アンティーク・ギア(遊戯王OCG)

登録日:2014/08/13 Wed 21:28:00
更新日:2024/03/25 Mon 23:47:04
所要時間:約 32 分で読めます





未知なる起動は破滅への駆動。機械竜、叛乱の刻―。


アンティーク・ギアは、遊戯王デュエルモンスターズGX放映中に登場した遊戯王OCGのカテゴリーである。
アニメ本編ではクロノス・デ・メディチが使用。パワーで叩き潰す分かりやすさとクロノスのキャラクターから、キャラデッキとしても高い人気を誇る。

後のシリーズでも、ハイトマン教頭(遊戯王5D's)、オベリスク・フォース(遊戯王ARC-V)が使用。
立場やあり方は違えども、「アカデミア」という組織に関連するキャラクターが使うテーマという扱いになっている。


概要

属するモンスターは一体の融合モンスターを除いて地属性かつ機械族に統一されているほか、一部の例外を除き以下の共通効果を持つ。
このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

見ての通り、攻撃宣言時に発動可能な除去カードダメージ回避系統のカードの使用を封じることができる。
ただし、「バトルフェイズのスタートステップ時に発動したもの」「既に発動している永続魔法・装備魔法・フィールド魔法・永続罠の効果」「相手モンスターの攻撃宣言時」等は妨害できないことに注意。
また、当然だがバトルフェイズ以外で発動したカードの妨害も不可能。
そして一番重要なのがモンスターの効果は止められない事。《オネスト》には気を付けよう。

戦術は高ステータスの最上級モンスターや融合モンスターによる速攻や1ターンキル(1ショットキル)狙いが基本。
下級モンスターは召喚素材のサーチやリクルート、あるいは大型の召喚補助に特化して布陣を整えるのが仕事となる。
一時期は比較的召喚しやすくそこそこ戦闘向きな《古代の機械獣》や《古代の機械騎士》が注目されたが、現在は力不足が否めない。
メインデッキに複数の大型モンスターが要求されるため事故を起こしやすいが、爆発した際の火力は機械族のテーマでも未だに最高峰。

大半のカードは「古代の機械」と書いて「アンティーク・ギア」と読ませるが、後述するように一部例外も存在する。
そのため、カードテキストではルビの方を用いている。

このカテゴリを軸にした「ストラクチャーデッキ-機械の叛乱-」で、当時絶版だった三色ガジェットが再録。
そのためか、その時登場したモンスターはガジェットと関連した効果を持つ。
ガジェットをリリースしてアドバンス召喚することで追加効果を得るのだが、組ませる手間の割りにリターンが少ないため、そこに注目したデッキは少ない。
どちらも種族属性は共通だが、取る戦略が違いすぎた。

さる2016年9月24日に「ストラクチャーデッキR 機械竜叛乱」が発売された。
新規カードの追加、絶版になっていたこれらのモンスターや魔法のほとんどが再録されたため、今から組むならこれがおすすめ。
ただし、究極巨人等融合関連のカードは収録されていないので別途用意せねばならない。
こっちでガジェットとのシナジーも掘り下げられた。
後にデュエリストパックにて再びピックアップされ更に新規モンスター、魔法罠が追加された。

続けて2024年1月27日の「LEGACY OF DESTRUCTION」にて、さらに新規が追加。
今回は《古代の機械巨人》をピックアップした強化で、「特殊召喚不能」という制約を上手く回避した形で展開するカードが増えている。


「アンティーク・ギア」カード


最上級モンスター

  • 古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
(1)このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2)このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「アンティーク・ギア」の元祖切り札であり、アニメでの出番が特に多い。
基本性能は環境に追いついていないが、名指しのサポートカードが突出して多く、また随時追加される点では優遇されている。
そのため他の最上級アンティーク・ギアは純粋なスペック競争による入れ替わりが激しい中、一定の存在感を保ち続けている。
特殊召喚不可なのは当時《青眼の白龍》への忖度があったためと考えられ、アンティーク・ギアサポートに召喚条件を無視して特殊召喚するものが多い原因。
重さはネックだが維持されている間のプレッシャーは未だ健在。でも「ダメージ計算いいっすか?」はカンベンな!
クロノス教諭は毎回異なる方法でこいつを召喚することに定評がある。栄えある本校の実技担当最高責任者は伊達じゃない。
《融合準備》によるサーチも可能であり、純粋な切り札から融合メインまで様々な運用が可能。
詳細は該当項目参照。

  • 古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
(1)このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
相手ライフに400ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。
相手ライフに600ポイントダメージを与える。
(2)このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
「アンティーク・ギア」の過労死要員。デッキから飛んでくる3000打点は伊達じゃない。
「ガジェット」をリリースして召喚することで付加能力を得るが、正直アドバンス召喚してまで欲しい能力じゃない
共通効果とは噛み合っているが、カードアドバンテージにはならないというのはちと致命的。貫通能力? 元から持ってる《古代の機械巨人》でおk。

そのためガジェット関連の効果はスルーされ、《歯車街》で特殊召喚できるアタッカーとして使われることが多かった。
後によりスペックの高い《古代の機械熱核竜》に押され気味となるもレベル8故に《トレード・イン》対応、エクシーズ素材に使いやすい点が差別化要素は残されていたが、《古代の機械暗黒巨人》の登場でトドメを刺された感がある。

  • 古代の機械熱核竜(アンティーク・ギア・リアクター・ドラゴン)
効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻3000/守3000
(1):「アンティーク・ギア」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したこのカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):「ガジェット」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
(4):このカードが攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。
フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
ストラクチャーデッキRとともに彗星のごとくやってきた最上級。
ガジェルシリーズのリリース効果をもうちょっと殺意に振り分けた結果がこれだよ!
とくに(2)の「ガジェット」リリース効果が強烈で、相手フィールドにモンスターがいようがいまいが2連攻撃+フィールドの魔法罠2枚破壊と、
こいつ1体で最大4枚へと干渉出来る。ここに《ビッグバン・シュート》などの破壊されたときに発動する効果を織り交ぜれば、突破しにくいモンスターも魔法罠破壊効果によって除去できる。
また、共通効果もしれっとモンスター効果を封殺出来るようになっている。《古代の機械巨人》の弱点のダメステいいすか?も克服してしまった。
アドバンス召喚する事で最大のパワーを発揮できるが、単に後述の《古代の機械射出機》で《歯車街》を破壊しながら出しても封殺効果と魔法罠破壊効果は使えるため強力。
ネックなのはレベル9という点ではあるが、問題なくメインデッキのエースになれる。
特殊召喚をメインにする場合、巨人サポートやレベル8サポートを利用できる《古代の機械暗黒巨人》がライバル候補となる。

  • 古代の機械合成竜(アンティーク・ギアヒドラ)
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2700/守1700
(1):「アンティーク・ギア」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したこのカードとの戦闘で相手モンスターが破壊されなかったダメージステップ終了時に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
(2):「ガジェット」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したこのカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(3):自分の「アンティーク・ギア」モンスターが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
こちらもストラクRで初登場の最上級モンスター。
殺意に溢れきった《古代の機械熱核竜》と比べるとちょっと地味だが、こちらも割と強力。
(1)の効果で、相手の破壊耐性持ちを除去できるため、1枚挿しておくと便利。一応戦闘破壊されても道連れにはできる。
(2)の効果が発動していれば、相手フィールドによっては《古代の機械熱核竜》よりもダメージを稼ぐこともできる。
むしろ《古代の機械熱核竜》のダイレクトアタックを確実に通すために露払いを任せてしまうのが良いだろう。
(1)の効果とともに闇の護封剣などでサポートしてやれば相手モンスターを片っ端から除外することも可能。
(3)の効果は《古代の機械熱核竜》の効果が味方にも対応するようになったもの。
モンスター効果を封殺できない《古代の機械巨人》・《古代の機械究極巨人》・《古代の機械超巨人》のサポートになるが、《古代の機械熱核竜》や《古代の機械混沌巨人》に対しては封殺範囲が被るなどオマケ効果に近い。
地味に初のレベル7なのでかなりロマン寄りではあるがランク7エクシーズにいかがだろうか。

