永遠のリュウセイ・カイザー

登録日:2011/12/20 Tue 22:29:21
更新日:2023/11/12 Sun 10:34:05
所要時間:約 23 分で読めます





世界を変えられるのは自由の力、フリーダム!

*1


永遠のリュウセイ・カイザー》とは、TCGデュエル・マスターズ』のクリーチャー。
2011年9月発売のDMR-02「エピソード1 ダークサイド」に収録された火文明レッド・コマンド・ドラゴン /ハンターである。
よく間違われるが、永遠は「えいえん」ではなく「とわ」と読む。


■概要

漫画・アニメ・デュエプレ・背景ストーリーいずれも重要なキャラ付けをされており、いずれも《永遠のプリンプリン》とのつながりは深い。

デュエル・マスターズビクトリーシリーズの漫画・アニメの当初はドラゴン龍(CV:竹内幸輔)という人の姿になり地球に逃げたプリンを追いかけた結果、勝太達と関わるように。
喋り方に変わった特徴がある。各《リュウセイ》のフレーバーを見てもらえば大体わかるであろう。
使用するデッキは最初はスタートダッシュ・デッキの水&闇編を使っていたが、話が進むにつれて火文明をメインにしたドラゴンデッキになった。

一応本来のカードの状態になれるのだが、そうなると代わりにドラゴン龍がいなくなってしまい試合続行不可能になる場面がたびたびあった。
(彼以外のクリーチャーであるディアボロスΖゾロスター達は自身のカードが場に出ても試合は続行可能である)

エピソード1ではオンセンと並んで勝太のライバルキャラであったが、エピソード2でそのポジションを百獣レオに奪われ、エピソード3でついに準レギュラーに降格した。

デュエプレでは他のデュエリスト同様漫画・アニメ時空から迷い込んできたドラゴン龍本人が登場。
クリーチャー世界が丁度エピソードシリーズの時期だった事もあり、メインストーリーではデュエプレ時空のプリン達とわりとガッツリ絡む。下手すると勝太より目立ってる。
漫画・アニメ時空とデュエプレ時空はパラレルワールドであるためデュエプレ時空のプリンとの面識はないが、それでも変わらない忠誠心からエイリアン達を巡る戦に身を投じる事になる。

背景ストーリーでは、五文明から一人ずつ選ばれたハンター軍の精鋭「ハンター5戦士」の火文明代表として登場。
その後、後の運命の人となるプリンと共に目まぐるしく変化するデュエマワールドを生き抜いていく。

冒頭のフレーバーテキストは「スーパーデッキMAX」で再録された際のものであり、ダークサイドの時にはフレーバーテキストが無かった。


■解説

永遠のリュウセイ・カイザー SR 火文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン /ハンター 8000
バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。
W・ブレイカー
相手のクリーチャーは、バトルゾーンに出す時タップして置く。
相手の呪文の効果または相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに自分のバトルゾーンに置いてもよい。
テキストを読んでわかるように強い。単純明快に強い。こいつがいるだけで自身を含めた自軍はすべてスピードアタッカーになり、相手のクリーチャーはタップして置かれる。
これだけでも十分強力であるが、こいつの強さは最後のハンデス耐性にある。
8コストと重いコストを補っており、この効果のおかげで出しにくい中速ビートやコントロールにも自然に入る。

デメリットがあるとすれば、その効果の強力さ故に価格が高騰している点だろうか。エクスペンシブ!
能力面で言えば、パワーがお世辞にも高いとは言えない点である。ディスアビリティ!
しかし、ボーダーラインと言える6000は超えているので及第点ではある。パッシング!
現在では枠色に拘りがないなら「スーパーデッキMAX ~カツキングと伝説の秘宝~」に再録されているので、値段も相応に落ち着くものと思われる。リーズナブル!
MAXの数ある伝説クリーチャーの中でも「俺が一番!ナンバワン!」だと思っているらしく、実際それに違わぬ活躍をしてくれる。
ただしそれをベースにしたであろうアニメの勝太デッキには入っていない。

その強さ故に、当時は早期の殿堂入りを望む声も出たりしていた。


■主に使用されるデッキ

かつて大会にて暴れていたトップメタのデッキ。ハンデス対策とフィニッシャーの両方の役割をかねている。
デッキの核のカードを殿堂されても形を変え続けて生きて来たが、ついに《キリコ》がプレミアム殿堂に指定され構築不可能となった。

