マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス

登録日:2011/11/18(金) 15:53:54
更新日:2023/07/28 Fri 17:50:32
所要時間:約 6 分で読めます




「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」は「マブラヴ オルタネイティヴ」のスピンオフ作品。

吉宗鋼紀(age代表)作の小説とイシガキタカシによるコミカライズ、小説冒頭をビジュアルノベル化したものがマブラヴ ALTERED FABLEに入っている。

原作はファミ通文庫より1巻から6巻まで好評発売中。
文章・吉宗鋼紀、イラスト・唯々月たすくで担当していたが、予想を超えた反響により連載長期化。3巻辺りで唯々月が降板し、その後は宮田蒼が引き継ぐが、度重なるトレース騒動で解雇されている。
小説掲載誌はテックジャイアンだが、第一部で連載は終了している。

電撃大王でイシガキタカシ氏によるコミカライズが連載していたが、絵師の体調悪化により原作2巻で終了。
以降の話は作画をROHGUN氏へ交代、『rising』と銘打って連載される。
コミックスはイシガキタカシ氏によるものが全3巻、ROHGUN氏によるものは現在5巻まで発売中。



2012年、サテライト制作でアニメ化。その後ゲーム化。2009年に、2010年ゲーム発売予定とか言ってた気がするが気のせいだ。だってageだし、またきっと延期するよたぶん
2013年1月に無事発売されたがゲーム版で判明した色々なことで賛否両論となった。




■【世界設定と物語の立ち位置】
BETA
"Beings of the Extra Terrestrial origin which is Adversary of human race"―人類に敵対的な地球外起源種―の侵略により、人類はユーラシア大陸ほぼ全域を失い、十数億人まで人口を減らした。
そんなBETAに対抗するために人類が生み出した兵器が『戦術歩行戦闘機』、通称戦術機である。

トータル・イクリプスは、2001年、国内に2つのハイヴを抱え苦境に立たされた日本帝国が、国連軍掲げる『プロミネンス計画』の下、米国ボーニング社からの技術提供を受け、次期主力戦術機開発を行うアラスカ・ユーコン基地が舞台となる。

【アニメ化について】
☆今作のアニメ化に際して


「スピンオフからアニメ化とかどん判」
「オルタアニメ化しろボケ」

という声が多くあるのに、なぜスピンオフからなのか?
今作のアニメを語るに当たって、まず言わなくてはならないのは「マブラヴオルタネイティヴ」の存在である。
コレをアニメ化するにはハードルの高さがあった。

実は『マブラヴ』本編のアニメ化のオファーは発売前からあった。さらにガンダムと同等以上の各話予算がスポンサー社内稟議を通ったにも関わらず、8年間制作現場が見つからずに実現に至らなかった。
んな状況で、アニメ化しやすいような規模で作り出された物語が本作品である。
………ようは円盤売れるかオルタやれるかの実験なんだよ!!

そのため、メインタイトルは「トータル・イクリプス」のみになっている。


…そして9年後。間に柴犬を挟み、遂にオルタアニメが放映開始された


【登場人物】
◇アルゴス試験小隊
現行機を安価にアップグレードさせる「プロミネンス計画」の下、F-15改良機「F-15ACTV アクティブイーグル」と、不知火改修機である「XFJ-01 不知火・弐型」運用試験を行う


●ユウヤ・ブリッジス(小野大輔)
主人公。アルゴス1
乗機はF-15E→吹雪→不知火・弐型(真ヒロイン)
米国(母)と日本(父)の日系ハーフ。それゆえ幼少期には実の祖父母などから差別を受けてきたため日本に関連するものには嫌悪感を示す。
ユーコン基地への派遣は左遷と不貞腐れている。女運が壊滅的に悪い苦労人。
戦術機>>>女の変態
テストパイロットを務めるだけあり非常に優秀でF-22・3機相手にF-15・1機で4分間も耐えきってしまうレベルの腕前。
F-22が対人戦に強くなったのもテストパイロットを務めたユウヤが原因だったりする。
自身の過去から人付き合いが悪いが仕事仲間としては多くの関係者に好感を持たれていた。
+ ネタバレ
ゲーム版で唯依とは異母兄妹と判明、母親はハイネマンの弟子でユーコン派遣は彼からの推薦だった。
軍としてもハイネマンの要請に応えただけで左遷する意思はなく軽い研修程度の扱いで、後々には昇進させ最新米軍機の開発に携わらせるつもりだった。
生家のブリッジス家はかなり名家で武家の血が混ざったユウヤは政界にとって得難い存在、本来であれば政治闘争に巻き込まれておかしくないほど。
だが軍需産業に強いブリッジス家の力で政治家が手を出せずにいるほどのサラブレッド、政治家になっていれば政治中枢はほぼ確約されているほどの逸材。
母親はそれを承知していたため父親にはなにも告げずに別れ、祖父母も政治利用されないように政界に手を回していた。
最終的には唯依から篁当主の証である刀「緋焔白霊」を託されている。

篁唯依(中原麻衣)
おっぱいヒロインその1。
乗機は武御雷F型
当初はユウヤと衝突することが多かったが、精神的に成長していく彼に少しずつ惹かれる…が素直になれないために空回り気味。

