直江兼続(戦国無双)

登録日:2010/08/04 (水) 00:40:38
更新日:2024/02/19 Mon 07:15:26
所要時間:約 4 分で読めます





戦う、義の世築くまで!

CV:高塚正也

戦国無双2からPCとして登場したキャラクター。全身白(一部銀色っぽい)を意識した服装、背中に大きく書かれたの字、そしてどう見てもイカにしか見えない兜が特徴的。
知略に長けた武将だが一言口を開ければ義と愛について語りまくるし、まるで解説人の如くべらべらと戦の解説や実況をする事もある。
本人は真面目だが、そのキャラクター性によりいつのまにか戦国無双を代表するネタキャラに仕立て上げられた。
ただし決して口先ばかりの人物ではなく、兵想い・民想いな面が強く見られ主君の景勝や戦友の慶次からは一目置かれている。
反面清廉すぎるゆえの脆さもあり、関ヶ原以降では思いつめた表情を見せることも。

直江兼続と言えば愛の兜が有名だが、無双では常にキャラの後ろにカメラがあるため目立たないのでカットされた。
ちなみに1のプレイヤー作成武将のモデルの一つに愛の兜がある。
無双OROCHIでは念願の実装となったが結局目立たない。
3以降は無事前立てが装備されるようになった。

上杉謙信とは主従関係。彼を師匠と見、彼の戦から軍略と義を学んでいる。
3から登場した謙信の姉・綾御前には、政に携わる者の責任を承る
4から登場した上杉景勝とは幼少期からの主従である

武器は宝剣だが、呪術者キャラぽく符を使った攻撃や義ビームで攻撃する。
特殊技タイプで護符によるシールドや気概による結界を扱う。


戦国無双
兼続がモブ武将だった頃の作品。謙信以外はモブ武将ばかりだった上杉軍武将の一人としていくつかの合戦に参加している。
当時の彼は義と愛に目覚めておらず、キャラは立っていなかった。

織田軍と上杉軍との戦いで先方の柴田勝家(当時は彼もモブ武将)と、後方で大筒を指揮する羽柴秀吉の両名をどう攻略するか悩んだ際、
モブ兼続は「それでは柴田殿を盾にいたしましょうか」と2以降の彼には見られない極めて落ち着いた口調で謙信に進言し、勝家を誘引する形で大筒の砲撃を止める事になる。
なお、この誘引が成功すると勝家が邪魔で大筒が撃てずに悔しがる秀吉が見れ、直後に「…柴田だけ狙って撃てんかのう」ともボヤく。

戦国無双2
記念すべき初登場作品。上記の強烈な個性(「義」とか「愛」とか戦の解説とか)により、彼の伝説は始まる。
ストーリーモードでは川中島の戦いからスタートし、謙信の戦を学ぶことに(史実では、第四次川中島の合戦時点で彼は生まれてない)。
謙信死後は、真田幸村・石田三成と義トリオを結成。更に前田慶次とも友となる。野心家の政宗とは相容れないがその実力は互いに認めている。
終盤は三成の仇を討つ為に徳川家康に挑む。

戦国無双3
手取川の戦いからスタート。OPから薫陶という名目で綾御前に手を踏まれて裏山…もとい涙目。
前作よりは落ち着いた性格で高潔かつ皮肉屋な面が強まり、どういうわけか「気概」を連呼するようになった。
義と愛はどこへやら。が、猛将伝/Zで追加された創史演武ではこれでもかというぐらいに復活した。
ゲームバランスの変更と劣化により軽い武器でも全体的にもっさりしているため、敵陣中央に突っ込むとC4発動までに至らずフルボッコにされる。
気概で押し返すべし。
愛の兜はやっぱり目立たない…と思ったら皆伝の〆にバッチリ決めてくれる。
ちなみに、エンディングでの黒田官兵衛とのやり取りは必見である(高塚氏の自演的な意味で)。