効果モンスター・トゥーン
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(4):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「トゥーン」と「アンティーク・ギア」の両方のカテゴリに属するモンスター。
コミックハンドの効果によって愛らしくトゥーンになった《古代の機械巨人》デース。「トゥーン」については該当項目を参照くだサーイ!
何より本家と違う点は特殊召喚が可能な点であろう。
(1)の「トゥーン」共通効果により自ターンに召喚、特殊召喚した場合はすぐに行動できないのだが、《リビングデッドの呼び声》や《歯車街》の相手ターン起動によってすぐに反撃に使用することができる。
《トゥーンのもくじ》でもサーチ出来るが…流石に一緒に採用するのは現実的ではないだろう。
アメコミ然としたコミカルなイラストではあるが、立派な「アンティーク・ギア」なので後述の《古代の機械究極巨人》の融合に使用することもできる。もちろん《古代の機械巨人》の代わりに使うことはできないのだが。

  • 古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)ーアルティメット・パウンド》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):このカードの攻撃でモンスターを破壊した時、手札から機械族モンスター1体を捨てて発動できる。このカードは続けて攻撃できる。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加え、
自分の墓地からこのカード以外の「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで手札に加える。
《古代の機械巨人》の必殺技名を冠する別バージョン。
バトルフェイズ中の魔法・罠封印はないものの、モンスターの戦闘破壊に成功した時に手札の機械族を捨てて最大3回の連続攻撃が可能と本家よりさらに攻撃的。
確実性なら本家、爆発力ならリメイク版。
破壊されても《融合》サーチと「アンティーク・ギア」モンスターをサルベージも出来る。
《古代の機械究極巨人》の指定素材にはなれないが、《古代の機械超巨人》の連続攻撃効果の対象になっているので、融合軸なら4枚目以降の《古代の機械巨人》みたいな扱いも可能。

ただし、本家と同じく特殊召喚出来ない最上級であるため採用枚数には注意。

ちなみにこのカードは20thデュエルセレクションのGX部門で一位となった恩返しデュエル、「十代vsクロノス(2戦目)」を意識したカードになっており、
「3回攻撃」→クロノスが《古代の機械巨人》を3体並べて3連続で十代のモンスターを倒したシーン
「融合サーチ」→《古代の機械巨人》1体を倒された返しのターンでクロノス先生がドローした
「アンティーク・ギアサルベージ」→破壊された《古代の機械巨人》を《古代の整備場》でサルベージしたシーン
を再現した効果となっている。*1
ちなみにリンクスによると、こちらの必殺技は『アルティメット・パウンド・パウンド』となるらしい。…ややこしいノーネ。

  • 古代の機械暗黒巨人(アンティーク・ギアダークゴーレム)
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「古代の機械巨人」として扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「古代の機械暗黒巨人」を除く、「アンティーク・ギア」カードか「歯車街」を合計2枚までデッキから手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はカードをセットできない。
(3):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
12期で追加された新たな大型。《古代の機械巨人》のリメイクカードであり、オリジナルよりも装飾が増えている。
闇属性じゃないのに「暗黒」で「ダーク」とはこれいかに?と思う人もいるだろうが、クロノス先生の使うデッキの名が「暗黒の中世デッキ」なので、おそらくそれを意識しているのだろう。

オリジナルやアルティメット・パウンドと比較すると守備貫通が消えているものの、展開を補助してくれる効果を搭載した気遣いの塊。
(1)の永続効果で場か墓地にいる間は《古代の機械巨人》扱いになるので、《古代の機械融合》や《古代の機械競闘》の条件を満たして幅広い融合が可能。
《古代の機械司令》の効果発動トリガーにもなるし、何よりも「特殊召喚が可能な《古代の機械巨人》扱いモンスター」でもある為、《歯車街》や《古代の機械蘇生》でも立てられるというのが非常に便利。
《古代の機械融合》を用いたデッキ融合がしやすくなるので、融合軸の古代の機械における救世主の様な存在。

(2)の効果によって着地成功時に古代の機械カードもしくは《歯車街》をサーチできる。
1枚手札を切らないといけないが、《歯車街》サーチが機械弩士しかいなかった古代の機械にとっては新たなサーチ手段なので、こちらも嬉しい。

(3)は大型おなじみの相手の抵抗を封じる効果。守備貫通がない分オリジナルよりは攻撃性能が下がるが、3000打点を魔法・罠で止められないというのは相手からすれば十分に脅威だろう。

上級モンスター

  • 古代の機械獣(アンティーク・ギアビースト)
効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2000/守2000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが戦闘で破壊した相手モンスターの効果は無効化される。
《古代の機械巨人》《古代の機械兵士》と並ぶ最古参。
特殊召喚不可というのは《古代の機械巨人》と同じだが、こちらは《歯車街》の影響下ではリリース無しで召喚できる。
上級の割に攻撃力は下級アタッカー上位程度で《古代の機械城》があっても2300と上級モンスターの標準値2400にギリギリ届かない。
その代わり、リバースモンスターやリクルーター、《異次元の女戦士》等の除去能力持ちをを一切無効化して葬れるので守りを固めた相手に対して強い。
戦闘破壊自体できない《魂を削る死霊》や《マシュマロン》には無力だが、そちらは貫通アタッカーの巨人の餌食にできる。
しかし近年では下級モンスターは場に出てすぐ召喚素材扱いされやすいため効果の活きる機会が激減、さらに最上級アンティーク・ギアの展開手段が増えたため、こちらは存在感が急激に薄れている。
場のモンスターを1体ずつチマチマ戦闘で処理していくより効果による全体除去や大量展開から瞬殺を狙うのが基本の現環境とあまりに相性が悪い。
また《古代の機械兵士》もより強力な《古代の機械戦車兵》となって帰ってきたため、初期アンティーク・ギアの中で唯一置いてけぼりを食らったようにも見える。

  • 古代の機械工兵(アンティーク・ギアエンジニア)
効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1500/守1500
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードを対象とする罠カードの効果は無効化され破壊される。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):このカードが攻撃したダメージステップ終了時、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。
その相手の魔法・罠カードを破壊する。
レベルの割には悲しいほどに弱っちいが、《巨大ネズミ》からのリクルートが可能だったり、《リビングデッドの呼び声》で完全蘇生できたり、
自身の効果のおかげで小回りのきいた立ち回りが可能。
《魔封じの芳香》との組み合わせで相手の行動阻害とバック荒らしの両立もできる。
攻撃力の低さは如何ともしがたいので、フィールドに維持したい場合は工夫が必要。
基本的にはリクルートや《歯車街》といったリリースの踏み倒しや《一族の結束》等による打点強化が欲しい所。
しかし、現在はより有用な魔法・罠の除去手段が増えている上、役割上戦闘を介する時点で遅いので立場は相当厳しい。
下級モンスターでこのスペックならまだ一考の余地があったという程度か。

  • 古代の機械合成獣(アンティーク・ギアガジェルキメラ)
効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2300/守1300
(1):このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードの攻撃力は300アップする。
●レッド・ガジェット:このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
相手に500ダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。
相手に700ダメージを与える。
産廃。
せめて最上級だったら、逆にリリースコストの重複や連動でもうちょい使えるのだが…。
共通効果を持たないのも地味に向かい風。そして最上級には共通効果持ちな《古代の機械巨竜》がいるわけで…その…
《マシン・デベロッパー》を使う場合はその蘇生対象としてレベルの低さを生かせなくもないが……
一応のところ、《歯車街》の効果で特殊召喚できる唯一のレベル6モンスターのため《マジカルシルクハット》などを絡めた展開によるエクシーズ素材としては活用できるが、そこまでする意味も乏しい。
リリースコストが少なければいいという問題ではないという稀有な実例…か?

