夷陵の戦い(三國無双)

登録日:2011/02/17 (木) 02:40:13
更新日:2023/12/29 Fri 08:04:02
所要時間:約 5 分で読めます





「今こそ火を放つのです!」



夷陵の戦いは真・三國無双シリーズのシナリオの一つである。

このシナリオは基本的に三国時代の終盤に位置するため、基本的に難易度が高い傾向にある。


【あらすじ】

樊城の戦いで魏と呉の策略の前に関羽が散った。
この知らせを受けた劉備は呉を仇敵と定め配下の武将達の反対を押し切り怒りのままに出陣、開戦を強行する…。

……と、このように基本的には蜀が呉に対して攻め込む形になっている。

活躍する武将は劉備、陸遜、モブながら朱然あたり。

このシナリオには前半に陸遜による火計イベントがあり、それが成功すると呉の、失敗すると蜀の士気が跳ね上がる。
火計は基本的に、計略の総指揮をしている陸遜かチャッカマンである朱然を撃破する、火計部隊と称される兵士が特定の場所に移動する前に全滅させることで防ぐことが可能。呉の場合は向かってくる蜀軍の兵達から火計部隊や陸遜隊を守らなければならない。
勿論自軍が呉の場合には火計に失敗すると士気が下がり、蜀の場合は成功されるとやはり士気が下がる。


……問題はこの士気の下がり方。これが尋常では無く、いきなりMAXから半分以下まで下げられるのだ。

その後はもはや地獄である。

○○軍苦戦!
↓一分後
○○軍苦戦!
↓更に一分後
本陣苦戦!至急来援せよ!

と一気に流れるように救援要請が来る。

おまえらもっと踏ん張れよ!
そして苦戦と報告され救援にいったのにまだ体力が半分以上あると思って油断するのは甘い。
武将の体力が削られているということは兵士がほぼいなくなっているということであり、放置すれば後少しで撃破される本当に危険な状況である。

一応、史実等を考慮するとこの時の呉は蜀軍によってかなり奥まで進攻され、
名だたる将(甘寧など)も討ち取られる等かなり危機的状況であった。
ゲーム上では蜀軍が敵の罠にはまって地獄を見る戦いだが呉軍にとっては
追い詰められた状況を打破する為の起死回生の一手だった事も知っておくべきである。
(そこ、赤壁の焼き直しとか言わない。火攻めだけに。)


【シリーズ毎のステージ概要】

  • 真・三國無双
シナリオが半分オリジナル展開(蜀と呉が直接対決という流れで、樊城の戦いの展開が前半に仕込まれている)の為に他作品とは大幅に展開が異なる。
開始直後に関羽が呂蒙隊に包囲され、陸遜が張飛隊に火計を放つという内容。
蜀軍の場合味方全体の士気が低下し、張飛軍の士気はさらに大幅に低下する。
しかしプレイヤーの体力減少は無いので、他と比べると難易度はかなり低め。
加えて総大将を選んでおけば敗北条件がプレイヤーの死亡のみになるので、かなり安定する。
ただし火計のせいで視界の悪さとストレスはMAX。もちろん、呉の場合でも。
蜀軍で火計を阻止したい場合は、陸遜の台詞の後に出現する敵伏兵を全滅させること。


  • 真・三國無双2
上で解説した、おそらく一番ヤバかったシナリオ。蜀と呉ではまるで難易度が違う。
蜀側だと五丈原の戦いや合肥新城包囲戦を凌駕する難しさ。
ちなみに無双モードで関羽を選択していても(関羽の屈辱を晴らす為に)この合戦は行われる。

呉軍シナリオでは火計を成功させると、石兵八陣などの孔明の罠が立ちはだかる。まぁ大した手間ではないけど
そこを抜けた先には孤立無援の本陣を残すのみ。

逆に蜀は難易度が半端ではなく処理落ちで見えない敵弓兵の恐ろしさから最終ステージよりも難易度が高いと言う人も多い。
特に難易度設定を「難しい」以上にしていた場合、火計の前段階から出も味方が雪崩式に壊滅し劉備があっさりボッチ化し敵に袋叩きにされるのも余計にまずかった。
酷い時は開幕の劉備の台詞「全軍、進め~!呉の孫一門を根絶やしにするのだ!」の間に趙雲が撤退する。
少しは働け五虎将。
陸遜か朱然を倒して火計を失敗させ、士気の低下を食い止めたいところ。

何とか体勢を立て直したと思って呉本陣へ向かえば処理落ちで見えない矢の嵐による無情の弾幕。
なにせ2の敵弩兵の攻撃力は同作の死因の半分以上ともいわれるほど凶悪。(残りの5割は、敵武将・甘寧の無双乱舞・呂布等)
特に弓防御のない馬超辺りで猛将伝の最高難易度「最強」に挑んだ場合たった2発で死ぬし大半の武将も3~4発でお陀仏。
藤甲鎧は必須レベルで、唯一弓防御最高+ユニーク武器の黄仙秘刀を装備している黄忠は無くても何とかなるレベル。
情け容赦ない火計による体力減少+超威力の弓により何人ものプレイヤーが犠牲になった……。

