ギルバート・マクレイン

登録日:2013/12/16 Mon 01:38:55
更新日:2023/09/21 Thu 03:16:37
所要時間:約 10 分で読めます




このクソガキがムカついたから殴った……。

 それだけだ

ギルバート・マクレイン(Gilbert McLaine)


性別:男性
CV:森川智之
年齢:22歳
出生:5月15日
身長:185㎝
所属:フェンリル極地化技術開発局 特殊部隊ブラッド
神機:第一世代近接式→第三世代可変式
   近接:チャージスピア/ヘリテージス(hertages/遺産・継承)「亡き者の遺志を継ぐ戦士の槍」
   銃身:アサルト/リボルスター「命ある限り同胞を護り続ける支援の銃」
   装甲:シールド/ハードノット(hard knot/固い絆)「人との強い繋がりが新たな力を生み出す盾」
ブラッドアーツ:バンガードグライド
リンクサポート:破壊の一撃 5~10
2069年フェンリルグラスゴー支部入隊。
2074年フェンリル極地化技術開発局転属。

特殊部隊「ブラッド」所属。
グラスゴー支部にて5年間の実戦経験を持つ実力派神機使い。
任務においては頼れる兄貴分といったところだが、
時にはチームメンバーと衝突することも。
(公式サイトより抜粋)


PSP及びPSVITA対応ドラマチック討伐アクションGOD EATER 2の登場人物。
愛称は「ギル」。初対面で自分からそう呼ぶよう言い出し、瞬く間に浸透させている。


以下ネタバレ注意!




人物像       

青紫色のジャケットと同色の帽子を着用している偉丈夫。
頬には大きな切り傷の痕が残っており、一見すると硬派な印象を受ける。
イギリス西南部のグラスゴー支部で5年間の実績を積んできたベテランであり、新設の特殊部隊ブラッドの戦力増強に一役買う。
だが、直情的な性格故に、気に入らないことがあると途端に突き放すような態度をとり、任務外での他隊員との衝突を問題視されている。

実のところ素は気さくで生真面目な好青年であり、決して本性から粗暴な人格をしてはいない。
特に主人公に対してはロミオとの喧嘩を仲裁した件から人柄の良さに惚れ込んでいる。
彼または彼女の前向きなところを好ましく思っているが、その無鉄砲さを影に日向に心配し、時に老婆心から忠告することも。
様々なものを背負い過ぎる主人公には「とある人物」の面影を見出している。

当初ロミオとは不仲で、力不足に焦るあまり空回りしがちな彼の身を案じているけれども、口喧嘩が絶えなかった。
ロミオ自身もギルを「暴力ゴリラ」「イノシシ」と罵っており、ジュリウスや主人公が割って入らなければ止まらない勢い。
シエルが参入した際も、戦術理論に拘泥して現場の状況変化に対応しきれない、と彼女を手厳しく評価し、その指示には従わないという意志を表明していた。
後にそんな仲間達との関係は主人公の奔走や周囲の成長に伴って修復され、チームの良き兄貴分として皆を見守る立場になる。

ナナ曰く「精神的に何かに追い込まれている」
おでんパンを強制的に食べさせた時の反応から分析。流石ですナナさん。

極東支部第四部隊隊長の真壁ハルオミとは旧知の仲であり、かつてグラスゴー支部でチームメイト同士だった過去を持つ。
ブラッドでは年長者の彼もハルオミには頭が上がらず、そのナンパ癖に呆れながらも今なお慕っている。

3年前のグラスゴーで起きた事件から「上官殺しのギル」「フラッギング・ギル」という異名で呼ばれることがある。
事件をマスメディアに取り上げられた経緯により、一部の神機使いには恐れられ、
本人もジャーナリストには苦手意識を持つに至り、過去の詮索を嫌うようになった。

そのため高峰サツキが会話に絡んで来た際は、応対を主人公とロミオに丸投げしている。

難易度6クリア後、彼の神機パーツが制作可能になるが、因縁の敵なのか強化にカリギュラ素材が一部必要になってくる。
同じく、ハルの神機パーツの強化にもカリギュラ素材が必要になる。