下級モンスター

  • 古代の機械兵士(アンティーク・ギアソルジャー)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1300/守1300
(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
《古代の機械巨人》《古代の機械獣》と並ぶ最古参だが、共通効果以外に効果を持たず、攻守も標準的なリクルーターにすら戦闘破壊されるほど低い。
これでも《古代の機械騎士》登場までは実質唯一の下級アタッカーだったが、《古代の機械城》があっても攻撃力1600止まりでまるで活躍できなかった。
《一族の結束》でようやく水準レベルってのはさすがにどうなんだ…
一応《地獄の暴走召喚》の対応範囲だが、現在では同じく対応範囲の《古代の歯車機械》等の方が遥かに有用なのは言うまでもない…
最古参ながらその残念なスペックから評価された試しはなかったが、同じく不遇カードだった《古代の機械戦車》と一体化して実戦クラスになるという予想外の進化を遂げた。

  • 古代の機械砲台(アンティーク・ギアキャノン)
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 500/守 500
このカードを生け贄に捧げる。
相手ライフに500ポイントダメージを与え、このターンのバトルフェイズ中はお互いに罠カードを発動できない。
能力はちょっぴりのバーンと罠封じ。
「古代の機械」以外にも疑似罠耐性を持たせられるのはいいが、《トラップ・スタン》や《禁じられた聖槍》でおK。
こっそり《古代の機械箱》のサーチ対象である。まあ、せっかくの効果でこいつをサーチするのはちともったいない気がするが…

  • 古代の歯車(アンティーク・ギア)
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 100/守 800
自分フィールド上に「古代の歯車」が表側表示で存在する時、手札からこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
同時期にアニメで登場、パック収録された《磁石の召喚円 LV2》と合わせて巨人召喚のサポートとしてデザインされたのだろうが、当時から《サイバー・ドラゴン》や《デビルズ・サンクチュアリ》等他のリリース要員を使った方がマシだった。
一応、《機械複製術》でサポートすれば融合素材には使える。

  • 古代の機械騎士(アンティーク・ギアナイト)
デュアル・効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 500
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

「アンティーク・ギア」の下級では最高の戦闘能力を持つ。
かつては他の下級がお察しだったので、必然的に3積みされることが多かった。現在は他にも優秀な下級がいる為、採用数は減ってきている。
とはいえ、後述の《古代の機械城》と合わせれば攻撃力2100と《サイバー・ドラゴン》、《フォトン・スラッシャー》ラインを得られる点はこのモンスター独自の強み。

召喚権を2回使ってようやく共通効果獲得、というスペックゆえ一見するとあまり頼りにならなさそうだが、《古代の機械箱》で手札に持ってこれたり、《思い出のブランコ》で蘇生できたりと対応するサポートが多いのが強み。
デュアルなので【デュアルHERO】に地属性融合素材として出張することも。
《古代の機械箱》の効果で持ってこれる「アンティーク・ギア」の1体なので持ってきた後は手札コストや融合素材にしてもいいだろう。

  • 古代の機械飛竜(アンティーク・ギアワイバーン)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1700/守1200
「古代の機械飛竜」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「古代の機械飛竜」以外の「アンティーク・ギア」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はカードをセットできない。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果を発動できない。
ストラクRでついにやってきたサーチ効果持ちモンスター。
特殊召喚にもしっかり対応しているので《ブリキンギョ》や金銀「ガジェット」の効果でSSしても発動するので安心。
カードをセットできないというデメリットは《古代の採掘機》とのコンボによってあらゆる魔法カードをセットできるためであろう。
持ってくるべきはいろいろあるが、後述の《古代の機械要塞》や《古代の機械射出機》を持ってきておくと安心。
効果を発動する前ならばカードのセットは問題無く行えるので覚えておこう。
後述の《古代の進軍》の登場によって実質的な1枚初動にまで躍進。元々優秀なカードだったが、より優秀さに磨きがかかった。

  • 古代の機械箱(アンティーク・ギアボックス)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
「古代の機械箱」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法でデッキ・墓地から手札に加わった場合に発動できる。
「古代の機械箱」以外の攻撃力または守備力が500の機械族・地属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
ZEXAL終盤のパックにひょっこりと現れた「アンティーク・ギア」。
だがシナジーがあるのはむしろ「マシンナーズ」や「ギアギア」だったりする。
かつては「アンティーク・ギアギアボックスと名前つけ間違えたんじゃないのか」とまでも言われていた。
《古代の機械飛竜》という相棒の登場で、純【古代の機械】でも十分採用に値するようになり、今では《古代の機械素体》や《古代の機械司令》といった優秀なサーチ先も増えている。
効果で一緒に《古代の機械騎士》や《古代の機械歯車機械》を持ってきて融合してしまおう。

  • 古代の歯車機械(アンティーク・ギアガジェット)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
このターン、自分のモンスターが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで宣言した種類のカードを発動できない。
(2):1ターンに1度、「ガジェット」モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
エンドフェイズまで、このカードは宣言したカードと同名カードとして扱う。
割と仲の良かった「ガジェット」と「アンティーク・ギア」ではあったが、ついに合体してしまった。
これ一体をリリースするだけで《古代の機械熱核竜》と《古代の機械合成竜》はフルスペックを発揮できるため、リリース元としては非常に優秀。
(2)の効果はデッキに宣言したカードが投入されていなくても適用される特殊な効果である。
他にも(2)の効果で他の「ガジェット」の名前を手に入れて《機械複製術》で一気に持ってくることもできるため、
レベル4×3体のエクシーズも簡単にできたりする。星守の騎士 プトレマイオス》が当時禁止でよかった。

  • 古代の機械猟犬(アンティーク・ギアハウンドドッグ)
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1000/守1000
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。
相手に600ダメージを与える。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
RATEでついにOCG化されたアカデミアの犬(直喩)。
目を見張るのは(3)の能力で、こいつさえあれば融合系魔法を積まなくとも「古代の機械」融合モンスターを呼び出すことが可能となる。
後述の《古代の機械射出機》で《歯車街》か《古代の機械要塞》を破壊すれば召喚権を使わずに《古代の機械究極巨人》か《古代の機械混沌巨人》を呼び出すことも可能。
普通に召喚してバーン効果、手札の「アンティークギア」と融合して《古代の機械魔神》SS1000バーンとつなげてもなかなか面白い。

何気にオベリスク・フォース達には愛着があるらしく、顎を撫でるシーンも存在する。かわいい。リンクスではクロノス先生も使うが、先生ももれなく撫でる。
アニメでは《古代の機械猟犬》同士の融合体が存在したが、《古代の機械混沌巨人》以外はカード化されていない。(それらについては「オベリスク・フォース」の項目参照。)

  • 古代の機械素体(アンティーク・ギアフレーム)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
「古代の機械巨人」1体または「古代の機械巨人」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
手札から「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を合計3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。
レジェンドデュエリスト編2に収録された新規の下級「アンティーク・ギア」。
《古代の機械巨人》の装甲を取っ払ったような姿をしている。
効果(1)でサーチ出来るのは《古代の機械巨人》と《古代の機械融合》と《魔法の歯車》の3種。
融合「アンティーク・ギア」のサポートとしてデザインされているが、強烈なのは効果(3)。トリガーは相手の除去、かつ呼び出し先は手札限定ではあるものの、《古代の機械巨人》を最大で3体まで呼び出せる。

ただしこのステータスでは戦闘で殴り倒されることの方が多く、相手が狙って除去してくることはまずありえない。
単に《古代の機械巨人》を呼びたいなら《古代の機械射出機》を使えばいいので、相手の全体除去にチェーンしてこいつを蘇生→効果で《古代の機械巨人》を呼ぶ、と繋げられればベター。

