背景ストーリーのラスボス一覧(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/06/14 Sat 13:10:26
更新日:2024/03/01 Fri 23:56:26
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CRYMAX ジャオウガ DARK MATERIAL COMPLEX DM Volzeos-Balamord 「無情」の極 シャングリラ アビス・レボリューション エピソード1 エピソード2 エピソード3 エンペラー・アクア カタストロフィー ゴッド・オブ・アビス チート デュエマ デュエル・マスターズ ドラゴン・サーガ ラスボス 一覧項目 不死鳥編 世界滅亡 伝説の正体 ギュウジン丸 伝説の禁断 ドキンダムX 偽りの名 シャーロック 六体神 十王篇 双極篇 天地命動 バラギアラ 太陽王ソウル・フェニックス 始虹帝 ミノガミ 戦国編 所要時間30分以上の項目 新章デュエル・マスターズ 時空の裂け目 暗黒凰ゼロ・フェニックス 暗黒王デス・フェニックス 暗黒皇グレイテスト・シーザー 暴れたい闇文明 最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z 極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド 極神編 無法神類 G・イズモ 煌龍 サッヴァーク 王来MAX 王来篇 神化編 終焉の禁断 ドルマゲドンX 聖拳編 背景ストーリー 背景ストーリーのラスボス 背景ストーリーのラスボス(プレイス) 背景ストーリーの用語項目 覚醒編 許されないシーザー 起源神 超天篇 超神星ブラックホール・サナトス 転生編 轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー 進化クロスギア 闘魂編 零龍 革命ファイナル 革命編 鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ 龍炎鳳エターナル・フェニックス 龍覇 ザ=デッドマン 龍魂珠




その時、全ての生命は死を予感しつつ、決戦への覚悟を決めた。



TCGデュエル・マスターズ」では、一年間(または半年)のシリーズ毎に収録カードを題材にした背景ストーリーが展開されており、
それらの物語には基本セットを除いて『ラスボス』に相当するクリーチャーやクロスギア等が必ず登場している。
この項目では、そんな背景ストーリーにおけるラスボス達を紹介していく。


【概要】

ラスボスは基本的にシリーズの最終弾に姿を表すことが殆どである。
さすがにラスボスだけあって、カード自体もとある二枚を除いていずれも強力な性能に仕上がっている。

ただ、エピソードシリーズ以降は同一人物が複数のカードで登場する事も増えており、
ラスボスとして君臨する前の段階として割と序盤から収録されたり、逆にラスボスとして登場した後のシリーズで強化形態がカード化される事もある。
例えばイズモなどは自身を表すカードが6枚、三シリーズに跨がって登場したジャオウガに至っては王来MAX最終弾時点で7枚もある。

なお、背景ストーリーの物語の詳細や流れは記載すると項目があまりにも長くなりすぎるため、
物語の詳細に関してはそれぞれの項目や他サイトなどを使って各自で確認してほしい。

デュエル・マスターズ プレイス』では基本的にはストーリーがTCG版に準拠しつつも微妙に異なっており、
収録カードの都合からラスボスが変更されていることもある。


【一覧】

エンペラー・アクア

闘魂編のラスボス。

DMの背景ストーリーでは、初めての明確なラスボスである。
基本セットから様々な文明に協力したりと不審な動きを見せた水文明(というかサイバーロード)がとうとう動き出した。

彼らの目的は《インビンシブル・テクノロジー》を利用した全生物滅亡兵器の制作だった。
サイバーロードの実力者である《エンペラー・アクア》は、この設計図を自身の頭脳で完成させる。

しかし、この計画を知ったバーニング・ビーストがドラゴンの復活に成功。
さらには水文明内からも一部の強力なリキッド・ピープルが反乱を起こす。

結果的に暴れ出したドラゴンのせいでエンペラー・アクアの計画は頓挫する。
彼がその後どうなったかについては詳しくは分かっていないが、多分ドラゴンにでも倒されたんだろう。
その後さらに世界はドラゴンによって混乱が起こっており、アクアの計画が失敗したところで世界はヤバい状況のままだった。
ちなみに、開発主任KのTwitterにおけるラスボス総選挙企画では、アクアの裏に更なる黒幕がいた可能性を匂わせているが、いつ明らかになるかは不明として濁している。

なお実際のゲームでのスペックは…。


暗黒王デス・フェニックス & 太陽王ソウル・フェニックス VS 龍炎鳳エターナル・フェニックス

聖拳編のラスボス。

聖拳編では多色獣VS無限軍団の戦いが激化し、無限軍団が進化多色獣相手に劣勢に追い込まれていった。
そして、今度は非進化多色獣VSデュアル進化多色獣の争いが起きようとしていた最中のことである。

仙界から五体の王英霊王スターマン》《蛇魂王ナーガ》《暗黒王デス・フェニックス》《太陽王ソウル・フェニックス》《聖獣王ペガサス》が出現。
それまで世界で猛威を振るっていたクリーチャーを粛清し、恐怖政治を行う。
各文明最後の希望だった『敵対色多色獣』も、奮戦虚しく王に撃破され、絶望感が世界を包む。

その時、第六の王《龍炎鳳エターナル・フェニックス》が生まれる。
5体の王はこの王に戦いを挑むも、5体のうち3体が瞬殺。

辛うじて生き残ったデス・フェニックスとソウル・フェニックスは第六の王に決戦を挑む。
しかし、一週間に及ぶ激戦の末、彼らは第六の王に敗れ去った。


進化クロスギア(カタストロフィー)

転生編の実質的なラスボス。

王の激突から200年後、各文明は新たな力・クロスギアを生み出していた。
しかし作り手となるクリーチャー達はクロスギアへの畏敬を忘れた結果、強大極まる5つのクロスギアを生まれ出してしまう。
これが進化クロスギア《ネオウェーブカタストロフィー》《ツナミカタストロフィー》《エクスプロードカタストロフィー》《プロミネンスカタストロフィー》《グランドクロスカタストロフィー》だった…

