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GAE社(AC)

登録日：2011/06/11 Sat 17:40:29
更新日：2023/08/31 Thu 21:38:14
所要時間：約 4 分で読めます


非戦闘員、すべて退避！

拘るな、此処だけじゃない！！

GAE社とはARMORED CORE4に登場する企業。

正式名称はグローバル・アーマメンツ・ヨーロッパ、企業名の通りGA社の欧州法人。
GAアメリカの子会社的な存在で、高い技術力と独自性を発揮。
また、グループ内部ではコジマ技術部門を請け負っている。

格納可能なハンドガンと試作の四脚フレームを開発。
GAの特徴を活かしつつも新たな道を切り開いた辺り、技術力は確かなようだ。


――が、その特殊性からグループ内部でも異端の扱いを受けている。
また、本社がレイレナード社の提携企業アクアビット社と関係が悪化し提携解消した後も、
コジマ技術部門に於いて密かに提携関係を結んでいた。

これはGAグループの総意に基づくモノではなく、GA本社から中止する様に警告されても尚、提携を維持し続けた。
やがて（Chapter3あたりで）、GA本社が差し向けたと思しき部隊がGAEの施設を直接襲撃する事態となり、
施設防衛のためにネクスト傭兵に頼り始める。
もしかしたら、所属ネクストはもちろん、他の傭兵も同時に使っていたかもしれない。
後にハイダ工廠の防衛部隊としてローゼンタール製のTYPE-DULAKEを配備しているあたりも、GAEの消耗具合やオーメルサイエンスの関与などを匂わせる演出となっている。*1

しびれを切らしたGA本社は、直前までGAEの依頼を受けていたアナトリアの傭兵を逆に雇い、GAEハイダ工廠の襲撃を依頼。

ネクストだと！？本社の奴ら、潰す気か…！

粛清は成功したものの、アクアビット社がこの粛清劇をGAからの直接攻撃と見なした結果、パックス・エコノミカが始まって以来初めての企業間直接戦闘が発生しリンクス戦争の幕が開かれることになった。

最終的にGAEは壊滅、汚染された世界から姿を消すことになる。


リンクス戦争勃発の直接の原因となった企業だが、アクアビットとの提携は企業としての裏取引というよりは『技術者達の意思』がそうさせた可能性が高いことが作戦終了後のフィオナの台詞からうかがえ、商売よりも「モノ作り」に指向した企業だったのかもしれない。

寧ろ、粛正現場にメノ・ルーを向かわせ、それそのものをうやむやにしようとした可能性がある、GAの方が遥かに黒いとも言える。



◇標準機

●GAEN01-STARLET
サンシャインの脚部を試作四脚に挿げ替えたもの。
水平推力が高いブースタ類の恩恵で、がっしりとした外見と高い実弾防御力の割に速い。
重背部兵装の運用を想定している為、割と芳醇な積載量を誇る。
AC4における標準装備はバズーカ・GAN01-SS-WB(右手)、ハンドミサイル・NIOBRARA03(左手)、垂直ミサイル・OSAGE03(右背面)、グレネードキャノン・OGOTO(左背面)、ハンドガン・GAEN01-SL-WH(左右格納)。



◇GAE社に所属するリンクス

●ミセス・テレジア/カリオン
リンクスNo.22。国家解体戦争に参加したオリジナルの一人。
シミュレータでしか戦えないが、グレネードを地面に打ち込み逃げると言う独特の機動を行う等、GAEの独自性を体で表したかのようなリンクス。公式で「奇人」と呼ばれている。


◇作った兵器
●GAEM3-MONSTERGATLING
8門のガトリング砲を束ね、一台の車両に搭載したある意味凄まじい外観の戦闘車両。
これだけでGAEの技術者がどこかおかしな感性（または浪漫）を持っていることがうかがえる。
地味に砲塔部分がURSRAGNAに採用されている。

●GAEM-QUASER
多脚が得意なGAEらしい、4脚の大型兵器。作中では移動要塞と呼ばれる。後のソルディオスの先祖とも言える。
アームズフォートとは比べ物にならないが、ネクストよりデカい。
三連装の主砲と垂直発射ミサイルで武装し、PAも搭載。それなりの数が製造されているようで、目にする機会も多い。
4ではマグリブ解放戦線の残党によるアナトリア襲撃に使われた他、GAE基地の襲撃に来ることも。
ACfAでは戦力として扱われていないらしく、輸送部隊で使われたり、輸送部隊を通せんぼしたりしている。

●ソルディオス
太陽神の名を冠した大型兵器。アクアビットとの提携で産み出された。
高出力のコジマキャノンを装備した多脚型で、環境及び人体には汚染そのものが驚異となる。
後のアームズ・フォートにも繋がる姿から、両社の高い技術力と先進性を示した存在とも言える。
作中ではオーメル陣営のコロニーを火力に物を言わせて蹂躙して回ったが、コロニー・シングへ侵攻した際にアナトリアの傭兵およびジョシュア・オブライエンと交戦。全て破壊された。


こうして、技術者達の願いは、巨大なシステムと利潤に潰されてしまったのだった。







あの光は……ネクスト？




――が、そう簡単に変態共が潰れるわけが無かったのだ。


壊滅したGAEに、同じく壊滅したアクアビットをチューニング!!


――集いし願いが、

新たに輝くコジマとなる。

緑光差す道となれ!!

シンクロ召喚!!

汚染せよ――インテリオルグループ……
トーラス!!



そう、ARMORED CORE for Answerに於いて、ユニオンからの支援を受けて復☆活。



何もかもが凝縮され、より変態となって帰ってきたのだった……。

詳しくはトーラス社の項目にて。


どうしてこうなった……。











追記・修正はコジマ汚染されてからお願いします。

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最終更新：2023年08月31日 21:38

*1 本来であればGAEはGA製のSOLARWINDなどを配備していたはずであり、それが尽きて本社からの補充も受けられないため他社を頼ったという形と思われる。加えて、GAEとアクアビットの提携関係を考慮するとオーメルに近いローゼンタールの機体を配備していることには違和感がある。つまりオーメルがGAとGAEの対立を煽っていた可能性が疑われる