こちらも過去に大会でもよく見られたデッキ。弱点であるハンデスへの対策となっている。
この度《Mロマ》がプレ殿に指定され、構築は不可能となった。

自身がドラゴンのなので当然積まれる。
このカードの登場によりデッキの構造上弱点であった大量展開や防御が薄い点等が大幅に強化されることとなった。

ハンターを踏み倒す《刃鬼》とはガチンコ・ジャッジ等の関係上見事に噛み合う。
他の大型ハンターも強力な者が多く、刃鬼の効果で出したターンでの一斉攻撃は圧巻の一言。

これ以外にもビートダウンとは抜群に相性が良く、主に火文明の調整&ハンデス対策として入る。
一方、自分がビートダウンの時、相手にこのカードを出されると非常に辛い展開になってしまう。
よってビートダウンのお供でありながらビートダウン殺しでもあるという変わった一面も持つ。

2ターン目に2コストハンデス、さらに3ターン目にもハンデスをして相手の手札を枯らすことを得意とした当時のトップメタのデッキ、水闇ハンデス超次元(+タッチ光)に対してとても強力な対策となった。

このカードによりピーピングハンデスができる《解体人形ジェニー》が投入されるデッキが増えた。
また、テキストをよく読むとクロスギアの効果には反応しないことがわかる。
そのため、戦国編で収録された《至宝 オール・イエス》は《リュウセイ》を安全に落とせる事が再評価され、トップメタに入りこむ機会が増えた。


■派生カード

人気カードであるため、時代を超えて派生カードが何枚も登場している。

エピソード1


貴方がプリン様ですか!探していた姫をとうとう見つけた、ディスカバリー!

流星のフォーエバー・カイザー ≡V≡ 火文明 (6)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン /ハンター 6000
相手のサイキック・クリーチャーは、プレイヤーを攻撃できない。
W・ブレイカー
「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」に収録されたサイキック・クリーチャーと化した《リュウセイ》。
フレーバーテキスト通り、《プリン》との長い付き合いはここから始まる。

性能などの詳しいことは《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》で。


王女プリンは無念の亡き父・母の意思、そして世界を命がけで守ろうとしている!
我はその思いに賛同し、最後まで戦うのだ!!

勝利のリュウセイ・カイザー ≡V≡ //文明 (6)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン /ハンター 6000
相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。
W・ブレイカー
エピソード1最後の弾である「エピソード1 ライジング・ホープ」に登場したサイキック派生の1つ。
デカくなった《停滞の影 タイム・トリッパー》だが制圧力は非常に高い。
他のパーツや《オレドラゴン》の性能は専用項目を参照。

両親の敵討ちを誓う《プリン》の為に、覚醒リンクして《偽りの名 13》を討ち、敵討ちは果たすが、さらなるアンノウン《偽りの名 シャーロック》により超次元の力が無力化されてしまう。
絶体絶命の中、プリンだけでも逃がすためにリュウセイはおとりになることを決意。彼女の命と引き換えに命を落した様な落としてない様な

エピソード1を舞台にした《リュウセイ・カイザー》の冒険はこうして幕を閉じることとなった…


エピソード2


なにも思い出せない、自分が何者なのかすら、ホワット。
気がつけば世界はアンノウンに支配されていた。

でも、唯一、忘れられないことがあるリメンバー。
それは俺がプリン様を守り続けるってことだぜ!当たり前だのオフコース!

オフコース・カイザー「龍」火文明 (6)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000
バトルゾーンにある自分のエイリアンはすべて「スピードアタッカー」を得る。
自分の他のハンターは攻撃されない。
と、思いきや当然と言うかエピソード2にてさっそく復活。

どうやら記憶を失うほどの重傷を負ったものの、生きていたようである。能力は本家の簡易版といったところ。その独特な英語交じりの話し方は健在の模様。
もちろん《プリン》への忠誠心は健在である。
その割にイラストではエイリアンっぽいのを倒しているような気がするが、きっと気のせいだろう。

そして唯一覚えていた使命の元戦い続けた末、二人は再びめぐり合う…

なお、背景ストーリーの漫画『ストーリー・オブ・デュエル・マスターズ』のオフコースは失明している設定が追加されている。
このため、ゴールデン・エイジやアンノウンを無差別に攻撃する「ドラゴンの亡霊」として恐れられていた。
こちらの彼も忠誠心までは失われておらず、危機に陥ったプリンが全てを失った日以降に言う事がなかった「リュウセイ」の一言で全てを思い出した。

こうして《リュウセイ》もゴールデン・エイジに合流したが…


オレがゼロの力に目覚めるなんて、なんという運命、ディスティニー!

