パーセプター(G1)

登録日:2012/01/23 Mon 13:09:38
更新日:2024/03/15 Fri 19:30:31
所要時間:約 4 分で読めま…わあ゙ッ、わ゙あ゙ああ゙あ゙ああぁ゙ぁあ゙あぁあ゙!!!





今は空を飛んでいるだけで
特に何も考えていないからさ。

パーセプターとは、『トランスフォーマー』シリーズの初代アニメ、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場するキャラクターである。

CV:城山知馨夫(現・城山堅、初代~2010)、佐藤正治(V)

テックスペック(能力値)
体力7 知力10 速度2 耐久力7 地位6 勇気7 火力7 技能10 合計56


●概要

サイバトロンの科学者であり、顕微鏡にトランスフォームする。
マッドサイエンティストのホイルジャックや、軍医の癖にやたら武闘派なラチェットとは異なり正統派の頭脳担当キャラであり、サイバトロンの逆襲のきっかけになる事も多い。

レンズからビーム発射できる凄い顕微鏡。
自走可能な砲台を兼ねている。

顕微鏡らしく対象を拡大して調査できる。
モニターに映った宇宙をもっとよく見たいというスパイクの要望に応え、モニターごしに拡大して見せた。


●作中の活躍

戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー

非戦闘員であるため、戦士であるゴングから臆病者呼ばわりされていたが*1、当のゴング(及びバンブル)と共にミクロ化し、パワーアップしたメガトロンの体内に入って、元凶であるハートオブセイバートロンを破壊するという勇敢な行動に出る。これ以降、ゴングもパーセプターのことをすっかり認めている。

メガトロンの脳たるメインコンピューターに侵入した際、「やけに静かじゃないか」と不思議がるゴングに対し「何も考えていないから」とキッパリ言い捨てた。

また、彼が発明したサビストップにより、宇宙サビの脅威からトランスフォーマーたちを救ったこともある。

「スカイゴッド」、「チルドレンプレイ」、「恐怖のコズミック・ルスト」のエピソードはパーセプター好きには欠かせないエピソードであろう。

ファンからはパーセプ、パーさん、絶叫要員(詳しくは後述)などと呼ばれ愛されている。


トランスフォーマー ザ・ムービー

通信塔でブロードキャストと共闘、カセットロンを追い払う。
重症を負ったコンボイを診察してもう助からないと告げて、コンボイの最期をウルトラマグナスホットロディマスと共に看取った。
初代メンバーの多くが戦死する中、彼は無事生き延びている。


戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010

デストロンやクインテッサがセイバートロン星に攻めてきた際に仲間を激励、応戦した。
トランスフォームユニットが破壊され顕微鏡のまま固定されるなど、結構踏んだり蹴ったりな目に合っている。
「グリムロックの新しい頭脳」では、ダイノボットのことを「頭が弱い」と馬鹿にしたような発言をしたが、電気ショックで天才になったグリムロックに、仕返しとして「それは君の頭脳がイマイチだからさ、パーセプター君」と言われてしまった。


戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーV

老医師のような性格で登場。ゴッドジンライとは旧知の仲。
ホイルジャック、ミネルバと共にビクトリー計画に参加。瀕死の重傷を負ったゴッドジンライをビクトリーレオに改造する。
そして、スターセイバーに合体回路を組み込んで、ビクトリーセイバーへの合体を可能にした。
G1ザ・ムービーでホイルジャックが戦死しているのを踏まえてみると、Vに出てきたのは彼のそっくりさんという可能性が高い。まあ、TFシリーズにはよくあること


●絶叫要員

彼の特徴として、よく叫ぶところが挙げられる。
ほわぁぁあああああ!!!で有名なコンボイ司令官と同等、またはそれ以上とも言われる。
例をあげると、彼を含む4人が滝に落ちた際、全員が悲鳴をあげたのにもかかわらずパーセプの絶叫に掻き消されるなど、相当の大音声である。
この話題はネット上だけのネタに留まっていた程度だったが、公式の書籍でも「叫び声が特徴的」と書かれてしまった。

これは吹き替えを担当した城山氏の迫真の演技によるところが大きく、日本版で絶叫しているシーンが原語版だと無言だったりする場面が多い。
というか城山氏は日本語版では他にもトレイルブレーカーやフレンジー、ボンブシェルなどの声も担当しているが、何故かパーセプターの時だけ絶叫する。
原語版の方が冷静な性格というイメージに寄せているためだろうか。

主な絶叫

「ヴェア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」

「アッー危ない!」
「わあ゙あ゙あ゙あああ゙ああ゙ああ゙あ!!ゔぁ゙あッ、あ゙ゔう…!!」

「わかってるさ!!わあ゙ッ、わ゙あ゙ああ゙あ゙ああぁ゙ぁあ゙あぁあ゙!!!」

「よーしいいぞ!エンジン点火ァ!いぃやったぁぁああああ!!い゙え゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あぁあ゙ぁあ゙!!」

「頼む!!止めてくれ!!それを取られたら私は!!ヴァアアアアアアッ!!!」

「ペンは剣よりも強しって言葉を知っているかサウンドウェーブ!!」

「どぉああぁっ!!え゙ぇっ!? ん? ああ゙あ゙あえ゙あ゙ぁ!!!」

「し、しれいかーーん!!助けてくださーーーーーい!!!」

「ビーチコンバー!!どこなんだ!!オ゙ぉゔ…!!」


●玩具

クラスという定義の無かった(そもそもTFとして作られてなかった)G1当時版玩具を除き、全てデラックスクラスでの商品化となっている。

G1当時の玩具はサウンドウェーブやブロードキャストと同じニューミクロマンシリーズが元ネタで、「顕微鏡ロボ」の流用。
「顕微鏡ロボ」は実際に使用できる「実用ミクロチェンジシリーズ」の製品であり、ちゃんと顕微鏡として使える。

「トランスフォーマーユナイテッド」でリメイクされたときには顕微鏡から新しく自動車のビークルモードに変形するが、見立て変形で顕微鏡のような姿に変形させることも可能。

「トランスフォーマーレジェンズ」では、満を持して顕微鏡に変形するパーセプターが発売された。ヘッドマスターに改められている*2。さらに、G1版同様顕微鏡として使うことも可能で、ヘッドマスターを観察することも出来る。
ミクロマン時代を元ネタとする戦車モードにも変形可能で、専用の造形もなされているが、何故か説明書には載ってない。
サイから戦車、そして武器に変形できる「アムホーン」がセットになっていて、戦車モードの時にヘッドマスターを載せたり、武器モードで持たせられたり、絡めて遊ぶことが可能。

スタジオシリーズ86」でも発売。今回はヘッドマスターギミックは無いが、やはり顕微鏡に変形する。さらに戦車モードも再現可能。一方で、顕微鏡として実用することはできなくなっている。


よーしいいぞ!追記・修正ィ!いぃやったぁぁああああ!!い゙え゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あぁあ゙ぁあ゙!!

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最終更新:2024年03月15日 19:30

*1 馬鹿にしていたのはゴングだけで、他の仲間はパーセプターの重要性を認めており、コンボイもゴングの方を𠮟責している。

*2 海外ではヘッドマスターギミックがテーマになった「タイタンズリターンズ」のシリーズとして発売されたため。