チャーリーとチョコレート工場

登録日:2012/03/14 Wed 03:21:24
更新日:2023/12/28 Thu 13:36:25
所要時間:約 5 分で読めます






さあ、世界一オカシな工場見学へ!




概要


『チャーリーとチョコレート工場』(原題:Charlie and the Chocolate Factory)は2005年7月15日にアメリカで公開されたファンタジー映画。
日本では2005年9月10日公開。
監督はティム・バートン。盟友ジョニー・デップとは4度目のコンビ作である。

原作はロアルド・ダール著の児童向け小説『チョコレート工場の秘密』。
原作にはチョコレートとは全く関係の無い続編があるが、映画では所々改変し、原作のラストに少し付け加えて纏めている。
特に「家族」というテーマが前面に押し出されている。

あらすじ


ウィリー・ウォンカが手掛けるお菓子、特にチョコレートは今日も世界中で大人気。しかし、そのお菓子が作られている工場は一切謎に包まれている。
ある日、ウォンカは全世界に向けてある告知を出した。
工場で生産したチョコレートの中に、5枚だけ金色のチケットを同封したので、それを当てれば、家族1人と一緒に工場の中を見学出来る。そしてそのうちの1人には、想像を絶する素晴らしい副賞を与えるというのだ。

こうして全世界各地で始まった金のチケット争奪戦。
数日後、金のチケットを当てた子供達5人とその家族が工場の前に集まった。
そしてウォンカの案内でのような工場を見学していくが…。


登場人物


(CV:劇場版/金曜ロードショー版)

  • チャーリー・バケット
演:フレディ・ハイモア
(CV:池田恭祐/冨澤風斗)
「何をもらったって家族は捨てない。たとえ世界中のチョコでも。」

毎日薄めたキャベツのスープを食べて過ごす極貧の少年。趣味は父親から貰った歯みがき粉チューブのキャップを収集し、ジオラマを作ること。
両親と両親の親4人と住んでいるが、父親の給料が悪く、その上物語の冒頭で父親がリストラされた為、ただでさえ苦しい生活がもっと苦しくなってしまった。
貧乏な彼が楽しみにしているのは毎年誕生日に貰える1枚の板チョコ。
ウォンカの告知が出された時、誕生日にはまだ早かったが親からチョコを貰った。

家族を大切にする心の優しい少年だが、最終的にチケットを当てたチョコは雪で道端に埋まっていた金で買った物*1
チケットを当てたとき、高額で買い取ると名乗り出た大人が現れたため、最初は家族の為にチケットを買い取ってもらおうとしたが、チョコを売った店の主人やいつもは頑固な母方のおじいちゃんに諭され、チョコレート工場に行くことを決めた。


  • ウィリー・ウォンカ
演:ジョニー・デップ
(CV:藤原啓治宮野真守)
世界で大人気のお菓子を生産する工場の工場長。
アイデアも豊富で常人には考えられないようなお菓子を作り出すまさに天才で、「天才ショコラティエ」「チョコの魔術師」の異名を持つ。言い換えると物凄い変人
ガムが大嫌い*2

かつて、工場にスパイが入ってアイデアを盗まれた為に一度工場を閉鎖し、再開後はウンパルンパ(後述)だけを従業員にして工場を経営していた。
ジョーおじいちゃんはかつて彼の工場で働いていたが、工場閉鎖の際、他のスタッフ共々解雇処分を受けている。*3

今作ではチョコレート工場を作る前の過去が描かれており、歯科医を営む父親と衝突した過去があり、そのトラウマから、“両親”という単語を言おうとすると途端に喋れなくなり口ごもる。
そして“親”に厳しい。
映画では所々で彼の回想シーンが入る。
“チャーリー”とタイトルに入っているものの、実質彼が主人公とも言える。


  • ジョーおじいちゃん
演:デイビッド・ケリー
(CV:清川元夢/大木民夫)
チャーリーの父方の祖父で、工場見学の同行者。
バケット家では最高齢の95歳。
若い頃はウォンカの工場で働いていたが、上記の一件で解雇されている。そのため工場への造詣は深く、今回の同行役を買って出た。
歳のせいで寝たきりだったが、チャーリーが金のチケットを当てたと知った瞬間すっかり元気になった。

