げんしけん

登録日:2012/05/11 Fri 02:19:38
更新日:2024/04/07 Sun 15:15:38
所要時間:約 10 分で読めます





げんしけんとは、木尾士目がアフタヌーンで連載していた漫画
2002年~2006年までに初代が連載され、読み切りを経て2010年から二代目がスタートした。
2016年10月号にて完結した。

既刊21巻(初代1~9巻、二代目10巻~21巻)。

とある大学のアニメ・漫画分野を扱うサークルの物語であり、ヲタの日常や苦悩などを描きつつ廃部寸前だったサークルが活気を取り戻す光景を描いた作品。

また、初代に関しては連載の年数に添って部員達も歳を重ねるシステムになっており、初代は主人公の笹原が卒業するまでの物語だった。

アニメは現在3期とOVAが制作された。
1期は笹原らが2年次まで。
OVAは荻上入部まで。
2期は笹原の就職先決定までを描いたが初代の終盤は描かれなかった。
3期は二代目とタイトルを変え二代目の1巻からスタート。再始動に伴い、キャスト・スタッフ・製作会社をすべて変更した。
二代目の監督水島努曰く2期最終回~初代最終回までのアニメ未放映分はOVAなどで製作したいとのこと。


作中にて話題になったくじびきアンバランスはまさかのアニメ化を果たしてしまった。


●登場人物

◇現視研メンバー
  • 笹原完士 CV初代:大山鎬則 二代目:小橋達也
初代の主人公だが比較的地味なキャラだったせいもあり、2年次(アニメ1期)まではあまり主人公らしい活躍がない
しかし、3年次に会長に就任すると同人誌を作ってコミフェス(コミケ)に出ることをサークルの目標と定めてそれを無事達成して主人公らしい活躍を見せた。

その後、編集の仕事に興味を持ち編集プロダクションに就職した後に荻上と付き合うことになった。
彼が卒業したところで初代は終わる。

二代目では荻上の作品に編集者としてアドバイスしたりするが、仕事が忙しいために登場機会は減った。

笹原らが3年次に漫研と揉めたことで入部した女性。
初代のヒロインであり二代目序盤の主人公であったが、二代目後半は斑目がストーリーの核心となった為、一歩引いた立ち位置となっている。
中学の頃から絵などを書いていたがあることをきっかけに心を閉ざすようになってしまったが、現視研の活動や笹原との交際を通じて克服した。
初代終盤にて自ら同人誌を書きコミフェスに参加するなど着実に経験を重ね、読み切りではあるが漫画デビューを飾った。

二代目では会長の傍ら自作の制作に追われている。
1人になると東北地方の方言が出てしまう。

イケメン。
しかし、中身はハイレベルなヲタ。
女装コスプレはレベルが高く、格ゲーやらせば全国レベル、短期間でプログラミングをマスターとチートスペックなイケメン。

春日部さんとは幼少期の知り合いであり、後に交際する。

初代終盤にてエロゲーメーカーに就職してからは仕事が忙しくなり、登場機会は減った。

非ヲタ。
高坂からヲタ趣味を無くすため現視研に入り浸っていたが、廃部騒動時に率先して存続を訴えたことと緩い環境に馴染んでしまい、
初代会長に脅迫された結果入部した。
ある意味、斑目の成長には欠かせない人物でもあり、最後の一押しもこの人であり、男気のあるお方である。

基本、グーで殴るスタンスである。
初代の中の人がやたらとこういうキャラを演じるのが多いがきっと気のせいだ。

  • 斑目晴信 CV初代:勇者王 二代目:興津和幸
総受け
笹原達の1学年上の先輩。
笹原2年次までは主人公的な扱いであり、ヲタ系の知識も豊富。というか、全編通してのヒロインポジションであった。
アニメでは中の人の演技もありインパクトが強かった。
春日部がコスプレをさせられてから彼女を意識するようになるが、初代では結局告白することは無かった。
二代目では後輩や笹原妹から感づかれており、その後思いを伝えたが彼氏持ちであるため勿論フラれた。ただし、嫌悪感などはない雰囲気ではあった。
近くの会社に就職したため卒業後も出番は多く、二代目からは自室が波戸くんの着替え場所になり奇妙な関係がスタート。

  • 田中総一郎 CV初代:関智一 二代目:近藤孝行
斑目・久我山と同学年。
コスプレ衣装制作とプラモ制作に長けており、卒業後は服飾関連の専門学校に進学した。
コスプレが縁で大野と付き合うことになり、彼女の衣装を多数制作している。
ちなみに、アニメでは付き合うようになるシーンが追加された。リア充爆発しろである。

  • 久我山光紀 CV初代:乃村建二 二代目:安元洋貴
大きな身体とは裏腹に声が小さい人。強いられた訳ではない
荻上が入部するまで唯一絵が書ける人間だったが、同人誌制作時には笹原と衝突したこともある。
卒業後は医療メーカーの営業マンで外回りの日々。
彼曰く「ヲタクはなろうとしてなるものではない。」

