カイト(.hack)

登録日:2011/04/29(金) 01:01:47
更新日:2023/08/11 Fri 03:21:46
所要時間:約 6 分で読めます




※注意※
この項目には至るところに
ネタバレが含まれています




カイトとは、ゲーム『.hack』の主人公およびシリーズ通しての重要キャラクターである。
声:相田さやか
ジョブ:双剣士(ツインソード)


■『.hack(無印)』におけるカイト
主人公。「カイト」はデフォルトネームであり、自由に決めることができる。本名も設定されていない。
リアルのプレイヤーは中学2年生の少年だが、他のプレイヤーにも言われるように、14歳5ヶ月とは思えないほどしっかりしている。

ゲーム開始時はまだ初心者で、リアルでも親友であり、「フィアナの末裔」と呼ばれる有名高レベルプレイヤーでもあるヤスヒコ もといオルカと一緒に冒険に行く
…のだが、最初のログイン、初めての冒険で、死の恐怖ことスケィスとそれに追われるアウラに遭遇する。
その時オルカはスケィスにデータドレインされ、リアルのプレイヤーも意識不明になってしまう。
カイトは親友であるオルカのプレイヤーを助けるため、アウラより授けられた仕様を逸脱した能力――「黄昏の腕輪」の力を駆使して、The Worldの謎に挑む。

自分と同じように、意識不明になった弟を助けようとしているブラックローズや、オルカの相棒であるバルムンクなどの仲間たち、伝説のハッカー・ヘルバ、CC社のシステム管理者・リョースとも協力して、異変の元凶「禍々しき波」を追い詰めていく。
バルムンクはチートやハッカーを嫌悪する本人の性格故に一方的にバルムンクから敵視されていたが、Vol.3にて和解。
ヘルバは当初から協力的だったが、リョースはいきなりPCデータ強制削除という強硬手段に踏み切ったが「アウラの加護によりカイト以下のPTメンバーはPCデータを削除出来ない」という事を知って踏みとどまり、Vol.3にて漸く和解。CC社内での情報のリークを行う。
しかしその最中、腕輪の反存在であるクビアとも戦う羽目に。
クビアを倒すために一度は腕輪を失うが、物語後に同等の力を持つ「薄明の腕輪」をアウラに授かった。
事件解決後もオルカやバルムンクとともにバグ退治を続け、やがて「蒼炎のカイト」の異名で呼ばれるように。
本人曰く、特に炎系の技を使っていたわけではないらしいのだが…


また、コミカライズ作品『XXXX』では最終決戦時、蒼い炎を纏った「蒼炎の守護神」へとエクステンドを遂げた。
これは連載中にプロジェクトが進行していた『.hack//G.U.』の設定を逆輸入したもの。
この時に初めて、トライエッジのサインを刻み付ける技を使用した。

Linkでは三爪炎痕という技名でクロス連撃時に使用している。
パロディモードに置いては所謂厨二病状態のはっちゃけた主人公になっている
必殺技のデータドレインに対し「奥義・暗黒吸魂輪唱波」と名付けたり、自分のことを「主人公です」と言っちゃう辺り、リアルな中学生に見える
埼玉県に在住しており、生まれてこの方14年と5ヶ月彼女が出来ていないようだ
最終戦ではお母さんの料理を賞賛したり間違えてアウラを刺したり、怪電波に毒されたりと様々だがそれでも主人公である

■『.hack//G.U.』におけるカイト
本人は登場しないが、彼をモデルとして作られた三爪痕(トライエッジ)が登場。
強敵として、何度も主人公ハセヲたちの前に立ち塞がる。
詳しくは三爪痕(.hack/)の項目を参照。