五つの進化クロスギアはやがて暴走を始める。その力は時空を歪ませ、多くのクリーチャーを死に追いやった。
そして超獣世界のクリーチャーたちは、クロスギアを相手に戦いを挑むことになる。

だが、最終的に世界は一部を除き消滅。
辛うじて生き延びたクリーチャーは、今まで誰も踏み入らなかった東方血土への移住を決める…

転生編のラスボスに関しては、クリーチャー達の自業自得の面が強い。

『デュエプレ』ではこの時点ではクロスギアの実装が見送られており、この時期に収録されたインビンシブル呪文が代役を務めた。


超神星ブラックホール・サナトス

不死鳥編のラスボス。

転生編から1万年経った世界では、一致団結したハイブリッド種族と超生命体である不死鳥軍団との激突が行われていた。
劣勢ながらも、ハイブリッド種族たちは必死の対抗を試み、連合軍の士気が高まっていた時である。

絶望を司る不死鳥の《超神星ブラックホール・サナトス》が降臨して各文明から生命力を奪い、戦えば戦うほど強くなるという訳の分からないチート性能を発揮。
連合軍は、絶望状態に陥りかけていた…。

だがその時、連合軍に味方をする希望を司るフェニックス《超神星ビッグバン・アナスタシス》が登場する。
サナトスと激突し、互いに光となって消滅した。

ちなみに背景ストーリーではチートのサナトスだが、実際のカードスペックは…

『デュエプレ』では魔改造に定評のあるデュエプレでもどうにもならなかったのか超神星ネプチューン・シュトローム》がアナスタシスの対戦相手を務める。
先程のインビンジブル呪文と比べるとただサナトスのポジションと入れ替わったというだけでなく、目的が生き残りから世界の支配に歪んで行ってしまったグランド・デビルが復活させた存在となっている。
アナスタシスとの激突の結末は両者相打ちの消滅なのは変わらないが。


暗黒凰ゼロ・フェニックス

極神編のラスボス。

ゴッド軍の強大な力を前に、窮地に追い込まれた闇文明が秘術によって《暗黒王デス・フェニックス》を《暗黒凰ゼロ・フェニックス》として復活させた。
つまりはデス・フェニックスと同一の存在であり、DM史上初の二度ラスボス役に登板したクリーチャー。

闇文明の暴走を止めるために武者ドラゴンとエルフェウスが融合を果たしたクリーチャー《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》と激しい激突を繰り広げる。
その戦いはゴッドですら及ばない程の凄まじい次元だったが、死闘の末に両者相打ちとなった。

そして二体の激突で荒廃した大地を、最後のゴッドである五元神が修復していった…

ちなみに、ゼロフェニックスは経歴的に聖拳編のフェニックスであり、前作の不死鳥編のフェニックスとは別種族のフェニックス。
しかし、不死鳥編のフェニックスが討伐された極神編でのラスボスが、聖拳編のフェニックスであるのは皮肉なものだ。
後にどちらのフェニックスも先祖自体が共通ではあるという設定が判明していたりもするが。

『デュエプレ』でもボルフェウス・ヘヴンと最後に戦うという大まかな流れは変わらないが、こちらでは相打ちではなくゼロ・フェニックスの敗北で幕を閉じている。


暗黒皇グレイテスト・シーザー

戦国編のラスボス。

戦国編から革命ファイナルまでの背景ストーリーにおける元凶となった人。
詳しい詳細はこちら


起源神(六体神)

神化編のラスボス。

敗れ去るオリジン軍を助けるかのように《黒月の古城 オリジナル・ハート》から産み落とされた最後のオリジンゴッド、その姿は美しくも凶悪な六体神。
「この惑星を征服し、オリジンの星を築く」ためだけに、五大文明連合軍を相手に力を発揮し、全土を壊滅状態にする。

しかし、敵対する二つの力が融合した究極進化MAXクリーチャーの《超神羅ロマノフカイザー・NEX》が登場し、その力を前に敗れ去った。

ちなみに六体神を構成していた内の一体である《神核アトム》がとある武器に酷似した物を持っている。
それは何故か、戦国編のラスボスを倒すために使用された《超銀河剣 THE FINAL》と似た姿の大剣である。
このことから起源神が、戦国編の裏で密かに動いていたという説も存在しているとか。

『デュエプレ』では超獣世界サイドが早期にオリジナル・ハートを破壊してオリジンの神復活を未然に阻止したため、そもそも出番が無いという悲しき扱いで幕を閉じた。
これに関しては神帝神王創世神らオリジンゴッド全員に通ずる不遇さではあるのだが…。
代わりにオリジンの首領格だった《エンペラー・キリコ》と共に、彼女が神歌の力で異世界より呼び出し操った碧眼の伝説龍なる存在が実質的なラスボスのポジションを務めている。
この伝説龍とやらが何者なのかは作中で明らかにされていないが、キリコと同じ弾に収録され身体的な特徴も合致したとあるクリーチャーが有力視されている。


最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z

覚醒編のラスボス。

Z軍が、光文明の力で一時は封印されていたディアボロスZの解放に成功。《時空の支配者ディアボロス Z》が誕生する。
しかし、連合軍は負けじとディアボロスZに対して猛攻を繰り広げる。

その時、ディアボロスZは五文明の力を吸い取り《最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ》に覚醒する。
しかし連合軍も対抗して、選ばれし勇者《超時空ストーム G・XX》が覚醒した姿《超覚醒ラスト・ストーム XX》が戦いを挑む。