長髪と巨乳がトレードマークで帰国子女のレイヤー。
そして、ハゲ・ヒゲ好きの親父趣味。
コスプレ関連が通じて田中と付き合うようになった。
他の女性部員には無理矢理コスプレさせようとする。
元々帰国した関係により卒業が半期遅れたが後に留年が確定した。

部内屈指の問題児。
入学直後に仮入部するも春日部に追い出されたため1年後に入部した。まさか、卒業するまで居残るとは誰しもが想像しなかったであろう。
その後は度々バカなことをするため役に立つのはたまにしかない。
春日部曰く「テレビに出てはいけない芸人」
親のコネで銀行員への就職が決まっている。
上記の通り初代のCVはヅラや渚カヲル役でお馴染み石田彰だが、全く違う声に初見は驚くだろう。
また、二代目のCVもルルーシュやカタナシ君のイメージが強いが、ときたま似たようなテンションになるドM高校生に近い演技である。
この人の卒業をもって、二代目も完結へと相成った。

本名・年齢などが一切不明の謎の人。
突然現れ、突然消える。
部室を掃除した際に16年前の写真に写っていたため更なる謎が残った。

2代目から登場した腐女子その1。
基本的に明るく語尾に「ッス」がつく。
3人の中では1番積極的に動くが実は一浪している。
また、男装のクオリティが高い2個下の妹がいる。
キャスト発表前に主題歌が上坂本人と告知されたこともあり、大概の人は吉武役は上坂になると予測しただろう。

  • 矢島美怜 CV内山夕実
2代目から登場した腐女子その2。
身体は横も縦もデカく(服のサイズはLL)典型的なヲタのため、波戸の女子力の高さには脱帽していたりとファッションなどに関しては無頓着。
メイクも波戸と吉武に教わっていた。
なにかと波戸との絡みがおおいため、吉武から波戸に好意をもっていると思われたが、本人曰く「ウジウジしているところが嫌い」とのこと。
しかし、ハトちゃんのアレを見てしまう・・・
画力は新入部員3人の中で1番低い。

2代目から登場した男の娘。斑目ハーレムの一人であり、事実上のヒロイン。
普段から女装癖がついており体毛のケアは欠かさないため女装時はパッと見て女。
そして、腐女子。
あとハト×マダ萌え。ただし、マダ×ハトもあり。
最近本編にて女装を封印する決意を固めたが…
このwikiでは何故か項目が先に出来ていた。
アニメになる前から声はどうなると思われたが女装時と通常時で分けるということになった。
しかし、通常時を演じる山本氏はかつてみつどもえにて母親役を演じた他、
同作品の共演者である井上喜久子から打ち上げまで男性だと気づかれなかった逸話がある。

大野のアメリカ時代の友達。斑目ハーレムの一人であり、金髪ロリ。
愛称はスー。
初代の終盤に登場して、初来日時に荻上になついてしまい、笹原らが卒業後に留学してそのまま入部した。
頻繁にアニメの台詞を喋る(ギレン、ムスカ、QB、セイバーなど)。
春日部の代わりに朽木に鉄拳制裁したり、斑目の代わりに会議をしたりもする。
最後は春日部の後押しで斑目と付き合う事になった。

◇現視研関係者
  • アンジェラ・バートン CV初代:甲斐田ゆき 二代目:小林未沙
スー同様、大野のアメリカ時代の友達。
斑目ハーレムの一人であり、グラマーな体型のレイヤーでメガネフェチ。
(同人誌の為に)年に2度程度の来日をしている。
斑目にちょっかいをかけるが、正妻よりも妾でも構わないから楽しみたいタイプ。

  • 笹原恵子 CV初代:清水香里 二代目:葉山いくみ
斑目ハーレムの一人であり、笹原の妹でギャル。
高坂に惚れてしまい兄と同じ大学に入学+ヲタクになると言ったが大学は不合格になり専門に進学したが退学してキャバ嬢になった。
無論、ヲタクにもならなかった。

◇漫研の方々
  • 高柳 CV柳沢栄二
漫研の会長。
原口の存在に悩まされながらも荻上の紹介やコミフェス手伝いなど現視研をアシストした。

  • 加藤 CV中尾衣里
藪崎らの先輩。
漫研の人間関係のストッパー役であり髪で隠れた素顔は美人。

  • 藪崎 CV初代:高木礼子 二代目:米澤円
関西弁で喋る漫研の部員。
入学当初は荻上と揉めていたが現在は荻上の実力を認めている。
2代目ではコミフェスの手伝いもしていたが、それが漫研にバレたため麻田と共に追放された。

  • 麻田 CV初代:斎藤桃子 二代目:多田このみ
藪崎と行動を共にするクリッとした目の女。
語尾に「ニャ」とつける。
ちなみに、名前はアニメ2期で公表された。



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最終更新:2024年04月07日 15:15