  • バケット氏
演:ノア・テイラー
(CV:咲野俊介/家中宏)
チャーリーの父。歯磨き工場で働く一家の唯一の働き手。労働時間が長い上に薄給だったが、工場の近代化に伴いリストラされてしまう。
しかし後に工場へ導入された機械の修理工になり、収入が格段にアップした。


  • バケット夫人
演:ヘレナ・ボナム=カーター
(CV:山像かおり/渡辺美佐)
「それならキャベツのスープをもっと薄めればいいわ」

チャーリーの母。家事と老人4人の介護に追われて働きにも出れないが、リストラされた夫を上記のセリフで励ます良妻賢母。
ある意味、他の子どもたちの親との対比とも言える。
「食事中に仕事の話は厳禁」というルールを作ったのも彼女であり、このルールは貧乏でなくなったエンディング後も変わっていない。


  • ジョゼフィーンおばあちゃん
演:リズ・スミス
(CV:京田尚子/竹口安芸子)
チャーリーの父方の祖母。


  • ジョージおじいちゃん
演:デイビット・モリス
(CV:永井一郎/大竹宏)
「世にありふれてる金と引き換えるヤツは、マヌケだ」

チャーリーの母方の祖父。皮肉屋で口が悪く、かなりの頑固者。しかし家族を考えてチケットを換金しようとするチャーリーを上記のセリフで諫めるなどの優しい面もある。


  • ジョージーナおばあちゃん
演:アイリーン・エッセル
(CV:斉藤昌/翠準子)
「大丈夫、きっと何もかもうまくいくようになるわ」

チャーリーの母方の祖母。認知症になりかけており耳が遠く、トンチンカンな受け答えをする*4
しかし、時折未来を予知するような発言をすることもある。


  • オーガスタス・グループ
演:フィリップ・ウィーグラッツ
(CV:千葉皓敬/日髙のり子)
「もっとチョコを食べる!」

ドイツ・デュッセルドルフの肉屋の息子で、チョコレートが大好物の食いしん坊。
ジョージおじいちゃんは「最初の当選者はきっとブタみたいに太ったやつ」と予想していたが、正にその通りのデブ*5
毎日大量のチョコレートを貪り食ってチケットを当てた。食べていた際に金のチケットの一部もかじっており口から出して気づいた。
過保護な母親(演:フランツィスカ・トローグナー、CV:さとうあい/堀越真己)が同行し、父親は妻子のインタビュー中にソーセージ作りに勤しんでいる。
意地汚い性格が災いし、チョコレートを飲もうとしてチョコの池に落ちてしまい、パイプに吸い上げられてしまう。
最後はチョコまみれになって工場から出てくるが、懲りもせずに自分の指をなめていた。しかし、母親は今回の件で反省したのか息子を叱っていた。
多分被害は比較的少ない……と思うが、夏の熱い日はきっと恐ろしいことになる。
原作ではチョコまみれになるだけでは済まず、吸い上げパイプを無理やり通した影響で細長くなってしまった。何はともあれダイエット成功か。

  • バイオレット・ボーレガード
演:アナソフィア・ロブ
(CV:久野美咲かないみか)
「ほかの4人が誰だろうと、副賞を勝ち取るのはこの私よ、私こそ勝者だから」

アメリカ・ジョージア州アトランタに住んでいる少女。“一番”や“優勝”に固執する野心家で、
悪く言えば負けず嫌いでプライドの高い性格。ジョゼフィーンおばあちゃん曰く「なんて高慢ちきな子」。
工場見学にも“一番”になって副賞を貰う為にやって来た。
優勝にこだわるのにはバトン選手として活躍していた母親(演:ミッシー・パイル、CV:石塚理恵/篠原恵美)の影響も少なからずある。
初登場時には空手で大の男達を打ち負かしており、家には確認できるだけでも263個の賞を受賞している。
やっていること自体は悪い事ではないので、チャーリーを除いた当選者の子供達の中では一番マシだといえる(もちろん、賞を獲る際に不正な手段を使っていなければの話だが…)。