加えて総大将である劉備があっさり討ち取られるので、その意味でも難易度が高い。

武将としては、蜀軍では甘寧や呂蒙、陸遜、呉軍では趙雲や諸葛亮あたりに泣かされる。
蜀軍プレイの時の敵呂蒙・陸遜・甘寧は異様に強く「夷陵の三強」と呼ばれたり呼ばれなかったり。
特に甘寧の無双乱舞(通称茅ヶ崎ダッシュ)によるカウンターは難易度最強だと一発で即死しかねないほど危険。
ただ無双2ではCPU武将から少し離れたら棒立ちになる為、周りの雑魚をある程度片付けた後に呂蒙と甘寧から離れて浄炎火矢でチャージ矢を何回か当ててれば楽に倒せる。(矢の威力の都合上、黄忠以外だと矢が足りなくなる可能性はあるが)
なお陸遜は弩兵に守られてる可能性が高いので悠長に矢を撃つと危険な事が多い。

また無双2のCPUは地上で7HIT以上の攻撃を受けると即座に無双乱舞を使用するので、相手を浮かせないタイプの無双乱舞は必ず浮かせてから使用しないと難易度最強の地獄の鍔迫り合いがスタートしてしまう。
鍔迫り合いに負けるとほぼ死亡、鍔迫り合いに勝っても後ろから矢がパスパスッと刺さって死ぬ事があるという超絶理不尽な目に遭う。

猛将伝において、蜀側で第5武器獲得のシナリオになっている武将に黄忠と姜維がいる。
前者は陸遜か朱然を火計が発動する前に撃破する=火計を阻止という獲得条件もわかりやすくその後も攻勢に転じやすい。
しかし後者は、相手の火計が成功した上で、敵軍が石兵八陣を突破後、朱恒を撃破というわざとピンチにならないといけないのでかなり難易度が高い。

余談だが呉軍シナリオでは石兵八陣に入る際、ユニークなイベントシーンが入る。フリーモードで蜀武将含めプレイヤー武将が迷い込むというシュールなシーンは必見。

「これは、また同じ場所ですね…」
↑何やってんですか諸葛亮さん。

  • 真・三國無双3
今作の無双モードの都合により関羽や呂蒙などお前らもう死んでんだろ的な奴が出てくる。
特に関羽が生きてるなら別にこの戦い起きないだろ……まあ無双なので仕方ない。
今作で流れる概要においては、蜀が一向に荊州を呉へ返還しない為起きたということになっており、呉が仕掛けたとも取れる戦いになっている。

赤壁の戦いで諸葛亮の祈祷により東南の風が吹くかどうかでシナリオが別れるため難易度が微妙に違う。

ちなみに先に曹魏が滅んだ場合は孫呉との決着のシナリオ『建業の戦い』が追加され、孫呉の場合は蜀漢との決着シナリオ『成都の戦い』が追加される。
難易度的には前作より火の体力減少と弓の威力が減ったので大分マシになったが敵の無双武将がたくさんいるので調子に乗ると殺されることも。
今回も火計は当然存在。
呉の場合は、兵卒クラスの柔らかさの火計部隊を一人でもいいので生き残らせて特定の地点まで護衛すればいい。
蜀の場合は、呉軍に不穏な動きがあるということを聞いてから蜀の陣地に戻ると大量の工作兵(火計部隊)が出現し、めちゃくちゃに動き回るこいつらを全滅させないと火計が成功してしまう。火計が発生してしまうと更に大喬、小喬、周泰といった無双武将も伏兵として現れるので一気に苦しくなる。

こちらも呉軍シナリオでは石兵八陣に入る際、ユニークなイベントシーンが入る。

「どこからか誰かに見られているようだ…」
↑何言ってんだ劉備さん。

  • 真・三國無双4
おそらく今までで一番簡単なシナリオになった。この後に新しいシナリオが増えたのも特徴か。
趙雲等の一部の無双武将はこの戦いが最終シナリオになっている。孫尚香のシナリオもここで…
敵の強さも抑えられ無双カウンターで吹っ飛ぶこともなくなったが甘寧&凌統の覚醒コンビには注意。下手すると胴上げ状態になる。(特に凌統は技の出が非常に速くてウザい)
難易度修羅の時は相変わらずの鬼畜シナリオとなる。