●タリサ・マナンダル(野川さくら)
ヒロインになれなかった貧乳チョビ
アルゴス2
乗機はF-15ACTV→不知火・弐型(2番機)
グルカ族出身元気系褐色ロリ。
かませのような登場をするが、実戦経験もある衛士。ククリナイフと名付けた格闘戦軌道により、敵を翻弄する。
ある意味最もスタッフに好かれたキャラ。

●ステラ・ブレーメル(大原さやか)
ヒロインになる気も無かったアルゴス4。おっぱい。
乗機はF-15E→F-15ACTV
状況把握と支援射撃が得意で、気配り出来るわ料理美味いわ、さらに母性といたずら心を兼ね備え、完璧なスウェーデン美人。

ヴァレリオ・ジアコーザ(浜田賢二)
通称VG。アルゴス3
乗機はF-15ACTV
女好きでかなりちゃらいイタリア軍出身軟派パスタ。

●イブラヒム・ドゥール(小山力也)
アルゴス試験小隊長。
指揮官としても衛士としても凄腕なウホッ、いい親父。
ソ連高官ともやり合える政治手腕の持ち主であり、唯依の目標
「ロードスの英雄」と言われ、難民出身で彼を知らない者は居ない。

●ヴィンセント・ローウェル(杉田智和)
凄腕メカニックで戦術機オタ。
ユウヤの親友であり、不知火・弐型整備チーフ。
周りに気配りの出来る良い奴だが、ガレージ組は出番が少ない。

●フランク・ハイネマン(津田英三)
プロミネンス計画の技術顧問としてユーコン基地に出向中のボーニング社の重役。
戦術機開発においては比類なき才能を持っている天才でYF-23を設計し、弟子と合作でF-14を設計したこともある。
一方過去が謎に包まれており人物でもあり、ソ連側とも親交があるなど不明な点が多い。
+ ネタバレ
本作の根幹に関わる重要人物、巌谷や唯依の父とは数十年来の親交があり、弟子はユウヤの母親ミラ・ブリッジスで父親が唯依の父ということも知っている。
天才の彼にとってミラはかなりの逸材だったようで「唯一僕に追いつける人材」とまで称していた。
ユウヤとは幼少期に面識があり母親とは別のベクトルで天才的なユウヤも高く評価していた。

F-14の技術をソ連に情報を流し、それによりSu-27などの独自開発開発に漕ぎつけることができた。
YF-23やJRSSなどもハイネマンが生み出したもので、戦術機開発においては鬼才と呼べるほど多大な影響力を持っている。
本人はあくまで現場のことを考えて必要な戦術機と技術を開発しているだけで、ソ連に情報を流したのもアメリカだけの独占で弟子との傑作機が終わること惜しんだため。
また政府が考える対人戦についてはあまり快く思っておらず、YF-23のコンペでステルス能力が必須だったからつけただけでなければつけなかったというほど。

◇イーダル試験小隊
ソ連軍から派遣されている部隊。
『紅の姉妹(スカーレットツイン』は圧倒的な実力を持ち、17分でBETAを852体撃破している(単純計算ならアルゴス小隊の4倍)
Su-37複座型Su-37UBチェルミナートル運用試験を行っているが、真の目的は別にある模様。

●クリスカ・ビーチェノワ(生天目仁美)
ヒロインその2。『紅の姉妹』おっぱい兼姉担当。イーダル1
乗機はSu-37UBチェルミナートル(操縦)

冷徹で常に国(と党)のことを考えて行動する典型的なソ連軍人。
でもイーニァに対しては甘々デレデレ。イーニァが懐くユウヤに興味を持つうちに、次第に彼のことが気になり初め…

●イーニァ・シェスチナ(能登麻美子)
ヒロインその3。イーダル1
乗機はSu-37UBチェルミナートル(砲手)
『紅の姉妹』ロリ巨…じゃなくて妹担当。見るからに子供(天使とも言う)で軍人らしくない性格、軍規や警備もなんのその、唯依姫やユウヤにも懐いている。
ときおり周囲の人間の心を見透かしたような発言、行動を取ることもあり…

●イェジー・サンダーク(斧アツシ)
イーダル試験小隊指揮官同志中尉。
向上心の高い野心家で、アルゴス小隊に頻繁にちょっかいを出す一方、自分の小隊も隠れ蓑にしてΠ3計画を進める。


◇その他【項目名不明、ID:1353390644(ID破損)へリンク有】
アニメオリジナルキャラはこっちを参照のこと

●ツイ・イーフェイ(石原夏織)
ヒロインその4。中国産暴風おっぱい。
バオフェン(暴風)1
乗機は殲撃10型
台湾人と中国人のハーフ。
ユウヤ曰わく暴れケルプ(昆布)。
戦闘も性格も真っ直ぐで、歯に衣着せぬ喋り方で度々チョビと敵対する。同じハーフという境遇からユウヤに興味を持ち、
ブルーフラッグでの敗北後は彼の嫁を自称する。たびたびユウヤへちょっかいをかけては唯依をヤキモキさせている。
彼女の作る麻婆豆腐は殺人級らしい。







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最終更新:2023年07月28日 17:50