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スパルタカス(アラガミ)

登録日：2014/01/23 Fri ??:??:??
更新日：2024/01/09 Tue 00:13:58
所要時間：約 11 分で読めます


「周囲のアラガミから、オラクルを吸引中！」

「オラクルの相転移を確認……」
「オラクル反応が異常値に膨れ上がっています！」





Ｓｐａｒｔａｃｕｓ／スパルタカス




GOD EATER 2に登場するアラガミ。
ハンニバルが特殊な進化を遂げた、吸引力の変わらないただ1体のアラガミ……ではなくハンニバル神属感応種。




≫概要
赤い雨を浴びる事によりアラガミが特異な進化を遂げた感応種の内の一体。
別名、轟雷の竜闘士。発生起源は不明。
名前の由来は古代ローマの剣闘士にして、奴隷解放軍の長、スパルタクスからか。
マゾヒストじゃないけどね。

白くしなやかな肉体を持つハンニバルが、進化する事でチェインメイルのような金色に輝く鎧(と言うよりは鱗)を纏い、より人間的な姿になった。鱗に包まれた為か左腕の籠手は失われている。
頭部は髑髏を模したフェイスカバーで覆われており、そこから覗く血走ったような双眸は不気味かつ勇ましい。

全身に纏う鱗は所々に拘束具の意匠が見てとれるが、ハンニバル特有のしなやかな動きは失われておらず、時に素早く時に豪胆に溢れ出る力を解放してゴッドイーター達を襲う。






≫能力
炎を操るハンニバルとも、冷気を操るカリギュラとも異なり、雷気を操る。その為、放出されるオラクルは全て雷属性となっている。
ゴツい鱗を身に纏っているものの、前述の通りハンニバル特有の軽やかな身のこなしは失われていない。

感応種としての能力は周囲のアラガミからオラクルを吸引し、自身をパワーアップさせると言うもの。この能力の特性上、スパルタカスとの戦闘はほぼ必ず集団戦となる。
オラクルの吸収が完了する度に背中には雷で作られた一対の翼が現れて行き、最大までチャージすると三対となる。
最大までオラクルを吸収したスパルタカスの攻撃は圧倒的であり、一撃で瀕死寸前まで体力を持っていかれる事も珍しくないので非常に危険。
しかしこの能力は折角お供に来てくれた他のアラガミを弱体化させてしまうと言うリスクもある。




≫戦闘に於いて
世界を拓く者を倒すまでのメインストーリーでは戦わず、対面はかなり遅めの難易度9『ザ・スカルフェイス』が初。感応種ェ……
入手素材は『戦鬼〇〇』。

弱点属性は火。……マルちゃん以外の感応種はみんな火に弱い気がするのはきっと気のせいではない。
属性以外の弱点は頭部で、ほぼ全ての近接攻撃が有効。両腕には貫通と破砕もよく通る。早急にケリを付けたいなら頭部を集中的に狙うべし。

ハンニバル神属の特徴として攻撃前のモーションで大体の行動は予測できるので、相手の動きをよく見て対処しよう。前方をカバーする攻撃が多い為、側面や背後に回り込んでダウンを誘発する手もある。
怒り活性化時には頭部が帯電したように電気を放出する。

基本的な動きは原種であるハンニバルと変わらない為、ここではスパルタカス独自の攻撃行動を挙げていく。


  • オラクル吸収
前述の通り、周囲のアラガミからオラクルを吸収して自らをパワーアップさせる。チャージが完了する毎に一部の攻撃の威力と範囲が上昇し、背中には一対の翼が現れ、最大で三対六枚の翼を持つようになる。チャージは怯ませるかスタングレネードを使えば中断させる事が出来るがオラクルを吸収されたアラガミは弱体化する上、最大までチャージした状態から更にチャージしようとすると、体内に蓄えたオラクルの容量に耐え切れないのか前のめりに倒れてしまい大きな隙を作るので、敢えて放置してしまうのもいい。尚、吸引の対象は小型、中型、大型は関係なく、あのアバドンからも吸い上げる。容赦ねぇ……

  • 雷球飛ばし(投げ付け)
両手の間に巨大な雷球を作り、バックステップと同時に元々自らがいた場所へ投げ付ける。着弾すると無数の雷が発生する。モーションが長く見てから回避も出来るが、ヒット数が多くガードするとスタミナや体力をガリガリ削られてしまう。チャージ後には威力と攻撃範囲が大幅に上昇。溜め始めたらステップでその場から移動してしまえば恐れるに足りない。