■『.hack//Link』におけるカイト
黄昏の騎士団リーダー。最強の騎士と謳われる伝説の勇者。
フィアナの末裔やPK100人斬りを果たしたハセヲのことは知らないトキオでも、尊敬しているような存在である。
シックザールPCを使うフリューゲルでさえ「一対一では分が悪い」と言うほどの強さを誇るが、戦う力を持たないトキオを庇ったためにフリューゲルに敗れ、石像にされる。

その後は.hack(無印)の時代に、初心者同然の頃のカイトとして再登場。
だが、ここでも油断したところを撃たれてしまい、またも石像化。
やはり最強の騎士は他のPCたちとは違い、簡単には復活させてくれなかった。畜生ポザオネの野郎…

しかしメインシナリオ終盤、トキオが三葬騎士に追い詰められたところで復活し、格好良く駆け付ける。
またLinkでは多くのキャラクターにXthフォームが用意されており、イリーガルな能力を持つカイトにもそれは存在する。
エクステンドするとPCデザインが変化するのだが、カイトの場合は外見だけの変化でなく、武器を弓にしたり双剣にしたり出来るようになる。
服装もなんかそれっぽい…ような。

ちなみに、ハセヲはカイトにそっくりの三爪痕にデータドレインされたため、カイト本人に対してもトラウマを抱えている。


■『PROJECT X ZONE』シリーズにおけるカイト
バンナム、セガ、カプコンによるクロスオーバー作品である本作に「.hack// 絶対包囲 Vol.4」終了後の時系列でブラックローズと共に参戦。
本作ではなんとブラックローズ共々自分たちが未帰還者になってしまった上にゲームの中の姿で現実世界に飛び出してしまい、多くのゲームヒーローと共に様々な時空を渡り歩いていく。
また本作発売時にTGS2012にて『.hack』シリーズの開発元であるサイバーコネクトツーの社長の口から直接本作が『.hack』シリーズの本編のからの地続きであることが明言された。
ほとんどのクロスオーバーゲームでは基本的に登場する版権キャラクター達はそのクロス世界の住人として描かれ、原作の彼らとは並行世界の同位体、あくまでも別人であるとされるが、
この宣言からは『.hack』シリーズの現実世界=『PXZ』の現実世界、即ち『NAMCO×CAPCOM』における物質界であるともとれ、一部のファンからは「どんだけカオスなんだ」と言われる事になった。
(ゾンビ事件が世界各地で発生し、シャドルー以下悪の秘密結社が多数暗躍し、人外格闘家が暴れまわり、異世界と定期的に繋がり、遠い未来にはレプリロイドが作られるなんてことになる)

続編ではハセヲとコンビを組む。
初対面時にはハセヲに三爪痕と間違われて襲われたが、後に本物の三爪痕がその場に現れたのを機に共闘する。
「R1」「R2」が混在したあげく再びリアルからの流入者が現れたThe Worldの問題に、再びPCボディで現実に飛び出し対処していくことに。


※余談
.hack(無印)の事件後にカイトと同モデルのPCエディットは規制されたが、シリーズ作品には何人か同モデルのPCが存在する。


■シューゴ
.hack//黄昏の腕輪伝説の主人公。
.hackersと同モデルPCの限定配信キャンペーンに妹のレナが勝手に応募していたため、CC社から当選メールが来るまで本人は知らなかった。
ちなみにレナにはブラックローズのPCが当たっている。


■三爪痕
前述のとおり.hack//G.U.の登場人物。
厳密にはPCではなく、またデザインも微妙に異なるが、モデルとなっているのはカイトである。


■カイト(そら)
.hack//Linkに初登場。
クリア後に特定の条件を満たすことで、ユニゾンアドレスが手に入る。
「2024年のThe Worldからのスペシャルゲストとして参戦」という形で登場するため、現時点では詳細不明。
ちなみにカイトと同モデルだが女の子。


■サクヤ
.hack//Quantumの主人公。
こちらも女の子。ヘソ出しツインテール。
この時代はデザインが解禁されてるため、普通にエディットしている。



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最終更新:2023年08月11日 03:21