長時間ガム噛み記録という謎の記録を持っており(本人曰く「約3か月間」)、いつもガムを噛んでいる*6
“一番”にこだわるが故に、試作品の「噛むと複数の料理が味わえるガム」を世界で初めて味わおうとした。ウォンカの制止を聞かずに噛んだ結果、ガムから滲み出る料理の成分が濃厚過ぎたために口の中や胃を通り越して体全体に染みわたり、ブルーベリーのように頭や手足を呑み込んでまんまるに膨れ上がった挙句、ジュースを搾り出されてグニャグニャの体になるという大変な目に遭うが、本人は世界で一番(?)の軟体が気に入ったのか満更でもなさそうだった。
しかし普通に考えれば被害は一二を争う。
作品公開後、人間の体を風船のようにしたい「膨体」特殊性癖界隈で女神のように崇められだしたほか、「ブルーベリー膨体」という細分化ジャンルまで生み出しちゃった罪なキャラクター。

  • ベルーカ・ソルト
演:ジュリア・ウィンター
(CV:小幡真裕/三輪勝恵)
「金のチケットはまだなの!?この私がほしいって言ってるのよ!?」

イギリス・バッキンガムシャーのナッツ工場の社長令嬢で、超が付くほどのワガママ娘。ジョージおじいちゃんは「ブタより質が悪い」と評している。
宮殿のように大きな屋敷に住んでいる。
多くのペットを飼っており、ポニー1頭とが2匹にが4匹、ウサギ6羽とインコが2羽とカナリヤ3羽とオウムとカメと金魚、そしておバカなハムスターを飼っている。
チケットも父親(演:ジェームズ・フォックス、CV:小林修/内田直哉)が金の力に物を言わせて数千枚~数十万枚ものチョコを買いしめ、社員を使って開封させることによって引き当てた。

バイオレットとは初対面で親友になろうと持ちかけるが、お互いともあからさまに上辺だけであった。

クルミ割り担当のリスをペットとして欲しがり、連れ去ろうとしたが、そのリスたちに取り押さえられ、彼らがクズクルミ扱いするほど空っぽな頭とワガママな性格が災いして、パパ(とママの肖像画)と一緒に焼却炉につながるダストシュートに落ちてしまう。
幸い焼却炉が故障中だったので、2週間分のゴミがクッションになったおかげで、ゴミまみれになっただけで被害は一番少ないどころか、父親だけが改心している(ベルーカは懲りもせずにウィリーたちが乗っていたガラスのエレベーターがほしいとおねだりしていたが、父親は改心したため娘を甘やかさなくなった)。
上述のママの肖像画はどこから調達されたのか不明。
リスに取り押さえられるシーンを気を付けてみるとパンチラしている。
ちなみに、原作では「イボダラーケ・ショッパー」というあんまりな名前になっている。


  • マイク・ティービー
演:ジョーダン・フライ
(CV:海鋒拓也/山口勝平)
「知らないね、チョコは嫌いなんだ」

アメリカ・コロラド州デンバーに住んでいる少年。
テレビゲーム(というか過激な物全般)*7が好きで、自分の知識が絶対に正しいと思っているかなりウザい少年。
取材中継を見ていたジョージおじいちゃんも、彼の態度とその際に上述のセリフを発言した際には「お前みたいな奴にチョコレート工場に行く資格は無い!!」と激怒していた*8
ちなみにチケットは、株価だの天候や気温の変化だの、よくわからない緻密な計算で割り出してチョコ1枚だけで引き当てた

コンピューターに疎い上に冴えない父親(演:アダム・ゴドリー、CV:内田直哉/中村秀利)と同行して工場見学に来たものの、お菓子には全く興味が無く、(ウォンカに楽しむようすすめられたのをいい事に)菓子細工を壊してばかりしており、なぜチケットを手に入れ工場に来たの不明。恐らくは自分の知識をひけらかすためだと思われるが、その性格の悪さ故にウォンカからは嫌われていた模様。