宿命のディスティニー・リュウセイ無色 (7)
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/ハンター 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から無色のカードを1枚選び、相手に見せてから、自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
W・ブレイカー
突如とゼロ文明になってしまった《リュウセイ》の姿。
実はゼニスではない無色クリーチャー第一号でもある。
サーチできるのが無色ならば何でもいいので強いように見えるが、1マナ落とすと全文明を対象にとれる《シンカイ・サーチャー》がいるので注意。

エピソード1で活躍しすぎた為かこれ以降の収録はエピソード2ではなく、そのまま終戦。
《リュウセイ》は《プリン》と一緒に、一万年後の世界に希望を求めてコールド・スリープにつくことになる。


エピソード3


ウェイク!目覚めの時間だ!

不敗のダイハード・リュウセイ SR 火文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 8000
自分のドラゴンが攻撃する時、相手のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
W・ブレイカー
自分がゲームに負ける時、または相手が勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。
このクリーチャーが破壊された時、そのターン、自分はゲームに負けず、相手は勝てない。
一万年眠り続けたおかげか、「エピソード3 レイジVSゴッド」では羽が完治した状態で覚醒。
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》に似た効果をドラゴンに与えるため相手のS・トリガー潰しには最適。
しかも、これまでにない敗北回避能力のおかげで攻めにも守りにも扱える一枚となっている。
何故かこの《リュウセイ》だけ赤い。これもコールド・スリープの影響だろうか?

一万年の世界の支配者であるオラクルや自由を求めるアウトレイジのどちらにも所属していなかったが、後にアウトレイジに加入する。

未知なる弾丸(エックス・リボルバー) リュウセイ SR /文明 (7)
クリーチャー:アウトレイジMAX 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを6枚自分のマナゾーンから選び、残りを墓地に置く。その後、相手はカードを6枚自身のマナゾーンから選び、残りを墓地に置く。
相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。
W・ブレイカー
《勝利のリュウセイ》に元ネタの《エクス・リボルバー・ドラゴン》を加えた効果を持った新たな《リュウセイ》。
マナをふんだんに使うタイプのデッキには刺さる効果を持っているが、逆に速攻相手には効きにくいところが難点。
さり気なくドラゴンを持たずアウトレイジMAXのみなので、サポートを受けにくいので要注意。

同弾で《プリン》もアウトレイジとなり、誰しもがこのままアウトレイジの一員として戦うと思っていたが、一筋縄いかないエピソード3はそのような予想を見事にぶち壊した。


リュウセイ!いにしえの無法者パワーを見せてやるのじゃ!
──閃光娘々プリン
合点承知のアンダスタン!
──閃光のメテオライト・リュウセイ

閃光のメテオライト・リュウセイ SR /文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 9500
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべてタップする。
バトルゾーンにある自分のクリーチャーは、すべて「スピードアタッカー」を得る。
W・ブレイカー
エピソード3第三弾「ウルトラVマスター」でまさかの多色化&脱アウトレイジ。これで《リュウセイ》は全文明になったことのある人(?)物となった。
元祖の突破力をさらに尖らせており、《ホーリー・スパーク》を同時に放ちながら場に出るので奇襲性は極めて高い。
一方で組み合わせにくい光・火文明の多色であることや肝心の防御能力が失われているせいで総合的な評価はイマイチである。

実際にこのカードを持っているor画像を見た人は、「あれ?こんなフレーバーテキストあった?」と誰もが思うだろう。
当たり前である。何故ならばこのフレーバー、実物には書いてなくて、公式サイトのカードリストにしか書かれていないからである。

ところで、《メテオライト》と同弾に収録される《炎龍王子カイザー・プリンス》と言うクリーチャーがいるが妙にこの《リュウセイ》に似ている。
しかもこの《カイザー・プリンス》、光・火文明のドラゴンと《プリン》の名を持つクリーチャーのサポートをする効果を携えている。
よりによってフレーバーがプリンがアウトレイジの性質がハンターに似ている事に気が付くものとなっており、このクリーチャーが二人の子供説が浮上している。


決着のリュウセイ・ジ・エンド SR /文明 (8)
進化クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 12000
G・ゼロ - バトルゾーンに自分の、名前に《リュウセイ》とあるクリーチャーと《プリン》とあるクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
進化ー自分の、サイキック・クリーチャーではないドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルする時、バトルするかわりに、相手クリーチャーを持ち主の手札に戻し、このクリーチャーをアンタップする。
T・ブレイカー
「エピソード3 オメガ∞マックス」で登場した《リュウセイ》初の進化クリーチャーにして、最終形態。
どこかのTCG一年の締めの弾に収録された名前に「ジ・エンド」と付く再攻撃が可能なドラゴンとは一切関係ない。

