ナイトハルト(英雄伝説)

登録日:2014/10/12 (日) 00:56:04
更新日:2022/06/23 Thu 04:13:29
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質実剛健こそ帝国軍人の本質―――精進するがいい。」


ナイトハルトとは、英雄伝説 閃の軌跡及びその続編に登場するキャラクターである。
29歳。CV松原大典


※以下いろいろネタバレも含む




帝国正規軍・第四機甲師団から出向している金髪碧眼のイケメン教官。使用武器は軍用サーベルで、担当は軍事学。

「質実剛健」を旨とする帝国軍人を絵に描いたような男で、自分にも他人にも厳しいスパルタ教官でもある。
生真面目かつ無愛想で、相手への呼称は名前ではなく姓のほうで呼んでいる。

軍人として優秀で、階級は若くして少佐にまで上り詰めている。
帝国正規軍の中でも最強と言われる第四機甲師団のエースとも言われており、猛将《紅毛のクレイグ》ことオーラフ・クレイグ中将の腹心とも言える人物。

そのためエリオットとは士官学院入学以前からの知り合いで、二人で会話をしているシーンがある。
内容は不明だが、まぁ上司の親父クレイグから息子の現状を知らせろとでも命令されたのだろう。

《剛撃のナイトハルト》という二つ名があることも明かされ、
その実力は同期であるオリビエのお守りことミュラー・ヴァンダール少佐と若手の双璧と言われている。つまり達人級のすっごく強い人。
因みにミュラーとは個人的にも親しいようで、珍しく名前で呼ぶような仲。あっちの呼び方は「ナイトハルト」だけど。

教官としては、基本的に平民・貴族で差別することはなく、たとえ相手が大貴族の子息であっても容赦なく指導していく。
だがあくまでそのスパルタ指導はカリキュラムの範囲に沿った内容であり、そこから逸れた、いわゆる理不尽な「しごき」は決してしないという。
他にもそういった厳しい指導も生徒のためを思ってのものであったり、
軍務で学院祭に来られなかったことを心の底から残念がったりと、軍人のみならず教官としても優れた人物である。

「女子に水泳で負けるなど、帝国男子として恥ずかしくないのか!」ということで、特別にⅦ組男子陣に水泳の稽古をつけてくれたこともある。
内容はひたすら泳ぎまくる軍隊仕込みのスパルタであったが、タイムは良くなった模様。
因みに負けた女子というのがこの人この人。比較対象が厳しすぎる気がする。

Ⅶ組担任のサラ教官とは犬猿の仲で、
教育方針やだらしなさすぎる彼女の生活態度をめぐって口論になることが多い。
前者はともかく後者は完全にサラ教官の自業自得だが。生徒にも指摘されてるし。

元々サラ教官は遊撃士であったので、民間人の保護を最優先とする遊撃士と軍人というのは壊滅的なまでに相性が悪い。
ナイトハルトも表立って遊撃士を非難することは流石にしないが、快くは思っていない。
というわけで二人の対立はある意味必然といえば必然である。

もっともナイトハルトもサラ教官も互いの実力は認め合っているので、あくまでお互いの立場の違いからくる対立というものである。

因みにサラ教官とは別ベクトルの、むしろ共通の天敵とも言える存在が歴史学のトマス教官である。
見かけによらず飲むのが大好きなトマス教官にことあるごとに飲みに誘われ、のほほんとした態度に強く断ることが出来ず、
まだ仕事が残っていたり次の日に軍の方へ戻らなければならない時も飲みに連れて行かれる可哀想な事態に陥っている。
そして徹夜で仕事を消化する羽目になる…。

しかもその場にサラ教官も居ると、トマス教官を酔い潰そうとして返り討ちにあった彼女を学生寮まで届けるという仕事も増えるため、
実は士官学院の教官たちの中でも随一の苦労人でもある。