激しい三日三晩の攻防の末、ディアボロスは倒された。連合軍の勝利だった。
しかし、敗れたZは超次元の奥にある世界に向かった。Zの敗北を聞いたその世界の王はついに超獣世界への侵攻を開始する。
彼も捨て駒でしかなかったのだ。

なお、ディアボロスZのデザインは超次元の奥にある世界の影響を受けた結果の姿だという話がある。

『デュエプレ』ではディアボロスZに加えて、TCG版では《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》に倒されるはずだった《悪魔神王バルカディアス》、更には《邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード》が自身を生贄にして復活したロマノフの始祖であるキング・ロマノフ改め《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》が同時に襲い掛かる、という悪夢のような布陣が敵として立ちはだかった。
しかしこちらの世界でも《超覚醒ラスト・ストーム XX》が覚醒し、三体以外の雑魚達を一瞬で蹴散らした上で最後の決戦に挑み、長きに渡る戦いの末に三体の脅威は地上から消え去っていた
ラストストーム強すぎるだろ…。


偽りの名 シャーロック

エピソード1のラスボス。

背景ストーリーの歴史において、現在唯一主人公側に完勝した記念すべきクリーチャーと言われていた。
しかし、後に発売されたDMBD-13「クロニクル最終決戦デッキ 覚醒流星譚」で後付け設定明かされた補足により、そんなことは実はなかった人。

唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》と《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》が率いるハンターエイリアンの連合軍は《偽りの名 13》を撃破。
その時に登場したクリーチャーが《偽りの名 シャーロック》であり、ゼニスが持つゼロの力に最も近いアンノウンだった。

シャーロックは超次元をゼロ化することでガイアール・オレドラゴンの覚醒リンクを瞬く間に解除し、ガイアール・カイザーの魂を別世界に飛ばす。
その勢いでプリンプリンを狙ってリュウセイと交戦するが、奇跡によって誕生した《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》に敗れる。
敗れる寸前にもしつこくリュウセイとの相討ちを狙うところまで追いつめたが、身代わりになったガロウズを撃破する結果に終わった。

しかし、シャーロックの戦いの影響で多くの英雄の犠牲やサイキック・クリーチャーの衰退といった代償が発生し、アンノウンによる超獣世界の侵略をさらに進めることに成功した。


「無情」の極 シャングリラ

エピソード2のラスボス。

覚醒編までの戦乱の黒幕(戦乱の原因はシーザーだけど)。なんと種族はガーディアン
そして始まりのゼニスである。

元々彼が登場した原因は、遠く不死鳥編にまで遡るとも噂される。
転生編での世界滅亡後、地上に降りたガーディアンは、天空都市で光文明のクリーチャーだけを守っていた時とは違い、本能のままに誰かの防衛に務めていた。

ガーディアンの「文明を問わずみんなを守りたい」「外敵を排除したい」という平和を望みながらも矛盾する二つの思想。
考えてるうちに、世界の戦乱は収まることが無く、多くの命が消え去る…

そうしたガーディアンの矛盾した感情が《「無情」の極 シャングリラ》を生んでしまった。
そして「全てを無にすれば苦しみがなくなる」と考えたシャングリラは、ガーディアンを闇文明に生み出すなどの行動を起こしたのだ。

彼は《超絶奇跡 鬼羅丸》と激突する。戦いは初めはシャングリラが優勢だった。
しかし救援に訪れた《逆転王女プリン》の『自由』の力が、彼の『封殺』の力を打ち破る。

それによって鬼羅丸は、なんとかシャングリラと相討ちになった。シャングリラは消滅し、ゼニスも世界から消え去った…。
しかし、一万年後の世界で、彼はとある種族によって『神』として信仰され、争いの遠因になってしまった。

なお、シャングリラがゼニスに覚醒した時期は諸説あるが、神化編終盤~覚醒編初期に覚醒したという説を有力視する声がある。


無法神類 G・イズモ

エピソード3のラスボス。
ヨミ亡き後のオラクルを率いた「名も無き神人類」にして「黒幕」。

アウトレイジによる、オラクルの本拠地への侵攻は、激しいものとなった。
イズモは愛する師である《神人類 ヨミ》を殺され、自身もアウトレイジによって瀕死の重傷を負ってしまう。
(ここまで《イズモ》)

彼はアウトレイジへの復讐に燃えた。その気力をバネになんとか身体を回復させる。
(ここまで《名も無き新人類》)

そして裏からオラクル教団を操り、アウトレイジの同士討ちを企む一方で、オラクルの秘宝『オラクルジュエル』で
新たなる神人類として復活を遂げる。
(ここまで《「黒幕」》→《超神類 イズモ》)

彼は、今は世になき師の為に、アウトレイジへの逆襲を開始する。
(ここまで《逆襲の神類 イズモ R》)

イズモは聖邪を備えた力によって、カツマスターからレイジクリスタルを奪い、
レイジクリスタルとオラクルジュエルを融合させた真の秘宝「オメガ・クライマックス」を手にしたことで
無法の神へと覚醒する。
(以下《無法神類 G・イズモ》《極大左神 マックス》《極限右神 オメガ》)

しかし、イズモへの再戦を挑んだカツドンは、クライマックス・ドロン・ゴーを行い《絶頂神話 カツムゲン》の姿となる。
カツムゲンはその力で、G・イズモを打ち負かす。そしてイズモを倒そうと最後の攻撃を加えようとした、その時だった。
イズモを救うために復活したものの、心を失いオラクリオンとなった《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》がイズモを庇って倒されたのだった。

この光景を見たカツムゲンは、オラクルにも仲間を助ける気持ちがあるということを知り、イズモと和解をすることにした。
またオラクル側もアウトレイジに歩み寄り、中には自由を求める者も現れ始める。
戦いで荒廃した世界はオメガ・クライマックスの力をによって新しく創り直され、ここに再び平和が訪れた。

