黒子野太助

登録日:2013/09/17 Tue 22:18:24
更新日:2023/11/26 Sun 21:25:18
所要時間:約 6 分で読めます





黒子   
  タスケ


とは、『銀魂』の登場人物である。


●目次

■概要


一人称は「僕」。二人称は「あなた」。
坂田銀時高杉晋助桂小太郎坂本辰馬「攘夷四天王」(キセキの世代)と並ぶ英雄とされる「幻の5人目(ファイブマン)

桂によると、四天王の影で人知れず戦況を支えるため奔走し、人知れず彼らのアシストを務め続けた影の立役者らしい。
そのため、詳しい人物像も判っておらず、坂本ですら「全く印象にない」状態。
一応、彼らの思い出などから「細かな気遣いができて、器も大きい優しい人」であることは判明している。また黒子らしく、背後から気付かれずに鬼兵隊数人を一瞬で倒してしまうあたり、実力は高いようだ。
容姿についてはある程度判明しており、黒の短髪に真っ黒な着物を着た男。ただし、現時点では顔は非公開。

名前の由来は、『銀魂』と同じく『週刊少年ジャンプ』で掲載されていた漫画黒子のバスケ』。「バ」と「タ」が違うだけというかなり危ないネーミング。


■活躍

桂たち攘夷志士の同窓会(?)で初めてその存在が語られたため、情報が非常に少ない。
一応、参考に攘夷四天王メンバーによる 「あの時あんな事されて助かったな~」という思い出話を記載しておく。















実際のところ、四天王達は黒子野主催という名目で同窓会が開かれるまで、彼のことをろくに覚えていなかった(高杉は覚えてたっぽい)。

しかし、彼らが黒子野を覚えていなかったのには理由がある。それは缶蹴りの最中に黒子野を爆殺してしまったトラウマを、心の奥深くに封じていたため。




しかし、詳細は不明だが黒子野は生きていた四天王達は存在をほとんど忘れていたが。
終戦を迎えた後も、人知れず生きていたようである。死んだ扱いにされているが。


皆さんは僕の事忘れちゃいますよね。
でも……それでいいです。それは、僕の誇りですから……。

影はどんなちっぽけでも光がねーと地面には映らねーよ。
一人位、覚えてたってバチは当たらねーだろ?
だから、また何かあった時は助けに来てくれよな。黒子野……。



ひどい目に遭わされた黒子野だが、四天王達を恨んでいる様子はなく、鬼兵隊の策略で銀時・桂・坂本がピンチになった時は助けている。


■アニメ版

アニメでの担当声優は小野賢章……つまり本家本元本物の黒子テツヤ役。
アニメ放映時には、小野氏も自身のツイッターにてネタにした。

更に、予告やアバンで『黒バス』一期OP『Can do』*1をボーカル入りで流す、CMアイキャッチを同作3期のパロディにするなどいつも通りの暴走状態で放送された。
が、今回は事前に関係各所に了解を得ていたので*2タマキュアの時とは違い怒られは発生しなかった模様。


■余談

  • 本誌で攘夷四天王の過去が語られ、黒子野の名前が初めて出た時、折しも『黒バス』も過去編に突入していた時期だった。
    • 残念と言うべきか幸いと言うべきか、アニメでは同作の方が2週ほど先に過去編を終えている。

  • 鬼兵隊のモブ達が幽霊に扮して幽霊が大の苦手な銀時を罠にはめようとするシーンがあるが、アニメ版ではモブキャラの中の人達も『黒バス』に出演している声優で構成されていた。

  • この話が掲載された数週後の『週刊少年ジャンプ』2013年35号の巻末コメントでは、『黒バス』作者の藤巻忠俊氏から空知英秋氏へ「我慢できなかったので一方的ですが言わせて下さい。空知先生有難うございました」との謝辞が寄せられた。
    • 実は当時『黒バス』は極めて悪質な脅迫事件の標的にされていたころで、連載の続行についても周囲から取りざたされた*3ほどだった。藤巻先生としても、そんな中で明るい形でネタにされたのは嬉しかったのかもしれない。



あなたもさっさと記事を追記・編集しなさい。僕が百数える前に
僕が、本物の鬼になる前に……


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最終更新:2023年11月26日 21:25

*1 DVD版ではアニメ『銀魂』のBGMに差し替えられたが、キッズステーションで放送された際はそのまま『Can do』が使用されている。

*2 アニメ版『黒子のバスケ』の製作スタッフが何人か関わっていたらしい。

*3 2013年の冬にはコミックマーケットにも『黒バス』を扱うサークルを脅迫する文面が送り付けられ、安全面を考慮してこのジャンルのサークルは参加見送りを余儀なくされたせいでスペースはガラガラになってしまった……。