パチンコメーカーのサンスリーが手掛けた、今作がベースかつ蜀軍が主役の「パチンコ 真・三国無双」でもストーリー系としてこの戦いがリーチ化。リーチ後、最初に劉備が亡き弟二人のことを想うモノローグが入ればチャンスアップ。
火計として陸遜が放った大量の火矢が巨大な虎の形となり蜀本陣に向かってくる。これに対し諸葛亮は、石兵八陣を起動させ、陣から巨大な龍を召喚し迎え撃つ。…石兵八陣ってそんな効果だっけ…?
龍虎激突!龍が押し勝てばそのまま孫権達を吹き飛ばして大当たり。押し負けてしまうと本陣に大量の火矢が降り注ぎ大炎上してハズレ…次回転へ。

鬼畜シナリオ再び。
呉軍はそれほど難しくなく、陸遜の指示に従って動いていれば苦戦はしても負けることはほとんどないはず。

問題は蜀軍シナリオ。なんと今回は火計を阻止することができない。
更に今作は今まで以上に士気が影響してくるので圧倒的不利からのスタートとなる。
場合によっては趙雲が30秒で敗走したりする。

呉:陸遜シナリオ
陸遜が放火の準備に走り回る。
変態要塞石兵八陣の先に引きこもる劉備を倒しに行く。

蜀:趙雲・諸葛亮
2部構成のステージ。開始してからすぐに放火されるので、炎に巻かれている仲間の武将を趙雲が助けに行く。
その後、諸葛亮が放火でボロボロになった兵を撤退させる。その時に陸遜と闘うがやっぱり放火される。

  • 真・三國無双7
呉:陸遜・淩統・韓当・呂蒙*1から選択
選択した武将によって指示は若干異なるが、基本的に指示されたことを守って砦を攻略したり自軍の陣地を守れば火計が成功してほぼ楽に勝てる。
ただし、このシナリオでは甘寧が途中で敵の罠にハマって閉じ込められてしまい戦死してしまう。甘寧が進む砦に先回りか同行し、仕掛け人である沙摩柯を倒すことで甘寧を救援することができ、外伝シナリオである「広陵の戦い」へと進むことが出来る。…が、指示されたことだけを行っているとまず間に合わないので注意。
猛将伝では、無双武将になった朱然が主役の「夷陵追撃戦」が実装。IFシナリオとなっており、周瑜や魯粛、呂蒙、そして陸遜の歴代都督生存&勢ぞろいの戦いだが、蜀軍の大軍を火計で蹴散らすという大筋に違いは無い。

蜀:趙雲・関興・張苞から選択
関興と張苞が仲良く喧嘩しているところを趙雲がいさめてそのまま戦闘が開始する。ていうかこいつらこんな最前線で喧嘩してたのかよ…。
今回の火付け役は朱然ではなく韓当さんとなっており、影が薄いことを気にしているキャラ故に大役を任されたこともあって意気揚々と出てくる。彼を撃破しないと火計が成功してしまうので状況をよく確認して撃破を狙おう。
火計阻止できたかどうかで勝利条件が変化するのだが、どちらにしても展開は変わらないのがやるせない…。
猛将伝では法正が生存していたIFシナリオで、彼が策を万全に振るいまくって呉軍を蹴散らすシナリオ「夷陵復讐戦」が実装されている。策が成功すれば孫権や陸遜に舌を巻かせて倍返しできるが、失敗してしまうと過去作通り力押しで呉軍を倒すことになるので、なんとしても成功させてすっきり雪辱を晴らしたいところ。


以下それぞれのシナリオの人物

蜀軍
「雲長の無念!今ここで晴らす!」
関羽が死んだことで怒り狂い、開戦を強行した全ての元凶。
基本最初は意気揚々と戦うが火計をかけられた瞬間冷静になる。
一部シナリオでは、孫権をSATSUGAIしてしまい、深く後悔してしまうことも。
毎度毎度ブチ切れるが、声優である遠藤氏の演技が屈指の見どころ。

「オラオラオラァ!」
三兄弟の末っ子。
劉備同様孫呉を潰す気満々。本来なら彼もこの戦の直前に死んでいるはずであったため、6以降では登場しない。

三兄弟の次男。
だいたいこいつが死んだことでこのような戦が劉備によって強行されるのだが、作品によっては無双モードであっても登場する。
いきなり呂蒙隊に包囲されていたり空気だったりと扱いは良くない。

「仕方ありません……、石兵八陣を使いましょう。」
火計で壊滅状態の蜀軍に援軍として現れ石兵八陣などで呉軍の邪魔をする。

「お待ち下さい殿!」
ご存知完璧超人
呉討伐を辞めるよう進言したが無視された。
2では救援要請をプレイヤーにしまくり、一部の間でヘタレだの怠惰将軍だの言われた。
6では聞く耳を持たない劉備を最終的に肉体言語で説得した。
ちなみに、なぜか5では劉備のやってる行為に対して比較的に肯定してるようだが…