  • 雷球飛ばし(三連)
ハンニバルやカリギュラのダブルフックに似た挙動で雷球を三連発飛ばす。最後の一発は発射までに若干インターバルがある。ホーミング性を持ち、距離が離れている程ホーミング性が増すと言う特徴を持つ。更に当たっても吹き飛ばされず怯むだけなので立て続けに食らうと体力をごっそり持っていかれる。銃主体で戦う神機使いは注意。ステップで距離を詰めつつ横に移動して躱すか背後に回れば安全。

  • 雷球飛ばし(直線)
左手で小規模の雷球を作り出し、右手で殴り付けるようにして発射。弾速が異常に速く、見てから回避は困難。幸いモーションは長く解りやすいので、雷球を溜める動作をし始めたら速やかに射線から離れるべし。パワーアップすると段階毎に雷球の数が増す。ホーミング性はないのでステップで回避余裕。

  • 雷の壁
両腕に力を溜め、扉を抉じ開けるような攻撃の後に前方へ落雷を発生させる。前方を広くカバーするが落雷には意外と伸びはない。パワーアップすると落雷の数が増し、範囲が更に広がる。真後ろが死角なので溜め動作を始めた時に正面に居たらステップやショットガンのラッシュファイアで股下を潜り抜ければ安全にやり過ごせる。アサルトのドローバックショットで距離を取るのもアリ。



《アラガミバレット一覧》

名前の由来は古代ローマの武器や闘士の種別から取られている。

  • SN ／ グラディウス
多段ヒットして直進する火球を発射

  • AS ／ エッセダリ
着弾と同時に爆発するホーミング弾

  • BL／サジタリィ
着弾するか時間経過で落雷を発生させる弾を設置

  • SG／レティアリイ
目の前に落雷を発生させる


他のアラガミバレットと比べて癖が強い物が多く、効果や挙動を活かすにはコツがいる。
自分では敢えて使わず、『弾受け渡しバースト化』のスキルを付けてNPCに回してしまうのもいい。結合崩壊にも不向き。

結合崩壊箇所は右腕、左腕、両足。弱点である頭は結合崩壊できないので注意。
両腕は貫通と破砕、両足は切断が有効。

作成可能な装備は装甲(バックラー)『プロパゲーター』シリーズのみ。
バックラーとしては基礎防御力が高く、ジャストガードに成功するとスタミナが回復する『JGST回復』と刀身系のブラッドアーツの成長速度を上げる『血の活性(刀身・小)』が付加される。



















J(‘ー`)し タカシ……


















超アラガミ闘士！
ハンニバルＶ(ブイ)！
＼オープニングテーマ！／



（画像跡：サリエル）

サリエルの貞操、守るため～♪

贖罪の街から～♪

出動！
ワンツースリー!!




（画像跡：カリギュラ）
ハンニバル1は大空を飛べ～♪
＼鳥のように～／



（画像跡：ハンニバル）
ハンニバル2は大地を駆けろ～♪
＼虎のように～♪／



ハンニバル３はスタミナ切れを狙って～♪

（画像跡：タカシ）

オラクル吸い尽くせ～♪
＼倒れぬように～／






J(‘ー`)し
タカシ……いつになったら
あんたは汚名を返上するのよ？



うるせーババァ!!















え？ これは何ですかって？
よろしい、ではそろそろ本題に入りましょう。












≫タカシ(余談)
ネットでの愛称はタカシ。
由来は簡単。
スパルタカス→スパルタカシ→タカシ。

他のアラガミ達が妊婦やらヴァジュにゃんやらユーモアと愛嬌に溢れた愛称で呼ばれる中、よりにもよってタカシである。

何故、彼がこんなアラガミにあるまじき名前で呼ばれるようになってしまったのか。
それは









とんでもない見かけ倒しだから



以下にその理由を列挙する。






【柔らかい】
籠手を失った為(かどうかは不明だが)、全体的に肉質が柔らかくなった(ように感じる)。
特に頭部は近接物理属性が全てクリティカル判定なので、連砕独楽やジェノサイドギアと言った強力な空中ブラッドアーツを連続で当てるだけで怯みを誘発させる事が出来る。
結合崩壊箇所の両腕も破砕と貫通に弱く、今作から追加されたブーストハンマーとチャージスピアの恰好の的。当然ながら結合崩壊させればクリティカル判定なのでダウンが取り放題。


【隙が大きい】
或る意味ハンニバル神属の様式美。攻撃の前後に隙が大きく、どんな攻撃をしてくるのか大体解るので対処が楽。結果的に捕食する機会も多く、バースト状態を維持しやすい。