これにて、ひとまず基本セットからの超獣世界の物語は、一時的に幕を下ろした。
しかし、世界が変わっても、シーザーさんは許されなかった…


極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド & 龍覇 ザ=デッドマン

基本セット~エピソード3までの超獣世界とは別世界にあるドラゴン・サーガでのラスボス。

龍覇 ザ=デッドマン》の手で《始原塊 ジュダイナ》を用いて生み出された、5つのドラグハート・フォートレス《龍魂教会 ホワイティ》《龍魂要塞 ブルニカ》《龍魂宮殿 ブラックロ》《龍魂城閣 レッドゥル》《龍魂遺跡 グリーネ》。
それらがスーパー龍解した姿が《極真龍魂 オールオーバーワールド》である。

龍解した際にさらっと世界の半分を壊滅させる等とんでもないスペックを持つが、自分たちの意思を奪われザ=デッドマンの傀儡と化している。
このため実質的なラスボスはザ=デッドマンであるとも言え、実際オール・オーバー・ザ・ワールドを倒す、というよりはザ=デッドマンを倒す目的で各文明は動いていた。

ザ=デッドマン自身はDS第1弾の時点で《青銅の面 ナム=ダエッド》として潜伏しながら登場しており、イズモ同様にシリーズを通して登場しているが、イズモやシャングリラのような、「本来何かを守るための存在が暴走した」ラスボスではなく、「自分こそが1番になる」ことを目指した私利私欲のために動いた存在であり、なおかつその力で各文明の実力者をドラグハートに封印、さらにオール・オーバー・ザ・ワールドを生み出すなど、その実力と計画の壮大さ、大胆さはまさにラスボスとしてふさわしい存在である。

なお自身の最高レアリティは《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》を含めるならスーパーレアだが、《龍覇 ザ=デッドマン》としてはレアで止まっており、オール・オーバー・ザ・ワールドの各ドラグハート・セルはすべてレア止まりと、ラスボスにしてはレアリティが低い。
ただしその見た目は今までのカードに比べてもインパクトは大きい(V字型にカードをくっつけて裏返す)。

最期はオール・オーバー・ザ・ワールドともども打ち倒され、すべてのドラグハートは魂を解放された。
ちなみに、そこまでの経緯は後付けによる改変などによって混乱が生じている。詳細はこちらを参照。


伝説の正体 ギュウジン丸伝説の禁断 ドキンダムX

ドラゴン・サーガとは同一世界観ながらも、前作とは異なる土地であるランド大陸を舞台とした革命編でのラスボス(一応)。

謎の種族とされた???を持つ《正体不明》のロボットに搭乗していた犯人である。
そして、???の正体かつ天才集団である少数種族ジ・アンサーの一人。
海底都市における《時の法皇 ミラダンテXII》を初めとする革命軍S級侵略者の激突の中、《伝説の正体 ギュウジン丸》としての正体を現した。

実は現代のクリーチャーではなく、遥か昔から存在していたクリーチャー。
あまりにも天才だったため、ランド大陸を追放されたという経緯を持つ。
自身でも天才を自負するなど、自信に満ち溢れた性格であることが読み取れる。

ランド大陸追放後も海底都市で活動を継続。
侵略ウイルスの製造と禁断解放の手段を掴むことに成功したのだった。
つまり、禁断ウイルスを突如としてばらまいてランド大陸に侵略者を生み出したのは全てコイツの仕業。

このように時間を費やしてまで掲げている目標は「世界征服」という極めてシンプルな目標。
しかも世界の支配を企む理由は「天才が世界を支配するのは当たり前」という、傲慢極まりない理由だった。
その目的の達成のためには、世界征服の究極系である禁断の力が必要と考え、《伝説の禁断 ドキンダムX》の開放を試みた。

ギュウジン丸含めるジ・アンサーと革命軍の決戦寸前の中、ジ・アンサー側が最終侵略ウイルスの作成を完了させる。
S級ウイルスをも超える危険なそのウイルスは、侵略すると倒すべき目標との戦闘を放棄し、仲間割れを起こさせるという内輪揉めの効果を持っていた。
それだけでなく、ウイルスは致死量に至ると即死するという強烈な効果だった。

ウイルスを手に入れたギュウジン丸は、ドキンダムXの元へと向かう。
そして到着直後、暴走していたドキンダムXの元でウイルスを撒き散らし、革命軍側に仲間割れを起こさせていく。
しかし、《燃える革命 ドギラゴン》とミラダンデが力を合わせて発動した《完全防御革命》によって、ウイルスは駆除されてしまう。

切札のウイルスも仲間の《夢の変形 デュエランド》も撃破されたギュウジン丸は、己の力のみを信じて一人で革命軍と立ち会う。
惑星を打ち消す力を持つ自身の大砲に力を集中させ、破滅の光を放とうとした……


その時、ドキンダムXの槍に貫かれて、あっけなく崩れ落ちた。


このラスボス、自身が利用しようとした力の暴走に巻き込まれてあえなく絶命(即死)したのである。
惑星を滅ぼす力と超天才的な頭脳を持ち、長きに渡り潜伏するという精神を持ったクリーチャーにしては悲惨な結末だった。
自身が天才と豪語するくらいだったので、策士策に溺れるともいう。

ギュウジン丸を撃破したドキンダムXはその後も暴れ続け、革命軍の殲滅に成功。
ランド大陸は禁断イニシャルズの力が蔓延る最悪の暗黒大陸へと変貌した。
しかし、革命軍の灯は消えておらず、再び逆襲するのはまた後の話となる。

上述したように、散々計画を練ったのに即死で活躍を終えたという噛ませ犬。
背景ストーリーでの実力も、実際のゲームでの性能も持ち合わせていたというのに…どうしてこうなった。
使い手が悪かったね。

