炎鎚のキリコ(神羅万象)

登録日:2011/01/22(土) 08:02:11
更新日:2022/04/12 Tue 22:56:26
所要時間:約 6 分で読めます





「アナタにはまず協調性というものを
叩き込んであげます!」


神羅万象チョコ ゼクスファクター』に登場するキャラクターの一人。

名前:南条院キリコ<16歳>
種族:翼人<女>
所属:鳳凰学園朱雀組 一号生
■収録弾/@ZX009
■Power/7
■Potential【C】
■魂獣(パートナー)/パティ
■神具/炎鎚タヂカラノオ<朱雀>
■能力/
  • 発火能力、火炎操作


◆人物
因使育成機関「鳳凰学院」に通い、朱雀組一号生の学級委員長を務める生真面目な性格の因使(ファクター)の少女。
カリンと同じ一対の翼を有した『翼人』であるが、その中でも彼女は、代々優秀な因使を輩出する古豪の名門「南条院家」の令嬢。
そして彼女もまた先輩であるカリンに強く憧れる一人。

転校して来たカイにとって、エッジやルリ丸と並ぶ数少ない級友(クラスメイト)と呼べる人物の一人だが、何かと騒動に巻き込
まれるカイをクラスの和を乱す存在として認識しているため何かと衝突が絶えない。

ToLOVEるに巻き込まれやすい体質に苦労するカイ同様に、彼女も学級全体をまとめる委員長としての責務に追われていたところにカイの登場で頭を抱えていたのだろう。

キリコ「カイ君、廊下は走らない!」
カイ「急いでるんだよ」

「その制服は違反です!」
「これしかないんだよ」

「そっそそその女性はアナタの何なんですかっ!!!」
「何で怒ってんだよ……」

また青龍組の東仙院カゲミツとは親友であるが名門同士のライバルでもあるため、どちらが優れているか名誉を懸けた決闘を繰り広げる事もある。

彼女の持つ『神具(アーティファクト)』は鎚矛(メイス)型のタヂカラノオで、宿る魂獣(スピリッツ)は生意気な性格がキリコとは反対のパティ。
能力は発火能力と火炎操作。

一応は彼女もファクターレベル2であるため『魂獣解放(スピリッツ・バースト)』を使えるのだが、周りに比べて自身の低い能力の伸びに悩み、劣等感を抱いていた。


◆契約した魂獣

パティ
真名:怪力矛爪キングパティ
■収録弾/第A弾 ZX031
■Power/12
■Potential【B】
■神具/炎鎚タヂカラノオ<朱雀>
■必殺技/【矛爪炎斬】

炎鎚に宿る剛力の巨人。
肩と腰に計八門の火炎噴射口を備えており、腕力と火力で障害を撃砕する。

主であるキリコを侮辱された事で激昂したパティが魂獣解放し、カゲミツの魂獣でありライバルである鬼武者梵天丸と激闘を繰り広げた。


「お嬢を馬鹿にするのもそこまでだ!単純(シンプル)な能力の力強さを思い知れ!」


◆物語での活躍
学園都市「耶馬都(ヤマト)」の東西南北を守護する『四方院(しほういん)』と呼ばれる四大名門貴族、その南方守護を司り、永きに渡って優れた因使を輩出してきた「南条院家」は、その名を知らない者はいない程の有力家であった。

しかしキリコだけはいつまで経っても、高貴の証「炎翼」や力の証「多翼」は発現せず、次第に家族からも冷遇され、長男の兄・マイトにも見下されるようになるが、彼女は諦めず優秀な成績だけでも修めようと修学に励み、学級委員長にも立候補する。

しかし"学級委員長"として生徒の模範と成るよう在り続けた彼女だったが、自分だけ能力に劣る彼女にとって、その立場の責任と"南条院"という肩書きは重圧にしかならなかった。

火群カイという規則をガン無視する粗暴で自分勝手でどこか危険な転校生を、「委員長の私がなんとかしないといけない」と意気込むも、その熱意は彼には全く通用せず。

毎日のように注意を繰り返し、恒例化しつつあったそのやり取りに彼女は、カイが自分を同じ目線で見てくれる初めての存在と気付き、いつの間にか彼に淡い感情を抱いていた。

ある日、カゲミツに両家の名誉を懸けた勝負を挑まれ戦うも苦戦を強いられる。

「負けられない…自分の価値を証明するために!」

パティの『魂獣解放』で互角に渡り合ったが、己の力不足を改めて痛感させられるのだった。

そんな彼女を『四炎聖天』の名を持つ兄のマイトは、カリンとイチャイチャするカイにイラついたあまり「出来損ないのキリコとお似合いだ」と蔑み、冷たく言い放つ。


「―――訂正しろ。
委員長は出来損ないじゃない」

なんとカイは自分よりもキリコへの侮辱を否定し、怒りを顕にする。

その一件以来、すっかりカイにデレデレな彼女は、彼に向けられた討伐指令の発令時には周囲を振り切り命令に背いてまで援護に徹した。

そして反乱のカナトの恐るべき計画を聞いた彼女は、最終決戦に向けてある目標を立てるのだった……。






この項目が面白かったなら…[カイ君…///]

愛戦士の覚醒
超弩級委員長

















「クラスメイトのために
頑張るのは当然です!

私、委員長ですから!」



光翼聖天キリコ
■収録弾/CZX081
■Power/14
■Potential【S】
■神具/炎鎚タヂカラノオ 武装形態(アームズモード)<朱雀>
■親友(パートナー)/阿修羅明王カイ
■能力/【夢想火炎撃】


級友であり想い人であるカイへ芽生えた『愛情』によって能力が開花した彼女は、エッジやルリ丸と共に百識の魔女ルルイエに師事し、彼女の下で己を磨き、来るべき決戦の日まで日々努力した。
全ては落ちこぼれの自分を救ってくれたカイのために。

そして魂獣との融合である『魂獣武装(スピリッツ・アームズ)』の中でも、パティと真の融合を果たしたことで彼女は『巨大変換(ギガントチェンジ)』を発動し、更に兄をも上回る伝説級最高位の翼『光翼』を発現した事で一気に強キャラ化。
ポテンシャルもインフレ格差の激しい主人公らメインキャラを除けば、なんと最高クラスのS。愛の力ってすげー


『魂獣武装(スピリッツ・アームズ)』
因使レベル3に達した者に発現する究極秘術。
神具と魂獣を完全融合させる事で神具を進化させ、魂獣の持つ全ての力を制御・行使可能となる。
主に攻撃に特化するので、進化前の武器形態と全く別の攻撃的な形状に変化する。

キリコの場合は膨大な魔力を武装形態(アームズモード)に変換する『巨大変換』を会得し、また自身を一変する自己改革によって新たな姿を顕現した。
彼女の魔力そのものが武装概念として進化したので、『光翼』によって莫大な魔力を保有する彼女の潜在能力は推測の域を遥かに超えている。


鳳凰学園の壊滅を目論む、破壊王子カナトが繰り出す無数の『外海獣(げかいじゅう)』の質量攻撃に苦戦を強いられるも、カイとカナトの戦いが決着する最後まで戦い抜いた。


天ヶ原のメンバーではないものの、カイの三馬鹿クラスメイトの一人、また委員長キャラということで第一弾の登場からそこそこ人気はあったが、最終章第四弾で満面の笑顔での再登場で人気が爆発した。委員長マジ天使。


恋する乙女と描かれた彼女だったが、最終的にZXFは「カイとイヅナの絆の物語」なので、カイとは結ばれず仕舞いとなってしまった。



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最終更新:2022年04月12日 22:56