※「フラッギング」ってなぁに?
米国の軍人俗語に“frag”という単語が実在する。
「手投げ弾」「(気に入らない上官を手投げ弾で)攻撃する」の意。
要するに上官を故意に傷付ける行為のことを差す。
解りやすく具体例を挙げるならば――
「フェスラー准将、ご存知ですかな? 戦場における士官の死因の二割が、部下に殺されたものらしいですよ」
バレれば当然の如く軍法会議モノ。あらやだ殺伐。


軍曹はセラへお帰り下さい。


長らく第一世代(前作までにおける旧型近接式)神機を使ってきたが、
ブラッド因子に適合し第三世代に鞍替えしたため、他のグラスゴー時代の部隊員と同じく世界中でも稀な「神機を乗り換えた経験のある神機使い」になった。
神機更新の際に腕輪にはブラッド特有のアタッチメントを付与されている。

元々旧型であったため、ギルの腕輪は他と比べて一回り大きく、
本人も当初は赤から黒に変わったことに違和感を抱いていたが、徐々に慣れていった模様。

GE2制作中の最初期PVでは彼のコンセプトビジュアルとなったキャラクターが登場している。
チャージスピアを扱い、左頬には地味に傷跡も付いている。
ちなみに防御すらせず真っ向からマルドゥークに吹っ飛ばされる大立ち回りを披露したことが一部でネタにされ、
製品版のオープニングムービーでもマルドゥークに吹っ飛ばされるため、再び一部でネタにされている。
本編中のイベントでもド派手に吹っ飛ばされることから、最早定評と化すのは不可避かもしれない。




本編中の活躍       


新しく編入して来たギルがブラッドで最初にしたのは、以前の所属を尋ねてきたロミオに手を上げることだった。
経歴を知らないロミオに悪気は無く、ついカッとなって彼を殴ってしまったことは直ぐ様反省。ジュリウスにもこの一件は不問に付されている。
その後も事ある毎に小さな諍いは起きるものの、部隊内で孤立することはなく、何だかんだで溶け込んでいた。

エミールのフライア来訪には戸惑っていたが、その奮闘を見ているうちに「筋の通った奴」と認めている。
「生兵法だ」と危惧していたシエルが頭角を現したことは喜ばしく思うと同時に、一方で彼女を守るために神機兵にまで乗り込んだ主人公を憂える。

そしてフライアがブラッドと神機兵の戦闘実績を求めて極東支部に向かい、彼はハルオミ(以下ハル)という既知の間柄と再会する。
ハルとの再会を切っ掛けにして、ギルは自責と罪悪感に苛まされ、寝不足になり居眠りをしてしまう場面もあった。
話し掛けられても上の空なことが増え始め、ナナにも変に思われるようになってゆく。
ここから彼の止まっていた時計の針が動き始め、再び前へ歩み出す切っ掛けが訪れることとなる。




※以下は前半のネタバレのため、文章を畳んであります。
 携帯版から閲覧中の方はご注意を!





※以下後半の更なるネタバレのため、文章を畳んであります。
 ショッキングな内容が混ざっているので携帯版の方はご注意を!





余談だが、製造が打ち切られて久しくも未練がましく自販機に商品見本が陳列されている初恋ジュースに強い興味と関心を抱いている。
それには手を出さない方が……
は っ ! ?


キャラクターエピソード       

色んな意味ではっちゃける人が多い中、ギルはいつも通り生真面目に、
新しく使い始めた第三世代神機の調子を整えようと、主人公も交えて楠リッカに教えを請う。
すると彼は神機整備に興味を持ち始め、リッカに師事した後、すぐに「感応波受容体」というパーツを作れるようになるのだった。

本人も驚く意外な才能の開花。
彼のエピソードを進めることで、クロガネ系を主人公専用装備のシロガネ系へ強化出来るようになる。
他にもリッカら技術開発班の人々から日々知識を得てゆく彼の姿を追うことも出来る。
新しい目標を見つけて歩き出すギル。
聞くところによると、オラクル技術に関連して、研究開発の最前線を目の当たりにしているようだ。


ギルのエピソードは、神機の調整に始まり、それを通して広がってゆく思わぬ「人とのつながり」に驚嘆する内容である。
日夜戦っているのはゴッドイーターだけではない。
彼らが守っている人々もまた、彼らを守るべく別の闘いを繰り広げている。
その「つながり」を、そして主人公との絆も大事にしていきたいとギルは述べ、二人は一献傾ける。