なお、その後の革命ファイナルでギュウジン丸の海底都市生活中の研究室はD2フィールド《Dの機関 オール・フォー・ワン》へと変貌したことが明かされている。
また、ギュウジン丸の残した膨大な研究資料によって第二の禁断《禁断機関 VV-8》が復活した。
死後も頭脳だけは利用され、シーザー同様に後世に悪影響を与えることになるなど哀れな始末だが、何だかんだで頭脳は本物なのだろう。


終焉の禁断 ドルマゲドンX

革命ファイナルでのラスボス。

世界に飛来した際に悪意をばらまき、ザ=デッドマンを力に、ギュウジン丸を才能に溺れさせた元凶である。
そしてドラグハートや侵略者、イニシャルズといった存在を生み出させ、利用していた悪意の星。

革命軍とイニシャルズの激闘が繰り広げられる中で、禁断の星は宇宙より突如として超獣世界に接近する。
全ての禁断の大元であるソレは《ZEROの侵略 ブラックアウト》を鍵として禁断爆発し、全世界を破滅に導く存在《終焉の禁断 ドルマゲドンX》がついに顕現した。

対抗するために《蒼き団長 ドギラゴン剣》はハムカツ団ダママ団テック団の力を注がれ《龍の極限 ドギラゴールデン》となったが、それでも手足をもぐに留まり、完全に倒しきれなかった。
しかしカレーパンとなって自らドギラゴールデンに食べられたハムカツマンの犠牲によって力を手に入れたドギラゴールデンによってついに倒される。

しかしその時のドギラゴールデンとドルマゲドンXの巨大なエネルギーのぶつかりあいにより、世界からドラゴンはいなくなり(絶滅したのであって消滅したわけではない)、新たな時代がはじまろうとしていた。


煌龍 サッヴァーク

新章デュエル・マスターズにおける(一応の)ラスボス。

光の女王によって進行されていた超極秘計画《プランDG》の最終段階である《サッヴァークDG》。
その《サッヴァークDG》が闇文明の《阿修羅サソリムカデ》との激突の最中に、究極のドラゴンたるマスター・ドラゴン《煌龍 サッヴァーク》へと変化し、これを以て《プランDG》は完成した。
新章の世界観では革命ファイナルの最終決戦の影響でドラゴンが死滅したため、このサッヴァークは人造でありながらもDS世界では久々の純粋なドラゴンとなる。
《プランDG》が完成を迎えてマスター契約が完全に行われたことで、メタリカは一部勢力を除いてDGの傘下に下った。

覚醒したサッヴァークは、裁く相手の魂を奪って自分の力とする「ドラゴン・W・ブレイカー」で《阿修羅サソリムカデ》の肉体を消滅させる。
その後、《メラビート・ザ・ジョニー》と交戦することになり、ジョーカーズとメタリカが入り乱れる激戦を展開。
《メラビート・ザ・ジョニー》を圧倒し、更には光のマスターにより発動した裁きの紋章の《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》によって、ジョーカーズ軍を壊滅に追い込んだ。

しかし、追い込まれたと思われたジョニーは《ジョリー・ザ・ジョニー》として《バレット・ザ・シルバー》と共に戦場へ再出撃。
ジョニーの最後の必殺技である《ジョジョジョ・マキシマム》の一撃を受けてサッヴァークは敗北した。
サッヴァーク自体は敗北したが、光文明のマスターは光の女王と向き合うこととなり、引き続きサッヴァークは光文明を率いることになる。

なお、サッヴァークは「シリーズの最後に主人公勢力と戦った」というポジションであり、公式側から明確にラスボスや悪役として描かれているわけではない。
そのためにラスボス扱いには異議を唱える意見もあり、新章のラスボスは不在とする見方や裏で同レベルの存在として動いていた《卍 デ・スザーク 卍》の方ではないかとする見方もある。
ただし、開発主任KのTwitterによると、今シリーズのラスボスに該当するとして扱われている模様。


天地命動 バラギアラ & 始虹帝 ミノガミ

双極篇におけるラスボス。

最強虫 ナゾまる》は自然の女王を失った怒りから《始虹帝 ミノガミ》へと覚醒し、更に虹を自由に操る力によって全てのハザードを超えるマスター・ハザード《天地命動 バラギアラ》を目覚めさせた。
バラギアラは各文明の力を吸収し、その力を《輪廻暴聖》《輪廻暴氷》《輪廻暴冥》《輪廻暴炎》《天上天下輪廻独尊》として操り始めるが、誰もそれに気が付かない間に生死を超えた命の力が暴走し、輪廻∞という無限のパワーが生み出される。
ミノガミですら制御が不可能となり始めたバラギアラは、周辺に謎の生命体を産み落とし始めるようにもなっていた。

輪廻∞によってクリーチャー世界は崩壊の危機を迎えるが、自然のマスターの為にジョーカーズのマスターが奮起。
バラギアラはジョラゴンやジョニーとの決戦の末に撃破され、大地へと還ることになったのだった…。


零龍

超天篇におけるラスボス。

闇のマスターは《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》によって、ジョーカーズのマスターに勝利するが《The ジョラゴン・ガンマスター》の手によって負傷。
ドラゴンの力を見た闇のマスターはその力を欲するが、後に決して見えるはずのない月に導かれ、謎の卵と戦った末に新たな力を手に入れる。
それはドラゴンの始まりにしてにして終わりの世界である「龍頭星雲」へとたどり着いたことで、ゼロの龍である《零龍》の力を手に入れていた。

