル・ジュエルがゾンビ化させた十一番隊隊士たちと交戦。
ちなみにジジと弓親の会話を聞いてないのか、それとも分かった上で言っているのか定かではないが、ジジのことをニーニョ(女子)と呼んでいた。
戦闘描写はないもののその後ルピとチルッチの三人でゾンビ化した乱菊、ローズ、拳西に挑み勝利している。*2
十刃落ちを名乗っていただけあり、相変わらず瞬殺されない(どころか逆に瞬殺してる)だけの実力があったことは確かで、対峙した拳西ともまともに戦うことが出来ていた。(戦闘描写がないため戦況は不明。なお、戦闘後のドルドーニは無傷であった。)
しかし、ここでの決め手はマユリ様が彼らの体内に仕込まれた薬であり、それにより拳西が動けなくなったことで勝利する。

後日談小説「Can't Fear Your Own World」にも登場。
この小説でマユリの改造によって生前より強化されていたことが明かされたので、ゾンビ化した隊長格を迎え撃てたのも、それに一因がある模様。
また103という数字で予想が出来たが元はトレス・エスパーダ。彼の後にネリエル、その後にハリベルとなった模様。

彼女たちと再会した彼は洒落た言い回しで自身から3の数字を剥奪した二人と若干の皮肉を交えながら会話していたのだが、そこから予想もしなかった圧力と敵意をネリエルから向けられる。
その理由は至極単純。なにを隠そう彼が小さかったネルにした仕打ちである。
ここでドルドーニも初めてネル=ネリエルであると分かった。*3

そして一護が銀城を倒したという話を聞き、「人を斬ったのならもうニーニョとは呼べない」と認めていた。







勝手にギャアギャア追記・修正するんじゃないヨ


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最終更新:2023年09月11日 10:56

*1 一護の聞き間違い。本人曰く「何だその美味しそうな名前は!」

*2 ただし拳西とローズは死体の状態からゾンビ化したため弱体化していた可能性が高い。ドルドーニは拳西と対峙した。

*3 ちなみにネリエルの態度を見て自分は彼女になにかしたのかと焦っていたので、数字を奪われることになった彼女に仕返しなどはしていなかった模様