……似たようなことをエミールも言っていたような……しかも本編中のどうでもいい会話の中で……
まぁいいか。


NPCとしての戦闘能力       

前衛後衛をバランスよくこなせるキャラクター。だが 若 干 不 遇 。
チャージスピアの攻撃属性が物理貫通。使用する弾丸も貫通属性のみ。貫通だけで喰い扶持を稼いで生きてる貫通野郎。
ミッション内容をよく吟味してから彼を連れて行こう。相手によっては全くの木偶の坊になってしまう。
キャラクターエピソードを攻略することで「アスリート」「スタミナ↑中」を獲得するが
、NPCは全体的にこまめにダッシュやステップをやめてスタミナ回復に勤しむため、目立った変化は見られない。

体力はシエルと同じ程度しかなく、アラガミの連撃や活性化後の攻撃を喰らうとすぐにバイタル危険域に突入する。
また、得物のチャージスピア自体が隙の大きい武器なので被弾率もかなり高く、
更にはすぐに回復しようとしないAIのため、ブラッドの中では最も戦闘不能に陥りやすいと言える。
とにかく猪突猛進を心掛けるAIのせいか、誤射の巻き添えを喰うこともしばしば。
つまるところ残念なおつむ。ロミオのこと悪く言えないだろ……
最悪の場合、ギル戦闘不能→リンクエイド→PC戦闘不能→ギルがリンクエイド→体力が著しく減ったところで二人揃って戦闘不能、という悪循環に陥ることもあるので注意を。
彼がデミウルゴスやヴィーナスに狙われる際はリンクエイドと回復柱の準備をしておくといいだろう。

リンクサポートデバイスは「破壊の一撃 5~10」
ギルバート・マクレインの真骨頂その1。部位破壊報酬の荒稼ぎに重宝する。
驚くなかれ、発動後コードネーム欄右横に「×」印が現れたプレイヤーは、その後の近接攻撃1段目が必ず結合崩壊を起こさせるのだ。
シングルプレイ時は常にプレイヤーだけがこの効果を使用可能。
ただし銃形態での攻撃行動やアイテム使用などでも効果が消えてしまう。
咄嗟の適切な判断を要求されるため、混乱せず余裕を持って破壊したい部位を狙おう。
ちなみに、発動時間帯は異なるものの、カノンも同じリンクサポートを持っている。恐ろしい子ッ!


「血の力:鼓吹」
「周辺のオラクル細胞と感応現象を通じて共鳴し活性化させる」

難易度3突入後より覚醒し、ブラッドアーツ発動時に味方全員の攻撃力を上昇させる「血の力」。
ギルバート・マクレインの真骨頂その2。仲間の火力を軒並み底上げしてくれる。
しかも一度限りのリンクサポートと違って、何度も効果が望める。

発動時の台詞は「響け!」
ともすれば体験版からの同じ台詞連呼バグ(アプデによる改善待ち)で二度叫んでしまうことも。
神機「適合者」で「槍使い」でその言葉とか何処の融合症例第一号ですか……





アスキーアート       


このクソガキが
ムカついたから殴った……
それだけだ
  ___
 _(___)
  (゚д゚、川
  (|y |)


このクソガキが
ムカついたから殴った……
それだけだ
  __
  / )))   _
`/ イ~   (((ヽ
(  ノ  ___ Y\
| (\_(___) | )
ヽ ヽ`(・ω・、川/ノ/
 \ | ⌒Y⌒ / /
  |ヽ  |  ノ/
  \トー仝ーイ
   | ミ土彡/
   )   |
   /  _  \
  /  / \  ヽ
  /  /   ヽ |


このクソガキが
ムカついたから殴った……
それだけだ

  /⌒ヽ  ___
 {jjjjjj} _(___)
;、(;ω((⊂=(ω・、川
 (っΣ⊂=⊂≡ ⊂)
 /  )ババ(  ヽ
`(ノ ̄∪   ∪ ̄\)


取り消せよ
  ギル!  何し
       やがる!

  /⌒ヽ   ___
 {jjjjjj}  _(___)
 (# ・ω・)=つ))ω・、川
 (っ≡つ=つ≡つ ⊂)
 /  )バババ(  ヽ
`(ノ ̄∪   ∪ ̄\)





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最終更新:2023年09月21日 03:16