キグルミ(GOD EATER 2)

登録日:2013/12/14 Sat 8:44:10
更新日:2024/03/13 Wed 21:20:52
所要時間:約 10 分で読めます





「……………………!!」


kigurumi

キグルミとは、GOD EATER 2に登場する着ぐるみである。

性別:不明
CV:なし
年齢:不明
出生:不明
身長:不明
所属:フェンリル極東支部 所属部隊不明
神機:可変式?(世代不明。二世代以降である事は確実)
   刀身:ショート/アンノウンバッド(わけがわからないよ)
   銃身:ショットガン/ダミーバブラー(誰と話していたっけ?)
   装甲:シールド/マッシヴホロウ(中の人などいない)
ブラッドアーツ:ピアシングレイ
リンクサポート:不明(後述)


その名前の通り、紫色灰色をメインカラーとした、継ぎ接ぎだらけのパンキッシュなウサギの着ぐるみを身に纏った謎の人物。
背中にはフェンリルの紋章があり、恐らく前作の男性衣装である指揮官服をモチーフにしていると思われる。
ご丁寧なことに右腕のでっかい腕輪も着ぐるみの一部である。

藤木コウタ曰く、極東支部の神機使いである事は確かだが、経歴も、所属する部隊も、本名や性別すら誰も知らず、取り敢えず気にしないのが一番らしい。

戦闘中の通信でも「キグルミさん」と呼ばれるため、それが通称なのはたしかだが、それぐらいしかキグルミ個人を示す情報がない。

かつて極東支部に1人、着ぐるみを身に付けて戦う神機使いがいたが、その正体は果たして……





概要\(・×・)/

名は体を表す、と言う言葉の体現者。
前述の通り、ウサギの着ぐるみを身に纏った、一見ふざけた格好をしているが神機使いとしては相当な腕を持ち、基本的に素直じゃないエリナが「悔しいほど強い」と認める程の腕前を持つ。
しかしそれ以外の事は全くもって謎に包まれており、しかも言葉を話さず身振り手振りで意思疎通を図ろうとする為、結局何が言いたいかは解らず余計に謎は深まるばかり。

尚、長い耳とふわふわの尻尾は単なる飾りではなく、自由に動かす事も可能らしい。

言葉を喋らない、涙を流さない、とまるでロボットのようだが感情らしきものはあるようで、我らが誤射姫こと台場カノンちゃんに「子供たちにはキグルミさんより神機兵の方が人気みたいです。カッコイイから」と言われた時には心外そうな反応をしていた。
(バグか仕様かは不明だが、この会話を終えてもキグルミはカノンちゃんに延々と手を振り続ける。……抗議しているつもりだろうか)

また、流石にトイレを覗かれるのは嫌らしく、せめて性別を確かめようとトイレまで尾行しようとしたコウタとエリナをウロヴォロスのBGM「凶禍の行進」と共に無言の警告で威圧した事も。

(・×・)「……………………」
「あ、いやっ、今のは……その……」
「トッ、トイレ覗こうってわけじゃ……ないよ……?」


戦闘以外のスキルもかなりのもので、特にビリヤードに関しては最初の一球で他の玉を全て穴に落とすと言う離れ業もやってのける。


一方で外見に見合った奇異な行動も度々目撃されており、
着ぐるみの口から平然とストローでジュースを飲んだり、《犬猫の気持ち》なる犬派か猫派かすら解らない雑誌を愛読していたり、通信機で誰かと連絡を取り合っていたりと突っ込みどころは枚挙に暇がない。

また証言者の話によれば

オペレーター:H.Tさん
「その件につきましてはご容赦ください(青ざめた顔で)」

極東支部調理師:M.Cさん
「夜中にエレベーターでラボラトリに向かう所を見ました」

極東支部第一部隊所属:E.Sさん
「夜中に1人でエイジスに向かう姿を見た。あれはきっとNINJAだ! 君達はここがどこだか忘れてはいないか? ここh(割愛」

オペレーター:F.Bさん
「ロビーの床で居眠りをしていたキグルミが、出し忘れたゴミと間違えられて捨てられそうになったと聞いています」

一番上を除く3つの目撃証言はいずれも同じ日の晩のもの。ロビーとラボは近いのでまだわかるが、エイジスは離れすぎている(証言の信憑性は別として、だが)。

本当に何なんだコイツ……。





体験版に於いて\(・×・)/

発売に先駆けて配信された体験版(現在は入手不能)にてコウタエリナと共に極東支部からの遠征と言う形で登場。2人と同時期に使用可能となる。
事前情報なしのキャラクターがギルバートシエルと言ったブラッドの主要メンバー、つまりは本編のメインキャラクターを押し退けての登場と言う大抜擢を受けた。