開発中の「TVチョコレート」*9の転送マシンを見て瞬間移動装置だと興奮、自ら入って勝手に転送された結果、TV画面に収まる手のひらサイズに縮小されてしまう。元の大きさに戻れなくなり、キャンディ伸ばし機にかけられてペラペラの体にされてしまった。
自業自得であるものの彼が受けた被害はバイオレットと同じかそれ以上のもの。
ウンパルンパ達も彼の態度や行動に腹に据えかねていたらしく、お仕置きミュージカルの時の歌詞はこれまで以上に風刺が効いたもので、「残念だが仕方ない」「成り行きを見よう」「元に戻れなかったらいい気味だ」とまで歌われていた。
ここまであんまりな風刺をされたのは、原作者ダール氏が筋金入りのテレビ嫌いだったからと言われている。

なお、テレビゲームが無かった60年代が舞台の原作ではゲーマーではなくギャングに憧れるテレビ中毒の少年で、西部劇のモデルガンを何丁も身に付けていた。ある意味映画よりクレイジー。


演:ディープ・ロイ
ウォンカが未開の地から工場にスカウトしてきた従業員で、文字通りのちっさいおっさん達。
それぞれ着ている服が異なっており、子供のお仕置きタイムにミュージカル仕立ての歌を歌う。
詳しくは該当項目へ。


  • ウィルバー・ウォンカ
演:クリストファー・リー
(CV:家弓家正/久米明)
映画版のみに登場するウィリー・ウォンカの父。
当時彼が住んでいた街で最も有名な歯科医だったが、虫歯を恐れるあまり幼い頃からウィリーに歯列矯正器具を付けさせたり、「糖分は虫歯の元」と絶対にお菓子(特にチョコレート)を食べさせなかったりと、排他的・独善的な気質が見え隠れする人物だった。
当然ウィリーがショコラティエになりたいと言い出した時は猛反対し、そのまま絶縁同然に生き別れてしまった。
しかしラストで再登場した際にはウィリーの活躍を報じる新聞記事の切り抜きを歯科医院の壁一面に貼っていたり、歯を診ただけで生き別れの息子だと気づくなど、内心ではずっと息子の事を気に掛けていた事が分かる*10
最終的にチャーリーの取り成しでウィリーと和解し、同時に彼の家族に対するトラウマをも払拭された。


  • 小店の主人
演:オスカー・ジェームズ
(CV:福田信昭/宝亀克寿)
チャーリーの近所にある小店を経営している黒人の男性。
チャーリーが金のチケットを引き当てた際には自分のことのように大喜びしていた。そしてチャーリーにチケットを売って欲しいとせがんできた大人たちを一喝し、「誰にも渡すんじゃないぞ。まっすぐ家に帰るんだ」とチャーリーの背中を押してあげていた。
ちなみに金のチケットが入っていたチョコはチャーリーが選んだものではなくこの店主が適当に選んで手渡したもの。

登場シーンこそごくわずかだが、劇中の行動もあって意外と人気の高い人物でもある。


ウォンカバー


本作のキーアイテムとも言うべきお菓子でチョコレート工場の主力商品。
ウォンカは工場への招待状となる「金のチケット」が同封されたチョコを5つだけ世界各地に送り込んだ。
そのチョコはドイツ(オーガスタス)とイギリス(ベルーカ)に1つずつ、アメリカに2つ(マイクとバイオレット)、そして地元の国(チャーリー、名称不明)*11に1つに売られていた。また、ロシアでは騒ぎに便乗して偽物のチケットを作る輩まで出てきたらしい。
チケットを求めて客が殺到するシーンでは国がステレオタイプに描かれており製作本国のアメリカも例外ではない。

ちなみに、リアルでもウォンカバーが発売されていた。
日本では2008年より発売され、毎年ゴールデンチケットキャンペーンを実施していた。
ヴィレヴァンなどでご覧になった方も多いのでは?
なお、2018年に販売元のネスレが菓子事業を売却したことから、現在では生産終了している。