◯閃の軌跡

教官としての仕事ぶりは上記の通り。特別実習で軍が関係するときは、そのための段取りを組むために各方面に連絡をとっている。

五章のガレリア要塞襲撃の時は、B班を率いて「帝国解放戦線」幹部の《V》ヴァルカンと交戦、撃破し列車砲の発射を食い止めている。
その後は事後処理のためにしばし教官職を離れるが、終わり次第復帰する。

終章ではクロスベル方面に不穏な空気が漂っていたので、中将の命令でガレリア要塞に駐留する。
その後要塞が神機によって消滅するが、彼は演習場に居たので被害を受けずに済んだ。
その後一時的に士官学院に戻ってくるが、そこでリィンに正式に教官職を辞し、軍人としてクロスベルへの対応に当たることを告げた。

しかし「貴族連合」による帝都の電撃占領とトリスタ襲撃を受けて、他の教官たちとともに機甲兵と交戦。
奮闘するがその後トリスタは占領され彼も行方不明となる。


◯閃の軌跡Ⅱ

長らく行方不明になり本隊の方にも戻っていなかったが、
通信で帝国西部にて第七機甲師団と連携しながら活動していると連絡があったとクレイグ中将から明かされる。

第二部にて、エリオットの姉であるフィオナが「貴族連合」に人質に取られた際、救出のため颯爽と登場する。
その時救出後のフィオナとなんかいい感じの雰囲気を出しており、相思相愛とまではまだいってないが、いずれいくであろう雰囲気を出していた。
その時は上司の親父クレイグから「俺の拳を越えてゆけ!」的なことを言われるのは間違いないが…健闘を祈ろう。
なお双竜橋潜入の際に、リィン達も助けてくれた謎のフード男トマス教官の手助けがあったという。

その後は第四機甲師団に戻り、軍人として内戦の終結に挑むことになる。
パーティーキャラとして使用できることが期待されていたが、このようにリィン達と明確に立場が違うためその期待は叶わなかった。

クエストとして、第四機甲師団が鹵獲に成功した機甲兵の隊長機「シュピーゲル」に搭乗してリィンのヴァリマールと訓練するものがあるが、
この時の彼は尋常ではないぐらい強い。
達人級の人物が機甲兵を操るとどれぐらいやばいかを我々プレイヤーに教えてくれた。

終章では帝都決戦に参加。《黒旋風》ウォレス准将率いる「貴族連合」本隊と帝都近郊で交戦する。
終章の最終局面では魔煌兵を相手にしている士官学院生への援軍として駆けつけ、
同じく援軍に来たミュラーと共に息のあった怒涛の攻めで魔煌兵を破壊し続けた。

後日譚では久しぶりに士官学院に訪れ、色々悩んでいるリィンを叱咤激励した上で教官として最後の水泳指導を行う。
何故か男子VS女子の水泳対決になり、案の定男子が負けもっとも女子はラウラとフィーの連投という卑怯臭い作戦だったが、罰ゲーム(?)として鬼ごっこをすることになり、
ナイトハルトは最初の鬼として参加させられた。
その時にあったサラ教官との会話では、ある程度遊撃士の考えも認めるようになるなど物事の考え方がより柔軟的になった。


メインキャラに比べたら登場シーンはかなり少ないが、
それでも帝国「軍人」としてサラ教官とは別ベクトルでリィン達Ⅶ組を導いてくれた重要人物であった。


◯閃の軌跡Ⅲ

第四機甲師団がドレックノール要塞に異動したため、そちらにいる。
途中からトールズ本校に出向することになる。
夏至祭では、フィオナとデートする仲にまで発展している。


◯閃の軌跡Ⅳ

ドレックノール要塞でティータアルフィンを保護しており、要塞に侵入してきたリィン達に試練を課す。

他、呪いの影響を受けていたアランについてはかなり心配していたようだ。


「追記・修正こそアニヲタ民の本質―――精進するがいい。」



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最終更新:2022年06月23日 04:13