突如として同行NPCメニューに追加されたkigurumiと言う名前に好奇心をそそられてメンバーとして選び、目の前に現れたあまりにもそのまんまな姿に度肝を抜かれたプレイヤーも多いのではないだろうか。

エリナ曰く、
「初めて見たのはヘリの後部座席」
「慰問でパフォーマンスでもやるのかと思ってた」
とのこと。

そりゃ誰だってそう思うだろう。


そのあまりにもあんまりな姿と態度に、一部では前作コイツと同じ存在なんじゃ……と言う意見も囁かれたが、エリナは勿論、オペレーターのフランやフライアの職員にまで普通に見えていた為、その線は否定された(後に再燃するが詳しくは後述)。

「どうもね、あのウサギが気になって仕方ないんですよ。……私は夢でも見てるんでしょうかねぇ」


そして或る程度体験版を進めてから話しかけると、予告版のムービーを見せてくれるようになる。
「成程、この為のキャラクターだったのか」と誰もが一度は思っただろう。そう、こんな訳の解らんキャラクターがまさか製品版で登場するわけがないと……


…………しかし





本編に於いて\(・×・)/

コウタ「どうした? 鳩が豆鉄砲くらったような顔して」

主人公「怪しい奴がいるんだけど……」



\(・×・)/


ま さ か の 本 編 登 場


同行可能になるのは難易度2《クレイジー・パーティー》クリア後。
アナグラに新設されたラウンジ内のセンターテーブル。我らがムツミちゃんの定位置から向かって左側には、見覚えのある着ぐるみの背中が……
体験版だけのゲストキャラだと思い込んでいたプレイヤーの予想を見事にブッチしてくれた瞬間である。

何食わぬ顔でカウンターに腰を据えたその姿に、主人公だけでなく鳩が豆鉄砲くらったような顔になったプレイヤーもさぞ多かろう。

しかし、そこでプレイヤー達に天啓が舞い降りた。
そう、NORNである。
本編に出てきたのなら、さすがにアーカイブには正体が解らずともそれなりの情報があるだろう……そう思った矢先にプレイヤーの眼に飛び込んできたのは



キグルミ(?)
20××年フェンリル××支部入隊。
出生:不明 身長:不明
所属部隊不明。

※本項目は出展の無い記述が散見されたため、
 一度内容をクリアしてあります。
 本項目更新の際は明確な情報源の提供を願います。

神機ショートブレードショットガン(第?世代)



………………




N O R N 仕 事 し ろ

と言うか出展の無い記述って何なの……
寧ろそっちが気になるんですけど……



基本的にストーリーには関わらないが、節目毎のNPCの会話ではその無駄に洗練された無駄のない無駄な動きでプレイヤーを和ませてくれる。
スタッフロールのある場面では、帰ってきた面々をアナグラのエントランス2階で出迎えている描写がある。その場面だけみれば可愛いのだが…

また、今作にはリンクサポートと呼ばれる非出撃NPCによる戦場支援システムが追加され、各々のNPC毎に異なる効果で戦闘をサポートしてくれるのだが、キグルミのリンクサポートは主人公が装備しているものをコピーするというもの。

つまり、主人公が《戦闘開始5分後から5分間、炎属性の攻撃力20%上昇》と言うデバイスを装備すると、キグルミのデバイスも同じものとなり、2つのデバイスをセットすれば倍の効果が見込める。
エリナ、主人公、キグルミの3人を同じデバイスにするとまるで黒い害虫のようにフィールドを走り回る事が出来る。
………………だから本当に何なんだコイツは……

但し重複の恩恵がないデバイスもある為、見極めをしっかりすること(フルバーストやホールド付加など)。

これによりコイツ疑惑が再浮上した。当然、決め手にはならず謎が更に深まっただけだが……





NPCとして\(・×・)/

前作に続いて貴重なショートブレード使い。
同じ刀身のシエルと比べると銃形態主体で戦う彼女とは対照的に近接メインのスタイル。しかし同じく近接主体のナナとは違い一辺倒ではなく銃撃もそれなりに行う。使用するバレットはスラッグ弾。
散弾と違ってスラッグ弾は広範囲に判定はない事もあって誤射率も低め。

NPCでは唯一の《封神》持ちで、状態異常付加率を高めるショートブレードと相俟って気付いたら敵が封神状態になっていたと言うのはよくある話。今作の封神はアラガミの攻撃力を大幅に下げる効果を持つ為、プレイヤーのスキルと上手く組み合わせれば乱戦時でもかなりダメージを抑える事が出来る。