闇のマスターは、無尽蔵に生命エネルギーを吸収する零龍のために4騎の零の使徒である零星を作り、生命エネルギーの吸収を促進させて零龍を卍誕させる。
各文明に降り注いでいた闇の星も零龍のエネルギー供給用の仕掛けであり、汚染物質をばら撒きながら各文明の生命エネルギーを得る。
しかも零龍の儀の触媒として《七王の円卓》を利用し、ムーゲッツたちの力も龍頭星雲によって吸収し続けた。

莫大な生命エネルギーを吸収した零龍はついに卍誕を迎え、零龍は全ての生命を無に還そうと試みる。
しかし、多色の力を得た《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》へと覚醒したジョニーと、ジョラゴンが自ら暴走してパワーアップした《The ジョギラゴン・アバレガン》がそこに立ちはだかった。
激突の余波で世界は滅亡寸前となるが、最後はジョニーとジョギラゴンの奇跡の力である《ジョギライドファイナルフィーバー》を浴びて無の身体に生命を与えられ、そこを突かれる形で敗北・消滅した。


鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ

十王篇におけるラスボス。

鬼札王国のトップである《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》が、《勝熱百覇 モモキングReVo》に敗れた後に《一王二命三眼槍》の力で蘇った存在。
鬼ヶ覇王の時点でも《∞龍 ゲンムエンペラー》を単独で圧倒できる程に強かったジャオウガが更にパワーアップしている。
元々あった未来予知能力に強大な戦闘力も加わり、モモキングReVoとゲンムエンペラーをまとめて圧倒してのけた。
しかしスパダチの加勢と猛攻を受けて本拠地の獄鬼夜城に一時撤退する。

チームの壁を越えて共闘するキングマスターたちに対し、鬼札王国最強の龍である《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》と共に待ち構える《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》。
獄鬼夜城によって鬼タイムに突入したエンド・ジャオウガにはスパダチとキングマスターが束になっても敵わず、スパダチが致命傷を負ってしまい我を忘れて怒るモモキング。
ジャオウガに特攻を仕掛けようとするが、そこに更に三人のキングマスターが助太刀に参戦する。ちなみにスパダチは《下町のナポレたん》の治療で見事回復した。

十人のキングマスターが集結した事で奇跡が起き、チーム切札の移動要塞である桃天守閣がその場に顕現。
九人の王は桃天守閣へと力を与え、九王の力が込もったモモキングReVoの九撃によって見事ジャオウガを撃破した。
深手を負ったジャオウガは置き土産に獄鬼夜城の自爆装置を起動し、元いた龍頭星雲の彼方へと撤退していった。

結果的に改心する事も無く逃走という形で生存しており、背景ストーリーのラスボスとしてはなかなか異色の存在である。


Volzeos-Balamord & 龍魂珠

王来篇におけるラスボス。

ディスペクターの黒幕である《龍魂珠》が「超獣王来烈伝」のエネルギーを利用し、原初の超獣世界を支配していた五大龍神天龍神アークゼオス》《地龍神バラフィオル》《黒龍神モルナルク》《炎龍神ヴォルジャアク》《海龍神クリスド》を一つの身体に圧縮して造り上げられた最凶最悪のディスペクター
Volzeos-Balamord》は既存の超獣世界の歴史を破壊して「新世界」を造り上げる事を高らかに宣言し、「新世界」に適応できないクリーチャーを全て滅ぼす選別を始めようとしていた。
自身に向かってくるモモキングを指の数本で圧倒し、更には五文明の淵源たる力を浴びせてモモキングに宿る歴史その物を根こそぎ無に帰して一時は完勝した。

モモキングが12の王の魂全てと共鳴して《未来王龍 モモキングJO》へと覚醒すると、今度はディスペクターの五王の秘伝全てを同時に射出して消し去ろうとする。
それすらも突破されると今度は五文明の淵源たる力を一度に放って迎撃し、12王の力が宿ったモモキングJOの攻撃を徐々に押し始めていったが、「13番目の王」としてモモキング自身の力が上乗せされ、形勢が逆転した

…かに見えたが、モモキングJOの刀はディスペクター特有の偽りの命によって阻まれ届かず、ヴォルゼオス・バラモルドの方は封じられた5つの文明の始まりの力でもって世界を破壊し、新たな秩序を生み出す「新世界秩序」を構築しようとしていた。
それに対抗するように、12の王たちがそれぞれ刀へと変化して力を継承したモモキングは《究極英雄 キングモモキング》へと至り、12本の刀に込められた12の王の紡いだ真実の歴史が偽りの命を砕き、ついにヴォルゼオス・バラモルドに打ち勝った。

同時に三つの目を宿した赤い槍がヴォルゼオス・バラモルドの身体を貫き、向かい側から聞き覚えのある声が聞こえ…?


CRYMAX ジャオウガ

王来MAXにおけるラスボス。

ヴォルゼオス・バラモルドを打ち倒した際に聞こえた声の正体、それはジャオウガだった
十王大戦の後、龍頭星雲の向こう側にある『鬼の王の歴史』へ逃げ延びた先で、ジャオウガたちデモニオもまたディスペクターに襲撃されていたのだ。
彼等は鬼の歴史を辿り、ディスペクターに抵抗する戦士「鬼レクスターズ」となっており、《一王二命三眼》の正体にして鬼の歴史版王来烈伝の邪鬼王来烈伝に記された12の英雄の魂を、モモキングと同じくディスペクターから解放していった。
しかし、そこは邪悪なる鬼の王。英雄の魂を邪鬼王来烈伝に封じずに自らに取り込んでいき、更には他の英雄たちもタマシードに封印。
そして鬼の歴史におけるVolzeos-Balamordを撃破し、龍魂珠と同一存在の鬼魂珠を通じて再び龍の歴史の世界へと襲来したのだ。

そしてその《終来王鬼 ジャオウガ》が数多の鬼のタマシードを纏い、鬼S-MAX進化の力を得て覚醒した存在こそが、
王来MAXのラスボス《CRYMAX ジャオウガ》である。

