神速のデュバリィ

登録日:2014/10/08 (水) 22:27:28
更新日:2024/03/20 Wed 19:00:23
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剣士としての格の違い、存分に思い知らせてくれますわ!



神速のデュバリィとは、英雄伝説軌跡シリーズに登場するキャラである。
21歳(碧・閃Ⅱ)→23歳(創)。CV大空直美


[概要]

初出は英雄伝説 碧の軌跡にて。身喰らう蛇の第七使徒・《鋼の聖女》アリアンロードが率いる3人の戦乙女の部隊「鉄機隊」の筆頭隊士を務める見た目可憐な少女の剣士。
右手に武器である剣と、軌跡世界には珍しく左手に盾を持っている。

アリアンロードのことを「マスター」と呼び、その強さと美しさに心酔している。
曰く「偉大なる導き手、麗しくも凛々しく、誇り高くも慈悲深き方、“武”の頂点を極めし超絶素晴らしき方ですわ!!」との事。
彼女が結社のために働いているのもアリアンロードの為であり、上位階級に当たるヴィータには敬語は使っているが従う義理はないと言ったり、忠誠心も結社のトップである「盟主」よりもアリアンロードのほうに傾いている。

「~ですわ」が特徴のお嬢様っぽい喋り方をし、本人は真面目にやっているのだろうがどことなく緊張感が抜ける言動と容姿である。
そんな状態なので、敵対時だと割と舐められたり、侮られたりする。

何気に食いしん坊なのか、出てくる度になにか食べてたり、話題も食べ物に関することが多い。さりげなくクロウのフィッシュバーガーを食べたことがあり、美味だったと語っていたりする。

良くも悪くも生真面目で、お人好し。なおかつ面倒見も良いので、仲間に加わると遺恨なく親しまれたり、頼られたりする。(ユウナも敵対時は、ポンコツ等散々な言いようだったが、デュバリィが仲間に加わると年上として敬語で話し、敬意を持って接している)
ただ本人は以前まで敵対していた相手には、さすがに罰が悪いのか「馴れ馴れしくしないでくださいな!」等のツンデレセリフ言葉を言いながら、距離を置こうとするが、やっぱりカワイイので全員が親しく接するのである。
先のユウナに対しても彼女がケガをしたのをお人好しのデュバリィが見咎めて、介抱したためにユウナもすぐに懐いた。
また初対面の人間には、ちゃんと自己紹介と挨拶をして、「共に戦うのだから互いを知ることは必要」と礼儀作法も完璧だったりする。

そして自身が納得できないことや非道に対しては、敬愛するアリアンロードにも真っ向から反対して、戦う程の芯の強さがある。
彼女の誠実さは、敵味方問わずに多くの人から好まれている。(闇を抱える執行者すら、彼女は闇が無いから執行者に向かないと言いつつも、誰一人その在り方を一切否定せずに、好意的に接している)
それどころか、ちょっとヤバイ人(オーレリアとかヴィータ)にも好かれており、アリアンロードがいない今、自分のところに来ないかと勧誘まで受けてしまう程である。

総じて実力、性格共に「鉄機隊筆頭隊士」に相応しい人物と言えよう。


…ちなみ容姿に関してはかなり小柄で可愛らしい。鎧だと分かりづらいが、身長に反して中々の巨乳である。私服姿だと分かりやすい。
ただそんなことが気にならない程、容姿が変わらない。登場初期から、ちっとも変化がない。それこそ閃Ⅱから閃Ⅲまでの間で1年半が流れているのだが、本当に欠片も変わっていない。
タグにもあるが、ユウナたちとタメ、もしくは更に幼く視えるレベルである…上記にも書かれているが、創の時点での彼女は23歳である。
公式もそれを熟知しているのか、JK衣装なんて服をデュバリィに用意する程である。デュバりんェ…
再登場した時には、容姿が少しでも成長していることを願わずにいられない…(年齢を踏まえると絶望的だが…)

[戦闘力]

達人クラスの腕前を誇り、《神速》の二つ名の通り相手が斬られたことすら気付かないほどの速度で剣を振るうことが出来る。その速さはリーシャよりも速く動くことが出来るほど。タイプとしてはフィーやクルトと同じく機動力を生かした手数重視ともいえる。
また機動力や剣に目が生きがちだが、盾を用いた防御にも優れ、自身の2倍程の大きすがある暴走したエンペラーの攻撃を真上面からいなしていた。
彼女自身は専売特許の《神速》を誇っているし間違いではないが、パワーがやや少ないため手数で補うスタイルともいえる。