余談


  • 1971年に同じ小説を原作として『夢のチョコレート工場』のタイトルで映画化されており、ウォンカとバイオレットとマイクに関してはこちらの方が原作に沿った設定になっている。
    • この作品の美術監督を務めたハーパー・ゴフはディズニーランドのコンセプト・アーティストで、「ジャングル・クルーズ」のスケッチも残している
    • しかしダール氏の意に沿わない脚本変更がなされたため彼からの評価は手厳しく、初公開時にはヒットしなかった。
      が、その後何度もテレビで放送されるうちにカルトな人気を得て、やがて定番中の定番になったという経緯を持つ。なお、日本では劇場未公開
      2010年にリリースされたブルーレイには日本語吹替版も収録されているので、気になったらそちらもどうぞ。
    • 2023年に公開された『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、本作ではなくこちらの前日譚である。

  • 小道具や大道具などが非常に凝っている。
    • チョコレートの滝はCGでなくチョコレートに似た色をした液体を実際に使用して作成
    • 飾りのお菓子も菓子職人に作らせた本物
    • クルミ割り室でクルミを割るリスもCGではなく、調教したリスである

  • ウォンカには市民ケーンやハワード・ヒューズといった、「才気縦横でありながらやがて傷つき、自分の世界に引きこもってしまった天才」のイメージが込められているという。
    また、歯科医の息子という設定や内面描写は、バートン自身の歯列矯正器へのトラウマが元になっている。*12
    ちなみにキャスティングの候補には、ロック様ことドウェイン・ジョンソンもいた。*13


  • この作品の前に手がけた『ビッグ・フィッシュ』は亡き父への思いを描いた、これまでのバートン色を押さえた作品で、
    名作ではあるものの「バートンもとうとう大人になってしまったのか…」とファンにとってはちょっと寂しさを感じられる作品であった。
    しかし今作ではその反動を一気に爆発させて暴走といえるほどにバートン色全開に作品となり、ファミリー映画だと思って観に来た親子連れをドン引きさせ、ファンは「僕らのバートンが帰ってきた!」と歓喜した。
    ……しかしこの映画、よくよく考えるとかなりのホラーである。


バートンの次回作は、本作と同時進行で作られた「運命の人を待ち続ける死体の花嫁と、誤って彼女にプロポーズをしてしまった若者の話」であった。


追記・修正は金のチケットを当ててからお願いします。

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最終更新:2023年12月28日 13:36

*1 もっともイギリスでは50ポンド以下のお金の届け出は義務づけられておらず、その事を踏まえればチャーリー本人に非はない

*2 ただし工場では普通に製造しており、おそらくバイオレットに対する皮肉だと思われる

*3 ちなみに解雇処分の決定についてはウォンカにとっても苦渋の決断だったようで工場閉鎖時には従業員達に対して「ごめんね」と呟いていた

*4 チョコレートの話をしているのに「ブドウが大好き」と答えるなど

*5 本人のみならず両親も肥満体である

*6 実際にやると顎関節症になる可能性があるので注意

*7 プレイしているゲーム自体が銃で人を撃ちまくる過激なもので明らかに子供向けのゲームではない

*8 このシーンではチャーリーの父親のバケット氏がチャーリーの耳を塞ぐ程の暴言を連発している

*9 「TV電波を介して送信されるので画面に手を伸ばせばTVCM中のチョコレートが手に入る」という代物なのだが、受け取るテレビ画面に応じて縮小されるという難点を抱えており、転送する前の板チョコは規格外の巨大サイズでなければならない

*10 またこの時の診断結果から、ウィリーも父から言い付けられていた歯のケアを怠っていなかった事が分かる

*11 通貨がドルである事からアメリカだと思われるが、日本の創作物では架空の国の通貨が架空の通貨ではなく日本円になっているものがあるのでそれの類とも取れる

*12 出典:ティム・バートン[映画作家が自身を語る] P297-P299

*13 出典:https://www.tvgroove.com/?p=45339