CRYMAXの力を解放したジャオウガは大咆哮を張り上げて「世界をつなぐ柱」を倒壊させ、それによって鬼の世界が龍の世界を押し潰そうとしてしまう。
世界その物の鬼化が進む中、ジャオウガはS-MAX進化を発動して自身に立ち向かってくる《ゲンム-MAX》や《MAX・ザ・ジョニー》《モモキング-MAX》らを一撃で倒していく。
あまりの強さに絶望感が一同を包むが、そこへ旅を終えたジョラゴンが駆け付け、《MAX-Gジョラゴン》となりジャオウガを互角の戦いを演じ始める。
更にジョニーとモモキングが加勢した事で絆の力によって奇跡が起き、虹の柱が再び発生。
最終的にはモモキングが自分ごとジャオウガを柱に融合しようと試み、五文明の協力によって世界の鬼化が食い止められた事で柱との融合も進み、モモキングとジャオウガが封印される形で新章から続く物語は幕を閉じた。

極神編のゼロ・フェニックスに続いて二体目のラスボスを二度担当したクリーチャーとなった他、十王篇の時と同様に正攻法では倒しきれずに封印という形で退場するなど、やはり色々と別格な模様。

また、背景ストーリーとアニメでの末路が全く異なるという珍しいラスボスでもある。
背景ストーリーでは上記の通りモモキングと相討ちの末柱へ封印されたが、アニメでは自らの使い手である鬼札アバクの真の願いを叶える為に宿敵であるはずのモモキングと共闘して、アバクの願いを歪めた真の元凶である《邪王来混沌三眼鬼》を打破するというまさかのダークヒーロー的存在となった。


轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー

ゴッド・オブ・アビスのラスボス。

ボルシャック」の名が英雄の象徴である火文明において、その頂点に立つ「暴竜爵」を名乗れる唯一にして最強のボルシャックこそが《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》だった。
「深淵」より復活したアビスロイヤルの手で友《ドラン・ゴルギーニ》が敗北したとの情報を聞き、カイザーは猛スピードで「深淵」へと直行。
アビスロイヤルの親玉である《アビスベル=ジャシン帝》と対峙するも、ジャシンがカイザーを模して造り上げた《邪龍 ジャブラッド》相手に苦戦を強いられる。
そこにドラン・ゴルギーニの兄《ルベル・ゴルギーニ》と火文明の戦士たちが駆け付け、彼らのサポートによって見事ジャブラッドの撃破に成功した。
だが、ジャシンが放った衝撃波から部下のファイアー・バード達を守ろうとしたために動けなくなってしまい、その隙を突かれて敗れるのだった。

GoAは侵略者のアビス側を視点にした物語となっているため、友と仲間を守るために戦うカイザーがラスボスという異例の展開となった。
ただ、「全ての元凶」という意味ではカイザーの存在も強ち間違っておらず…


DARK MATERIAL COMPLEX


ジャシン帝が「深淵」より復活してから探していた忌まわしき異物、それこそが《DARK MATERIAL(クラヤミノコンゲン) COMPLEX(コンプレックス)》だった。
コンプレックスは超獣世界に生きる皆の心に影響を与えており、シノビの謀反もこれによって引き起こされたものである。
「強い肉体の内側の弱い心に憑依する」という性質を持ち、密かに《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》へと憑りついていた。

だが、ジャシンとの戦闘を経て身体のみならず心も強く成長した《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》に憑依できなくなり、決戦の場に突如として顕現。
闇を吸収し続ける力でジャシンをも苦戦させるが、《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》の光で糧となる闇が失われ、その一瞬に放たれたジャシンの攻撃によって討たれた。


【歴代ラスボスランキング】

公式の企画で背景ストーリーのラスボス達がまさかのランキング化
「歴代ヤバいラスボスTOP10」と題して、背景ストーリーを制作しているチームがカードの強さではなくあくまで背景ストーリーにおけるヤバさを考慮し独断と偏見で選び、十王篇までの上位10名がノミネートされた。
内約は以下の通り。