置き換えによる除去とアンタップ能力を持ち、コントロール向けの効果が多い《リュウセイ》の中では攻撃的に仕上がった。
ゴッドにとっては非常に厄介な存在であり、タップしている状態で攻撃されるとまとめて手札に戻されるはめになる。
進化元となる《カイザー・プリンス》や《ダイハード》の力を借りれば、クリーチャーとシールドを同時に処理できるので一発逆転も不可能ではない。

しかし、サイキック・クリーチャーからは進化できない点や、《光牙忍ハヤブサマル》《光牙王機ゼロカゲ》のニンジャ・ストライクが決まると止まる欠点があるので注意すること。

なお、『デュエル・マスターズDASHTV』ではアツトが使用。カード紹介時の解説によると、一度はイズモ(恐らく《超人類 イズモ》)を《プリン》との愛の力で退く事に成功したようだ。
もっとも、翌週には3体リンクで場を離れない《無法神類 G・イズモ》の前に敗北してしまうのだが…


プリンと並んでエピソードシリーズの顔として活躍した《リュウセイ》。
シリーズ完結により彼女と共に卒業であるが、今度も嫁のプリンや二人の息子の《カイザー・プリンス》との関係はどうなっていくのか目が離せない。



















ドラゴン・サーガ


超次元ゾーンを通り抜けるときに、姫とはぐれたミッシング!
そしてこの世界でオレは「暗黒面」に目覚めたダークサイド!

リュウセイ・イン・ザ・ダーク P 闇文明 (8)
クリーチャー:ブラック・コマンド・ドラゴン 8000
闇以外のクリーチャーは、バトルゾーンに出すときタップして出す。
自分の闇のクリーチャーはすべて「スレイヤー」を得る。(「スレイヤー」を得たクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
W・ブレイカー
自分のドラゴンが破壊された時、このクリーチャーが自分の墓地にあれば、このクリーチャーを自分の墓地から手札に戻してもよい。
ドラゴン・サーガ「超王道戦略ファンタジスタ12」で早速再登場した《リュウセイ》。
ダークサイドに目覚めた結果闇単色になり、種族もレッドからブラックになり、どうみても胸にキズがあるのにハンターではなくなっている。

能力は本家《リュウセイ》のものを
  • 相手クリーチャーをタップイン→自軍含めて闇以外のクリーチャーをタップイン
  • 自軍全員をスピードアタッカー化→自軍の闇クリーチャーをスレイヤー化
  • マッドネス→ドラゴンが死んだ時、墓地にあれば手札に戻す
と闇文明寄りにした感じになった。手札に戻す能力は自分が破壊されても発動するので、擬似的なモヤシ持ちとしても扱える。

上記のフレーバーテキストは同パックに収録されている《一撃奪取ブラッドレイン》のもの。エピソードシリーズの本人なのか、それともドラゴン・サーガ世界の《リュウセイ》なのか分からないが、こちらの世界では姫とはぐれたショックで闇堕ちしてしまったようだ。でも口調がそのまんまなのでいつものリュウセイさんのような気がする。


今度はどんな世界だホワット!?
なんであろうと俺は戦い続けるぜファイト!

永遠(とわ)の悪魔龍 デッド・リュウセイ SR 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 8000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー
このクリーチャーまたは他のクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引いてもよい。
ドラゴン・サーガ第1章「龍解ガイギンガ」で登場した新たな闇の《リュウセイ》。死神の儀式を受けたのか種族がデーモン・コマンド・ドラゴンに変わっている。そしてやっぱりハンターではない。

能力は《狼虎サンダー・ブレード》《封魔妖スーパー・クズトレイン》といった感じ。8コストと重めだが、《ブラッドレイン》→《コッコ・ドッコ》→このカードと最速4ターン目に出すことも可能(ついでに《ドッコ》が死ぬので2ドローできる)。
cipで除去持ちのドラゴンとしてみると、1コスト上の《偽りの王ヴィルヘルム》などがライバルとなるか。

イラストはかなり禍々しいものとなっており、まさしく悪魔龍といった感じ。それでもいつもの口調は健在である。


この勝利の価値は永遠にフォーエバー!
まさにお前が優勝だ、チャンピオン!

煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト R 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 9000
コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを3体破壊して、このクリーチャーを召喚してもよい。
このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
W・ブレイカー
ドラゴン・サーガ第2章「暴龍ガイグレン」で登場した闇の《リュウセイ》。「リュウセイ」の名はないが、名前が《フォーエバー・カイザー》に類似しているし、口調からして本人だろう。

1つめの能力は一見「Gゼロって書けばよくね?」と思うかもしれないが「コストを支払うかわりに」という置換能力のため、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》がいても出せたりする。まあ、クリーチャーが3体も減る上に《VAN》がいる状況でコイツだけがいても事態を好転させるのは難しいだろうが…。
2つめの能力もアタックトリガーの墓地回収と地味。pig持ちを破壊するなどの工夫が必要だろう。

上記のフレーバー・テキストはデュエルロードの優勝者賞として先行登場した時のもの。
ちなみにその時の踏み倒し能力のテキストは
  • 自分のクリーチャーを3体破壊して、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚してもよい。
という、「マジでGゼロでいいじゃん」というものだった。
ついでに言うと、レアリティがレア以下の《リュウセイ》はこいつが初めてである。

ちなみに、2020年、コイツはかの《不敵怪人アンダケイン》と手を組んで、墓地の再利用を駆使したループで相手の手札とマナを枯らして《零龍》でぶっ殺すお茶目なキチガイ【オカルトアンダケイン】というデッキで一世を風靡した。現在ではキーカードの《アンダケイン》と《暗黒鎧 ダースシスK》の殿堂入りによりほぼ使用不可になっている。

エピソードシリーズが終わった後も闇堕ちしつつも登場している《リュウセイ》。
はたしてこれからどうなるのであろうか。


革命ファイナル

永遠のエメラルド・リュウセイ VR 火/自然文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン 8000
W・ブレイカー
スピードアタッカー
相手のクリーチャーが攻撃する時、可能であればこのクリーチャーを攻撃する。
相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーを手札から捨てる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに置いてもよい。
革命編では音沙汰が無かったが、革命ファイナルで再び現れた《リュウセイ》。いつの間にか闇堕ちから元に戻り今度は自然文明を得た。

味方へのSA付与と相手のタップインを失い自身への攻撃強制を獲得したが、革命チェンジや侵略で大型がすぐに出る環境なのでやや心もとない。
多色としてマナ基盤にできる点で本家と差別化したいところ。

リュウセイ・ジ・アース SR 火/自然文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 6000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、あるいは、相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によってこのクリーチャーが自分の手札から捨てられた時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードを自分の手札またはマナゾーンに加える。
詳しい経緯は不明だがハムカツ団入り。6マナと普通に出しやすいコストになり、マッドネス能力はデッキトップを手札に加えるかマナに置く、というものに変化。なお自身はそのまま墓地に置かれるだけで踏み倒せない点に注意。代わりにバトルゾーンに出した時にも能力を使える。

コスト5以上の火と自然のドラゴンということで革命チェンジ元としても扱いやすく、収録されたのが公式大会では使えないガチャがコンセプトなのであまり買いたくない「デュエガチャデッキ」であり、しかも2枚だけだったため高騰。現在は「デュエキングパック」で再録されたため値段は落ち着いている。


超天篇

リュウセイ・天下五剣(ファイブソード)カイザー P(SR) 火/自然文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 14000
スピードアタッカー
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルに勝った時、次の自分のターンのはじめまで、自分はゲームに負けず、相手は勝てない。
「必勝!! 闘将ブレードオーガ」に収録された《リュウセイ》。歴代の派生が持っていた武器を携えている。

性能は《伝説のレジェンド ドギラゴン》の文明&種族違い。あちらも強力なカードなのでその強さはお墨付きだが、当然ながら《ドギラゴン》自体が対抗馬となる。
収録されたデッキ通りに【カイザー「刃鬼」】、もしくは多色カードを多くしたいデッキ向け。


十王篇

真羅万龍(しんらばんりゅう) リュウセイ・ザ・ファイナル P 水/火/自然文明 (21)
サイキック・クリーチャー:レインボー・コマンド・ドラゴン/ハンター 11000
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
パラレル解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを裏返し、その3体のうちの1体にする)
「クロニクル最終決戦(ファイナルウォーズ)デッキ 覚醒流星譚(サイキックメテオサーガ)」に収録された、新たに明かされた《リュウセイ》のエピソード1最終決戦時の姿。