  • 古代の機械司令(アンティーク・ギアコマンダー)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールド(表側表示)から「古代の機械巨人」1体を墓地へ送って発動できる。
「アンティーク・ギア」モンスター1体の召喚を行う。
(2):自分が「古代の機械巨人」を召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「古代の機械巨人」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札から「アンティーク・ギア」永続罠カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
なんと古代の機械モンスターそのものになったクロノス先生。12期パック「LEGACY OF DESTRUCTION」にて登場。
足をクロスさせ前を指差すポーズや、先生が着用していたデュエルコートをイメージしたパーツに細めの手足など、とにかくクロノス先生を意識したデザイン。
モチーフがモチーフなので、効果は《古代の機械巨人》を補助することに特化している。

(1)はデッキから《古代の機械巨人》を墓地送りにし、手札より古代の機械モンスターを召喚する。
特殊召喚ではないため、古代の機械モンスターが持っている「特殊召喚できない」というデメリットを回避できるが、一定レベル以上であればアドバンス召喚用のリリース素材を要求する点だけは注意。
もっとも、《歯車街》や《古代の進軍》のようにリリース軽減をデッキ内に持つ他、下級を出すという形で展開可能なので無理に大型を出さなくてもいい。
今まで数を並べるカードが少なかった古代の機械にとって喉から手が出るほど欲しかった自前での展開札なので、下級を出すだけでも仕事は十分にこなせるのである。
サーキュラーと同じくコストとしてデッキから《古代の機械巨人》を落としてから発動するので、無効化されても最低限は墓地落としが可能なのも地味な利点。
ただし、効果使用コストに《古代の機械巨人》が必ず必要なので、枚数とデッキスロットを考慮しておきたい。

(2)は自分が場にいる間に《古代の機械巨人》が出てきた場合、墓地より《古代の機械巨人》を条件無視で特殊召喚するという豪快な効果。
上述した(1)で《古代の機械巨人》を出すともう1体おかわりが出てくるので、古代の機械特有の殴り性能の向上や融合展開を補佐してくれる。
また、場にいる間だけ《古代の機械巨人》になる《古代の機械暗黒巨人》でも効果発動可能で、あちらは《歯車街》などで特殊召喚が出来る点でも出しやすい。

(3)は墓地の自身の除外と引き換えに、テーマ永続罠を表向きで直接置くというもの。
《古代の機械飛竜》等でセット不能の制約が発生していても、問題なく発動可能。《古代の機械競闘》で大型を立てたり、《古代の機械蘇生》で展開し直す等がベター。

  • 古代の機械戦車兵(アンティーク・ギアタンカー)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1300/守1300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
手札から「古代の機械戦車兵」以外の「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、代わりに自分の墓地から選ぶ事もできる。
(2):自分フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このターン中は自分フィールドの「古代の機械巨人」及びそのカード名が記されたモンスターの攻撃力が600アップする。
こちらも12期の新顔。《古代の機械戦車》に乗り込んだ《古代の機械兵士》。微妙だった2枚が一つになった結果、超有能カードに進化。
機械司令(クロノス先生)と同じく、古代の機械に足りなかった横方向への展開を補佐する下級。

(1)は手札より同名以外の古代の機械モンスターを条件無視の特殊召喚で出すもの。
《古代の機械獣》や《古代の機械巨人》の様な制約持ちの大型を無理矢理出しても良し、《古代の機械司令》や《古代の機械飛竜》の様なサーチ持ちを並べても良しと無駄が無い。
手札消費が激しいが《古代の機械司令》の効果で追加召喚して、さらに制約持ちの大型を手札から出すというコンボも悪くない。
また、相手の場にモンスターがいる場合は墓地蘇生も可能となる。《古代の機械司令》の効果で落としておいた《古代の機械巨人》を出す等が可能。

(2)は場のカード1枚と引き換えに《古代の機械巨人》と、「《古代の機械巨人》がテキストに含まれるモンスター」の打点上昇。上昇値が600なのは《古代の機械戦車》の効果を意識したためだろう。
上昇値はそこそこだが、場のカードを能動的に割れるというのが利点。《古代の機械要塞》や《歯車街》を割ってさらなる展開を狙える。

融合モンスター

  • 古代の機械究極巨人(アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム)

古の巨人よ!天翔ける竜よ!深遠に輝ける竜よ!今ひとつとなりて絶大なる力を示せ!
融合召喚!
出でよ、レベル10!古代の機械究極巨人(アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム)!!

融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4400/守3400
「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが破壊された場合、自分の墓地の「古代の機械巨人」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。
クロノス先生も使った、出せさえすればほぼゲームエンドな本カテゴリーの切り札。
今や珍しくなくなった「召喚条件を無視して特殊召喚」系の元祖だったりする。

たとえ破壊されてもタイミングを逃さず、条件無視して《古代の機械巨人》を蘇生できる。
ATK4400から繰り出される貫通攻撃はまさしく致命の一打となるし、《パワー・ボンド》を使えばワンショットキルも十分圏内。
その出すのが非常に大変だったが、RATEでの《古代の機械猟犬》登場により、召喚権を使わずに呼び出すことが可能となった。
同じ動きで《古代の機械混沌巨人》も呼び出せるので盤面によって使い分けていこう。
《リミッター解除》で強化できるのは今のところこいつだけなのでそこはかなりのアドバンテージ。

因みにDEを最後に絶版、尚且つ機械竜叛乱に再録されなかったため一時期高騰していた。
現在ではデュエリストパックにて再録されたためレアリティにこだわらなければ安価で揃えられるが光り物を集めようとするとそこそこお金がかかる。

  • 古代の機械魔神(アンティーク・ギアデビル)

古の魂受け継がれし機械仕掛けの兵士達よ!今、隊列を組み、混じり合い、新たな力と共に生まれ変わらん!
融合召喚!
現れろ、レベル8!機械仕掛けの魔神、古代の機械魔神(アンティーク・ギアデビル)!!

融合・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守1800
「アンティーク・ギア」モンスター×2
「古代の機械魔神」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは他のカードの効果を受けない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手に1000ダメージを与える。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
ロジェ長官が赤馬社長とのデュエルで使用した融合モンスター。
(1)により、最上級の耐性を持っているため、生半可な除去では動かすことができない。
しかしこのモンスターの真価は(3)の効果にある。低攻撃力ゆえに破壊されやすいためかなり発動しやすい。
この効果で《古代の機械巨人》や《古代の機械熱核竜》を呼び込んで追撃を行うのもよいが、相手ターン中に《リビングデッドの呼び声》や後述の《古代の機械蘇生》によって破壊したくない壁に仕立て上げるのもベネ。
(2)の効果もなかなか侮りがたく、2~3発も打っていれば勝利は近いだろう。

  • 古代の機械混沌巨人(アンティーク・ギア・カオス・ジャイアント)

古の魂受け継ぎし、機械仕掛けの猟犬共よ!その十の首混じり合わせ混沌にして絶大なる力とならん!
融合召喚!
現れろ、レベル10!この世の全てを形なき混沌に帰す究極破壊神!古代の機械混沌巨人(アンティーク・ギア・カオス・ジャイアント)!!