執行者屈指の猛者たる《剣帝》にも迫るスピードを誇るが、実際は100本やって漸く1本取れた程と相手が格上だった差があった。レーヴェが人外級の怪物なのを考えると十分凄いとも言われており、結社でも指折りの実力者であるとブルブランに言われている。
(SCの終盤ではヨシュアもレーヴェから一本取っているが、これはレーヴェにとって大事な想い人でもあった『カリン・アストレイ』を引き合いに出すというヨシュアだけが知る最強の切り札で動揺した瞬間に『剣を叩き落とすことだけに残された力の全てを注ぐ』二重の奇策を用いてようやく成し得たこと)
真正面からそれをやってのけたであろうデュバリィちゃんの潜在能力の高さと努力がうかがえ、実際、後述の「閃Ⅳ」でのクラフト・「影技・剣帝陣」はレーヴェ直伝である。

その割に不覚を取ることが多いが、それは数の上で不利だったり、彼女自身が連戦で疲れていたりするのが要因。挙句に一緒に戦っている相方共が私情丸出しで、任務を放棄したり別の相手と交戦したりと貧乏くじを引くのが一番の理由だったりする…

そしてデュバリィの力量で一番注目するところは、精神力である。彼女が本気中の本気になった時は、いずれも凄まじい戦闘を行い、平常時を遥かに超えた力を引き出している。
閃ⅡではⅦ組相手に劣勢だったが、追い詰められるとブチ切れてサラを含めたⅦ組全員を一気に窮地に追い込んだ。
閃Ⅳでアリアンロードと雌雄を決する際は、先陣を切り彼女の槍の穂先を砕いている。
そして創でも実力差があるにもかかわらず、仇敵を前にした殺意と覇気でルーファスと互角に戦う腕を魅せ付ける次元である。
ただこの力を平常時に発揮できないのが、デュバリィちゃんクォリティであり、一番の問題点なのだろう。
さらにアリアンロードに師事していたが、生粋の流派という訳でもないため、この点がオーレリアに指摘されている。

総じて現時点の彼女の実力は、通常のリィンより若干上で「神気合一」状態のリィンに及ばないぐらいだろうか。また模擬戦(デュバリィは本気)だとルーファスには、完敗するレベルである。
ただ伸びしろが大幅にあるのは、作中のオーレリアやルーファスの評価で確定しているので、今後の動向に期待が掛かるキャラである。


[劇中の活躍]

●[碧の軌跡]

碧の軌跡では湿地帯でエオリアとリンの行方を追う特務支援課の前に同僚のアイネスとエンネア共々姿を現す。
その後はアリアンロードの前座として特務支援課の面々に鉄機隊の3番手として立ちはだかるのだが、その際もその前の二人と違い「かわいい」などという評価を得てしまう。そして怒る。ただ上述した通り実力は本物である。

筆頭を名乗るだけに中々の能力なのだが、特筆すべきは「分け身」のクラフト。
何がどうなっているのか本体のおよそ3倍のHPを持つ異常にタフな分身を放ってくる。この為、「分け身」なら剣帝を超えてるんじゃねと言われているとかいないとか。
敗北後はアリアンロードとの闘いを控える支援課に忠告して去っていた。

碧の軌跡の時点では立ち絵なし、声無し(碧evoではついたが)でさほど出番があったわけでもないのだがそのキャラクター性が一部で異様な人気を誇ることになった。

●[閃の軌跡Ⅱ]

そして満を持して閃の軌跡Ⅱにて立ち絵・CVつきで登場。アリアンロードの命によって結社の計画遂行のために、貴族連合に協力し、かなりの頻度でⅦ組の前に立ちふさがる。

…のだがどうにもギャグ的な役割が多いように見える。ぶっちゃけアホの子。
アルゼイド流を傍流と見下し、剣士として実力では格下のラウラに敵対意識を持つのはいいのだが、正直空回りしている。