プレイヤーに対しても積極的にリンクバーストを行い、倒れた時は率先してリンクエイドしてくれる。その際のスタングレネードで回復までの時間を稼ぐのも忘れない。
更には放射タイプの回復弾も所持とサポート役として非常に頼りになる。
また性別不明の為、プレイヤーが戦闘不能になると異性がバースト状態になるスキル《親愛》その逆の《友情》どちらの対象にもなる(これはレンと共通した特徴である)。

反面、接近戦メインの割にガード頻度は低めで前述の通り被弾率が高く、活性化したアラガミには封神の効果も虚しく転がってしまう事も。
また、アラガミがダウンすると取り貯めておいたアラガミバレットを見境なくブッ放す為、攻撃範囲の広いショットガンのアラガミバレットである事も合わさり盛大に誤射される事もしばしば。
アラガミがダウンした場合は素直に引き下がるか、キグルミの傍には近付かないようにしよう。




キャラクターエピソード\(・×・)/

前述の通り序盤から登場するのだが、キャラクターエピソードが解放されるのはストーリークリア後の難易度7から。


内容としては、コウタエリナとチームを組み、謎に包まれたキグルミの正体を探ろう! と言うもの。
他の多くのキャラと違い進行にアイテムを必要とせず、ただキグルミをミッションに同行させれば自然と進む。しかし人によっては面倒臭く感じるかもしれない。
低難易度のフリーミッションを行ったり来たりすれば案外速くイベントは進行するので、面倒ならばキグルミを連れてマラソンしよう。

悪戦苦闘の末に、彼らが捉えたキグルミの真実とは……?


レイジバーストでは\(・×・)/
基本的に戦闘時の行動やスキル構成などに変化は無く、前作同様の感覚で使っていける。
キャラクターエピソードの追加もなく、正体に繋がる手がかりは増えていない。
ちなみに、専用アビリティは「裏方」と「影の実力者」となっている。
……謎は深まるばかりである。


正体について(ややネタバレ)\(・×・)/

その姿で、体験版における登場当初から「コイツの正体は誰なんだ?」と言う議論の的になってきたキグルミ。一通り顕著な予想を挙げると


前支部長の手駒説
数少ない手がかりとして神機パーツの外観がしばしば話題に上る。
刀身、銃身こそナイフ系、ガット系の色違いで特筆すべきものはないが、装甲の形状は指揮官(少尉以上)にしか使用を許されないはずの「F士官兵装」シリーズであり、装甲表面に刻まれた部隊番号とおぼしき数字は「07」。
第七部隊は前支部長の特務の隠れ蓑にされていた、活動実態の無いゴースト部隊ではないかと噂されている隊である。つまり特務を受注していた人物だろうということ。
ただし第七部隊=ゴースト部隊という説自体が推測の域を出ず、仮にそうだったとしても特務を受けていたのが第一部隊の面々だけとは限らないため正体を特定するには至らない。

前作主人公
上記の部隊番号の件もあり、恐らく誰もが思い浮かんだであろう中身。
しかし公式で前作主人公は独立支援部隊《クレイドル》の任務に就き、現在極東支部を離れている事が明かされた為、甚だ疑問視された。ただし具体的な活動内容が杳として知れないため、完全に否定できるものでもない。

・主人公の神機の精神体説
こちらも有力視された中身。前述の通りフランやフライアの職員にも見えていた為、懐疑的だったが、リンクサポートの件で再浮上した。
しかし「言葉を喋らないのはどうなの?」と言う意見もある。

帰ってきたシオ説
体験版配信当初に囁かれた中身。
キグルミの捕喰時に「食べちゃうよ~」と女の子の声が聞こえてきたから、と言うもの。
しかしこれはナナの捕喰ボイスである事は、体験版から時を経た今では既に周知の事実。

・少なくとも人間ではある
オラクル細胞が停止し、アラガミは入れないはずの「聖域(真)」に侵入できるため、小型のアラガミや神機兵などではなく神機の精神体である可能性も限りなく薄いとみられ、ほぼ間違いなく人間であろう、というもの。
現時点でもっとも説得力がある説なのだが、結局「誰なのか」まではわからずじまいである。



他にも

  • 実は生きていた宣伝部長
  • リンドウさん説
  • 実は生きていた上田
  • マスク・ド・オウガが被り物をリファイン説
  • 実は(略)オオグルマ説
  • しんゆうのクマ説


………………うん。もうこれ正体わかんねぇな。





\(・×)/「………………!」
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最終更新:2024年03月13日 21:20
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