第①位 鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ 十王篇に登場した鬼札覇王連合のボス。
立ち上がるだけで世界を壊滅させ残る九王全ての力を合わせても倒しきれなかった存在。九王の力を結集しても倒しきれなかったという点でポイントが高いようで、特にその中の1人であるゲンムエンペラーは零龍の力を引き継いでおり、十王篇・王来篇通して基本無敗の彼に唯一勝利した存在なのでとんでもないとのこと。武器として所持している一王二命三眼槍も生命を蘇生できたり次元を容易く裂いたり、ラスボスクラスの事象を発生させる事ができる。何より、これまでのラスボス達とは異なり物語中に最後まで倒しきれなかったのが大きな要因のようである。
第②位 終焉の禁断 ドルマゲドンX 革命ファイナルのラスボス。
革命編ラストでギュウジン丸を瞬殺して圧倒的な強さと絶望感を見せつけたドキンダムXが、実はドルマゲドンXによって様々な世界に送り込まれる大量の禁断の一体でしか無かったという衝撃的すぎる展開がランクインの大きな要因とのこと。また、相打ちという形で倒す事にこそ成功したものの、その余波でデュエマの象徴であるドラゴンを絶滅させてドラゴン不在で進む事になった新章以降のストーリーに与えた影響力は計り知れない。更に、王来篇にて登場し絶賛大暴れ中の禁断系譜のディスペクター達と同等の存在を大量に送り込める事でも再評価されており、破壊の規模が莫大すぎるため未だ判明していない事態の伸びしろも含めたランキングになっている。零龍と同じく五枚のカードで構成された見た目のド派手さと別格感も加味されている。
第③位 零龍 謎の存在である龍頭星雲から生み出された無の力を持つドラゴン。
新章・双極篇・超天篇という三年分のラスボスでもあるクリーチャー。これまで登場した「破壊」や「無」の力の最上級であり、生命体ではないのでそもそも死なないという無敵さが大いに評価された。また、零龍の力を受け継いだとされているゲンムエンペラーが後の章で圧倒的な強さを発揮している点、零龍の元となった龍頭星雲が未だ全く未知の存在であり、底知れ無さが絶大な点もランクインの理由。更にはカード五枚が合体しているそもそもの見た目も別格の存在感を放っていると評価されている。
第④位 「無情」の極 シャングリラ エピソード2の世界をボロボロにした「始まりのゼニス」。
ゼニス自体、一体一体がそれぞれラスボスになれる程のポテンシャルを秘めた存在であり、そのゼニスの概念を生み出したシャングリラはすごいヤバいのでランクイン。「世界の破壊」ではなく「デュエマ自体を終わらせる」という目的の規格外さも評価された。
第⑤位 暗黒皇 グレイテスト・シーザー 出た!シーザー様!
超銀河弾HELLの乱射によってオリジンの復活とパンドラの侵略を招き、後の悲劇の大元となった事から「すべての元凶と有名」(公式の発言)。パンドラの侵略自体はシーザー1人の責任でないと判明したものの、同時にデスフェニックスが封じられている事も発覚し、またHELLの使い手である事でヤバさが加味されて見事ランクイン。「逆にヤバいラスボスランキングで上位に入賞してこなかったら色んな所から不満が出てきそうなくらい超有名で超人気なラスボス」と評された。
第⑥位 天地命動 バラギアラ ミノガミが復活させた自然文明の化身とも言えるラスボス。
無の力や破壊の力を扱うラスボスが多い中で、与える力・生み出す力が敵となるはインパクトが強いためランクインした。文明の力その物なので強さで言えばもっと上の順位だが、ミノガミが制御できてしまう事と自身の意志があまりないため6位に落ち着いたらしい。
第⑦位 かつての超獣世界を支配していたオリジンの首領である6体リンクのゴッド。
オリジン達が超獣世界の真祖である五代龍神を封じていた事が判明し、大幅にランクアップしたので7位に。オリジンのゴッドとしてはまだまだ謎が多いが強大な存在には間違いないとのこと。その謎を早く教えてください
第⑧位 龍覇 ザ=デッドマン ドラゴン・サーガの物語における元凶とも言えるドラグ・ハートを作った存在。
強力なキャラが多いドラゴン・サーガのドラゴン達を一度は封じ込めた実力と、最終決戦で使用した世界の半分を吹き飛ばす最強のドラグ・ハート「オール・オーバー・ザ・ワールド」の強さを加味してこの順位。
第⑨位 暗黒王 デス・フェニックス 仙界から現われた五体の王の一人。
「破壊の権化」という圧倒的な強敵らしさと、その後に戦国編のゼロ・フェニックスと戦国編のグレイテスト・シーザーの二度に渡って復活するカリスマ性からランクイン。二度目の復活であるゼロ・フェニックスの評価も加味している。
第⑩位 超神星ブラックホール・サナトス 不死鳥編で登場した最強のフェニックス。
戦えば戦うほど相手の生命力を吸収して巨大化する。当時の背景ストーリーの規模としてはかなり無茶苦茶やっているが、後のラスボス達が更にインフレしたのでこの順位とのこと。

なお、ラスボス級のクリーチャーに関しては後々のパックやデッキで更なるエピソードが明らかになる場合もあり、それによってランキングが変動する事もあると補足している。
実際、起源神は直近に発売されたレジェンドスーパーデッキ「神歌繚嵐」でオリジンが掘り下げられたため大幅にランクアップしており、今回はランク外だった進化クロスギアに関してもクロスギア及び作成者のミロクの新規エピソード次第でランクアップがあり得ると明言されている。
また、ギュウジン丸は惜しくもランクイン出来なかったらしいので11位付近の存在として評価されているようだ。


【ラスボス間における文明の割合】

転生編や革命編などラスボスと定義される存在が複数いる章はその数だけ考慮し、起源神など多数のカードで構成されるクリーチャーは水・闇・光で構成された一体の三色として扱うと、以下のように分類される。

暗黒王デス・フェニックスエクスプロード・カタストロフィー暗黒凰ゼロ・フェニックス暗黒皇グレイテスト・シーザー終焉の禁断 ドルマゲドンX鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ 6体
自然文明龍覇 ザ=デッドマン天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊、始虹帝 ミノガミ龍魂珠
闇文明超神星ブラックホール・サナトス零龍CRYMAX ジャオウガDARK MATERIAL COMPLEX
4体
自然太陽王ソウル・フェニックスプロミネンス・カタストロフィー天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎
五色ボー最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールドVolzeos-Balamord
火文明龍炎鳳エターナル・フェニックス伝説の禁断 ドキンダムX轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー
3体
水文明エンペラー・アクア伝説の正体 ギュウジン丸
光文明無法神類 G・イズモ煌龍 サッヴァーク
自然グランドクロス・カタストロフィー天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖
2体
ツナミ・カタストロフィー
ネオウェーブ・カタストロフィー
偽りの名 シャーロック
自然天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷
自然天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥
起源神
無色「無情」の極 シャングリラ
1体

やはり悪役・ボスキャラとして分かりやすい属性のためか、レインボーが圧倒的に多い様子。
と言っても半分はデス・フェニックスの系譜が占めているのだが…。

また、アビス・レボリューション時点で(G・リンク等込みにして)三色になるクリーチャーは意外にも起源神のみ。
主役サイドだと度々見られるが、ラスボスにとっては珍しい属性のようである。



追記・修正は時空の裂け目から現れてからお願いします。

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最終更新:2024年03月01日 23:56