「鉄機隊」というキーワードに反応したラウラに「気になる?気になる?でも教えてあーげない!」と言ったら「じゃあいいです」と返され狼狽えたり、アルゼイド子爵も一緒にいる場でアルゼイド流に因縁をつけたので、子爵が「機会があったら存分に相手をしよう」と返したら、遥か格上のヴィクターにビビッて「あ、あなたは程々でいいですから!」と急にへたれている。

そもそも因縁をつけられているラウラが彼女のことを疎ましく思っておらず、「ライバルとして共に高みに行こう」的なことを言ってきたので、精神的にはラウラのほうが上回っていることが証明されちゃったりと残念なコトになっている。
クレア大尉やトヴァルにもレグラムにて私服で飯を食べている彼女を見て「武術の心得はありそうだが、その割には心が幼そう」と評価しており、傍から見ても精神面の強化が必須である。

色々と空回りしているものの実力自体は上述の通り「執行者」の面々にも劣らないのだが、「執行者」にはただ強いだけではなることは出来なく、何かしら闇を抱えたものしか「盟主」に任せられることがないので、彼女は「執行者」になれないらしい。
つまり彼女は別段闇を抱えていないアリアンロードLOVEの真っ直ぐな人物であるようだ。(そのことを某不埒な人に言われた時には赤面して「歯が浮くような台詞を言うな!」と激怒した。)

また結社の任務の方にも色々問題があり、彼女はどうやら計画のためクロスベルと行ったり来たりしていたようだ。
基本的に彼女は生真面目で任務に忠実なのだが、他の同業者がマクバーン(やる気0)、ブルブラン(変態)、アルティナ(無表情)と個性的な面子過ぎて気苦労が絶えない。

今回はあくまで執行者のサポート役として派遣されているようでマクバーンと組んでいるのだが、最強の執行者と呼ばれる程の実力を持ちNoⅠという肩書きの癖に全く仕事しようとしないマクバーン相手には苦労しているようで結構叱りつけているのだが「お前さん一人でも十分だろ」とすぐに帰ろうとするので手に負えない状況。そのやり取りは半ば漫才芸の域。
「これだからあの男と組むのは嫌だったのですわ!」と嘆いており、胃がストレスで酷いことになってそうだ…。

Ⅶ組とはバリアハートと初会合を果たし、ここでもやっぱりその言動をネタにされる。
マクバーンと共に彼らに襲い掛かる。
使用技は豪氷剣、豪炎剣、豪雷剣といった炎熱と凍結や麻痺の状態異常付与の物理攻撃が中心。分け身はどうした。
手ごわいと言えば手ごわいが、相方のマクバーンが彼女の主たるアリアンロードにも匹敵する怪物なので、ぶっちゃけ彼の引き立て役。
何せデュバリィを倒す事は可能なのにマクバーンは倒す事は出来ない負けイベント。彼の桁違いさの表現に使われている状態。
彼女を倒すとAPをゲット出来る。
その後、その気になって力を解放しようとするマクバーンの闘いに巻き込まれるのにビビッたりしながら撤退。

二戦目はオーロックス砦にて交戦。
何故か随分と疲労している様子であり、どうやらクロスベルで支援課に倒された後すぐに帝国へ蜻蛉返りして、またそこでⅦ組の相手をするという中々のハードスケジュールをこなしていて疲れていたようだ。
上記の技に加えて新技が追加されて、Sクラフトも登場。
Sクラフトは「プリズムキャリバー」
2体の分け身を繰り出し、神速の高速移動から次々と斬撃を食らわせ最後に渾身の一撃を振るう。
マトモに食らえば大ダメージは必死なので注意がいる。

敗北後は転移で撤退。その際にアルバレア公に小娘呼ばわりされた事を不快に思い、また村の焼き討ちを行った者として主たるアリアンロードがいたら決して許さないだろう愚行をした者とし、嫌悪感を露わにしていた。
どうやら彼女もまた主同様に非道な行いは嫌いな模様。

あと何となくだがⅦ組、特にリィンには低く見られているようで、「剣士としての格の違い、存分に思い知らせてくれますわ!」と言ったら「それはこちらのセリフだ」と返されたり(その後覚醒されて取り逃す)、マクバーンが居た時はかなり苦い表情をしていたのに彼がやる気がなくて去った後は「どうする?貴方一人で相手をするのか?」的な事を言われたりと大分舐められている。