融合・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻4500/守3000
「アンティーク・ギア」モンスター×4
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードは魔法・罠カードの効果を受けず、相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
アカデミア版「古代の機械」最大最強の切り札。
魔法・罠に対する完全耐性の上バトルフェイズ中のモンスター効果を無効化にする効果があるため、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》も怖くない。
また、相手フィールドにモンスターがいればいるほど相手へのダメージが増えていくため、劣勢時の切り返しとしてはかなり強力。
ただ、融合素材は「アンティークギア」モンスターを4体ととてつもなく重いため、《古代の機械猟犬》や《オーバーロード・フュージョン》などを駆使してうまく損失を少なく融合しよう。
ちなみに、《歯車街》+《古代の機械射出機》以外でも、《古代の機械魔神》を《古代の機械猟犬》の効果で融合し、戦闘破壊後の効果を発動すると墓地とフィールド合わせて4体分そろうので、
そこに《オーバーロード・フュージョン》すると割と簡単に呼び出せたりする。
なお、《古代の機械魔神》もだが完全耐性持ちな為《リミッター解除》はできないが、フィールドで発動する効果では無いため、《パワー・ボンド》の効果は受けられる。
ただし《古代の機械魔神》はともかく《古代の機械混沌巨人》に《パワーボンド》を使うとエンドフェイズのダメージが4500とさすがにシャレにならない数字になるのできっちり勝負を決めよう。

ただ、バトルフェイズ中以外に発動するモンスター効果には無力なのである程度防御札は用意しておいたほうが安心かもしれない。

  • 古代の機械超巨人(アンティーク・ギア・メガトン・ゴーレム)
融合・効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻3300/守3300
「アンティーク・ギア」モンスター×3
(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」の中から合計2体以上素材として融合召喚したこのカードは、
その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
(3):融合召喚した表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
EXデッキから「古代の機械究極巨人」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
DP19で登場した融合モンスター。
攻撃力は控えめながら「アンティーク・ギア」モンスター3体で出せるので比較的出しやすい上、
《古代の機械巨人》か《古代の機械巨人-アルティメット・パウンド》を融合素材にすれば最大で3回攻撃が可能になる。
また、融合召喚したこのカードが相手の効果で場を離れると《古代の機械究極巨人》を直接呼び出す効果も持っている。
相手依存になるが融合の手間なく《古代の機械究極巨人》を呼び出せるのは強力。

リンクモンスター

  • 古代の機械弩士(アンティーク・ギア・バリスティックシューター)
リンク・効果モンスター
◤ ▲ ◥
◀  
▼ ◢
リンク2/地属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:右/左下】
機械族・地属性モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体または「歯車街」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの魔法・罠カード1枚と、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のカードを破壊し、その相手モンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで0にする。
LVP3で登場したカテゴリ初のリンクモンスター。
同カテゴリ内で初の《歯車街》サーチカードなうえ、(1)と(2)がそのまま繋がっており相手のステータスを下げたうえで召喚制限持ち以外の好きな「古代の機械」を呼べる。
ただし「古代の機械」は展開能力に長けてはいない為、リンク召喚の際には他の機械族・地属性モンスターの助けが欲しいところ。

癖のあるマーカーや低ステータスへの不安は役目を果たしたら速やかに更なるリンク召喚や融合召喚の素材にすると良いか。
またリンク召喚せずとも魔法罠を破壊してステータス下げる効果は使用できる。


魔法

  • 古代の機械城(アンティーク・ギアキャッスル)
永続魔法
(1):フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターの攻撃力は300アップする。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
(3):自分が「アンティーク・ギア」モンスターを表側表示でアドバンス召喚する場合、必要なリリースの数以上のカウンターが置かれたこのカードを代わりにリリースしてアドバンス召喚できる。

永続魔法なので除去に弱いが、カウンター蓄積でリリースの代用になれるのはなかなかありがたい。
とはいえ《歯車街》が強力なので手札事故回避も兼ねてピン刺しか2枚でいいだろう。
微々たる数値ではあるが、ミラーマッチでは相手も強化してしまうのには注意。
ただ通常召喚は相手のもカウントするため、破壊されなければ次のターンにはカウンターが2つ貯まる。
《古代の機械巨人》軸ならばこのカードを積極的に使うのもありだろう。

  • 古代の整備場(アンティーク・ギアガレージ)
通常魔法
(1):自分の墓地の「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
「アンティーク・ギア」版《戦士の生還》。何だかんだ便利なので、とりあえず積んでおくと吉。
特殊召喚のできない《古代の機械巨人》を再利用できる。

  • 古代の掘削機(アンティーク・ギアドリル)
通常魔法
(1):自分フィールドに「アンティーク・ギア」モンスターが存在する場合、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから魔法カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。
あらゆる魔法を手札コスト1枚で即サーチというのは確かに強力ではある。
が、効果でセットされたターンに発動できないので、能動的に使えるものとなると速攻魔法くらい。
とりあえず《リミッター解除》なり、「禁じられた」シリーズなりをサーチしておくのが確実か?

  • 古代の機械工場(アンティーク・ギアファクトリー)
通常魔法
手札から「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターカード1枚を選択する。
選択したカードの倍のレベルになるように墓地の「アンティーク・ギア」と名のつくカードをゲームから除外する。
選択したカードはこのターンに限り召喚時に生け贄は必要なくなる。

リリース無視という効果は強力だが、その代償が対象のレベルの倍になるように墓地の「アンティーク・ギア」を除外というのは……
召喚補助としてはそこまで有効ではないし、テーマ性を重視してもキツいと言わざるをえない。

  • 古代の機械爆弾(アンティーク・ギアボム)
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター1体を対象に発動する事ができる。
対象のモンスターを破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
自分フィールド上の「アンティーク・ギア」1体を選択して破壊し、その元々の攻撃力の半分のダメージを与える。
カードプールの少なかったころは攻撃終了後の《古代の機械究極巨人》に使って詰めの一手にしつつ、後続を出す……といったくらいと使いにくかったが、
《古代の機械飛竜》のおかげである程度タイミングを選んで手札に加えられるようになったため多少使いやすさは改善されたか。
若干使いづらいとはいえ《古代の機械飛竜》でサーチ、すぐさまに破壊することで850の火力は出せるので一応引導火力としてはそれなりの数値になる。

  • 古代の機械戦車(アンティーク・ギアタンク)
装備魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は600ポイントアップする。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、相手ライフに600ポイントダメージを与える。
装備対象制限があるくせして上昇値が中途半端だし、後半の効果はそもそも噛み合ってない。
装備魔法を入れるにしても、もっとマシな汎用タイプはたくさんあるわけで……。
ただし、《古代の機械兵士》が乗り込んでリメイクされると途端に強くなる。

  • 古代の機械掌(アンティーク・ギアハンド)
装備魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターと戦闘を行ったモンスターを、そのダメージステップ終了時に破壊する。
壁モンスターの除去用装備カード。「《地砕き》や《抹殺の使徒》でおk」は禁句。

  • 歯車街(ギア・タウン)
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いのプレイヤーは「アンティーク・ギア」モンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくできる。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
「アンティーク・ギア」にとっての生命線となるカード。その割には自軍から頻繁に破壊されてるが。
リリース軽減しつつ、能動的に破壊することで除外以外のあらゆる場所から任意の「アンティーク・ギア」を呼び出せる。
汎用性と完結性の高さから、《古代の機械巨竜》共々他のデッキに出張することが多い。
ちなみに「召喚」に必要なリリースを減らすのであって、「通常召喚」に必要なリリースを減らすのではない
つまりセットの際にはリリース軽減はされない。するような決闘者や状況もなかなかないだろうが。

少し前まではフィールド魔法を使用するデッキに出張させ、張り替えによって破壊して《古代の機械巨竜》を呼び出し打点を補う【コア○○】というデッキ群が存在していた――
のだが、マスタールール3によるルール改正によってフィールド張替えによる展開が出来なくなったので注意

《古代の機械射出機》とは非常に相性が良く、破壊するときは優先して対象に選ぼう。
積極的に手札に加えたいカードではあるが「アンティーク・ギア」の名を関していないので《古代の機械飛竜》ではサーチできない点には注意。
《テラ・フォーミング》が制限になってしまったのも向かい風。
《惑星探査車》ならばこのカードをサーチしつつ《古代の機械射出機》の発動条件を満たす事ができるが他に召喚権を割きたいモンスターも多いので微妙な所。

また、《マジカルシルクハット》で2枚まとめてデッキから持ってきてぶっ壊すという荒技もある。
その場合《古代の機械巨人》以外の好きな「アンティークギア」モンスターを持ってこれるので殴るなりエクシーズするなりお好きにどうぞ。

  • 古代の機械要塞(アンティーク・ギアフォートレス)
永続魔法
(1):自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターは召喚・特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):「アンティーク・ギア」カードの効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(3):魔法&罠ゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「アンティーク・ギア」モンスターしか特殊召喚できない。
ストラクRで追加された魔法その1。
「アンティーク・ギア」待望の耐性付与カードである。(1)の効果によって召喚時《奈落の落とし穴》や《激流葬》、メイン1での《強制脱出装置》などの今までくらっていた妨害を遮断できる。でも神様だけは勘弁な!
(3)の効果で相手もうかつに破壊することができないため、「アンティーク・ギア」を組む場合は優先して採用したい一枚。

