講釈師(忍者戦隊カクレンジャー)

登録日:2012/06/21 Thu 22:25:59
更新日:2024/04/10 Wed 14:39:23
所要時間:約 2 分で読めちゃうのであります!





\ドコーン!/

…つーわけで!!始まった忍者戦隊カクレンジャー!!


特撮テレビドラマ『忍者戦隊カクレンジャー』に登場する講釈師。
演:三遊亭圓丈

スーパー戦隊シリーズ初の和風戦隊だった『カクレンジャー』において、第一部(第1話~第24話)と劇場版でナレーション的立場で登場した。一人称は「おじさん」
まず釈台の置かれた誰もいない高座が映し出され、煙玉と一緒に登場し、張扇…ではなくジュリアナを彷彿させるヒラヒラつき扇子を使う講談形式でナレーションを行う。*1
着物の色も話によって異なり、ピンクや水色などカラフルで明るいものが多い。
そして、その回の登場怪人である妖怪が登場すると、絵つきで妖怪のことを説明してくれる。

好物はオムライス。初登場シーンで昼食をハンバーガーかラーメンのどっちにするかで揉めていたサスケとサイゾウに呆れながらも、2人の紹介を行う間に勧めていた。
ただしバケネコの痺れ薬入り料理がムカデ、ゲジゲジ、毛虫、ネズミで作られていた事を説明する際、「実はおじさん、ムカデにゲジゲジが大好物だと言う!」と目を輝かせていた辺り、ゲテモノ好きな可能性もある。
既婚者でもあり、妻はガキツキ以上に大食いな恐ろしい存在らしい。

単なるナレーターに見えるが番組世界に存在し、カクレンジャーの戦いを見守るキャラクターという形で登場する。
番組中で鶴姫が投げた花束を受け取ったり、サスケ達が忍術の訓練をしている現場で講釈を始めて手裏剣に当たりそうになったりと、本編と微妙にリンクしている。言うなれば“劇中世界に存在し、事件を横から見ている人物”である。
異色作と言われるカクレンジャーをさらに特異化させた存在といえる。

さらになぞなぞまで出す等、カクレンジャーの名物キャラだったが、ストーリーがだんだんシリアスになるにつれ、活躍の場を失い、第一部の完結とともに降板してしまった。第二部では、妖怪が自分でどんな妖怪なのかを説明するようになった。絵は大体ドロドロが持っている。
降板について、演者の圓丈氏はスポンサー側から「あんな進行役が目立ってもうちの商品は売れない」とクレームがついたと語っている。柳家かゑる氏が直接聞いた話によれば「あんなのでオモチャ売れるか!」とバンダイから怒られたという。









第39話「特別編だよっ!!」で唐突に再登場。リポーターとしてカクレンジャーの舞台裏を密着取材した。
テントで熟睡中の鶴姫に寝起きドッキリを仕掛けたり(しかもキスしようとした)、プールで戯れているビキニ姿の花のくノ一組に「おじさん、こーゆーの大好き」と言いながら小型CCDカメラを近づけるなど、かなりやりたい放題だった。
ちなみにドロドロを2体撃退もした。意外に武闘派。
何気にカクレンジャーがダラダラの回まで潜入できなかった妖怪軍団の基地にいち早く潜入している。

……流石にこの直後、大魔王に気づかれ、ドロドロに追い回された挙句捕まって橋から投げ落とされたが、怪我を負っただけで視聴者に挨拶し、講釈師はカクレンジャーの舞台を去った。


みんな、おじさんの項目を読んでくれてありがとう!

Wiki篭りの応援がある限り、サスケ達の旅はまだまだ続き、カクレンジャーの項目も充実していくのであります!

本日はここまで!それでは来週まで、おじさんもカクレンジャー!!

\ドコーン!/

つづく


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最終更新:2024年04月10日 14:39

*1 これらの講談は全て圓丈氏が考えたものである。台本も基本的に「自分で考えてください」と書かれてあり、ほとんどのセリフがアドリブだったとの事。