○戦国無双4
おそらく歴代で一番よく喋る。
2以来の義トリオ結成のイベントが復活する。
上杉景勝がプレイアブル化し、寡黙な主君の通訳を務めることとなる(正しく訳せてるかどうかはまた別の話)。
終盤で友を失い理想に敗れ打ちひしがれる彼を景勝が支える様は必見。
DLCシナリオでは片倉小十郎を解説役に迎え熱い実況を展開する。

○戦国無双5
リストラとは不義である!!
とはいえ史実だと活躍の場は信長死後の事なので、信長中心かつ史実重視となった5では仕方ない事だろう。
代わりに謙信公がこいつばりにうるさくなったのは秘密。
何なら兼続と中の人が同じ黒田官兵衛は中の人そのままで続投している。見た目と演技は以前までのシリーズとは異なるが。

○戦国無双chronicle

謙信が臨終する前に譫言のように言った

謙「あとは…景…。勝つ…宿敵…。共に…参らん…。」

イカ「なんと!?跡継ぎは景虎様ではなく景勝様にと!?
そして、宿敵・武田と手を結べとおっしゃるのですか!」

盛大に勘違い。その後上杉家の家督と春日山城を明け渡すようにとやって来た景虎を不義の輩独断で認定。景勝とそれを支持する将達と共に迎え撃ち、これを討伐する。

3猛将伝・Zにもあったシナリオ、『御館の乱』が本作にも外伝で収録された。


誰もが思ったであろう。

兼続自身が一番の不義の輩にしか見えない
…と。

ステージ中にも言われてるように、景虎が謙信の後を継げば関東三国同盟が成立可能である上、織田家の脅威であったはずの上杉が弱体化して逆にカモになる事態も避けれたはずである。
何やってんだ兼続ェ…。

当然ながらこの展開は無双オリジナル(そもそも兼続が直江家の人間になったのは、御館の乱の三年後に直江家が世継ぎ不在でお家騒動を起こした際に景勝が直江家の意向を半分無視して側近の兼続を無理矢理押し込んだからであり、この時兼続はまだ樋口家の人間であった)である。
ちなみに史実では兼続の義父に当たる直江景綱らが景勝を後継者にする為に謙信の遺言を捏造した可能性があり、それが原因で御館の乱が勃発したという説が存在する。
史実の方がどうしようもない?上杉家は謙信存命時からこんな事ばっかですよ(遠い目)


無双OROCHI
ここでは掛け合いで義を叫ぶ
技タイプ。
OPでは降り注ぐ矢や大砲バリアみたいなもので止めた。もちろん本編ではできません。
戦国の章の終盤に信玄、謙信らと共に参入。つまりほとんど出番がない。


無双OROCHI 魔王再臨
やっぱり義を叫ぶ。
比較的序盤に戦国の章にて参入。
幸村との絡みはあるにもか係わらず三成との絡みは殆どない。それどころか三成に「説明が面倒だ」と切って捨てられる。

そして伝説の南中救出戦
とあるステージでは、某天公将軍に対しノリツッコミを披露する。


無双OROCHI2
スピードタイプに変更されたが、相変わらず義と愛に五月蝿い。
当初は平清盛に操られているのだが、ある程度体力を削ると…

「義、義、義、義…。」

と、発する。

幸村と馬超の説得により洗脳が解け、仲間になる。

賤ヶ岳の戦いではムービーも挿入され、幸村と共に両名の師に挑む。
陣地会話では
・馬超と正義を熱く語る
・謙信公の教えを「義と愛」と解釈
政宗の陣中餅をずんだ餅と名付ける
・幸村をある意味洗脳する
・綾御前の薫陶を受けたがるが、手遅れになるとお預けを喰らう

と、色々重篤化している。


また、いつの間にかキャラクターソングまで出していた。

その名も

「愛と義の嵐!」

この歌、歌詞に愛、義、気概とふんだんに盛り込まれていてとても楽しい曲なので一度聴いてみてはどうだろう。


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イカ「アニオタ諸君、君たちの愛と義のある追記・修正を私は待っているぞ!!」
三成「暑苦しいのだよ、自重せよ兼続」

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最終更新:2024年02月19日 07:15