  • 古代の機械射出機(アンティーク・ギアカタパルト)
通常魔法
「古代の機械射出機」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自分フィールドに「古代の歯車トークン」(機械族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
ストラクRで追加された魔法その2。
自分の場にモンスターがいない場合と少々きつめの制限はあるが、これがあればデッキから《古代の機械巨人》だろうが《古代の機械獣》だろうが簡単に呼び出すことができる。
もちろんほかの優秀なモンスターたちを呼び出すことにも使えるし、下級モンスターを呼んで《熱核竜》のリリースコストにしてしまうというのもアリ。
また、《歯車街》や《古代の機械要塞》を破壊した後に《古代の機械飛竜》と《古代の機械猟犬》を呼び、《古代の機械飛竜》の効果で《古代の機械巨人》を持って来れば《古代の機械究極巨人》に、《古代の機械箱》を持ってきてさらにサーチを行えば《古代の機械混沌巨人》を召喚権を使わずに呼び出すことができる。
(2)の効果で墓地にあっても効果が使えるため、無駄が少ない。トークンも融合召喚に使えるので覚えておこう。
ただ、どちらの場合も破壊する対象のカードが必要なのでフル活用するならば《古代の機械要塞》や《歯車街》を手札や場にもっておくことが必要である。
そしてこのカードのせいで「古代の機械」関連の建築物は最終的にぶっ壊される宿命を背負った

  • 魔法の歯車(マジック・ギア)
通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示の「アンティーク・ギア」カード3枚を墓地へ送って発動できる。
手札及びデッキからそれぞれ1体まで、「古代の機械巨人」を召喚条件を無視して特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「古代の機械巨人」以外のモンスターが存在する場合、そのモンスターを全て破壊する。
この効果の発動後、自分のターンで数えて2ターンの間、自分は通常召喚できない。

自分フィールド上の「アンティーク・ギア」3枚を墓地へ送り、手札とデッキから《古代の機械巨人》をそれぞれ1枚ずつ特殊召喚できる。
その後《古代の機械巨人》以外の自軍モンスターを破壊するが、その辺はプレイングでどうとでもなる。
むしろ問題は、自分のターンで数えて2ターン通常召喚を封じられること。
ちなみに装備魔法や永続魔法でも条件を満たすので、使う場合は覚えておこう。

  • 古代の機械融合(アンティーク・ギア・フュージョン)
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
自分フィールドの、「古代の機械巨人」または「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を融合素材とする場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。
待望の専用融合魔法。
フィールドの《古代の機械巨人》もしくは《古代の機械巨人-アルティメット・パウンド》を素材にする必要があるがデッキ融合効果は非常に強力。
《古代の機械射出機》で《歯車街》を破壊して《古代の機械巨人》or《古代の機械巨人-アルティメット・パウンド》と《古代の機械飛竜》をリクルートし、《古代の機械飛竜》の効果でこのカードをサーチすればすぐにデッキ融合に移れる。

《古代の機械究極巨人》や《古代の機械超巨人》のみならず《古代の機械混沌巨人》を呼び出すのにも適しており、
墓地に「アンティーク・ギア」を送れるので《オーバーロード・フュージョン》から《古代の機械混沌巨人》に繋げることも可能。

  • 古代の進軍(アンティーク・ギアアドバンス)
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はカードをセットできない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「古代の進軍」以外の「アンティーク・ギア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
自分は1枚ドローし、このターン中、以下の効果を適用する。
●自分は「古代の機械巨人」またはそのカード名が記されたレベル5以上のモンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
12期追加の新規魔法。《古代の機械城》をバックに、様々な古代の機械モンスターと《古代の機械射出機》が重厚な前進を始める様子。
《古代の機械飛竜》に比べると更に重くなったセット不能デメリットがあるが、その分効果は強力。

(1)は発動処理として同名以外の魔法・罠をサーチするもの。
サーチ効果が弱いわけが無いのだが古代の機械においてはこれがとても便利で、場に残るカードがカテゴリ魔法・罠をサーチ出来るという点が重要。
場に何も無い初動段階でこれを発動し《古代の機械射出機》をサーチすれば、射出機用コストが場に存在するという状態になる。
ここから《古代の機械飛竜》、《古代の機械司令》、《古代の機械戦車兵》の様な展開・サーチ要員を出して行けるという事。

(2)は場のモンスターのリリースと引き換えにドローを行い、その後の古代の機械モンスターのリリースコストを無くしてくれるもの。「アドバンス」のカード名はこれを意識したものだろう。
《古代の機械司令》の手札から召喚する効果をフルに活かす為のものと言っても良く、特殊召喚不能な《古代の機械巨人》を簡単に並べやすくなる。


  • 古代の機械蘇生(アンティーク・ギアリボーン)
永続罠
(1):「古代の機械蘇生」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分の墓地の「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は200アップする。
「アンティークギア」専用の蘇生罠。地味にカテゴリー初の罠カードだったりもする。
射出機と同じ制限はあるが、毎ターン墓地から「アンティークギア」を蘇生できるため侮れない。
これと相性がいいのが《古代の機械魔神》で、戦闘破壊された後にこの効果で蘇らせて盾にしたり、ぽっと出て1000ダメージをプレゼントすることもできる。
また、この効果で蘇生すると《古代の機械熱核竜》は《青眼の白龍》など3000ラインを超えるので相手の戦闘破壊もしやすくなる。
使い道がなくなったら《古代の機械射出機》の墓地発動効果を使って退かすことも視野に入れておこう。
《古代の機械司令》の効果で直接置けるようになったので、セット不能のデメリット発生中でも使いやすくなった。

  • 《競闘-クロス・ディメンション》
通常罠
(1):自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。
この効果で除外したモンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドに戻り、その攻撃力はそのターンの終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
(2):自分フィールドの、「古代の機械巨人」または「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」が戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
カード名だとどのカテゴリのサポートカードかすらよくわからないが内容はバリバリの「アンティーク・ギア」サポートカード。
(一説には教頭(きょうとう)-クロノス・デ・メディチの捩りではないか?とも)
(1)の効果は専用の《亜空間物質転送装置》のようなものであり、戻ってきたターン中は攻撃力が元々の倍になる。
除外やバウンスなどでフィールドを離れてしまいそうな場合に打ち込んでサクリファイスエスケープを狙うのが良いだろう。
ただし自ターン中に打つと次戻ってくるタイミングが相手のスタンバイフェイズなのでそこは注意。
また、魔法・罠に完全耐性を持っている《古代の機械魔神》や《古代の機械混沌巨人》は除外できないのでそこにも注意。
(2)の効果は《古代の機械巨人》ズのサポートであるため、《古代の機械巨人》メインのデッキであれば活用できる。
イラストは「恩返しデュエル!クロノスVS元祖ドロップアウトボーイ」がモチーフ。

  • 古代の機械競闘(アンティーク・ギアデュエル)
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のモンスターゾーンの「古代の機械巨人」及びそのカード名が記されたモンスターは相手が発動したモンスターの効果を受けない。
(2):相手フィールドにモンスターが存在する場合に発動できる。
自分フィールドの「古代の機械巨人」を含む、自分のフィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し、「古代の機械巨人」のカード名が記された融合モンスター1体を融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
2枚目の競闘(教頭)カードにして、ありそうで無かった墓地融合カード。
セットが出来ないデメリットを抱えがちな古代の機械だが、《古代の機械司令》で直接持ってこれるので発動は簡単。

(1)は《古代の機械巨人》、またはそれをテキストに含むモンスターへの耐性付与。
相手のモンスター効果を受け付けなくなるので、現代遊戯王における「モンスター効果での除去」「モンスター効果での無効化」を跳ね除けられる点が大きい。
破壊無効+選択不能を与える《古代の機械要塞》と合わせれば、《古代の機械巨人》や関連モンスターがほぼ無敵の耐性を得る。