詳細は個別項目にて。


王来篇

電融 オロチリュウセイ SR 水/火/自然文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/サイバーロード/レッド・コマンド・ドラゴン 17000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
T・ブレイカー
自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
自分のターン中、自分の山札の上から1枚目をいつでも見てもよい。それがクリーチャーなら、召喚してもよい。
王来篇第1弾で登場した《斬隠オロチ》とのディスペクター。スピードアタッカー付与を《リュウセイ》から引き継いでいる。
山札の一番上を見て召喚できる効果は、形こそ大幅に違うが《オロチ》から継承したものだろう。

どちらの能力も場に維持して使いたい能力であり、EXライフと噛み合っている。ただし、直接アドバンテージに繋がるわけではないのでやや癖が強い。コスト8の火のドラゴンということで《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》などのドラゴン踏み倒しと組み合わせたいところ。

弾丸のリュウセイ・リボルバー /文明 (7)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを6枚自分のマナゾーンから選び、残りを墓地に置く。その後、相手はカードを6枚自身のマナゾーンから選び、残りを墓地に置く。
相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。
「英雄戦略パーフェクト20」で登場した《リュウセイ》。まあ能力は《未知なる弾丸》の同型再販なんですけどね。
コマンド・ドラゴンかつハンターになったことで踏み倒し手段やサポートは増加したが、踏み倒しやコスト軽減手段がそれ以上に増えたことでマナを縛る能力が意味を為さないことも多い。
1枚だけ搭載してシルバーバレット的に扱うべきか。

流星のガイアッシュ・カイザー SR 水/自然文明 (6)
クリーチャー:ブルー・コマンド・ドラゴン/グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター 8000
相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、バトルゾーンに自分の《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。
「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキング」に収録された《リュウセイ》。
上述の《リュウセイ・ザ・ファイナル》の素材である《大地のリュウセイ・ガイア》と《激浪のリュウセイ・スプラッシュ》が個々に合体した姿であり、《リュウセイ》系列としては久々なガチガチのガチカードに仕上がっている。

詳しくは個別項目を参照。


王来MAX


パンドラの強大な力を吸収した鬼が、龍頭星雲の向こう側から襲ってきた。

ドラゴン流鬼 <パンドラ.鬼> VR 闇文明 (8)
スター進化クリーチャー:デモニオ/鬼レクスターズ 14000
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
このクリーチャーが出た時、進化ではないクリーチャーをすべて破壊する。
自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが3体以上破壊されていたら、クリーチャーまたはタマシードを合計2枚まで自分の墓地から手札に戻す。
「王来MAX第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」に収録された《リュウセイ》…がデモニオ達に取り込まれて鬼レクスターズとなった姿。
召喚時に進化以外のクリーチャーを全て破壊するという豪快な除去効果を発揮する。
また自分のターンの間、敵味方問わずクリーチャーが三体破壊されていればクリーチャーかタマシードを二枚まで墓地から手札に戻す効果を持つ。第一の効果で大体三体以上は破壊されるため、ほぼ確実にサルベージ出来るだろう。

イラストでは同じく鬼の歴史に取り込まれてしまっているものの、側に《プリン》がいる事が確認できる。
どのような形であれ、姫との絆は変わらず在り続ける…という事を示唆しているのだろう。

アビス・レボリューション

「必然」の頂 リュウセイ SR 火文明 (10)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ジャイアント・ハンター/ゼニス 12000
G・ストライク
T・ブレイカー
自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
各ターンに一度、自分がゲームに負ける時、かわりに自分のハンターを1つ破壊してもよい。
「オレの勝利だオフコース!」 SR 火文明 (6)
呪文:ジャイアント・スキル
相手のクリーチャー1体につき、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
パワー4000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
「ビクトリーBEST」で登場した、ツインパクトのジャイアント・ハンターとなったリュウセイ。
クリーチャー側はオリジナルと同様のスピードアタッカー付与で、同時に登場した《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》やオリジナルの《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》で呼び出す前提のデザイン。G・ストライクを持つため、防御札として攻撃を止めつつ呪文側に繋ぐ動きも可能。
呪文側は相手のクリーチャーの数で軽減される全体除去であり、クリーチャー側のG・ストライクと合わせて速攻対策として強力。
とはいえクリーチャー側はコスト10としては控えめな能力のため、種族を利用した踏み倒しをメインに扱いたい。



追記・修正は姫君を命をかけて守り通してから願いします。

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最終更新:2023年11月12日 10:34

*1 画像出典:pixiv イラストレーターNINNIN氏 2012年2月5日掲載より https://www.pixiv.net/artworks/24860282