だが何度も述べているように彼女は結社でも屈指の実力者であり、本気を出したら覚醒リィンやサラ教官で漸く対抗出来るかどうかといったレベル。
事実、最終決戦の舞台ではブルブランと共にⅦ組の前に立ちふさがり、その実力の片鱗を見せつける。
心酔するアリアンロードから教わった自身が敗れるなど有り得ないとし、度重なる失態により遂に怒りの沸点が限界を超え、本気の本気を出して《神速》の由来ともなった分け身を合わせての超高速剣技を披露した時は、Ⅶ組の面々はかなり驚いていた。

「……有り得ませんわ。わたくしが後れを取るなんて……あの方から授かりし剣が……有象無象に破れるなんて……絶対に有り得ませんわ……有り得ない……絶対に……」
絶対に有り得ませんわッ!!!

彼女の怒涛の連続攻撃にⅦ組は一転窮地に追い込まれ、更に一旦倒したブルブランも戦線に復帰。
戦況は完全に彼女達が優勢になるが、その直後にトヴァル皇子のアーツ使い二人組に邪魔をされ、相方のブルブランも久しぶりのライバルとの邂逅にノリノリになっちゃったので結局Ⅶ組を逃してしまう。まじ哀れ。
とはいえリィン達は助っ人が来なければ自分達は敗れていただろうと語るなどその実力はやはり非常に高いと言える。

声優さんの名演も相まって魅力的なキャラになったデュバリィちゃんなので、ぜひとも次回作以降にも登場してもらいたいものである。

●[閃の軌跡Ⅲ]

閃の軌跡Ⅲにも登場。鉄機隊の中でもイジラレ役が板についているらしい。

今回は幻焔計画奪還の為に再び暗躍していくが彼女は序盤から登場。

相方としてシャーリィと共に行動を共にしているのだが、彼女の自由奔放な言動に振り回されっぱなし。
胸を好き放題に弄られて悶絶して悲鳴をあげたりと相変わらずの貧乏くじを引いている模様。(碧の軌跡でのエリィの悲劇再び)

そして陰謀によってなかったことにされた場所ハーメル村の跡地にて実験を行う。
その際に面識があった今は亡き剣帝レーヴェを含むハーメルの住民達が眠る墓に祈りを捧げて、墓標に刺さった彼の剣《ケルンバイター》を見て当時を懐かしんでいた。
何度も模擬戦をした仲である彼の死には彼女も想う所があったのかもしれない。

またリィンとは前回の対峙からまた微妙にフラグが立っているようで仲間内からは恋の予感として彼に気があるとしてからかわれている。
実際、内戦時からは見違えた彼の姿を見てどこか嬉しそうにしているとシャーリィに突っ込まれている辺り、ホントに気があるかもしれない。

本作で出身が明かされており、帝国外のとある辺境の小貴族家の令嬢に生まれ(令嬢言葉が多いのはこのため)、帝国の聖女伝説に憧れていた。しかし、野盗に襲われて故郷と家族を失ってしまい、仇を取る際にアリアンロードに救われた。アリアンロード本人も彼女を根気よく導き、真の名前を隠すことなく教えたことから彼女を崇拝している。
(他の2人もそれぞれアリアンロードに救われたことで彼女を崇拝している
エンネアは幼少期に親に<D ∴G教団>に売られ、洗脳と異能開発をされていた所をアリアンロードとデュバリィに救われたから。
アイネスは武術を使う実家に生まれたが廃れて活かせる為に遊撃士となるも規約の為に金と権力を持つ悪党を成敗できずにいた。その悪人たちを問答無用で成敗したアリアンロードを見て、自分の流派を活かせる正道だと感じたから)

だが3章でその真名…《聖女リアンヌ・サンドロット》を教えてくれたアリアンロードが騎神を所有していたことは知らず、この時点から戸惑いと疑念を抱き始める。そして終章で黄昏に協力してしまったことに激しいショックを受けてしまう。

●[閃の軌跡Ⅳ]

黄昏後も帝国政府側…オズボーン宰相と黒のアルベリヒ側にいたが、クロウと共にリィンを助け、世界の滅びとなる黄昏に納得できずその意味を見出すまでアリアンロードから暇をもらうとしてリィンたちに力を貸す。クロウと共に第一相剋を行う場を作り、クロウがリィンたちと行動を共にする際には客将として同行する。