【原種にあった一部攻撃の削除】
高い威力とホーミング性を持つ炎槍突き刺し、隙は大きいが広範囲をカバーする尻尾の薙ぎ払いや火炎放射、不規則な動きで迂闊に近寄れない炎剣乱舞、高威力広範囲のファイアストームと言った、原種にあった脅威度の高い攻撃が軒並み削除されている。
しかも代わりに追加された攻撃は、前述の通り対処がしやすいものばかり。


【全方位攻撃を持たない】
感応種、ひいては大型の中で唯一、自分を中心とした全方位への攻撃を持たない。
殆どの攻撃が前方への判定ばかりであり、有ろう事か背後に回ればほぼ全ての攻撃を安全にやり過ごせる。
ブン殴られたりカウンターを食らったりなんて理不尽な目にも会わない。


【感応能力がそこまで怖くない】
前述の通り、周囲のアラガミからオラクルを吸引して自分をパワーアップさせる。しかし、オラクルを吸収されたアラガミは弱体化してしまうと言うもの。これは神機使い的に言えば自分がバースト化する度に他のキャラクターは攻撃力、防御力、体力が低下するのと同じ事で、折角お供に来てくれた他のアラガミからすれば迷惑以外の何物でもない。
しかも上昇するのは攻撃力くらいのもので、パワーアップしたからと言って攻撃パターンが増加したり必殺技が解禁されたりなんて事は一切ない。
しかも吸引中は完全に無防備になるので弱点である頭部が狙い放題(つまり簡単に中断させられる)。




……お解り頂けただろうか？
前作の看板アラガミだったハンニバル、その感応種となればきっとカリギュラを越える強敵に違いない……と胸躍らせたゴッドイーター達を待っていたのは、カリギュラどころか原種を劣化させたようなタカシだったのである。どうしてこうなった。
この、余りにもな見かけ倒しっぷりから、親しみを込めて(？)タカシと名付けられたそうな。

※決して全国のタカシさんを馬鹿にしている訳ではありません。あくまでネタとして受け止めて下さい



しかもアップデートVer. 1.1にて極密度複合コアに必要な感応種の素材コストが大幅に上昇した為、聖母さまに次ぐ乱獲対象となってしまった。おまけに原種であるハンニバルはアップデートVer.1.2にてクロックアップを手に入れ、多くのゴッドイーター達を血祭りに上げている。
こちらはかっこよく、手応えもあると評判。


また、鱗の揃い方が網目状な事や、その艶やかな体色、タカシ自身が大型種に分類される事からジャイアントトウモロコシなんて呼ばれたりもする。


…………そんなタカシの明日はどっちだ!?
























INFORMATION：ミッションクリア条件を達成しました！


hibari
『ミッションは完了しました。帰投し、身体を休めて下さい』


blood:1
「見かけ倒しにも程があるわ……」

ciel
「取るに足らない敵でした。……随伴していたサリエルとセクメトは逃がしてしまいましたが……」

gilbert
「目標の禁忌種と感応種は倒せたんだ。ま、順当だろ」

nana
「サリエルに攻撃したら、感応種すっごい怒ってたよね～。はー、疲れたぁ～。戦いの後は、おでんパンに限るね！」

ciel
「極密度複合コアの素材も手に入りましたし……これで私達の神機も一層の強化ができますね」

blood:1
「みんなお疲れ様♪ またどこか一緒にね？」

hibari
『あ、ムツミちゃんがご馳走を作って待っているそうですよ』














BGM：走馬灯





（画像跡：カリギュラ）
ぐっ……ゴッドイーター共め、好き勝手にしおって……！
しかしサリエル達を逃がせたのは僥倖だったか……




（画像跡：タカシ）
…………………………




（画像跡：カリギュラ）
！ タカシッ!! しっかりしろ！




（画像跡：タカシ）
カリギュラ……ごめん……アイツ、倒せなかったよ……
あ、サリエル達は…………？




（画像跡：カリギュラ）
ああ、無事だ……お前のお陰でな……




（画像跡：タカシ）
…………そっか…………よかった……
…………なぁ、カリギュラ……ごめんな……




（画像跡：カリギュラ）
タカシ……それ以上、喋るな……




（画像跡：タカシ）
……勝手にオラクル、吸収して……
……みんなに、迷惑かけて……




（画像跡：カリギュラ）
いいんだ……それ以上、喋らないでくれ……







弱くて……ごめんな……






タカシ……？

頼む……逝くな……

眼を開けてくれ……

１人でも欠けたら……意味がないんだ……

だから…………頼む…………






















（画像跡：カリギュラ）
逝くなぁぁぁぁッ!!






















（画像跡）

ああ、やはり貴方が『コアの為の贄』だったのね……


タカシ…………















追記・修正はタカシと一緒に。Ｊ(‘ー`)し





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