(2)は相手の場にモンスターが存在する場合のみ発動可能な融合。
出せる融合モンスターは限られる代わりに、「3回攻撃可能」という殺意満々のバフを与える。場のモンスターを3回攻撃できるのではなく、単純に3回殴れるのだ。
実質的に《古代の機械究極巨人》か《古代の機械超巨人》専用だが、前者は4500打点の守備貫通持ちで後者は自前で攻撃回数を増やせるという感じの元から殺意が凄い性能をしているので、
守備貫通付きの3連撃を放つ《古代の機械究極巨人》や、最大6回のオラオララッシュをぶちかます《古代の機械超巨人》の様なイカれた大型を立てて、あっという間にゲームエンドに持って行ける。

イラストは《E・HERO フレア・ネオス》に一撃をかまそうとする《古代の機械究極巨人》という構図だが、これは原作アニメの1シーンの再現で、例によって「恩返しデュエル」の一幕から。
元ネタとなったシーンでは一度十代に攻撃を止められてしまったが、続けて攻撃を可能とする《デスパレート・バトル》を使って再度攻撃を行い《E・HERO フレア・ネオス》を撃破することに成功。
融合モンスターに連続攻撃を付与する効果はこのシーンを再現したものだろう。クロノス先生モチーフの《古代の機械司令》から出しやすい点も頷ける。


未OCGカード

  • 古代の機械石像(アンティーク・ギアスタチュー)
チューナー(効果モンスター)
レベル2/地属性/機械族/攻撃力500/守備力500
このカードをリリースして発動できる。
自分の手札から「古代の機械石像」以外の「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
5D'sでハイトマン教頭が使ったモンスター。カテゴリ内唯一のチューナー。
自身をリリースコストに手札の「アンティーク・ギア」を条件無視で特殊召喚できる。
劇中では《機械複製術》で3体揃え、手札にあった《古代の機械巨人》3体を特殊召喚した。


その他に相性のいいカード

アタッカーにしてよし、リリース素材にしてよし、キメラテックな皆さんの素材にしてよし。
相手に使われたら泣いていい。ある意味では最強の敵であり最良の味方。
《オーバーロード・フュージョン》も採用しやすくなったのでオーバーなほうも使ってみると面白いかもしれない。

ドロップアウトボーイとの夢のコラボ。
墓地に《古代の機械巨人》を送って《古代の整備場》で回収することで擬似的なサーチが可能。
手札に「アンティーク・ギア」と融合系のカードがあれば、そのまま《古代の機械究極巨人》も不可能ではない。
ちなみに《古代の機械巨人》を落として手札に《古代の機械融合》があると、それだけで《古代の機械究極巨人》が出せる。
《ヒーローアライブ》で召喚権を使わずに直接特殊召喚できるという点も便利。

簡単に出せて高性能。アタッカーにしてよし、《古代の機械合成竜》と合わせてエクシーズに使ってもよし。
サーチカードとして機能し、ユニオンして破壊耐性をもたせられる《マシンナーズ・ギアフレーム》も採用圏内に入るか。

  • 《ギガンテス》
ほぼ地属性で埋まるので出しやすい。アタッカーにしてよし、リリースしてよし、エクシーズ素材にしてよし。
自爆特攻で《大嵐》代わりにぶっぱすれば、《スキルドレイン》やペンデュラム対策にもなる。

《歯車街》→《サイバー・ドラゴン》→こいつの順で出せれば重畳。
ランク5エクシーズに使えるし、手札にサイバーがなくともリリース要員にはなれる。

  • 三色・金銀「ガジェット」
手札コストにしてよし、エクシーズ素材にしてよし。種族サポートも共有できる。
《二重召喚》なり《サモンチェーン》なりのサポートは用意しておきたい。
《ゴールド・ガジェット》、《シルバー・ガジェット》は召喚、特殊召喚時にレベル4機械族を手札からSSできるためすぐに《ギアギガントX》などにつなげることができる。
ただし金銀ガジェットは光属性のため、地属性のサポートを共有できない点には注意。

  • 《ギアギガントX》
レベル4機械族×2でレベル4以下機械族のサーチ・サルベージを行えるエクシーズモンスター。
《ブリキンギョ》、「ガジェット」、《無限起動ロックアンカー》と同時採用して《古代の機械箱》をデッキからサーチし、《古代の機械箱》の効果によるさらなるサーチで2枚のデッキ圧縮の動きが出来る。
攻撃力も2300とそこそこの数値。

  • 《巨大ネズミ》とそこからリクルート可能なモンスター
《古代の機械工兵》のほか、リリース要員として鉄板の《ダンディライオン》や《ハードアームドラゴン》をリクルート可能。
当然「ガジェット」もリクルートできる。それ以外にも「カラクリ」チューナーや《サイコ・コマンダー》、《マインフィールド》あたりを挿しておくといいかもしれない。

効果で《歯車街》ごと場を空に出来るので決まれば《終焉の王デミス》+《古代の機械巨竜》or《古代の機械熱核竜》で5400が確実に入る。
《高等儀式術》で《青眼の白龍》を落として蘇生させれば1killも狙える、【デミスギアタウン】が開発された。
《古代の機械巨人》も《古代の機械巨竜》も☆8なのでリリース元にも使える。
サーチカードの《儀式の下準備》も出たのでコンボも使いやすくなったかもしれない。

機械族・地属性という同系統の属性を持っているためある程度サポートを共有できる。
《古代の機械弩士》のリンク召喚には金銀「ガジェット」は使用できないため、《無限起動ロックアンカー》を使うと扱いやすい。
単純にランク4や高ランクX用に使用するのもベネ。

  • 《皆既日食の書》、《闇の護封剣》
相手モンスターをまとめて裏側守備表示にできる魔法。
相手のモンスターによる特殊召喚封じなどを回避できる。
最上級以上の「アンティーク・ギア」モンスターの多くは貫通能力持ちのため、無駄なくダメージを通すことも可能。
ただ、《皆既日食》のほうは残しておくと相手にドローされてしまうのできっちりと倒しきれる時に使おう。
また、《闇の護封剣》はフィールドに残るので、《古代の機械射出機》で叩き割れば好きな「アンティーク・ギア」モンスターを持ってこれる。

  • 《リミッター解除》
説明するまでもない機械族の切り札。
クロノス先生みたいにかっこいいタイミングで使おう!

  • 《ダブル・サイクロン》
能動的に《歯車街》を破壊するためのパーツ。ついでに相手のバックも割れると考えれば。
《スクラップ・ドラゴン》でも代用できる。マスタールール2から3への改定で重要度が増した。

発動タイミングがバトルフェイズと少々厳しいが、《歯車街》を2枚モンスター扱いとしてフィールドにセットすることができる。
上手く決まれば《古代の機械巨竜》や《古代の機械熱核竜》2体や展開からのランク2~9のエクシーズモンスターも狙うことができる。

  • 手札をコストに発動するカード
手札で腐っている《古代の機械巨竜》や《マシンナーズ・フォートレス》などを墓地に落とすためのカード。
手札交換用の《トレード・イン》や汎用除去の《サンダー・ブレイク》あたりが候補に挙がるか。

  • 《進撃の帝王》、《オーバーウェルム》、《無力の証明》
最上位モンスターをアドバンス召喚なり特殊召喚で場に出しやすいので相性は悪くない。
《無力の証明》は相手のレベル5以下のモンスターを一掃できるため、展開の前準備に重ねられれば一気に相手の攻勢を削げる。

  • 《帝王の烈旋(れっせん)
エクストラデッキからの召喚を制限する代わりに相手フィールドのモンスターを使ってアドバンス召喚できるようになる。
実質的な対象を取らない除去になるため突破しにくい相手をリリースしてしまおう。
もちろん《歯車街》を発動しておけば相手モンスターだけで召喚できるので相性抜群。

