折原臨也

登録日:2010/07/24(土) 23:53:50
更新日:2021/08/25 Wed 22:05:57
所要時間:約 4 分で読めます












人、ラブ!



折原臨也
(おりはら いざや)
CV:神谷浩史

5月4日生まれ
175cm 58kg O型
趣味:人間観察
好きなもの:人間・人間・人間
嫌いなもの:平和島静雄・死んだ魚の目
好きな食べ物:調理者の個性が見える料理全般
嫌いな食べ物:缶詰・レトルト食品・ジャンクフードなど
好きな言葉:『人間の事を、あの人は善人だのこの人は悪人だのと区別するなんて馬鹿げた話だ。人間とは、魅力があるか、さもなくば退屈か、そのどちらかなのだから』(オスカー・ワイルドの戯曲より)

デュラララ!!の登場人物。スピンオフ作品『折原臨也と、夕焼けを』・『折原臨也と、喝采を』の主人公でもある。

素敵で無敵な情報屋(自称)を営んでいる眉目秀麗な青年。

「人間」自体を深く愛していて、人間観察がしたいがためにタチの悪い真似を仕掛ける黒幕的存在。
そのため彼に恨みを持つ者も多い。6巻の終わりにも澱切陣内らにナイフで刺される等の事態も引き起こしている。


彼の過去や身辺情報は作中ではまだ詳しく語られておらず、中学が岸谷新羅と同じであること、新羅、平和島静雄、門田京平と同じ来神高校であること、
祖父母(寅吉とナツ)、海外出張が多い両親(四郎と響子)、二人の妹が居ること(九瑠璃と舞流)くらいしか分かっていない。
ちなみに、妹たちの性格が大変なことになったのは臨也の影響だとか。

また、中学時代には何度か足がつくような問題を起こしており、新羅への傷害事件で補導された。しかし実際に傷害事件を起こしたのは奈倉である。

静雄とは学生時代から犬猿の仲で、今でも顔を合わせる度に喧嘩をし続けている。
老若男女問わず全ての「人間」をこよなく愛す臨也だが、人間を超えた肉体を持つ静雄だけは例外として「化け物」扱いし嫌っている。

武器はコートの袖口に隠したナイフ。
喧嘩に使ったり、不良の髪を剃り落としたり、自由自在。

常にモフモフしたファーがついた黒いコートを着ていて、丈が違うものを10着持っているらしい。夏服も黒一色。
また、携帯も10台所持している。

高いところが好きで、ブロック塀一段の上にも登る。

原作4巻で、新羅やセルティ・ストゥルルソン竜ヶ峰帝人たちが一緒に鍋パーティーをし、九瑠璃と舞流たちも鍋を囲んでいたことをチャットで知り、
矢霧波江に「鍋でも食べようか?」と誘い、にべもなく断られた。
それ以来大人数での鍋を根に持っていたのか、原作8巻では大人数相手に「鍋でも食べようか?」と言っていた。





以下ネタバレ













チャットでのHNは甘楽とクロム。
甘楽はネカマである。
10巻にて他人に甘楽に成り済まされる。
人を騙す時に使う名前は奈倉。
9巻ではその名前の由来が語られている。


作中冒頭の事件以降セルティの首を所有している。

ダラーズ、黄巾賊、罪歌それぞれのトップである帝人、紀田正臣園原杏里やその周囲の人間を操り、首を目覚めさせようと何かを企んでいる。

8巻では、自らが奈倉として騙した女性、切り裂き魔事件で杏里を殺そうとした贄川春奈、ブルースクウェアの元トップで黒沼青葉の兄である泉井蘭など、
ひと癖もふた癖もありそうな人間を集めて何かをしようとしているようである。

因に同巻のチャットにて一人二役で自演する臨也の姿をみた波江は思わず涙を流しそうになっていた。

9巻ではその人材をフル活用し、自分を狙ってきた違法カジノ組織と違法ドラッグ組織を壊滅させ、そいつらのトップをもわが手に収めた。
…そいつらが裏稼業する原因になったカリスマに裏稼業を薦めた張本人だけどね!(しかも理由が『そいつを破滅させたい』だったため、カリスマ自身は既に限界に達して裏稼業から降り臨也に心を折られている)


ロシア語を習得しており、ロシア人たるサイモンとロシア語で会話している。

あとパルクールもでき体術、移動術に長ける。
日常生活に役に立つかは不明。だが、静雄との喧嘩の際には使っている。アニメ最終回ではすさまじい身体能力を披露した。

他にも別名義で情報屋を営んでいる。

外伝小説『ニコニコ!!』では学生時代『難解!いざや城! もしくはいざやの挑戦状』なるPCゲームを制作し、「自分をよく知る知り合いにだけ」配布していた事が明かされた。
だがその作りは「静雄がやっていたら半径5㎞以外のPCというPCがオシャカになっていただろう」(新羅の感想)、「人間の忍耐力を試すゲーム」という名目のクソゲーだった。
そもそもクリアできたのが、ゲームを渡していないはずの九十九屋真一だけというのが…。


以下重要なネタバレになるため注意。






13巻で平和島静雄とパルクール等を駆使した殺し合いを繰り広げ、「負けても静雄が自分を殺すことで『人間』を辞めた怪物になればいい」と腹をくくる…
も最期瀕死状態で止めを刺されようとした所でヴァローナに先に攻撃され、静雄を壊すことは失敗。
「首」を取り戻したセルティによる「影」の干渉により致命的な傷が止血され、黄根・「生きようと死のうと罵ってやる」とした間宮愛海によって救出(?)、池袋から去っていった。
その後は生死不明だったが、『折原臨也と、夕焼けを』では13巻での怪我により車椅子生活になりながらも情報屋として現場復帰。しかし未だに池袋には戻らず妹とも会っていない。
足は立てない程ではなくリハビリをすれば良くなるらしいが、本人曰く「戒めのため」あえて治さずにおいている(その分車椅子は目いっぱい改造し、凄腕の喧嘩師に恩を売ってボディガードとして雇用している)。
同作は「臨也の趣味を止めるものがいなかったらどうなるか」というコンセプトで書かれており、「情報屋」・「人間観察者」として思う存分自分の趣味を満たし様々な人生を無茶苦茶にしている。
また情報収集の一環としてハッカー等も雇っている。

ある意味「達観した」とも見えなくもない言動からか一部には病的な信者がおり、『デュラララ!!SH』では「臨也不在で苦しむ他の信者のため、臨也を連想させるハンドルを使う信者」が登場している。

本人としては「自分の興味」のみで動いているのだが、それが結果的に他人の悪事を破綻させたりすることもある。






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最終更新:2021年08月25日 22:05