「年寄りじゃからってなめるなぁ!」
ハッスルじいちゃん。本来なら彼も死んでry
弓が得意なのに相手の弓で死んでいくのはなんか悲しい気分になる。
でも無双2ではその弓防御力のお蔭で実は一番安定してクリアできたりする。
自前の弓防御(元々全キャラ最高値)+黄仙秘刀(修正最高値の+20)+藤甲鎧の3点セットまで装備すると難易度最強の矢の嵐すらかなり耐え切れる。
また持ち前の弓攻撃力のお陰で浄炎火矢を装備しておくと超防御力の呂蒙と拠点兵長を倒すのがかなり楽になる。

「正義を貫く!」
4、5では最終シナリオ一歩手前。
劉備の変貌に少し戸惑うもののいつものように正義を貫き戦う。
2だと弓防御最低レベルの影響で矢に1発被弾して大体瀕死になり二の矢でお陀仏してしまう。
ちなみに2は目の前に甘寧がいる上に呉軍弩兵もいるという死地からスタート。

「強イカ…」
2…目ノ前ニ呂蒙…

  • 星彩
「蜀の未来のためにこの戦、勝たなくては・・・」
無双4の3ステージ目。ステージ構成が前半が黄忠と被り、ここから馬超と被る。
父とは対照的に冷静な性格(と太股&黒パンが眩しい)が特徴の無双シリーズ元祖オリキャラ。後の劉禅の后。
戦闘前のメッセージでは上記の事を呟いて冷静に戦おうとするが、『7猛将伝』では戦闘前の陣中で「絶対許さない!」と吐き捨てるなど対極的となっていた。

「復讐の策で恩に報いる…俺にしかできない戦だっただろうよ」
とっくの昔に死ry
『7猛将伝』における追加ストーリーのメインの人。倍返しを意識した戦いで勝利に導く。
(とっくの昔にryとかいうのもそもそも猛将伝の追加ストーリーは全部if展開なのでまあ彼が生きてたらってことで)

  • 左慈
「徳を殺した悲しみとやら、そなたと共に雪いでやろう」
完全に部外者…なのだが、4での無双モードでは蜀軍として参戦。


呉軍
「蜀軍の勢いは恐ろしいほどだ。哀しみがあの男を修羅に変えたのか…」
攻められたが陸遜を信じて劉備軍と戦う。

「いいだろう。その怒り、受け止めてやる!」
夷陵の戦いの時点でとっくの昔に亡くなっているが、彼の無双モードでは、孫権に代わり総大将を務める*2

「今です!」
二代目放火魔。
だいたいこの後合肥新城の戦いに参加する。
2の蜀シナリオでは火計を阻止すると比較的士気が下がりやすい傾向にある。

「血がたぎってきたぜぇ!」
海賊の暴れん坊。
彼の一撃に凝縮された無双乱舞は数々のプレイヤーを葬ってきた。
本来なら夷陵の戦いの前哨戦で蛮族に射殺されている武将。

「あいつだけには負けられないんだっつうの!」
4から登場した皮肉屋さん。
彼の無双モード最終シナリオ。

「玄徳様!」
夫と戦う事になった悲劇の女性。おそらくこの戦の最大の被害者。
彼女の無双モードは4ではバッドエンド、5ではグッドエンドで終わる。
一応劉備の妻であるが2、4共に彼女の撃破が劉備のユニーク武器の取得条件である。やっぱりバッドエンドじゃねーか!
2の蜀シナリオでは上記の夷陵の三強ほど凶悪ではない。プログラム上のミスなのかどうかは不明。彼女の初期位置付近に例の拠点兵長がいる。
最近では蜀側の武将として登場しているとか。

  • 朱然
モブキャラながら毎回チャッカマンもとい火付け役として活躍。
5ではついに陸遜の出番を奪い、6では反抗期を迎え、7猛将伝でとうとうプレイアブル化。

  • 北西の拠点兵長
2に登場。異様に堅いうえ、倒しても本陣に伏兵が出る。
でもほっておくと延々と増援が出てきて劉備が死ぬ。




今こそ!あの項目に向かって追記修正を放つのです!



全軍進め!あの項目を荒らす問題児らを根絶やしにするのだ!



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 真・三国無双
  • 三國無双
  • 無双シリーズ
  • ステージ
  • 鬼畜ステージ
  • 孫呉の真骨頂
  • 放火魔陸遜
  • 弓と弩の嵐
  • みんなのトラウマ
  • 朱然
  • 夷陵の戦い
  • 火計
  • 無双OROCHI2←まさかの最初のステージ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月29日 08:04

*1 前の樊城の戦いで負傷イベントを起こさなかったら生存する

*2 他の呉シナリオの合戦でも同様