最後までマスターであるアリアンロード…リアンヌを慕っており、相剋に敗れ消え行く彼女を説得させ生きようと考えなおさせるも、ルーファスの騙し討ちでアリアンロードは致命傷を負い、デュバリィ・アイネス・エンネアと、リアンヌの盟友である緋のローゼリア、そしてⅦ組に看取られて逝ってしまう。
その後も最後までリィンたちの仲間として5つの柱の内1つをアイネス、エンネアと西風の2人と共に攻略する。

他のキャラ同様絆イベントも存在し、リィンの言葉に赤面になる彼女を見ることが出来る。だがさすがに恋愛までには発達はしなかった。

ちなみに今作のとあるイベントでランディと協力することになるが、かつて敵対したランディと共に事にあたるのは複雑そうで、逆にランディはデュバリィの性格や在り方を好ましく思っていたので親し気。
そしてランディのいつもの癖で(デュバリィ本人にとっては凄く有り難くないことに)仇名を付けられる。
それが多くのプレイヤーに親しまれて呼ばれることになる「デュバりん」である。


[創の軌跡]
ルーファス新総統のクロスベル独立国発足の宣言を知り、急遽鉄機隊の2人と共にクロスベルに駆け付ける。
情報収集も兼ねて警察学校付近の偵察をしていたが、その動きを察知した総統側が黒の衛士を送りこむ。
衛士だけならまだ相手に出来たが、その部隊を指揮していたのが、ガルシアとツァオという曲者2人。さすがに鉄機隊でも分が悪く、3人は別れて離脱を図る。

追手を相手にする中、ルーファス一行が通りがかり、その場で共闘して黒の衛士を退けるが、その後にルーファスが仮面を外す。リアンヌの仇であり、この騒動の元凶(別人だが)が現れ、当然デュバリィは激昂。
その場で決闘になる。ルーファスとの実力差はあるが、気迫と殺意で互角に立ち回り一進一退の攻防となった。
最期は互いの全力の一撃で決着と思いきや、もはや兄上の代名詞にもなりつつある「不意打ち」で態勢を崩されたのち、剣を弾かれ敗北する。
死を望むが、ルーファスはこれを拒否して協力を要請。デュバリィからすれば当然、冗談ではない提案であり、死んでもお断りと拒絶。

しかし決闘である程度、頭が冷えたことと同行していたレンの説明で独立国騒動がルーファスの偽物による仕業と理解する。
それでもリアンヌの仇であるルーファスに協力するのを渋るが、ルーファスの事態が解決したら改めて決闘に応じるという提案を承諾して一行に加わる。
その後は新生帝国ピクニック隊のメンバーとしてルーファスに協力して新総統を討ち、逆しまのバベル攻略にも参加、クロスベル解放に最後まで携わった。

新総統を倒したことで少し溜飲が下がったのか、ルーファスに対して「ルーファス卿」と呼ぶなど変化が見られた。(クロスベル解放後はまたルーファス・アルバレア呼びに戻ったが)
また自己犠牲で天の雷を阻止、逆しまのバベルを滅ぼそうとしたルーファスの覚悟を認めて、蟠りは少し残るものの、復讐自体は止めた様子。

それどころか約束した決闘に早く応じてもらうためとはいえ、入院しているルーファスに果物を差し入れする程、柔らかくなった。(ちなみに果物はラピスが全部頂いた模様)
約束した決闘は後日行ったようだが、結果はデュバリィの全戦全敗。全戦から分かるように、何度か申し込んで、ルーファスも全部引き受けたらしい。
その様子はピクニック隊からは、稽古にしか見えないと言われて、ルーファスもユーシスに剣を教えていた時みたいだと語っている。

決闘の約束をした時にルーファスは剣と剣で決着を付けようと豪語していたので、剣だけでもデュバリィに勝っている模様。(兄上の戦闘スタイルは剣だけでなく、アーツ(いわゆる魔法)も満遍なく使える万能型)
なんにせよ兄上はリアンヌを殺した仇から、必ず乗り超えるべき相手へと変化したようなので、デュバリィはより一層の精進を目指すのである。


追記・修正は《神速》でお願いします。

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最終更新:2024年03月20日 19:00