  • 融合準備(フュージョン・リザーブ)
エクストラデッキの融合モンスターに記載された融合素材モンスターをサーチすることができる通常罠。
なかなかサーチしにくい《古代の機械巨人》やリリース、機械族への切り返しに優秀な《サイバー・ドラゴン》を簡単に持ってこれる。
ついでに墓地にある《融合》もサルベージできるので《古代の機械箱》の効果で持ってきた《古代の機械騎士》と融合してしまおう。

  • 融合関連カード
手札1枚で《古代の機械混沌巨人》を出せる《オーバーロード・フュージョン》、大幅に戦闘能力を引き上げ、ワンキルを狙える《パワー・ボンド》等強力なカードに対応している。
《サイバネティック・フュージョン・サポート》にも対応しており、《パワー・ボンド》と併用すると勝敗を決するのも目前だろう。
総じてハイリスクだがリターンも大きいカードが多い。

では本家《融合》はどうなのかと言うと、確かに《古代の機械巨人-アルティメット・パウンド》の効果でサーチする事はできるが受動的な上に、より簡単にサーチでき消費を抑えられる《古代の機械猟犬》の存在から採用する価値は薄い。
《古代の機械飛竜》のみならず&《古代の機械素体》でもサーチができ、デッキ融合も可能な《古代の機械融合》が登場したのも向かい風。
採用する場合は回収手段が豊富という点を活かし、上記の《融合準備》や《融合再生機構等》も合わせて採用し差別化したい。

  • 「春化精」
地属性の展開・補助に特化した天使族テーマ。
始動の起点となる《古代の機械飛竜》、《古代の機械司令》、《古代の機械戦車兵》を特殊召喚しつつ、後続を準備できる。
召喚権を節約しつつ展開の要を出せる為、《古代の機械巨人》軸と相性が良い。

機械族デッキに「とりあえずビール感覚」で入る、万能無効化持ちモンスター。テーマカードか自身の墓地送りであらゆる効果を無効にする。
墓地に一体でも機械族が存在すれば手札から簡単に出てくる為、枠に余裕があれば入れて良いレベルの一枚。
元々機械族デッキは妨害能力が低かったという事情もある他、古代の機械は妨害よりも耐性で敵の攻撃を凌ぐタイプのデッキなので、先行を取ってしまった際の保険として優秀。
フィールド魔法《円盤闘技場セリオンズ・リング》、またはエクシーズである《スプリガンズ・メリーメイカー》経由での《ギガンティック“チャンピオン”サルガス》でのサーチも可能。
後者の場合なら《古代の機械戦車兵》+レベル4または《古代の機械司令》+レベル4で簡単に揃うのでおすすめ。EXを少しだけ圧迫するが、入れて損はしない。

  • ランク9エクシーズ
古代の機械熱核竜で歯車街や機械要塞を破壊して2体目の熱核竜を出せばレベル9が2体揃う。
特に相性がいいのは幻子力空母エンタープラズニルで、とどめを刺しきれなかった場合のハンデスで相手の反撃の芽をつぶしておくことができる。
過去には禁止カードである真竜皇V.F.D.を登場当初から呼ぶことのできる少ないデッキのひとつでもあった。

弱点

自力で特殊召喚不可の最上級を多数採用する都合上何はなくとも手札事故が起きやすい。手札で腐った《古代の機械巨竜》や《古代の機械巨人》を処理できるカードは用意しておきたい所。
サーチカードをうまく駆使すればあっという間に並ぶので、なるべく手札交換やサーチできるカードは多めに積んでおいたほうがいい。
また、カウンター効果持ちではなく耐性持ち大型モンスターで盤面を支配していくタイプのデッキなので先攻を取った際の選択肢が少なめなのでカテゴリ外のカードの採用も視野に入れておこう。
手札・デッキからの展開は得意だが墓地からの展開はやや苦手という変わった特徴を持つカテゴリなため、返された時のリカバリーも辛い。デッキに何が残っているか常に考慮しながらルートを考える必要があるだろう。
後、当然のように機械族メタには手も足も出ない。
除去の乏しさも相まって、《A・O・J カタストル》などの戦闘に強いモンスターや特殊召喚封じにも苦戦を強いられる


アニメ版の登場

遊戯王デュエルモンスターズGX

クロノス・デ・メディチが《古代の機械巨人》をエースとして愛用。

クロノス教諭/臨時校長/教頭の様々な名デュエルや、遊城十代相手のGXアカデミア生活集大成ともいえる恩返しデュエルで人気を確立したノーネ。

遊戯王5D's

デュエルアカデミアのハイトマン教頭が使用する。
レベルの高い最上級モンスターにこだわりを持つ選民思想の持ち主。
低レベルモンスターを最上級モンスターを召喚する為の道具と見なしており、その言葉通りに《古代の機械石像》を3体を特殊召喚。
その効果でいきなり《古代の機械巨人》を3体揃え、守りを固める遊星に得意の貫通ダメージを与えた。
しかし、低レベルモンスターの存在意義にこだわる遊星のテクニカルなデュエルにより敗北し、低レベルモンスターも有効な使い道があると考え直し、改心した。
(ちなみにこのデュエル、遊星も低レベルモンスターをバーンダメージの為にリリースしたりする為、低レベルモンスターを特殊召喚に利用しているハイトマンと大して変わらないとツッコまれる事が多い。)


遊戯王ARC-V

融合次元のアカデミアに所属するデュエル戦士が使用するモンスターの1つとして登場。
異世界のエクシーズ次元への侵略に投入され、平和な都市を戦場へと変えている。
その後もデュエルアカデミアの精鋭部隊オベリスク・フォースが《古代の機械猟犬》や、その派生の融合モンスターを始めとする様々なカードを使用している。
また、デニス・マックフィールド「Em」デッキの中に投入していた模様。

共通効果も持っているが、どちらかというとビートバーンに近いデッキタイプとなっている。GXや当作品放送前のOCGと違い、融合召喚が主軸である点も特徴と言える。
なお、エクシーズ次元への侵略に投入され、実際のデュエルでも登場した《古代の機械混沌巨人》だけは属性が闇属性で共通効果を持たないという異色なモンスターとなっている。
アカデミアを離反したジャン・ミシェル・ロジェは離反後もアカデミアのデュエルディスクと共にこのデッキを保管しており、シンクロ次元から撤退する際に使用している。
このロジェのデッキは今まで見られたビートバーンでは無くロックバーンを主体としている。

ユーリが明日香とのデュエルに使用した【優等生デッキ】ではストラクの新規カードを使ったお手本のような販促デュエルを見せている。
使い方をレクチャーするかのような発言が多く、ストラクに収録されるカードを強引に使用する等の行動が見られる*2

余談

  • ZEXAL
ちなみに、オーパーツの一種には「アンティキティラ・ギア」というものがあり、
アニメZEXALではこのカテゴリーの同じモチーフと思われるカードが登場している。

  • 新規サポートカード
何気なく各アニメシリーズ放映時期で1枚以上はコンスタントに新規カードが出ていたため、カード間の実装はGX期初期からあるカテゴリにしては意外と間隔が狭かったりする。
今でこそ当然のように使われている《歯車街》も初出は5D's期であるし、ZEXAL期最終パックのプライマルオリジンで《古代の機械箱》が出ていたりする。



追記・修正は《古代の機械究極巨人》を《パワー・ボンド》で融合召喚し、《リミッター解除》して全力全壊でブン殴ってからお願いします。

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最終更新:2024年03月25日 23:47

*1 ちなみに「バトルフェイズ中の魔法・罠封印がない」のも「アニメ初期の《古代の機械巨人》にはその効果がなかった」という再現とも取れる。単に高打点の貫通+連続攻撃持ちに持たせるのは過剰との判断かもしれないが。

*2 《古代の歯車機械》の使い方は顕著。《古代の歯車機械》のカード名を得る効果が適用されたが、《古代の機械熱核竜》のリリースに使ったため意味の無い行動になっている。